GOTHAMゴッサム シーズン3 第15話『リドラーの誕生』
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フィッシュとペンギンの争いも再び勃発、更には闇の組織を巡るブルースの戦いも始まりゴッサム・シティはさらなる混乱に陥っていく…。
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
師匠を求めて
ペンギンを殺したエドは精神状態が不安定になっていた。”新たな自分”になるため師を求めゴッサムのインテリ層になぞなぞをしてまわっていた。もしなぞなぞに答えられなければ殺してしまう。エドはなかなか見つけられずもう何人も殺していた。
ペンギンの屋敷に戻るとエドはピルケースから薬を出して口に入れた。目がランランと輝くとペンギンの幻覚が見え始めた。どうやら薬を服用した時にペンギンの幻覚が見えるらしい。ペンギンは「何人殺した?5人?6人?」と言う。エドは「条件はクリアしてた。知性、行動力、創造力。だが答えられない。」とイライラしながら話す。ペンギンは「”人生の師探し”が殺人の動機とは史上初だね。なぞなぞやめたら?」と言う。だがエドは「嫌だね。なぞなぞは出題者を表す。僕のなぞなぞが解ける人は悩みも解決できるはず。僕を救える人だ。君が僕を作ったと言ったろ?自分が何者か知るのとそれになるのは別のことだ。」と言った。するとペンギンは「悪党に師匠はいない!俺はムーニーを殺してペンギンになった。誰の助けも借りずにな!」と声を荒げた。エドは「それは興味深い。僕は間違ってたのか…。必要なのは師匠じゃなく敵か。偉大な悪党には必ず行く手を阻む敵がいる!あいつだ。ジム・ゴードンだ。」と言った。
代わりの標的
連続して起こっている殺人についてルーシャスはハービーに話していると、市警本部にブドウの格好をした男が「ジム・ゴードン刑事?ジム・ゴードン刑事はどこに?」と訪ねてくる。ハービーは「不在だ。代わりにメッセージを聞こう。」と言う。するとブドウ男は突然「6人が死んだ。もっと増えるぞ~♪キングにクイーンやっぱり死ぬ~♪助けるカギはこのカードにある~♪」と歌いだしたのでハービーが止めた。ブドウ男はルーシャスからチップを受け取ると不満げに去っていく。もらったカードを広げたハービーは中に書かれた奇妙な図を見て「何だこれ?」と言う。ルーシャスは「”6人が死んだ”私の言っていた事件では?犯人は手がかりをよこした。また殺す気だ。キングとクイーン…。チェスのことでは?」と言いハービーと共にチェスのトーナメントが行われている会場へと向かった。会場の上階ではエドが待ち構えていた。また薬を飲みペンギンの幻覚と話をし始めた。エドはチェスが行われている台に仕掛けをしていて嬉しそうにリモコンを持っていた。ペンギンは「自分の幻影に話しかけても…その幻影は君の考えを知ってる。君が知りたくないこともね。ゴードンも誰も君を救えない。真実と向き合え。」と言った。その時ハービーたちがやってきた。上から見ていたエドは「ゴードンじゃない。では誰が…」と呟くとルーシャスが目に入った。ニヤリと笑ったエドは「面白くなるぞ…」と言う。その時一つのテーブルで男性が「チェックメイト」と言って時計のボタンを押す。その瞬間電気ではじかれたように男性は椅子ごと吹っ飛んだ。ハービーはすぐに避難するよう呼びかけるが立ち上がった瞬間感電してしまう人が出たため、「避難は忘れてそのままに!」と言い直した。
標的に選ばれたのは…
対極時計や駒を調べていたルーシャスは駒の後ろに数字が書かれていることに気づいた。それは電話番号になっていてルーシャスは掛けてみる。当然出たのはエドであるがルーシャスは相手がエドだとは知らない。エドは「他人宛ての手紙を読むな。」と怒る。ルーシャスは「君は誰だ?教授たちを殺した理由は?」と聞いた。エドは「テストに失敗したからだ!今度はあんたの番だ。明日ポーンとクイーンが重なる時、獣の腹の中で次の標的が明らかになる。この謎を解けばあんたは合格に一歩近づく。」と言った。
エドが出したヒントからクイーン通りで質屋(ポーンショップ)を開いている男を連行してきた。だが男はただの店番でオーナーはシリオと言う男だった。それを聞いたルーシャスは「シリオ?ギリシャ語で”獣”だ。」と言った。すぐにシリオの家へ行くが留守だった。本部に戻って来たハービーはアカデミーの卒業式でスピーチするため会場へ向かうと話すが「俺のバッジは?」とバッジを探す姿にルーシャスはやれやれと言う顔を見せていた。
