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GOTHAMゴッサム シーズン3　第13話『甦る狂気』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

盗まれたジェローム

ジェロームが冷凍保存されている施設にドワイトが大勢の仲間を引き連れてやってくる。警備員は「止まれ！止まらないと撃つぞ！」と言って銃を向けるがドワイトたちは止まらない。警備員は発砲し仲間が撃たれるがドワイトはそれでも笑いながらぐんぐん向かってくる。すると警備員の一人が発砲している警備員をナイフで刺殺してしまう。ドワイトの仲間だったのだ。警備員は扉のロックを解除しドワイトたちを中へと入れる。ジェロームが入ったカプセルの前に来るとドワイトは「あなただ…あなたですね…。」と言ってゲラゲラと笑った。
盗まれたジェロームのカプセル。現場にやって来たハービーはゴードンに「インディアン・ヒルから政府がここへ運んだらしい。」と言った。ゴードンは「ウェイン産業の施設に？インディアン・ヒルを運営してた企業なのに。先日蘇った女性はドワイトの実験台か…次はジェロームだ。」と言う。ハービーは「そりゃ街の奴らが喜ぶな。支持者が50人はいる」と皮肉を言った。ゴードンはルーシャスを呼んで「極低温冷凍から蘇らせるには？」と聞いた。ルーシャスは「ポッド内の温度はマイナス150度だ。蘇生にはまず体の中核体温を上げないと。解凍時間は早くて3時間。」と答えた。その時物音が聞こえゴードンたちは銃を向けた。そこにはケガをして置いてけぼりになったドワイトの仲間の一人がいた。

ジェロームの”顔”が見たい

連行したドワイトの仲間に尋問する。男は「止められないよ。”目覚めの夜”さ。ジェロームは第1歩に過ぎない。小さな集団だと思うか？どこにでもいるぞ。」と言って不気味な笑い声を発していた。
その頃ジェロームを持ち去ったドワイトは蘇生措置を行おうとジェロームの体を機械に繋いでいた。「よく眠れたといいが。今日は忙しい日になる。」とジェロームに話すと「お楽しみはこれからだ」と言って機械をオンにした。
ドワイトがどこにジェロームを連れて行ったか探しているゴードンたち。そこへルーシャスが「手掛かりがあった。実験台になった女性は数千ボルトの電流を流されてた。それだと電力サージが発生する。ここだ、9番街。彼女が蘇生したころにサージが起きた。同じ場所で15分前にも数回起きてる。」と言う。すぐに突撃部隊を送ろうとハービーたちは動き始めた。しかし市警本部の中にもドワイトの仲間が潜んでいた。その警官はハービーたちがドワイトの居場所が分かったと言っているのを聞くとすぐさま電話で連絡を入れていた。
蘇生が上手くいかないドワイト。ジェロームに「目覚めろ！」と話しかけるがジェロームは目を覚まさず青白いままだった。そこへ仲間がやって来て「警察がここを突き止めたそうだ。」と言うがまだ蘇生していないジェロームを見てドワイトを責めた。「預言者は甦るとお前が言ったから皆犠牲を払ってきた。警察が来る前に生き返らせろ！皆彼を待ってる！ジェロームの顔が見たいんだ！」という仲間にいら立ったドワイトは蘇生に使う電気棒(的な？)を仲間の腹に当てて殺してしまった。そして「いいことを言った。みんなあんたの顔が見たいってさ。」と言うとジェロームの顔の皮を切り取った。

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みんながジェローム！

ゴードンたちはドワイトが蘇生措置を行っていた場所に到着したが、すでにドワイトの姿はなかった。そしてそこで顔の皮を剥がれたジェロームを発見する。「なぜ顔の皮をはがされてる？」とハービーは驚いていた。
一方ドワイトはジェローム信者たちの前に姿を現す。みんなジェロームが生き返ったと思って歓喜するが、彼の姿はなく彼の”皮”を被ったドワイトにブーイングが起こる。それでもドワイトは「いいから聞け！ジェロームはここにいる！我々と共にある！君たちが命を与えるのだ！君たちこそジェロームだ！」と言った。すると誰からともなく「私はジェローム」「俺はジェローム」「みんながジェローム！」と言い出し会場は異様な盛り上がりを見せていた。
その頃市警本部にいるスパイを見つけ出したゴードンとハービーは取調室で尋問するがドーブと言うスパイはただ笑いを繰り返すだけだった。ゴードンたちはドーブを殴りつけ無理やりにでも吐かせよとするがその時リーが部屋に入って来てドーブの首に注射した。「チオペンタールナトリウムよ。少し待てば話すわ。」と言って出て行った。ゴードンはそんなやり方をするリーに本来の自分を忘れるなと言うがリーはゴードンに冷たく接した。だがリーのお蔭でドーブが”ドワイトはチャンネル9で何かを発表する”と吐いてドワイトの向かった先がわかった。

