ブラックリスト シーズン3 第11話『グレゴリー・デヴライ』
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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
復帰したリズ
捜査官として復帰することは叶わずレッドと同じくコンサルタントとして戻って来たリズ。仲間達を前に挨拶をするがすぐに涙が出そうになる。「皆をひどいことに巻き込んだ。なのになぜか私を見捨てずにいてくれた。”仕事だ”が口癖の誰かさんまでね。恩は計り知れない」とお礼を述べた。
そしてその後レッドから世界の犯罪組織のボスが一堂に会する予定があると聞いたリズは仲間たちにその情報を流し一気に捕らえようと考える。会合を招集した人物の旅券を手配していたため集まる場所がどこなのか知っていると思われるハワード・ジャズノックという人物を捜すとジョージタウンにいることが判明。クーパーたちは向かおうと立ち上がる。リズも立ち上がるが残念ながらコンサルタントは現場へ行くことができない。アラムが「中もいいよ」と慰めてくれた。
リズは今度は港にいるトムに会いに行った。トムもリズの姿を見て喜ぶ。2人はキスをした。トムはワッシャーを持つとリズの前に跪き「これはワッシャーだが後で必ず交換するよ。」と言うとリズの左手薬指にそれをはめて「エリザベス・キーン。結婚してくれ。前はいい夫じゃなかった。でも努力する。他のものになりたくない」とプロポーズをした。リズは笑いながら何て言っていいかわかんないと答えた。そして「10年先の希望なんてわからない。一年先でも。分かるのは今どうしたいかだけ」と言って2人はボートで激しく愛し合った。
もう一人のレディントン
ハワード・ジャズノックを見つけ連行したレスラー。「シェル・アイランドの件だよ。招待客の名前を教えろ!」と言うとジャズノックは「名前は知らない。住所しか…」とあっさり吐いた。
FBIは早速教えられた住所に突撃。そこに居た男は局長を始めあらゆる事件の資料を持っていた。男を捕まえたレスラーが「お前は誰なんだ?!」と聞くと男は「レディントン…レイモンド・レディントン」と答えた。
レッドを名乗る男が現れたと連絡を受けたリズもすぐにやって来る。ナヴァービたちに「レッドのDNAはデータになく照合もできない。」「彼が今まで提供した情報を持っていた」「彼は極秘のデータを持ちすぎている」と言われ彼が偽物のレッドと言い切れないし、今まで一緒に仕事をしていたレッドが本物のレッドだとも言い切れない状況になってしまう。リズは捕まえた男と直接話をしに行く。男は「今まで組んでたのは誰かと思ってるだろ?なぜ私の仕事仲間が逮捕されだしたのかずっと謎だった。だがテレビで君とあの男を見たんだ」と言った。リズはどうやって極秘のファイルを手に入れたのか聞くが「君らがレディントンと呼ぶ男は偽物だ。君を利用してる。情報を持ってる理由もシェル・アイランドも教えよう。偽物と10分会わせればな」と言いあくまで自分が本物のレッドだと主張。さらにレッドとの直接対面を要求してきた。
情報を握る者の誘拐
連絡を受けレッドもやって来る。捕まえた男が何者なのかどうして極秘ファイルを持っているのかと話していると偽のレッドはレッドが来たことを察しカメラ向かって「いるんだろ?今からFBIの上級職員がさらわれる。私なら救える。だが引き換えに偽物と会わせろ」と言いレッドがマイク越しに反応すると偽のレッドは「お出ましだな。素晴らしい!では始めよう。1時間しないうちにジャネット・マクナマラを私の友人が誘拐する。シェル・アイランドの常連マーカス・カリジューリだ。」と言った。リズ達はすぐにマクナマラについて調べる。すると彼女は高官でレッドの件を含む機密情報を知ってる人物だとわかる。もし捕まればレッドとFBIの繋がりがバレてしまう。アラムの調べでマクナマラの居場所を割り出しレスラーとナヴァービはすぐに向かった。幸いまだ敵は現れておらずレスラーたちはマクナマラを保護しようとするがそこに銃を持った男たちが来てしまう。レスラーたちは対応するが結局マクナマラは誘拐されてしまった。
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偽物と本物のご対面
偽のレッドの元へとやって来たレッド。だが偽レッドはいかにも自分が本物であるかと言う様に「君は誰だ?」と言い本物のレッドでなければ知りえないような情報をべらべらとしゃべりだす。静かに聞いていたレッドは「そんなに調べてくれて嬉しいよ」と言った。直接対面してみても相手は自分が本物のレッドだと言い切るだけで話し合いにはなりそうになかった。
