GOTHAMゴッサム シーズン3 第7話『赤の女王』
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フィッシュとペンギンの争いも再び勃発、更には闇の組織を巡るブルースの戦いも始まりゴッサム・シティはさらなる混乱に陥っていく…。
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
危険な”赤の女王”
テッチはあらゆるドラッグを扱う男を訪ねていた。そこで血液ベースで予測不可能なある種のウイルスを作りたいと相談していた。男はテッチの要望に沿いそうな薬を選んで渡す。だがテッチは真っ赤な粉の入った”赤の女王”と書かれた小瓶に興味を示す。男は「向精神作用の薬草をブレンドした。売れると思ったが皆イカれただけ。その粉はやばいぞ。吸うとトリップして1時間後には完全にイカれる。」と説明した。テッチは小瓶の蓋を開け人差し指で赤い粉をすくう。それをまじまじと見つめると突然男に吹きかけた。男は後ろに倒れて完全にトリップしてしまった。テッチは「この街は愛する者を奪った。だから町から正気を奪ってやる!」と言った。
エドとペンギンと彼女の三角関係
クリングルさんにそっくりの女性イザベラに出会ったエドはすっかり夢中になり、2人は時間を忘れて朝までおしゃべりをしていた。約束をすっぽかされたペンギンだが、まさかエドがそんな運命の出会いをしているとは知りもせず現れないエドを心配し捜索願いを出そうとしていた。そこへ「すまなかった」とやって来たエドを見てペンギンは抱き付いた。無事で一安心のペンギンだがエドは運命の人に出会った話をする。それを聞いたペンギンの顔はこわばって行った。夜に行われる街の創立記念パーティーの準備をしているペンギンはエドとイザベラについて話しをしていた。「イザベラは美しくて賢い女性だ。彼女がクリステンに似てるのは”また恋せよ”と言う天からの啓示だと思う。」と言うエドにペンギンは「彼女の勤め先は?」と聞いた。エドは「市立図書館だ」と答えた。
その後一人で市立図書館にやって来たペンギンはイザベラに「ゴッサムを創った家族たちを勉強し直そうと思ってね。補佐官が図書館を推薦した。彼を知ってるよね?」と言う。イザベラは照れながら「エドワードですよね。生まれる前から知っている気が…」と答えた。ペンギンは「彼を笑顔にしてくれて感謝してるよ。アーカムを出てからずっと落ち込んでたからね。」と言う。イザベラは「アーカムは殺人犯が入る施設では?」と驚いた。ペンギンは「知らなかったのか…。新聞の一面に載った。」と言いしかもイザベラの顔をまじまじと見て「彼女に生き写しだな。白鳥のような首も。彼は首フェチだ。」と言うとふふふんと笑って去って行った。
盗まれたアリスの遺体
遺体安置所を襲ってアリスの遺体を持ち出したテッチたち。その一報を聞きバーンズとハービーも遺体安置所へとやって来た。アリスの遺体は冷凍保存されていたが解凍すれば血液は元通りになってしまうらしい。もちろんウイルスも復活してしまう。「なぜ侵入できた?」と言うバーンズにハービーは「意識不明の研究員か行方不明の警備員が手引きを」と言った。その時ゴードンが「警備員でしょう」と言って入って来る。だがバーンズは刑事ではないゴードンに捜査に関わらないように言った。帰ろうとするゴードンにハービーも「刑事に復帰しないなら首を突っ込むな。何を恐れてる?ベールのそばにいてやれ。捜査はバッジを持つ俺たちに任せろ。」と言った。
その頃アリスの遺体から血を抜き取っていたテッチ。瓶に入った血液を見ながら「ブラボー、アリス。これこそまさに最高傑作だ。」と言って瓶の中に一粒薬のようなものを落とす。血液はシュワシュワと泡を出していた。
見透かされたゴードンの心
テッチに腹を撃たれたベールに付き添うゴードンは「本当にすまない」と謝った。ベールは特ダネはもらいねとおどけてみせるが「リーを救おうとした。リーを殺せと言ったのはテッチが裏をかくと知ってたから。使い古された手よ。テッチは捕まえたの?」と言った。ゴードンは「逃がした。それよりも君の思い違いだ。」と否定する。しかしベールは「あなたはリーを愛してる。私とは終わり」と言った。
