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ハンニバル シーズン1　第2話『アミューズ・ブーシュ Amuse-Bouche』

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精神への影響

前回犯人のホッブスを追い詰めた際、ホッブスが娘のアビゲイルの首を切り裂き殺そうとする。ウィルは迷わずホッブスに発砲し殺害した。だが、初めての”人殺し”の上に無意識に10発も撃ち込んでしまっていた。幸い娘は一命を取り留めたがウィルの精神状態に影響を及ぼしてしまう。次の仕事に移る前にクロフォードはレクター博士に診てもらい、博士がオッケーを出せば現場に来ても良いことにした。
ウィルはレクターの元を訪れるが、今回の出来事を消化できずにいた。だが、それをわかっていながらハンニバル・レクターは次の現場へとウィルを向かわせてしまう。

きのこの山

森で遊んでいた子供たちが見つけたのは、地中から突き出た手。それも並んで多数あった。手には点滴の針がついていて、綺麗に並べられている。そして遺体にはきのこがびっしり生えていた。まるで誰かが人間を栄養源にキノコの栽培をしているかのような風景であった。たくさんの遺体のほとんどは死んでいるが、一人だけかろうじて生きている者がいた。だがその者も搬送中に亡くなってしまう。
一体だれがこんなことをしたのだろうか…

謎の女性記者

前回の犯人ホッブスの狩猟小屋にも勝手に入り込み、たくさんの写真をネット上に掲載した女性記者がいた。その女性記者は今回の現場にも現れ、ウィルの姿を見て興味を持ちそばにいた警官に死体を発見した子の母親だと嘘をついてウィルが誰なのか聞き出していた。そしてウィルに関しての記事をネット上に掲載してしまう。

ウィルの優れた推察

キノコが生えた人間たちは意図的に昏睡状態にされしばらくは生かされながら埋められていたことがわかる。検死の結果からウィルは糖尿病の人間の薬に何者かが細工したと推察。薬に細工のできる者が犯人だとにらみ調剤薬局で働く男を追う。
しかしあと一歩のところで逃げられてしまう。

きのこの栽培者

犯人の男はウィルの記事を書いた女性記者ラウンズの元を訪れる。何故かウィルとの≪つながり≫を求めているらしい。そしてウィルが気にかけているホッブスの娘アビゲイルのことを聞き出す。それを知ったクロフォードはウィルにアビゲイルが危ないことを伝える。ちょうど病院にいたウィルは急いでアビゲイルを探しだし犯人にまたもや発砲。最悪の事態は免れた。

ハンニバル・レクター博士の包容力

またもや発砲を行ったウィルはホッブスを撃ち殺した衝撃から抜けられずにいる自分に悩む。そんなウィルに優しく接するレクター博士。だが、じわりじわりとウィルの脳内に侵入するかの怖さを感じさせていきます。

このサイコパス紳士は無双の準備体操をし始めたようです。

今日の一枚