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ハンニバル シーズン2　第6話『Futamono 蓋物』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

カニバリズム

ジャックはウィルの元を訪れ「ハンニバルが襲われた。君が指示したんだな？」と言う。なんとなく言葉でのらりくらりとかわすウィル。いつまでたってもハンニバルが犯人だと信じないジャックに苛立ちを感じていた。「一体誰が殺されれば信じてくれるんだ？」二人の脳裏にはビヴァリーが浮かんでいた。ウィルはジャックに「切り裂き魔は人を食べている。ホッブスは被害者を敬っていたが切り裂き魔は人を豚以下だと思っている。…ハンニバルは事件の後必ず食事会を開いているよね…。」と言いハンニバルは人肉を他の人間にも食べさせていることを連想させようとする。

時間をかけた死体

駐車場の真ん中に文字通り足元から根をはった死体が見つかる。美しく花をつけた木に同化し胸は見事に切り開かれその中は肺以外すべての臓器が無く代わりにベラドンナやキョウチクトウと言った毒性のある植物がはめ込まれていた。その人間花壇は切り裂き魔の犯行とすぐに決められた。

真相に近づく者は…

隣の房同士であるウィルとギデオンはハンニバルについて話していた。ウィルは「君も殺される。真相に近づく者は必ず殺される。チルトンもそうだ。心配しているだろうな。」と言う。その会話を盗聴しているチルトンも不安そうな顔をしていた。そしてジャックに話せと言うウィルにギデオンはハンニバルの家の特徴やアラーナを殺しに行けと言われたことを話すのか？と言った。その会話を録音していたチルトンはジャックに聞かせるが、「ウィルはあなたやギデオンを使って妄想を実現しようとしているんだよ。」とあまり取り合ってくれない。だが、切り裂き魔の犯行の後ハンニバルが食事会を開くと言うプロファイルに一致する事柄もありジャックは少し疑いを持つようになる。そしてギデオンに直接話を聞くことにするがギデオンは家にも行ったことがない、先週会ったばっかりだと真実を語ることはなくチルトンに操作されているとまで言う。その後ギデオンは病院の刑務官たちによって暴行され重傷を負うことになる。

ハンニバルの晩餐会

ハンニバルの晩餐会に呼ばれたジャック。しかしもしかしたら出されている料理は人肉なのかもしれないと言う疑いを捨てられずにいた。「仕事ですぐに戻らないといけないんだけど、料理を少しもらっていってもいいかな？」とお持ち帰りをすることに。すぐさまFBIで肉を検査させる。だが結果は人肉ではなかった。
疑われていること感じ取ったハンニバルは晩餐会の後アラーナと色々な話をしていた。そして二人は良い雰囲気に…そのままベッドを共にするが夜中にこっそり抜け出すハンニバル。向かった先は暴行されて重傷のギデオンの所だった。「やぁ、先生。」ギデオンは連れ去られ代わりに心電図モニターをつけられた釣り針と釣り糸で吊るされた無残な姿の警官が翌朝発見される。ハンニバルは何食わぬ顔でアラーナとさわやかな朝を迎えていた。

共食いよりもひどい

ハンニバルは連れてきたギデオンに食事を振舞っていた。おいしそうなもも肉を粘土の窯で蒸し焼きした一品だ。「君は脊椎が折れていたからね。こうした方が有効活用だ」そう言ったハンニバルの目線の先には片足が無いギデオンが…そうハンニバルはギデオンのもも肉を料理し、それをギデオン自身に振舞っていたのだ。

ウィルの無実の証拠

ギデオンが連れ去られた現場に残された警官の死体。その死体を吊っていた毛針から今までの被害者の一部が続々と出てきた。それはウィルの無実を証明する証拠でもあった。すべては切り裂き魔の犯行であるとジャックたちは悟ることに。そして毛針から珍しい樹皮が発見され、それは人間花壇の肺の水にあった珪藻と存在する地域が合致することから切り裂き魔の居場所若しくは犯行を行う場所がわかったジャックたち。ジャックは早速その地域にぽつんとある小屋へ向かう。中に入り貯水槽のようなもののふたを開けるとそこに居たのは何と死んだと思われていたFBI訓練生のミリアムだった…！

今回はかなりえぐいですね～。自分の肉を食べさせられるギデオン…。そして横で笑顔で満足そうに肉を食べるハンニバル。キ○ガイ全開でした。
ウィルの無罪が証明されることとなり、次回で出所してくるのでしょうか。ウィルの反撃が始まるのかなと思うと楽しみですね。そしてそして死んだと思われていたFBI訓練生のミリアムが片腕を切り取られている状態で発見。まさかの生存にジャックもビックリですがミリアムはハンニバルが犯人だって知ってるのかな？そのあたりも気になりますね！

今日の一枚