しかしその後シリオの遺体が検視室へと運ばれてきた。リーに確認してもらうと「右腹部に縫った痕がある。乱暴な縫い方をされてるわ。」と言われる。ルーシャスは「犯人は”獣の腹”と言ってた。何か入ってるかも。」と言いリーに縫い目を切って中身を取り出してもらう。中から出て来たのはハービーの警察バッジだった。ルーシャスは「ブロックのバッジか。標的が分かった。ありがとう。」と言う。
一方卒業式の会場でスピーチの練習をしていたハービーの前に緑色のスーツに身を包んだエドが現れる。「市長の代理で祝辞を述べようかと。」と言うエドにハービーは「警官殺しのお前に挨拶などさせるか。」と言う。その時ハービーの携帯が鳴った。ルーシャスからだったのだが次の標的がハービーであると分かったんだと考えたエドはハービーに薬を嗅がせ拉致してしまった。
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生死を分けるなぞなぞ
卒業生の前でスピーチを始めるエド。「問題を出そう。”羽のように軽いが長く止められない”私は誰?」となぞなぞを出すが誰も答えなかった。「未来の本部長はいないか。」と言うとエドはガス弾を会場に投げる。「答えは”君たちの息”だ。」と言うと一人ガスマスクを着けて笑っていた。
ルーシャスが卒業式会場に着いた時、待っていたのはイチゴの格好をした女だった。ルーシャスはイチゴ女がカードを持っているのを見て「わたし宛てだな。」と言った。イチゴ女は「フォクシー?」と聞いた。フォクシーと言う言い方を聞いてルーシャスは「ニグマか…」と言い犯人が誰か分かった。すぐにエドに電話を掛ける。「お前らしい呼び方だな。」と言うルーシャス。エドは「式で毒ガスを発生させた。こちらに来て僕とゲームしないか?解毒剤を賭けて。2人だけのゲームだ。1人だけで来なければ卒業生もブロックも死ぬ。」と言った。ルーシャスはすぐに1人で向かう。吹き抜けになっている階段の一番上ではイスに座り柵に固定されたハービーがいた。首には解毒剤の入った瓶をぶら下げている。横でエドは笑って、ルーシャスが来たことを喜んでいた。エドは「なぞなぞを3問出す。1つ間違えるごとにロープを切る。全部間違えたらブロックは落下する。彼の首に下げた解毒剤も一緒に落ちる。」と言う。ルーシャスが「正解したら?」と聞くとエドは「全員助かる!もし正解が1問だけでもね。良い条件だろ?」と言った。そして「第1問。”部屋も心も満たせるし手に入るがシェアはできない”。私は誰?」となぞなぞを始めた。ルーシャスは「”愛”だ。」と答えるが不正解。答えは”孤独”だったらしい。エドはハービーを繋いでいるロープの1本を切った。そして「第2問。”グループの一員だが混ざり合わない”のは?」と言う。ルーシャスは「雪の結晶」と答えるがこれまた不正解。答えは”人間”らしい。またロープが1本切られてしまった。いよいよ最後の問題を迎えるが不安定なエドを見てルーシャスはペンギンに何かあったと気づきエドに尋ねた。「殺したのか?」と言うルーシャスだがエドはなぞなぞを続けた。「”君の動きも考えも分かる。生まれた時から朽ちるまで一緒”。私は誰?」と聞いた。ルーシャスは「鏡の自分。」と答える。見事正解し一安心だと思ったが残りのロープは重みに耐えきれなかったのか切れてしまう。落ちて来るハービーを掴んで助けたルーシャス。だがエドはいなくなっていた。
成り代わり
郵便受けにセリーナから”明日会いたい”と書かれた手紙が入っていた。アルフレッドはそれをブルースに渡すがブルースはいかないと言う。色々な事情が重なり複雑になってしまった2人の関係。アルフレッドは自分の恋愛体験を話し「私も区切りをつけました。ミス・カイルもきちんと話をしたいのでは?」と説得を始めた。ブルースは渋々「分かった。そう言うなら行く。」と言って出かけていった。
セリーナに会いにストリートにやって来たブルース。だがセリーナは手紙なんて書いていないと言う。さらには「二度と私を捜しに来ないで。」と冷たい言葉を発して去ってしまった。周りにいたチンピラに囲まれてしまったブルースは彼らに暴行を受けるがすぐに立ちあがって反撃し、チンピラたちをやっつけた。
