ハンニバル シーズン2 第4話『Takiawase 炊合せ』
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ウィル・グレアムは殺人犯に≪共感する≫という特殊能力を持ちFBIのアカデミーで講師をしながら捜査の手伝いをしていた。しかしウィルの能力は同時に本人の精神を蝕んでしまうため、FBIのジャック・クロフォードは精神科医のハンニバル・レクターにウィルの診察をしてもらうよう依頼する。しかしこの出会いが後々のウィルの精神を痛めつけてしまいついにウィルは恐ろしい連続殺人事件の容疑者となり逮捕されてしまう。ウィルは犯人がハンニバルだと確信。シーズン2では精神病院に入れられたウィルや彼を信じる仲間たちがどのようにして真実を導き出すのか…
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
真実への一歩
第2話で犯人の≪作品≫の写真を見て見事に犯人を割り出したウィル。そしてそれが正しかったと報告に訪れたビヴァリー。ビヴァリーは共犯者がいたのかどうなのかと言う話をするが、ハンニバルが犯人だと確信しているウィルはそれはないと否定する。未だにハンニバルを犯人だと思う事をおかしいと思っているビヴァリーはウィルと言い争いになるが絶対に何か見落としがあるか隠されている。遺体をもっとよく調べてくれと説得される。
チルトン博士との取引
ウィルはチルトン博士に「ビヴァリーと同じ取引をしよう」と持ち掛ける。つまりハンニバルが犯人だと言う証拠を探らせながら自分は精神医学会ではちょっとした有名人であるからチルトンのキャリアアップに一役買おうと言うわけである。上昇志向の強いチルトンはウィルを自分だけの患者にできることに魅力を感じ承諾する。
そしてチルトン博士の希望で催眠療法を受けることとなる。すると失神や記憶が飛ぶのがハンニバルのせいだということがわかる。最初は信じられないようなチルトンだがハンニバルがとんでもない治療を行っていたのではという疑念が持ち上がる。
ジャックの妻ベラ
肺がんに犯されているジャックの妻のベラ。精神的な負担軽減の為に定期的にハンニバルの診察を受けている。化学療法を受けたくなかったが、ジャックの願いで受け始める。しかし体力が落ち体はボロボロの状態に。ベラはハンニバルに「問題を解決する最善の方法は自殺よ」という話をし始める。そんなベラにハンニバルはソクラテスの話を引用し「死は敗北ではない。癒しだ」と伝える。
新たな事件の発生
森の中で≪人間養蜂場≫にされた男性の死体が発見される。本来蜂が人の死体に巣を作ることはないため、人為的に作られたものだとわかる。眼球と脳の一部を切り取ってそこに巣の空間を作られたようだった。そしてまだ最初の犯人の目星などもついていないうちに新たな事件が発生する。公園で眼球がくりぬかれ空洞になっているのに自分の足で立ち生きている男性が発見される。そしてその男性は全身を蜂に刺されたようなあとがあった。様々な検査をしていると鍼治療を行った痕跡が見つかる。そしてその鍼のあとを蜂の刺し傷が隠していた。この何かのあとを何かが隠すという言葉にピンときたビヴァリー。死体で絵を描いていた殺人犯グレイの遺体をもう一度よく調べてみることに。すると縫われている箇所の下を覗くと腎臓が切り取られていることに気付く。
一方人間養蜂場の事件は被害者二人が通っていたはちみつを使い鍼治療を行うサロンの経営者ピムズを見つける。ジャックたちは早速ピムズに話を聞きにいく。するとピムズは二人を安らかになれるよう治療したとぶっ飛んだ証言をしてあっけなく御用となる。
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ウィルの記憶
チルトンによる催眠療法の影響か、ウィルはギデオンを連れてハンニバルの家へ行った時の記憶を思い出す。あの時ウィルはホッブスを連れて来ていると思い込んでいたが、ハンニバルは誰も居ないと言っていた。だが実際はギデオンを連れて来ていてギデオンは「あなたが切り裂き魔なのか?」などという会話をしていた。つまりギデオンはハンニバルに会っていて彼がチェサピークの切り裂き魔だと知っていると言うことに気付く。
ベラの決断
ふらふらとした足取りでハンニバルの元を訪れたベラ。話を聞くと手元にあったすべてのモルヒネを打ってきたと言う。つまりベラは自殺を図っていてハンニバルに見届けてほしいと言う意味合いだ。時間が経ち穏やかに息を引き取るベラ。それを見つめるハンニバルだが、突然思い立ったようにベラに注射をし息を吹き返すベラ。どのような思惑でベラを蘇生したのかは謎ですがこのことによりジャックにはすごく感謝をされベラにはすごく恨まれるという結果に。
辿り着いた真実のその先へ…
縫い目の下に腎臓を切り取った傷を隠していたとウィルに報告に来たビヴァリー。やっぱりと喜んだウィルだがグレイの検視をハンニバルに頼んで、ヒントをくれたという話から「やつは君をもてあそんでいる。すべてジャックに話せ。ハンニバル・レクターには近づくな。」とビヴァリーに警告する。だがビヴァリーは「切り裂き魔は臓器を戦利品として持ち帰ってる。それをどうしていると思う?」とウィルに投げかける。するとウィルの脳裏にはハンニバルが作った料理が浮かぶ。「食べているんだ」そう答えた。
ハンニバルに対して疑いを持ち始めたビヴァリーはジャックに全てを話そうと彼のオフィスへ行くが、ジャックはベラの一件で病院に居る為に不在であった。同僚からハンニバルも病院に居ると聞くと「ハンニバルも病院なのね?」と意味深な感じで言う。
ハンニバルが不在の隙に家に忍び込んだビヴァリー。冷蔵庫の中などを調べる。するとそこに真空パックの臓器を発見。「見つけたわ」と呟く。そして地下室があることが判明し行ってみると何かを見つけた。電気を点けて「ウソでしょ…」と驚いていると背後にハンニバルの姿が…遂にハンニバルが犯人であると確信したビヴァリーは逃げるハンニバルに向かって発砲!
と言う所で今回は終了です。ビヴァリーがどうなってしまうのかめっちゃ気になる次回!そしてビヴァリーが目にした者は一体何なのでしょうか。アビゲイルの死体とか?などといろいろ妄想してしまいます。確実におもしろくなってきてますね。
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