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ハンニバル シーズン3　第10話『レッド・ドラゴン～覚醒～And The Woman Clothed In Sun』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

殺人鬼の恋

ハンニバルに強い憧れを抱き弁護士を装って電話を掛け、ハンニバルとの繋がりを持ったフランシス・ダラハイド。
彼は同僚の盲目の女性マクレーンを動物園に連れて来た。歯の治療のため薬で眠らされているトラを彼女に触らせてあげようとしたのだ。緊張した様子のマクレーンは虎に近づき「D(ダラハイドのこと)説明してくれない？」と言う。ダラハイドは「とても印象的だよ。オレンジと黒の縞模様…そのオレンジがとても鮮やかで体の周囲に血をまき散らしたようだ。まぶしく輝いている」と話した。マクレーンはその情景を思い描くようにして虎に触れた。そして体や顔を撫で驚きと感動の顔を見せるとそっと虎のお腹に顔を当て涙を流した。ダラハイドはその様子をじっと眺めていた。
その晩2人はダラハイドの家にいた。マクレーンは「説明が上手だったわ。感動的だった。今までで一番感動したかも。」と言う。2人はその日一夜を共にすることになる。ダラハイドはマクレーンに対し本物の愛情が芽生たようだった。

”中”はレッド・ドラゴンを表す

ウィルはハンニバルの元を訪れ、木に彫られていた”中”の文字について意見を聞いていた。ハンニバルは「中国の文字で”的中”の意味だ。ギャンブルで使われる。」と言った。ウィルも「幸運の印か。この文字は麻雀パイにもある。意味はレッド・ドラゴン(赤き竜)」と言う。ハンニバルは「”見よ、大いなる赤き竜がいた”ウィリアム・ブレイクの大いなる赤き竜の絵を？懇願する女性の前に竜が立ち尾を巻き付けてる。西洋美術の肖像の中であれほど独特で悪夢のような、性的エネルギーを発するものはない」と話しウィルが赤き竜の絵に興味を持つよう仕向けたようだった。

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鉢合わせ

ブルックリン美術館を訪れたダラハイド。受付でジョン・クレーンという偽名を記名した。やって来た担当のハーパーに連れられてダラハイドは”赤き竜の絵”が保管されている部屋へと向かった。丁寧に箱に入れられた赤き竜がお目見えするとダラハイドは高揚感を覚える。
「手は触れないでください。見事でしょう？どんな複製でもこの色は再現できない。ブレイクは白墨も使って…」と説明するハーパーを後ろから殴り気絶させると部屋の奥へと引きずっていく。そして絵の前に戻って来たダラハイドは入れられていた袋から絵を取り出し愛おしそうに頬ずりすると端からむしゃむしゃと食べ始めた。
その頃美術館にウィルが到着した。学芸員に「ブレイクの見学は今日二人目だ」と言われエレベーターに乗り部屋につくとウィルは背後に何か気配を感じる。ふと扉の開いているエレベーターに目をやると靴の先が見えた。それに近づいたウィルはそこでダラハイドと出会ってしまう。一瞬止まった二人だがダラハイドは突如ウィルを掴み上げエレベーターの外へと投げ飛ばした。ダラハイドはエレベーターに乗って逃げ、ウィルも階段で追いかけるが逃してしまった。

ウィルとダラハイドが出会ってしまいましたがこれは偶然ではないですよね…？おっさん(ハンニバル)が仕組んだんですよね？
ハンニバルは電話に細工をして出版社の人間を装いウィルの住所を聞き出そうとしていました。獄中にいながらもまた何かウィルに仕掛けようとしているのでしょうか…
それと今回はベデリアさんの所を訪れたウィルがハンニバルについて語りあう場面がありましたが尺取り過ぎでしょ～。ベデリアさんも頭おかしいのだけはわかったww

今日の一枚

hannibal season3 ep10