ハンニバルシーズン3　第9話『レッド・ドラゴン～誕生～And The Woman Clothed With The Sun』

2015/12/17

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ハンニバルシーズン3のあらすじ

ウィルやジャックたちをめった刺しにしたハンニバルは逃亡し、名前を変えてイタリアに潜伏していた。彼の横にはモーリア博士(ベデリア)が…。何とか生き延びていたウィルたちはハンニバルを追いかけ、追い詰めて行く！映画「レッド・ドラゴン」へ続くドラマシリーズ

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

ハンニバルによる分析

ウィルはハンニバルの元を訪れ”噛みつき魔の被害者の選び方”について意見を求める。資料を呼んだハンニバルは「内向的な男だな。会ってみたい。おそらく彼は醜い男か自分を醜いと思っている。君も考えたはずだ。家じゅうの鏡を叩き割ってた。破片を使う為じゃない。君は見たか？彼らを殺す姿を？」と分析しウィルの共感能力が再び研ぎ澄まされるよう誘導しているようだった。そして「被害者の家はどんな庭だった？」と聞く。ウィルは「広くて木々で囲まれてる」と答える。するとハンニバルは「このピルグリム(遍歴者：映画では巡礼者)が月と関係あるなら外に出て月が見たくなる。逃げる前にね。もし裸だったらプライバシーが守られた方がいい。月光の下で血を見たことは？真っ黒に見える」と言った。

刻まれた”中”の文字

ウィルとジャックはFBIのラボにいた。ジャコビ家の車庫の裏で絞殺されて布巾に包まれていた猫の遺体が見つかる。そしてリーズ家の犬も腹を刺されていたが治療して助かっていたこともわかっていた。ウィルは「犯人は家族を殺す前にペットを襲った？」と聞く。ジャックは「騒がれる前に始末したんだろう。下見しペットを殺し家族を。」と答える。「襲われたペットがいたら報告するよう獣医や動物保護施設に言わないと」とウィルは言った。その後ウィルは被害者宅の周りを見回っていた。すると不自然に枝を切られた箇所を見つける。そしてその横の木には”中”という漢字が彫られていた。ウィルは「ここから座って彼らを見てた」と呟いた。再び歩き出すと記者のラウンズが現れる。噛みつき魔について探っているラウンズだがその件に関しウィルが復帰、そしてハンニバルに意見を求めていることに興味を持っていた。「噛みつき魔の捜査に行き詰まり捜査官は殺人鬼に助けを求める。当局者は語る。毒をもって毒を制すると」と記事の文言を話すとウィルは「使う毒はハンニバルかそれとも僕か？」と少しイラついた口調で言う。ラウンズは「読者の判断に委ねる。私を利用したら？サイコパスはナルシスト。自分の記事が大好きよ。」と言った。

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恋する殺人鬼

噛みつき魔ことフランシス・ダラハイドは会社の同僚で盲目の女性マクレーンに出会う。彼女のことが気になるダラハイドは帰り道バス停でバスをじっと待つマクレーンに声をかけ、自分のワゴン車に乗せて家まで送っていく。家に着くとマクレーンはお茶を入れるから上がって行ってと誘ってくれた。器用にパイを切り分け出してくれる彼女。2人は少しの間話をした。マクレーンは「あなたの顔に触っていい？笑顔かしかめっ面か知りたい。」と言ってダラハイドの顔に手を伸ばす。ダラハイドは触れられるのを恐れるように彼女の手を掴むと「信じてくれ…僕は笑ってる」と言った。

繋がる二人

ハンニバルの元に一本の電話が入る。「弁護士からよ」と言われたが出ると「もしもし、レクター博士。あなたが私に興味を持って下さり光栄に思います。あなたなら私の正体を誰にも言わないはず。大事なのは私がなろうとしてるもの。これはあなたにしか理解できない。」とダラハイドからの電話だった。ハンニバルは冷静に「教えてくれ。何になるんだ？」と聞く。ダラハイドは「大いなるレッドドラゴン(赤き竜)だ」と答えた。

ダラハイドの事件以外にアビゲイルの回顧録的なシーンもありました。ですが完全に時間稼ぎだな～。もうダラハイドのは映画で描かれているのであえてドラマで無駄に引き延ばさなくてもいいような気がするんですがね…。7話の段階で潔く終わってくれた方が楽しかった気がします…。でもここまで観たのでラストまでは観ようと思いますが変化が無ければなんだかな…です。