ハンニバルシーズン2　第1話『Kaiseki 懐石』

2015/04/11

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ハンニバルシーズン2のあらすじ

ウィル・グレアムは殺人犯に≪共感する≫という特殊能力を持ちFBIのアカデミーで講師をしながら捜査の手伝いをしていた。しかしウィルの能力は同時に本人の精神を蝕んでしまうため、FBIのジャック・クロフォードは精神科医のハンニバル・レクターにウィルの診察をしてもらうよう依頼する。しかしこの出会いが後々のウィルの精神を痛めつけてしまいついにウィルは恐ろしい連続殺人事件の容疑者となり逮捕されてしまう。ウィルは犯人がハンニバルだと確信。シーズン2では精神病院に入れられたウィルや彼を信じる仲間たちがどのようにして真実を導き出すのか…

やっとこさシーズン2に取り掛かれます～。今シーズンではウィルの無罪をどのように証明するか、そしてハンニバルはサイコパス紳士なんだとみんながどうやって気づくのか。シーズン1同様全13話の構成です。シーズン1では各話の題名がフランス料理のコース名になっていましたが、シーズン2では日本の懐石料理の名前が出てきます。日本人としてはちょっとうれしいですね。基本ネタバレしていますのでまだの方はお気を付けください。

衝撃のオープニング

いきなりオープニングでハンニバルとジャックがキッチンで血まみれの乱闘、いや殺し合いを始めています。ナイフを使い、エプロンを使い、ネクタイを使い…一体なぜこのような状況が生まれたのか…

12週間前

時間を遡ること12週間前、。レクターはジャックに懐石料理を振舞っている。ウィルはレクター博士が犯人だと言うのだがと問いかけるジャックにそんなにイカレているのかと言わんばかりの顔をするハンニバル。ジャックはハンニバルは≪シロ≫だと思っているしウィルが犯人だと思い始めていた。そしてウィルは絶対に無罪であると信じているアラーナとの関係も少しギクシャクしてしまう。

退行催眠

ウィルの元を訪れたアラーナは私は絶対に無罪だと信じている。どうにか手助けがしたいと話す。ウィルもレクターの仕業であるとわかっているが、自分の記憶が無いままではどうにも確証がない。眠っている記憶を呼び覚ますためにアラーナに退行催眠で記憶を呼び戻してもらえないかと頼む。二人は早速取り掛かる。しかし残念ながらウィルの記憶が戻ることはなかった。

新たな連続殺人犯

ウィルが居ない間も新たな事件が発生。川の中から何体も死体が見つかった。その死体は異様な処理が施されておりウィルの代わりに心理的な側面からの捜査協力を依頼されたハンニバルは「おそらく、剥製を作ろうとしたんだろう。魚の剥製の処理方法と同じだ」と言う。本部に持ち帰り慎重に調べてみるとまず被害者はヘロインを打たれそれから酸化防止剤も注入され更に全体を樹脂で覆れるという処理をされていることが判明する。一体何のためにそんなことをするのか…

この事件にはウィルの力が必要ではと感じた捜査官のビヴァリーはウィルの所へ行き資料を見せる。死体の写真や捜査報告書を見て何か感じ取るウィル。そしてビヴァリーが他に出したのは似たような状況で行方不明になっている人たちの写真。ウィルはこの写真を見て「これは色見本だ」と答えた。

記憶

ある日ウィルは食事をしていると吐き出してしまう。そして突然ハンニバルにどのようにアビゲイルの耳を喉の奥に入れられたか思い出した。突然よみがえった記憶にハンニバルの冷酷さを確実なものと感じた。そしてやってきたジャックに「レクター博士が犯人だ」と言うが、ジャックは「捜査の結果レクター博士は無実だ。」と答える。

ジャックはウィルのハンニバルが犯人だという言葉が信じられずにいた。そして「いつか信じてもらえるはず」ウィルはジャックにそう言う。

ラストは連続殺人事件の《作品》が綺麗に並べられた状態のシーンが。かなりヤバイ犯人のようです。事件自体も次回に持ち越しですね。予告では捜査にウィルが絡んでいきそうなので楽しみです。