ハンニバル シーズン1 第13話『ザヴルー Savoureux (シーズン最終話)』
※この記事にはプロモーションが含まれています
ウィル・グレアムは犯人に共感しその動機や犯行当時の感情を再現できる【純粋な共感】という能力を持っていた。
しかしその特殊な能力は同時にウィル本人の精神に多大なストレスをもたらすものであった。それゆえFBIの適性試験に通らないが、その高い能力を買われFBIアカデミーの講師をしていた。ある日起こった女性の連続殺人事件にウィルの能力が必要だと思ったFBIのジャック・クロフォードはウィルに協力を依頼する。しかしウィルの精神への負担を懸念するFBI顧問のアラーナ・ブルームは反対する。ジャックはアラーナを納得させようと高名な精神科医ハンニバル・レクターにウィルの精神鑑定を依頼するが…
事件を解決していきながらレクター博士に影響されていくサイコサスペンス
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
具合の悪いウィルが吐いたもの
毎回うなされて目覚めるウィルはかなりの寝汗でびっちょりですが、今回も森の中で鹿を狩る夢を見て汗びっちょりです。そしてベッドから降りようとしたその足は泥だらけ…具合がかなり悪いウィルはキッチンへ行き薬を飲むが、吐いてしまう。しかし吐いた物を見てびっくり。人間の耳があった。そしてレクター博士に来てもらい耳を確認してもらう。そしてジャックに電話をしてきてもらおうと言われる。ウィルの家にはたくさんの捜査官が来て、連行されることに。
疑いようのない証拠
ウィルが吐き出した耳はアビゲイルの組織と一致。被害者はアビゲイルだと断定される。そしてウィルの爪からも彼女が血が検出される。疑いようのない物証にジャックとアラーナは激しく落胆する。そしてこうなるまで放っておいた自分たちを責める。
ウィルと話をしに来たアラーナ。何とか少しでもウィルを助けようと検査を申し出る。精神的な検査であるがウィルは「時計ならハンニバルに書かされたよ。現実に留まる手掛かりになるんだってさ。」それを聞いたアラーナは怪訝そうな顔をした。そしてウィルに紙とペンを渡し今時計を書いてみるように言う。ウィルは「ほら?書けてるだろ?」と見せるが、そこには前と同様の右に片寄った時計が描かれていた。アラーナは何か糸口を見つけたような晴れやかな顔になっていた。
演技派ハンニバル・レクター
精神科医の前で涙を亡くしアビゲイルを失った悲しみを語るハンニバル・レクター。まるで自分の子供のように思っていたと。そしてウィルも失ってしまった悲しみについても語る。だがあきらめてはいないと。自分ではめといてよく言うな~と突っ込みを入れたいですwウィルの更生に関わるべきではないとアドバイスされるが「私なら彼の力になれる」と寂しげな顔して言う。
スポンサーリンク
更なる物証
ウィルは釣りが趣味で毛針も自分で作っていた。押収した毛針の中からキャシー・ボイル、マリッサ、サトクリフ医師、そしてジョージアの人体の一部が見つかる。すべて模倣犯の被害者と見られる人物たちのものだ。捜査官の一人は「戦利品だ」と言うがジャックとアラーナはウィルは連続殺人犯ではないと信じるという。そしてジャックは毛針の事をウィルに話す。ウィルは混乱しそうになるがキャシーの時やマリッサの時は自分はまだ正常だったと答える。何とか無実を信じたいジャックもそんなこと言わなくてもわかってるという感じだった。そうなるとウィルは一つの答えを出す。「誰かが僕をはめようとしている。その者はあなたの近くにいる。ここの人間かも。そして捜査に精通している」と言う。だが数々の物証からジャックはウィルを逮捕する。
ウィルの逃走
護送されるウィルは自分の指を折り、手錠を抜いて付き添いに襲い掛かる。そして車を奪い逃走してしまった。「これでも無実を信じろと?」ジャック、アラーナ、レクター博士は集まって話をしていた。アラーナが病気の話をして時計の紙を見せるとレクター博士は「これは2週間前に書かせたものだが正常に書いてる」とおそらく自分で書いたと思われる紙を見せる。そしてウィルがいかに不安定だったか、ホッブスに電話をかける時間があったとか話すとジャックは益々ウィルを信じなくなってしまっていた。