真打登場

ゴードンたちはすぐにチャンネル9に避難するよう通達し自分たちも向かうが、すでにドワイトたちが放送局を占拠。人質をとって立てこもっていた。
そして検視室でも事件は起こっていた。ジェロームが生き返りリーが捕まってしまったのだ。事の成り行きをリーから聞くジェロームはリーを見て「思い出した。あんたはジム・ゴードンのかわいいナニだ。奴とはどうなってるんだ？今も付き合ってる？」と言う。リーは「別れたわ。」と答えた。ジェロームは「別れたのか？残念だ。あんたらが好きだったのに。なぁ、何があった？」と聞く。リーが「挙式当日に彼が夫を殺した。」と答えるとジェロームは「最高だ！死んでると色々と見逃す！」と大笑いした。
テレビではドワイトの中継が始まった。ジェロームの皮を被ったドワイトが「テレビをご覧の皆さん。俺の名前はジェロームだ。歴史は今夜を”目覚めの夜”と呼ぶ。」と話している。それを見たジェロームは「何だこいつ。カリスマ性も存在感もゼロ。でも顔はハンサムだ。」と文句を言っていた。そしてリーに「テレビを見てろよ。何が起きるか見逃すな。」と言うと警官の制服を着てパトカーを使い逃走してしまった。
一方ゴードンたちは通気システムからテレビ局に侵入。手下たちを排除しながら進み放送中のドワイトを捕まえた。連行されるドワイトを見ながら一安心だと思っていたゴードンだがリーから連絡が入る。ジェロームが生き返りドワイトを狙っていると聞きゴードンは慌ててドワイトを捜す。だが連行していた警察官は殺されドワイトは連れ去られていた。
自分の顔の皮をステープラーで引っ付けるジェローム。ドワイトは「あなたは怒ってないんですか？」と聞いた。ジェロームは「なぜ怒らなきゃいけない？」と逆に聞く。ドワイトは「顔の皮を剥いだから。」と答えた。ジェロームは「でも俺を生き返らせてくれただろ？顔をはいだくらいなんでもない。」と言った。
その後ジェロームはテレビ中継を始めた。「やあ。ご存知のように俺は死んだ。だが生き返った。今夜ゴッサムが闇になればルールはなくなる。殺したい奴を殺せ。好きなように。そして朝が来たら君たちもきっと…生まれ変わる」と言うと導火線に火を付けた。その先には爆弾を着けられたドワイトがいる。ジェロームはドワイトに「顔のことは許してない。」と言った。中継を見ていたゴードンは「発電所です！」と言う。ハービーは「間に合わん。屋上からヘリを出せ！」と言った。ゴードンは急いで屋上へと上がるが発電所からは大きな炎と爆音が上がった。そしてゴッサムの街は次々に電気が消えて行き闇に包まれてしまった…。

ジェローム復活ですね。顔の皮をはがされた時にあれっもしかしてドワイトがジョーカーになるの？と驚いたんですけどやっぱりジェロームがキ○ガイ代表でしたね！
信者もかなりの人数がいそうですし、あの「私はジェローム」とか「我々はジェローム」とか言ってるシーンを観てウォーキング・デッドの「私がニーガンだ」を思い出しました。ジェロームもニーガンもカルトですよね。
ただでさえ危険な街ゴッサムが闇に包まれてしまい一体どんな大変なことが起こるのか…。恐ろしいですね～。
そしてセリーナのママはお金目的でゴッサムに戻って来てたんですね～。セリーナがかわいそうだな。ブルースも分かっていたけど少しでもセリーナと母親が一緒にいられるようにと考えてお金を払ったんですよね。何だか切ないですね。
それからエドの策略でペンギンはかな～り追い込まれましたね。そろそろ仕上げに入りそうな…？エドはペンギンにどんな最後を迎えさせようとしてるんでしょうね。次回辺り決着がつきますかね？楽しみです。

今日の一枚

GOTHAM seson3 ep13