リズは偽のレッドと再び話をする。「マクナマラが誘拐された。カリジューリはどこ?会合の場所を教えて」と聞くが偽のレッドは「情報提供はしない。奴は君を利用して私の席を乗っ取る」と答えた。リズは思わず笑ってしまい「あなたの望みは何?」と聞いた。偽のレッドは「釈放だ。外へ出せば会合が開かれる場所を教える。私を自由にすれば君は大勢の犯罪者を逮捕できる。」と答えた。
リズはクーパーたちと相談をする。信用できないと言うレスラーとマクナマラの命もかかってるから信用すべきだと言うナヴァービと意見が分かれるが決断を求められたクーパーは「マイクをつけて釈放し後をつける」という条件で釈放することにした。
すべては”無実”を証明する為に
その頃本物のレッドはリズ達には言わず世界の犯罪組織のボスが集まる会合へとやって来ていた。リズとの逃亡が世間に知れることとなりFBIと繋がっているのではないかと疑われているレッドは「疑問を持たれるのは分かるが一切事実無根だ。皆を裏切ってないことをディナー中に証明し卑劣なマネをした者を捜しだす。」と言うがカリジューリは嘘だと言ってスマホを出すと捕まえたマクナマラに「レッドはFBIに情報を提供していた」と自白させた動画を皆に見せた。犯罪者の情報をFBIに渡しているとバレ、まずい状況に置かれたレッド。そんな時会合場所の外ではリズ達FBIが作戦の準備を行っていた。偽のレッドにカフス型のマイクを仕掛け中に入って行かせた。
カリジューリからナイフを突きつけられるレッドだがそこへ偽のレッドが入って来た。「偶然君の話をしていたよ」とレッドは偽のレッドに言った。外で待機するリズたちも会合の音声が聞こえてきてそこにレッドがいることに驚いた。レッドはボスたちに「紹介しよう。レディントンだ」と偽のレッドを紹介した。偽のレッドは「奴は偽物だ。私が君らを呼んだ。正体をバラされると思い奴は先手を打ったつもりだ。」と言う。本物のレッドは今現れた男こそがレディントンの名を騙りFBIに情報を流していた。そしてマーカス・カリジューリが彼を雇ったと言い始める。カリジューリも偽のレッドも「ウソだ!」と否定するが周りはあながちレッドが嘘をついているとは思っていないようだった。レッドが「FBIのやることだ。情報屋にマイクをつけてる」と言うと護衛たちが偽のレッドを押さえ付けマイクが無いか調べる。カフスボタンに隠されたマイクが発見されると危険を感じたリズ達は突入を指示。上空にはレッドたちが逃走用に手配したと思われるヘリがやって来た。ナヴァービたちは急いで屋上へと向かう。
その頃レッドは偽のレッドのおでこにナイフを当てていた。「FBIもすぐ来るはずだ。君のせいでな。だから我々は急ぐよ。だが行く前に誰に雇われたのか教えてくれ」と聞くと偽のレッドは「カリジューリだ。キーンを知ってると言っていた。」と言う。「ウソを言うな!殺すぞ!」と近寄るカリジューリにレッドはナイフを突き刺した。そして耳元で「君の言う通りだ。私が情報を渡してる。地獄の友人たちに伝えてくれ。私もすぐに行くとな。」と言った。その後レッドは偽のレッドを銃で撃ち殺し、屋上へ行くと見せかけて地下からボスたちを逃がし自分も逃げた。
偽のレッドの正体
その後レスラーによって救出されたマクナマラだが、彼女はレッドがFBIに通じていると知っている人物の為レッドは彼女に退職しこちらが用意した家で過ごすように言った。そして”監視”すると伝えた。
そしてレッドとリズは偽のレッドの葬儀を遠くから見ていた。「彼は誰なの?」とリズが聞くとレッドは「グレゴリー・デヴライ。親友で一流のペテン師だ。詐欺師として成功してた。」と答えた。「なのに殺した?」と聞かれるとレッドは「彼は末期の胃がんを患っていて安楽死は彼の希望だ」と答えた。「偽の自分で信用を回復したのね。」とリズは言った。
ようやく結社との戦いがひと段落ついたと思ったリズだけど敵は結社以外にもたくさんいること、そして母親絡みでそれが自分とは無関係ではないこと、更にもしかしたら母親は死んでいないかもしれないと知ったリズ。まだまだ試練は続きそうですね。
そんなリズの心の拠り所はトムでもあると思いますがレッドはこれに反対してますね~。トムを信用できないのか…親心的なものなのか?それとも他に何か理由があるのでしょうか。でもリズは妊娠発覚。相手は間違いなくトムでしょうしね。敵との戦い以外にも人との繋がりがより複雑になりそうな今後。一体どうなるのでしょう?とりあえず今回はマズイ立場に追い込まれたレッドを末期の胃がんを患っていた親友のグレゴリー・デヴライが身代わりになってくれて他のボスたちの疑いを払拭できましたが、結社以外にもたくさんの敵の存在が…。忙しいですね。
今回のゲストで偽のレッドを演じたジェイク・ウェバーさん。私は”ミディアム霊能者アリソン・デュボア”とかドーン・オブ・ザ・デッドなどで知る役者さんですが結構老けられましたねぇ。ミディアムの時の霊が見える嫁を信じてフォローする優しい旦那さん役の頃が懐かしいです。
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