一方マリオはゴードンのせいでリーが危険な目に遭いゴードンにもリーにもイラついていた。リーからテッチにどちらか一方を選べと言われた際にゴードンはテッチの考えを読んで裏をかくと考えたと説明されるとマリオは「君の代わりに交際中の女性を殺させたと?」と言う。リーは「もういいでしょ。この件は水に流しましょう。」と言う。マリオは「分かった。だが彼のせいで巻き込まれた。もう関わるな。」と言うがその時タイミング悪くゴードンがやって来てしまう。マリオは呼び出しがかかった為リーにキスをして仕事に戻って行く。リーはゴードンにマリオが怒っていることを話す。そして「昨夜のことだけどあなたは分かってたのね。私を選べばベールが撃たれると。」と言う。だがゴードンは「悪いがそれは違う。ベールを救いたかった。」と言った。それを聞いたリーは「ブロックの言う通りね。恐れてる。」と言って去って行った。
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トリップの始まり
ベールの病室の外から彼女を見つめるゴードン。だがその時廊下の向こうにテッチが現れ、ゴードンは急いで追いかけた。銃を構え倉庫のような場所へとやって来たゴードン。すると真後ろにテッチが現れ振り向いたゴードンに赤の女王を吹きかけた。ゴードンは倒れピクピクと痙攣を始めた。テッチは「旅(トリップ)を楽しめ。かなり揺れるぞ。」と言った。
目を開けたままのゴードンは幻覚の中にいた。そこにはベルボーイ風の制服に身を包んだバーバラが「ジム…ジム…ジム!!!」と声を掛けて来る。そこはエレベーターの中だった。バーバラは「クスリを吸ったのよ。ようこそ幻覚へ」と言った。ゴードンはエレベーターから出ようと格子を握るがそれはすごく熱くて思わず声が出た。バーバラは「幻覚を甘くみちゃダメ。トリップするしかないの」と言ってエレベーターを操作する。目的の階にやって来ると扉を開けゴードンを送り出した。ゴードンが来たのは市警本部だった。そこにはマスクを被ったブルースが「時間がない」と言っている。どういうことだとブルースに近づこうとした瞬間、銃弾飛び交う戦場に出て横にはペンギンの姿が…。ペンギンは「ナルテスミ ヲイタブ…。部隊を見捨てるな」と言い鼻歌を歌っている。ブルースを捜しその場から離れるゴードン。また市警本部に戻って来るとブルースを見つける。「来てくれたね。下を見て。あなたのせいだ。」と言うブルース。下を覗いたゴードンの目に飛び込んできたのは戦場の兵士や警官、女性たちの無数の死体だった。驚いてブルースの顔を見るゴードン。ブルースは再びマスクを着けると「おめでとうジム、夢見ていた英雄になれたね。」と言ってゴードンに向けて発砲。そして発砲した銃弾を取り出すかのような動きを見せる。だが体の中から出て来たのは長い長いパールのネックレスのようなものだった。驚いているゴードンをドンと押し、ブルースはゴードンを下に突き落としてしまった。
脅されるゲストたち
テッチが狙うのは街の有力者が一同に集まるパーティーだと気づいたバーンズはハービーに「人員を集めろ。ゴードンには言うなよ」と指示を出した。だがその頃すでにパーティー会場に来ていたテッチはゲストに配られるワインのグラスにアリスの血を一滴ずつ入れていた。企みを知らないペンギンはパーティーに来ている闇の組織のキャサリンと話をしていた。「ディナー参加のきっかけを聞いても?」と言うペンギンにキャサリンは「街で最も古い一族の出なの。物事を監視する組織の一員でもある。ゴッサムの全てよ。あなたのことも見てたわ。コブルポットさん。時が来たら連絡するわね。」と言った。
そしてディナー開始の合図が鳴り、ゲストやペンギンたちは席に着いたがそこへ銃声を鳴らしながらテッチたちが現れる。テッチはペンギンやゲストたちを脅し無理やりワインを飲ませようとする。誰もが脅えワインを口にしようとしたその時ハービーたちが乗り込んで来て間一髪飲まずにすんだ。バーンズはテッチに馬乗りになるとガンガン殴る。その形相を見たテッチはバーンズの中にアリスの血が混じっていることに気付き歓喜する。バーンズはまたテッチを殴りつけ「黙れ!黙れ!」と言っていた。
旅の終わり
