ブラックリスト シーズン3 第10話『局長(後編)』
※この記事にはプロモーションが含まれています
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
すべてはこの日の為に
レッドの仲間たち、そしてクーパー・アラム・ナヴァービがリズを救うために集まった。
レッドは皆にこれまでどのようにして計画を進めて来たかを話す。マーヴィン・ジェラードを刑務所から釈放させて彼と一緒に計画を作り上げ、ヴァーディアントの件で結社の主要な財源を潰し、ジンの顧客リストから結社の大物たちを押さえて局長を孤立させ影響力を弱めた。そしてアンドラス・ハルミの一部(指)を使って局長の逃走資金を奪い、ザル・ビン・ハッサンの一件でついに計画に成功のチャンスが生まれた。レッドは「ここで結社に決定的な一撃を与えることで局長を切り捨てさせエリザベスの無実を証明させる」と言った。
諦めない者
明朝の罪状認否までの間レスラーに付き添われるリズ。レスラーはどこかに電話を掛けるとリズに渡した。相手はレッドだった。「大丈夫か?何もかも明日終わる。それまではレスラーが守るよ」とレッドに言われリズはありがとうと泣きそうになっていた。
その頃ヒッチンと局長は新たな計画を話していた。焦る局長にヒッチンは「今日はレスラーがついているから無理よ。明日やるわ。新たな協力者が裁判所内にいるの。キーンは生きて基地へは行けない。」とにやりとしていた。
オーシャンズ的な計画
マーヴィンは局長を監視したところ彼が夫婦セラピーに通っていると言った。レッドは「局長の妻はパニック障害で鎮静剤を常用してる。夫妻の通院は毎週水曜日。医師はハフネイゲル。」と言う。続いてマーヴィンも「場所はミドルトン・ビル。妻は毎日同じ店でラテを買っていて水曜にはその後クリニックへ。」と言った。護衛の動きなども把握しているレッドたち。だがナヴァービが「でも明日は水曜じゃないわ」と言う。レッドは「だから局長が明日クリニックへ行くよう仕向ける」と言った。
ミドルトン・ビルへやって来た一行。局長のクリニックは612号室だがそれと全く同じ作りのものを8階に作っているレッド。アラムは訳が分からずオロオロしていた。レッドは「君の任務はシステムに侵入し護衛が6階を押したら8階に連れて来ること」と言いアラムは「いいですね。マジックみたいだ♪」と喜んだ。
その頃ナヴァービは局長の妻と接触。わざとぶつかって彼女のコーヒーをこぼしお詫びに新しく買いますと言って薬を仕込んだコーヒーと交換。薬でふらふらになった妻をクーパーが駆け寄り助けるふりをする。妻はクーパーに主治医のハフネイゲル先生に電話をしてと頼んだ。局長の妻リンダはハフネイゲル医師に「発作が起きたようなの。夫にそこに来るように言って」と言い、局長をクリニックに呼び出す作戦は成功した。何も知らずやって来た局長はまんまとレッドの計画にハマり薬を打たれて気を失った。
スポンサーリンク
ハイクオリティな脅し
目を覚ました局長が部屋から出るとそこにはベネズエラの外務大臣とレッドがいた。「私は君の人質か?」と聞く局長。レッドは「それじゃ芸がないだろう。君を捕らえたのはベネズエラ・ボリバル共和国だ。こちらはディアス氏。外務大臣かつ安全保障担当補佐官だ。」と言った。ディアスは「コツィオパロスさん。我が国はあなたを逮捕します。罪状は戦争犯罪と人道に対する犯罪だ。ジュネーブ条約とローマ規程に違反している。」と言った。局長は何をバカなことをと言わんばかりにハハハと笑うがレッドは「笑いごとじゃ済まないぞ?このベネズエラ大統領専用機はハーグに向かってる。」と話し、いかに局長がピンチであるかを伝えた。「私はCIAの局長だぞ。そんなこと政府が許さない」と局長は言うがレッドはヒッチンに電話を掛け始める。「アメリカの政府高官が戦争犯罪で起訴されるんだ」と言うとヒッチンは「望みは?」と聞いて来た。「ただ一つ。キーンの無実を証明すること」とレッドは言った。断ると言うヒッチンにレッドは「では大統領にこう説明することだ。”私が取引を断ったので国は恥辱にまみれた上、有罪になる”。厄介な話だぞ。もしも疑うならテレビをつけてみろ」と言う。ヒッチンがテレビをつけるとレスラーがカラクルトを捕まえたと記者に話している所が映し出された。レッドは「決断を」と言って電話を切った。
一線を越えた代償
