ハンニバルシーズン3 　第12話『レッド・ドラゴン～暴走～The Number Of The Beast Is 666』

2016/01/13

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ハンニバルシーズン3のあらすじ

ウィルやジャックたちをめった刺しにしたハンニバルは逃亡し、名前を変えてイタリアに潜伏していた。彼の横にはモーリア博士(ベデリア)が…。何とか生き延びていたウィルたちはハンニバルを追いかけ、追い詰めて行く！映画「レッド・ドラゴン」へ続くドラマシリーズ

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

仕掛けられた罠

アラーナとジャックと話し合うウィルは「竜は僕に何らかの関心を持ってる。奴らは自分の記事を読みたがる。ラウンズを使おう」と言った。だがジャックが「君への取材を要求するぞ。写真も撮られる。」と言った。ウィルは「竜を捕まえる為なら仕方ない。タトル・クライムで竜の悪口を言って僕を狙わせる。」と言う。アラーナは「私でも分かるんだから彼も罠だと気づく。あなたの話を正当化する専門家がいないと」と言った。ウィルはアラーナにやってくれるか？と聞くがアラーナは「バカじゃないわ」と断った。そして白羽の矢が立ったのはチルトン博士だった…ジャック立ち合いの元チルトンとウィルは散々に”噛みつき魔”をこき下ろしそれをラウンズが取材し、記事にした。

憎悪の向かった先

ウィルは自分を狙わせる為に罠を仕掛けたが”噛みつき魔”が狙ったのはチルトンだった。チルトンは拉致されダラハイドの屋敷へと連れて行かれる。「私は君の顔を知らないし、君が何ものかを知る由もないんだ」とチルトンは逃がしてもらおうとするが、記事のことを怒っているダラハイドは「なぜウソをついた？お前は私がやっていることを分かってるのか？」と言った。チルトンは必死にダラハイドにすり寄る発言をするがダラハイドは自らを神のように振舞っていた。その時マクレーンがやって来る。「少しでも音を立てれば彼女を殺す」と言われたチルトンは間近にマクレーンがいるが助けを求めることもできずただただ怯えてじっとしていた。マクレーンはチルトンに気付いた様子もなくすぐに帰って行ってしまい、ダラハイドの狂気を止める事はできなかった。ダラハイドはビデオカメラをチルトンに向け、何かをしゃべらせるといつもの義歯を取り付けチルトンの口を噛み千切った。

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”口”は災いの元

ハンニバルの元に封書が届けられる。中を開けるとそこには人間の唇と思われるモノが二つ入っていた。そして「これで彼は私を怒らせた」と言うメッセージが添えられていた。アラーナはそれを見て驚くがハンニバルは「竜がチルトン博士に腹を立てる気持ちはわかる」と言った。ジャックも来て”口”を鑑定しようとするが一つ無くなっていた。「もう一つは？」とハンニバルに聞くがすでにハンニバルが食べていた。「1つあれば捜査には十分だ」とニヤニヤしながらハンニバルは答えた。

模倣

その後届けられたチルトンのビデオメッセージを確認するウィルたち。「私の話はすべてウィル・グレアムの嘘だ。私はずっと竜を冒涜してきた。それでも竜は慈悲深い。私の口からもっと怖い話を知るだろう」と話すチルトンが最後はダラハイドに口を噛み切られる様子が映っていた。テレビから流れるチルトンの叫び声にウィルは震え、手で耳を塞いだ。
口を噛み切られ、車いすに固定されたまま火だるまにされたチルトンだが奇跡的に一命を取り留めていた。そしてウィルはチルトンに呼ばれた。ジャックに「ひどい状態だから覚悟していけ」と言われ病室に入ると、そこには唇が無い為に歯がむき出しになり全身が黒焦げになっているチルトンがいた。チルトンは上手く喋れないがウィルは聞き取った。それは自分をハメたウィルへの恨み言だった。
そして盲目の黒人女性が来たことを聞き「リーバだ。竜が電話でハンニバルに話していた。」とジャックが言った。
その頃マクレーンをさらってきたダラハイドは「私が赤き竜だ」と告白していた…

チルトン博士…(´・ω・`)かわいそうな姿になってしまいましたね。以前ウィルたちがラウンズの死を偽装する為にやった火だるま車イスを模倣されてしまいました。あんな姿になっても生きて行かなければならないとは…また整形で何とかなるのでしょうかねぇ…。
ダラハイドさんはマクレーンに自分が殺人犯であると言っていましたが彼女をどうするつもりなんでしょう。
次回はとうとう最終回を迎えます。無理やり引っ張った結果、どのように締めくくってくれるのか見ものですね。