ハンニバルシーズン3　第6話『ドルチェDolce』

2015/11/25

ハンニバルシーズン3のあらすじ

ウィルやジャックたちをめった刺しにしたハンニバルは逃亡し、名前を変えてイタリアに潜伏していた。彼の横にはモーリア博士(ベデリア)が…。何とか生き延びていたウィルたちはハンニバルを追いかけ、追い詰めて行く！映画「レッド・ドラゴン」へ続くドラマシリーズ

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

闘いの後で

傷を負いながらも家へとたどり着いたハンニバルはベデリアの治療を受け回復に向かっていた。そして再びウィルたちから逃れようとするがベデリアは行かないと言う。「荷物が少ないな」というハンニバルに「あなたのだけよ。ここでお別れ。正確にはあなたが私を置いてくの。」とベデリアは言った。それを聞いたハンニバルは「こんな別れは想定外だ。別の形を考えていた」と言う。「あなたは私を食べる気だった。でも急いで食べる気はなかったのよね。私を食べてもいいわよ」と言って二人はキスをするがベデリアは「でも今日じゃない」と言った。
一方パッツィ刑事の遺体を降ろす様子を見ていたジャックの所にウィルも合流した。パッツィ刑事がきちんと段階を踏んでいればハンニバルを捕まえられたが彼が賞金に目がくらんだことを話していた。そして二人はハンニバルを追い詰める為動き出すことにする。

妄想の食卓

メイスンはコーデルの作る豚の料理を食べながら”レクターを食べる妄想”をしていた。いつか来ると思っているその日を頭の中で思い描く。そんな日々を過ごす彼にパッツィ死亡の連絡が入る。メイスンはアラーナたちとイタリアでの事件のニュースを見ていた。「あいつに大金を払ったのに…」とメイスンは怒る。アラーナは「あなたとパッツィの関係がばれないかしら？」と心配する。そしてハンニバルに逃げられても困るし警官を買収した方がいい、部局全部した方がいいかもとアドバイスした。

来訪者たち

ベデリアの家に突然千代が銃を持って現れる。ベデリアは冷静に「勝手に入ってきたようだから聞くけどあなたは誰かしら？」と聞いた。千代は「家族よ」と答え「あなたは誰？」とベデリアに聞き返す。ベデリアが「彼の精神科医よ」と答えると千代は「捕らわれた鳥ね。私も彼の鳥よ。彼は鳥かごに入れて観察してる」と言い二人はハンニバルについて話しをする。ベデリアは「彼をどうしたいの？」聞いた。「彼を檻に入れたいの」と千代は答える。ベデリアは「彼の最大の過ちはウィルだと思っていたけど…失礼するわ。薬を打たないと」と言い注射器で自分に薬を投与した。そして薬でぼーっとしているベデリアの元に来訪者が…「フェル夫人ですね？」そこに立っていたのはウィルとジャックだった。

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いつも入る邪魔

「自分を取り戻せ、ベデリア」とウィルは言うが「私の名前はリディア・フェルよ」とベデリアは言う。朦朧とする中でジャックに写真を見せられ「これが君だ。君はベデリアだ」と言われるが違うと言う。置かれていた薬を見たウィルたちは「ハンニバルがミリアムに使っていた薬か…考えたな。これで混乱していると思わせようと？」と言った。そしてウィルが突然いなくなってしまう。ジャックは「ウィル？ウィル？」と驚いた。
ウィルはボッティチェリの絵画の前で絵を描いているハンニバルの横に座った。「あなたと僕の境界線は薄れてきている。同化してるんだ。あなたの犯した罪が自分がやったことの様に思える。アビゲイルのことだけじゃなく過去のも未来のも」と言った。二人は話しをした後美術館を出て歩き始める。それを屋根の上からスナイパーライフルで狙う千代がいた。千代は照準をハンニバルに合わせるが本物の狙いはウィルだった。ウィルがポケットナイフを取り出した瞬間彼の肩に一発の銃弾をぶち込んだ千代。ウィルはその場で倒れてしまった。

続くハンニバルの狂気

ハンニバルはウィルをどこかへ連れて行く。そして「千代は私の味方だから」と言った。ウィルはそれを聞いてハハハと笑った。ハンニバルはウィルに薬を打ちケガの手当てを始める。ウィルは朦朧とする中でしばし幻覚を見ていた。そして現実に戻るとハンニバルがスープを持って来てウィルに飲ます。「まずいスープだ」とウィルが言う。そして「もう一人客が来るのか？」と聞いた。ウィルの目線の先には食器が一人分用意されていた。その頃マンションのホールに来ていたジャックは”ソリアート　7B”と書かれたプレートを見てエレベーターに乗り込む。そこに千代もやって来た。面識のない二人だが千代は行き先ボタンが7階になっていることに気付きジャックがハンニバルの関係者だと分かったようだ。そして同じフロアで降りた千代にジャックも何かを感じたようだった。彼女を先に歩かせる。千代は「フロアを間違えたわ」と言うと階段を下りて行った。ジャックは銃を構え警戒しながら部屋へと入る。ウィルを見つけるとウィルが「彼はテーブルの下だ」と言う。ジャックがハッとした顔をした瞬間テーブル下に潜んでいたハンニバルはジャックの足をナイフで切った。
ウィルと同様ジャックも食卓に座らされていた。「リラックスできる薬を投与しておいたよ」とハンニバルはジャックに言った。以前も食卓を囲むはずだった3人の男たち。ハンニバルは「前にジャックが君の頭の中を覗こうと言った。その機会を得られたよ」と言って電動ノコギリを出し始める。そしてウィルに頭に当てようとする。ジャックは「ハンニバル！やめろ！」と叫ぶがハンニバルはウィルの頭に電ノコを入れた。
目が覚めたウィルはハンニバルや豚と共に逆さに吊るされていた。そこにメイスンが現れ「マスクラット・ファームへようこそ」と言った。

えっと…結局ウィルは軽く電ノコ入れられちゃったけどその時にメイスンが金で雇った者たちが来てハンニバル共々捕まってしまったということでしょうか。そして食肉工場的な所で捕らえられてると…。ジャックは一体どうしたんだろ…。そしてイマイチ千代のしたいことが分からないけど自分の手でハンニバルを苦しめたいという事なんでしょうか。メイスンの所に来たってことはアメリカに帰って来たのかな。舞台が変わりそうですね。