ハンニバルシーズン1　第3話『ポタージュ Potage』

2015/03/21

※この記事にはプロモーションが含まれています

ハンニバルのあらすじ

ウィル・グレアムは犯人に共感しその動機や犯行当時の感情を再現できる【純粋な共感】という能力を持っていた。
しかしその特殊な能力は同時にウィル本人の精神に多大なストレスをもたらすものであった。それゆえFBIの適性試験に通らないが、その高い能力を買われFBIアカデミーの講師をしていた。ある日起こった女性の連続殺人事件にウィルの能力が必要だと思ったFBIのジャック・クロフォードはウィルに協力を依頼する。しかしウィルの精神への負担を懸念するFBI顧問のアラーナ・ブルームは反対する。ジャックはアラーナを納得させようと高名な精神科医ハンニバル・レクターにウィルの精神鑑定を依頼するが…
事件を解決していきながらレクター博士に影響されていくサイコサスペンス

意識が戻ったアビゲイル

連続殺人犯≪ミネソタのモズ≫ことホッブスに首を切られ意識不明だった娘のアビゲイルの意識が戻る。
父親の共犯者だと思っているジャック・クロフォードはウィルとレクター博士にアビゲイルの話を聞いてくるように言う。アビゲイルのいる病院向かうと例の女性記者ラウンズが先に来ていてウィルをだしに情報を聞き出そうとしていた。ウィルたちはラウンズを追い出してアビゲイルと話をする。家に戻りたいというアビゲイル。そのことについてジャックたちと慎重に相談をする。

殺害現場でもある自宅へ

ウィル・アラーナ・レクター博士と共に自宅に戻ったアビゲイルは玄関やガレージの扉に大きく≪人食い≫と落書きされていて悲しそうな顔をする。家で色々と整理しているとアビゲイルの友達が現れた。庭を歩きながら話していると妹をホッブスに殺され、アビゲイルが意識を戻して自宅に戻るという情報をラウンズ記者から聞いた男が「お前がおびき寄せたんだろ？そしてパパに食べさせた。」と言いアビゲイルに詰め寄る。友達のマリッサが石を投げて追い払おうとし、ウィルたちも駆けつけると男は逃げた。
マリッサが投げた石が男の額に当たり血が付いた。その石をそっと葉っぱで覆い隠すレクター博士。何か企んでいそうな雰囲気。

殺された友達

そして翌日はホッブスが女性たちを解体していた小屋に向かう。小屋での様子などを話しているとアビゲイルの額に血が落ちてくる。天井に血が滲んでいるので２階に上がったウィル。そこには鹿の角に突き刺された女性の死体が…
２階の死体を見てアビゲイルは叫んだ「マリッサ！！」昨日自宅を訪ねてくれた友達の死体だった。ウィルとレクター博士は昨日現れた男が誰の兄なのかを考える。妹の肺を切り取ったなどと言っていたことから、模倣犯に殺されたキャシー・ボイルで男は兄のニコラスではないかと思われた。そしてもちろんこのマリッサの死体も模倣犯の仕業だと断定。マリッサの歯に犯人の拳のあとがあり、皮膚片と血液が採取できそうだった。レクター博士は犯人がニコラスなのではとウィルとクロフォードにさらりと言う。

秘密を共有する2人

自宅に戻ったアビゲイル。周囲はマスコミと警察官で溢れていた。アビゲイルを送ってきたアラーナとレクター博士は対応に追われている。
家の中で一人でいたアビゲイルに「話を聞いてくれ、俺は彼女を殺していない…」と侵入していたニコラスが近づいてきた。アビゲイルは慌てて逃げるが捕まれてしまいそのはずみで持っていたナイフでニコラスを刺してしまう。家の中に戻ってきたアラーナとレクター博士。レクター博士はいち早くアビゲイルの異変を察知、と同時にアラーナの頭を壁にぶつけて気絶させてしまう。
「彼女は大丈夫だ、どうした？」とアビゲイルに尋ねる。いや、自分でやっといてどんだけですのん…と突っ込み入れたいシーンです。
そしてどう見ても惨殺されたニコラスの死体を見て「これではお父さんの共犯だと疑われるよ？どうする？このままにするか死体を隠すか。」レクター博士はアビゲイルまでも操り始める。辻褄を合わせニコラスが逃げたと言う事にしておく。そしてアビゲイルはレクター博士が父親に電話をかけてきた人物だとわかり、そのことをレクター博士に言う。そして二人は秘密を共有する関係に。

サイコパス紳士レクター博士に人食いの連続殺人犯の娘という弟子が誕生してしまいました。今後アビゲイルはどのように操られていくのでしょうか。そして女性記者ラウンズは一体何がしたいのでしょうか。ニコラスをけしかけてもめ事を起こし自分が一番乗りで記事でも書くつもりなんでしょうか。
レクター博士とラウンズのクソ人間具合にちょっと嫌気がさした回でした。