レッドはヒッチンの所にマーヴィンを行かせ、更なる交渉を進める。スピーカーで話しながらマーヴィンは「レッド、一件だけ折り合わない要望がある。CIAの爆破と議員殺害は無罪を認める。だがコノリー殺害については有罪だと」と言った。承諾できないと答えるレッドにヒッチンは「キーンは人前で彼を撃った。目撃者がいるの。」と言う。レッドは「奴は彼女を陥れ同僚まで巻き込もうとした。」と言うがヒッチンは「傷害致死罪で実刑はなしが限界よ。これが嫌ならハーグで闘うしかないわ。」と言った。レッドはマーヴィンと二人で話し合う。マーヴィンに「いい取引だ。リズは安全かつ自由でいられる。正直なところ予想以上の好条件だ。」と言われレッドは仕方なく「手を打とう」と言った。
レッドはヒッチンに「そちらが声明を出したら局長を返す」と言うが、ヒッチンは「ピーターは…返されても困るの。あなたの条件をのむから彼の身柄は任せてもいいかしら?」とお願いをしてきた。
マーヴィンたちから自由の身になれると聞かされたリズ。だがコノリー殺害の一件でFBI捜査官として続けることは不可能だった。あくまでも協力者としてレッドと同じ立場で今後チームに関わって行くことになる。リズはレッドと話をし自分が一線を越えたことでこの結果になったと納得。レッドも元通りに戻せるが今は我慢してくれと言った。電話を切るとリズは書類にサインをした。
局長の末路
ヒッチンは「政府が調べたところ結社と呼ばれる犯罪組織が確かに存在しました。この組織はロシアとの緊張を高め世界を冷戦時代に戻すことを狙っていたのです。そのため結社はFBIのキーン捜査官に”ロシアの工作員”と言う濡れ衣を着せました。ですが数々の事件の真犯人はカラクルトと言う男で優秀なFBI捜査官たちがそれを暴いてくれました。レスラー捜査官率いるチームがカラクルトを逮捕したのです。司法長官の件は残念ですが証拠が示すところではコノリー前司法長官は結社の重要人物だったようです。キーンさんは彼の命を奪いました。しかし彼女の申し立て通り傷害致死が認められ執行猶予がつくことが確定しています。実はコノリー以外にも結社のメンバーが政府内に潜んでいました。政府高官であるその人物はCIA国家機密局局長ピーター・コツィオパロス。彼も今回の陰謀に関与しており国外に逃亡したようです。」と会見した。その様子をテレビで観ていた局長は驚いた。そしてレッドに「君の正体を知ってるぞ。彼女にとって何者なのか。こんなことをした理由もな。彼女はどうだ?」と聞いた。レッドは「その答えは何一つ君には関係ないと思うがね。」と言った。
その後とある民家に突然天井を突き破り何かが落ちて来た。それは血まみれになった局長の死体だった。
そしてみんなの協力によりリズは無事に釈放され迎えに来たレッドと抱き合った。
局長の一件に関してはめでたしめでたし~ですね。とりあえずはリズも自由の身になれた訳ですが、ヒッチンに会いに行ったレッドのやつなんですか?レッドは何か目的があるんでしょうか。それともほんとに結社に入る為にやってきたことなのでしょうか?
第2幕の始まりって感じでしたね。前回が神回すぎて今回はちょっとゆるく感じてしまいましたが、それでもやっぱり面白かったです!
全然関係ないけどいつもレッドを手伝ってる白髪のお仲間の名前がバズだとわかってすっきりしましたww
記事下広告PC用336
PC用個別記事の最下部
関連記事
-
-
ブラックリスト シーズン3 第18話『ソロモン(後編)』
※この記事にはプロモーションが含まれていますブラックリスト シーズン3のあらすじ …
-
-
ブラックリスト シーズン3 第21話『スーザン・ハーグレイヴ』
※この記事にはプロモーションが含まれていますブラックリスト シーズン3のあらすじ …
-
-
ブラックリスト シーズン3 第22話『アレグザンダー・カーク(前編)」』
※この記事にはプロモーションが含まれていますブラックリスト シーズン3のあらすじ …
-
-
ブラックリスト シーズン3 第17話『ソロモン(前編)』
※この記事にはプロモーションが含まれていますブラックリスト シーズン3のあらすじ …
-
-
ブラックリスト シーズン3 第23話『アレグザンダー・カーク(後編)(シーズン最終話)』
※この記事にはプロモーションが含まれていますブラックリスト シーズン3のあらすじ …