ハンニバルシーズン3　第8話『レッド・ドラゴン～序章～The Great Red Dragon』

2015/12/10

※この記事にはプロモーションが含まれています

ハンニバルシーズン3のあらすじ

ウィルやジャックたちをめった刺しにしたハンニバルは逃亡し、名前を変えてイタリアに潜伏していた。彼の横にはモーリア博士(ベデリア)が…。何とか生き延びていたウィルたちはハンニバルを追いかけ、追い詰めて行く！映画「レッド・ドラゴン」へ続くドラマシリーズ

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

新たなる異常者

ハンニバルが投降した形となってから3年。皮肉にも”精神異常”で死刑を免れたハンニバルは収容先の病院でアラーナやチルトンと話したりして過ごしていた。
そんなある日”噛みつき魔”という呼び名がついた連続殺人犯が世間を騒がせていた。その犯人であるフランシス・ダラハイドという男はウィリアム・ブレイクの水彩画”大いなる赤き竜と日をまとう女”の虜だった。口に障害(口唇裂)を持ち自らを脱却したいと願うダラハイドは背中に大いなる赤き龍のタトゥーを入れたり、怪しい店で義歯を買ったりしていた。そして彼はハンニバルに憧れを抱いているのか彼の事件の記事などの切り抜きをスクラップブックにまとめていた。

スポンサーリンク

ウィル、再び現場へ

噛みつき魔のしっぽを掴めず困ったジャックはハンニバル事件以降FBIから引退していたウィルの元を訪ねた。ウィルはモリーと言う女性とその息子と3人で穏やかな生活を送っていた。ジャックから捜査に協力してほしいと頼まれるが関わりたくないと断る。だがジャックは幸せな一家を惨殺する事件を引き合いに出しモリーにウィルを説得するように頼む。その晩モリーに話をされたウィルは渋々捜査協力することを決めた。そして一人事件現場へと行き犯人像を掴もうとする。一通り現場を見たウィルは犯人に”共感”し殺しの順番やそのやり方などを見立てる。
そしてウィルはジャックを訪ね「ある考えを取り戻したい。ハンニバルに会う」と言う。ウィルは事件に関する意見を求めにハンニバルの元を訪れたのだった。

今回からガラッと変わって映画レッド・ドラゴンまでの空白を埋めるという感じでしょうか。ドラマとしてのハンニバルは終わったと思えば良さそうですね。今回は序章ということもあり中身はあまりありませんでしたね。せっかく穏やかな生活を手に入れたウィルは再び現場へと戻されハンニバルのおもちゃになっていくわけです。もうちょっとテンポが速くなると嬉しいですが残りもこのくらいまったりと進行するんでしょうか…？