ナースコスプレをしたバーバラに人工呼吸をされ目を覚ましたゴードン。お次の階はリーと子供たち2人と共に過ごす幸せな家庭の幻覚だった。美しいリーにキスをするゴードン。かわいい子供たちの姿もありとても嬉しそうに過ごしていた。だが電気がチカチカと点滅を始める。子供たちの姿は1人ずつ消えて行き食卓には大量の蜘蛛の巣が…。そしてついにリーの姿も消えた。「消えないでくれ!」と叫んだゴードンは気づくと再びエレベーターの中にいた。バーバラはドレスを着てカクテルグラスを持っている。ゴードンはバーバラの首を絞め「開けろ。リーのいる家に戻りたい。」と言う。バーバラはカクテルグラスを割って凶器に変えるとそれをゴードンの首元に当て「そう望むならなぜ探偵なんかやってるの。帰り道を知りたいならいい子にして!」と言った。大人しくなったゴードンが次に到着したのは最後の階。バーバラは「恐れないで。己と向き合うのは難しい。それは分かる。」と言った。そして口の中から一つの鍵を出し、それをゴードンに渡した。
道路に降り立ったゴードンの前には車の鍵を探す男性がいた。ゴードンはその男性に「もしやこれをお探しでは?」と言って鍵を見せるがその男性はゴードンの父親だった。父親は久しぶりだな、車に乗れと言った。ドライブしながらゴードンはずっと会いたかったことや、父親がどれほど英雄だったのか分かったと話した。自分も父親のように仕事で戦っていても家庭に持ち込まず家族を守る存在となりたかったができなかったこと、自分は周りを傷つけてしまうということも話していた。父親は自分も完璧ではなかったことを話しそして「ゴードン家の掟を思い出せ。戻る道を知りたいなら私の指輪を探せ。もうお迎の時間だ。お前は自慢の息子だよ」と言った。もっと話したいと願うゴードンだが目を覚ますとマリオが診察してくれていた。倒れたゴードンの隣に落ちていた赤の女王を見てハロペリドールと言う向精神薬を点滴してくれたらしい。イカれずにすんだゴードンはマリオにありがとうとお礼を言った。そして家に戻ったゴードンは父親の指輪を見つけた。そこには”ドゥム・スピラムス・トゥエビムル(息をしている限り守らねばならない)”と書かれていた。ゴードンはバーンズの所へ行き「市警に戻らせてください」と言った。バーンズは「皆が君を必要としてる。私もな。よく戻った」と言い2人は握手した。
次回からは刑事ゴードンですね!ようやく刑事に復帰。よかったよかった。
そしてうまいことイザベラを遠ざけたと思ったペンギンだけど、より一層エドとの距離を縮めてしまったようですね~。大変なことがあったのにエドまでとられちゃったとなるとまたおかしくなりそうな予感…。
マリオの首の絆創膏は一体どういう意味なんでしょ?実はテッチに注射されてるとかじゃないでしょうね?w
そしてキャサリンも古い一族の出だと言ってましたがテオ・ギャラバン的な感じなんでしょうかね?この古い一族たちとウェイン家の確執みたいのもあったと思うんですけど、それよりもゴードンの父親と同じ指輪をした黒幕っぽい方が登場してました。これは一体どんな繋がりがあるのか…。今後の展開が楽しみですね~。
GOTHAM seson3 ep7
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Comment
まさかのお父さん生きてた!パターンですかね〜^^;
それかウェイン産業のなんちゃらで、クローンとか^^;
もうあちこちクローンかよって疑ってますですよ^^;
テッチ、ユルイ、ユルイなー^^;
赤の女王て、ただの幻覚剤オチ^^;(笑)
猛毒的な、ミュータントに変異とか、すごいの想像してたら拍子抜けっすよ^^;
まー変異して人間の姿でなくなったら主人公なのにマズイですから、そこまではしないのか^^;
マリオも心配ですねなんかされてますねあれは^^;
幻覚のバーバラが良かった私です(^^)
最後のカギを渡すところは切なそうな表情してましたね(・_・、
やっとテッチ退場ですね、あっけなく怪力にやられて^^;
でももう出てこないでほしい^^;
さくやさん
コメントありがとうございます!
ゴードンのお父さんとか生きてたら…。
あの指輪に書いてあるのがゴードン家の家訓なんでしょうかね?それとも何らかの組織の合言葉を家訓にしたとか…。
ゴッサム・シティの歴史の深さがまたおもしろくなりそうですね。
テッチももうお別れだと思うんですが、バーンズ関係とかでたまに登場したりしそうですよねww
マリオの絆創膏も気になるし、ペンギンも心配ですね~。