しばらくするとレクター博士の診療所にウィルが居た。普通に会話を始めるレクター博士。ウィルは「アビゲイルだけなら納得したんだ。でも他は納得できない」といい、博士の診察を受けることに。様々な質問を受けながらウィルは真っ黒鹿人間の幻覚を見始める。そして「僕をミネソタへ連れてってくれ。アビゲイルの殺害現場が見たい」と言う。
ミネソタのホッブスの家
レクター博士に連れてきてもらいホッブスの家に入るウィル。アビゲイルの遺体は未発見だがキッチンには大量の血が広がっていた。色々と話をしていくとウィルはレクター博士にこう言う。「僕がわからないのはあなただ。僕かあなたどちらかがアビゲイルを殺した」そしてレクター博士に銃を向ける。ウィルは電話の男がレクターだとわかりアビゲイルもそれを知っていたと確信。レクターに発砲しようとするがそこに来たジャックに止められる。だが制止をきかず引き金を…という所で逆にジャックに撃たれる。倒れながら見上げたレクター博士の姿は今までずっと苦しめられてきた真っ黒鹿人間の姿になっていた。
ウィルは模倣犯がレクター博士だとわかったわけですが、ねつ造された物証からどのように無実を証明するかが難しそうです。ジャックたちがウィルの言うことを信じてくれるのか。ラストは檻の鉄格子を挟んで挨拶をかわす二人。ここでシーズン1は終了です。シーズン2でレクター博士がサイコパスだとみんなが知ってくれるといいのですが…楽しみです。
記事下広告PC用336
PC用個別記事の最下部
関連記事
-
ハンニバル シーズン1 第6話『アントレ Entree』
※この記事にはプロモーションが含まれていますハンニバルのあらすじ ウィル・グレア …
-
ハンニバル シーズン1 第4話『ウフ Oeuf』
※この記事にはプロモーションが含まれていますハンニバルのあらすじ ウィル・グレア …
-
ハンニバル シーズン1 第2話『アミューズ・ブーシュ Amuse-Bouche』
※この記事にはプロモーションが含まれていますハンニバルのあらすじ ウィル・グレア …
-
ハンニバル シーズン1 第9話『トゥルー・ノルマン Trou Normand』
※この記事にはプロモーションが含まれていますハンニバルのあらすじ ウィル・グレア …
-
ハンニバル シーズン1 第12話『ルルヴェ Releves 』
※この記事にはプロモーションが含まれていますハンニバルのあらすじ ウィル・グレア …
Comment
こんばんは~( ・∇・)
やっと、シーズン1見終わりました。
まさかのラスト~( ;∀;)
あんな終わりかたするなんて
次のシーズンありきじゃね~か~( ・∇・)
とか思いつつ…
あれ?主役ってどっち?
みたいなラストでしたね。
え?いちお勝つんだよね?
とか思いつつ…ドキドキみてたら
この終わりかたっ!!ゞ(`’)、
なにげにハンニバルの精神科医さん
Xファイルのスカリーですよね。
諸情報によると、映画ハンニバルのときにもオファーしたけど、Xファイルやってたので断られた?とか。
これからシーズン2みます!!(*´ω`*)
みてる媒体で配信されてない
シーズン3をAXNで3月やるらしいので
それも楽しみにしつつ…(´・ω・`)ドキドキ
来月のウォーキングデッドまちでみ始めたけど、なかなかどうしていいかんじです。
ハンニバル(笑)
とりふみさん
コメントありがとうございます!
シーズン1観おわりましたか。何気にショックなラストですよね。
今後もごちゃごちゃしつつもゆがんだ愛情で進んで行きますので楽しんで観てくださいね。
早々、スカリーさんなんですよ。そしてステラ・ギブソンでもありますw
雰囲気はかわらずドライな感じだけどいい女優さんですよね。
このドラマはゆがんでるし暗いし、グロイのになぜか美しいし次を観たくなる不思議な作品ですが増々エスカレートする博士のウィルへの愛情を堪能してくださいね♪