意味が分からず路地裏を歩くブルースが鼻血を拭いていると背後からファイブが現れた。ブルースと全く同じ髪型、服装をしている。セリーナの手紙はファイブが仕込んだものだと気づいたブルース。ファイブは素早い動きでブルースに近づくと「強力な睡眠薬だ。」と首に注射した。薄れゆく意識だがブルースは「なぜ…」と言った。ファイブは「このために僕は作られたんだ。ブルース・ウェインになるために。」と言った。
その後ファイブはブルースに成り済まして屋敷に戻る。見た目は完全にブルースのためさすがのアルフレッドも分からない。だがブルースが出かける前に軽く文句を言っていたシェパードパイのことを「おいしそうだ。」と言ったことでアルフレッドは何か違和感を感じたようだった。
一方目を覚ましたブルースは天井から光が差す牢獄のような場所にいた。起き上がり鉄格子のついた窓の外を見ると雪で覆われた山などが見え白い世界が広がっていた。
伯父の告白
突然現れた伯父のフランクと山小屋に来ていたゴードンは「急に姿を現したのは父との確執を話すため?」と聞いた。フランクは「そうだ。私を信じてほしい。」と答える。ゴードンは「家族だから信じますよ。」と言った。フランクは「振り返ると後悔ばかりだが最悪なのは弟との決別だ。ピーターは大切な弟でお前はその息子だ。お前のために戻って来た。関係を正したくてね。」と言った。その後狩りに出かけた2人だが、ゴードンはなかなか話し始めないフランクに「真実を話すと連れ出されまだ何も聞けない。」と言った。フランクは覚悟を決めたようで「”梟の法廷”について聞いたことは?ゴッサムを支配してきた秘密結社だ。ゴッサムを築いた家族たちが創立した。かつては街のバランスを守っていた。だが時が過ぎ力を持ち過ぎた。ピーターと私はメンバーだった。私は今も。お前の命は狙ってない。敬意を払ってる。メンバーに迎えたい。」と言った。
再び山小屋に戻り話をするゴードンたち。「なぜ兄弟でメンバーになったんです?」と聞くゴードン。フランクは「ピーターも私も正しいことだと思ってた。だが欺かれた。今もメンバーであると”思わせて”いる。ピーターが彼らのウソを見抜き警告してくれたが遅かった。ピーターは奴らに殺された。」と話す。ゴードンは「違う。あれは酔っ払いが起こした事故です。」と言うがフランクは「そう見せたんだ。」と言った。「俺も乗ってた。父は目の前で死んだ。」と言うゴードンにフランクは「偽装工作などたやすい。弟が邪魔で殺したんだ。断言できる。」と言った。今まで黙っていたフランクに怒るゴードン。だがフランクもピーターの一件以来外国に行かされていたし、生きるために従っていたと言う。ゴードンは「なぜ今頃現れたんですか?」と聞いた。フランクは「お前が加われば私は1人じゃなくなる。内側から組織を潰そう。1人では無理だが2人なら梟の法廷を壊滅し民主主義と法を取り戻せる。」と言う。ゴードンは「そんな言葉を信じると?家族だから?」と聞く。フランクは「信じてもらうしかない。」と言った。
ついにエドがリドラーになってしまいましたね~。幸い卒業式に撒いたのは毒ガスではなく催眠ガスだったので大勢の命に危険はなかったのですがヤバイくらい情緒不安定ですよね。冷静に対処するルーシャスがすごいなぁ。そして幻覚として登場してたペンギンはやっぱり死ぬワケなかったですねwwアイビーに看病されて命を救われたと。役者がそろいつつありますよね。今後はペンギンとエドの確執もあるし、ヴィラン達の対応もあるだろうけど梟の法廷が動き始めたのでまずはそちらをやらないとですよね。ブルースに成り代わったファイブ。きっとアルフレッドがすぐに対処してくれる気がするけどブルースは一体どこに?なんか寒そうな場所ですよね。しかも遠そうな…?早く助けてあげて欲しいです。
梟の像が割れてしまったから、組織に対抗する術はあるのかなと思ってましたがゴードンが内側から崩しにかかればいいですよね!ただし伯父さんが本当のことを言っているとするならばですが。
しかしハービーは警部代理になってからポンコツになってるなぁ。昔の熟練刑事っぽい渋さはどこいった?
GOTHAM seson3 ep15
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