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ハンニバルシーズン3　第11話『レッド・ドラゴン～葛藤～And The Beast From The Sea』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

獄中からの指令

ウィルはジャックとアラーナに美術館で”レッド・ドラゴン”に会ったことを報告する。レッド・ドラゴンは絵を食べていたということを話すとジャックたちは驚いていた。彼は何者で何をしようとしているのか…話しているとウィルは「鍵はハンニバルだ。彼は知ってる。竜が何者かを。おそらく患者だ」と言った。
その頃ハンニバルと電話で接触をしていたダラハイドは己の中の”竜”が愛するマクレーンを欲しがっているが竜に彼女を渡したくないと話した。ハンニバルは「竜は君の腹の中にいる。誰かにくれてやりたまえ。」と言う。ダラハイドが「ウィル・グレアムに興味があります」と話すとハンニバルは「(ウィルは)家族持ちだ。自分を守れ。皆殺しにしろ」と言った。

狙われたウィルの家族

ウィル不在の家では飼い犬たちが食中りを起こしていた。妻のモリーと息子が動物病院へ連れて行くと”中国製の缶詰を食べたせいでは”と言われ犬たちは一晩預かってもらうことになった。
そしてその晩。モリーと息子のウォルターが眠る家の外にはダラハイドの姿があった。いつもの義歯を入れ顔にはマスクを被っていた。ダラハイドは静かに家に近づいていくが、その時モリーは何やら怪しい気配に気づきベッドから出る。音を立てないように息子を起こし外へ逃がした。家じゅうを捜すがモリーたちを見つけられないダラハイドは焦っていた。モリーは車のサイレンを巧みに使い息子を連れて逃げ出した。そして通りすがりの車を見つけると身を呈して停車させた。急いで車に乗り込むが「何やってんだ！」と怒って車の外へ出た運転手が追いかけて来たダラハイドに銃で撃たれ殺されてしまう。モリーは慌てて車に乗り込み走り出す。後ろからの銃撃を肩の辺りに一発食らってしまうが逃げ切ることができた。

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素直に協力するわけがない

ウィルの家族が襲われたことによりハンニバルとレッド・ドラゴンは接触があると確信したジャックとアラーナはハンニバルの部屋に電話を持って行き”噛みつき魔”と話すように言う。「電話を逆探知する。奴が電話してきたらなるべく引き延ばせ」とジャックは言った。
その後マクレーンを愛しすぎて混乱してしまったダラハイドがハンニバルに電話を掛けて来る。ダラハイドは心の内をハンニバルに話しハンニバルも彼の話を聞いていたが、横ではジャックたちが逆探知している。ハンニバルはふと「逆探知だ」と言って電話を切ってしまった。ダラハイドはハンニバルのオフィスから掛けて来ていたが、FBIが到着した時にはもう姿はない。現場に来たジャックは難しい顔をしながら「ハンニバルは楽しんでいる…」と言った。

変化を望む者

「あんたみたいな異常者にはウンザリだ。奴に何を言った？」とウィルはハンニバルに聞いた。「自分を守れ、皆殺しにしろ。そして君の住所を教えた。」とハンニバルは涼しい顔で答えた。尚且つ「奥さんは？」と聞いてくるハンニバルにウィルは怒りながら「それを聞くのか？」と言う。だがハンニバルは淡々とそれがまるで正しいことのようにダラハイドについて解説を始める。「君たちはお互いを”怪物”だと思ってる。」「”私の胸には2つの魂が宿り互いに離れたがっている”竜が彼に自由を与える。彼は脱皮し、自分の声を持ち自分を表現する。新たな肉体を作り自らの人格から離れる。積極的かつ慎重に。変化を望んでる。」と言うとウィルは「奴は家族を殺してない？彼らを”変えた”のか？」と聞いた。ハンニバルは「君も変化したいだろ？」とじっとウィルの目を見つめ答えた。

噛みつき魔の襲撃をかわしたウィルの嫁モリー賢すぎ！危機管理能力が素晴らしいですね～。私だったらあっさり殺されてると思いますwハンニバルは獄中からでも簡単に人を操り、そしてウィルに危害を加えられる。その才能他で使えばいいのにと思ってしまいますけどね…。ラストのガラス越しのシーンですが見つめ合うハンニバルとウィルがもうなんか…濃い世界でした…

今日の一枚

hannibal season3 ep11