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GOTHAM ゴッサム シーズン1　第18話『それぞれの弱み』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

無事だったアルフレッド

旧友ペインに刺され病院に運ばれたアルフレッドは命に別状は無く回復に向かっていた。ゴードンは見舞に訪れ誰に刺されたかを聞いた。ブルースがペインのことを話そうとするとアルフレッドは遮る様に「さぁ、暗くて…人影しかわからなかった…あとはブルース様の姿しか覚えていません」と言った。ゴードンは何かあるのだろうと思ったが、朝から鳴りやまない携帯電話に出なくてはならず話はそこで終わってしまった。ゴードンが去った後、不満げなブルースに「片をつけるのは私しかおりませんから」とアルフレッドは言った。

フィッシュの碧眼

医務室らしきベッドで目を覚ましたフィッシュ。横には医師が付き添っていた。その医師が施設のオーナーであるドルマーカーだとわかったフィッシュは自分を腹心にするよう提案する。自分はファルコンの腹心であったこと、一週間足らずで地下の人間たちをまとめ上げたことを話すがドルマーカーは笑って「君のエネルギーは素晴らしいね」と言うだけだった。そして「その目は苦労したよ。あいにく在庫がほとんど無くて。だから申し訳ない。目の色が合わなかった」と言って部屋から出て行った。フィッシュは鏡の所まで行って目を見ると新しく入れられた目は碧眼だった。

相棒の裏切り

苦労の末逮捕した麻薬捜査課のフラス(参照：シーズン1第13話『警察の闇』)が起訴取り下げで復帰する上に本部長の後押しで重要なポストに就くことがわかる。ゴードンは上司のサラと地区検事補のデントとこの話をしていたのだが、デントが言うにはフラスの無実を証明する証人が見つかったという事だが、それが誰か教えてもらえないので少し探ってみると言った。ゴードンも本部長の所へ行きフラスは殺人犯だから牢獄に入れるべきだと主張するが本部長は「覆す証拠は楽しいものだ」と一本のビデオテープを再生し始める。そこには相棒ハービーの姿が…ハービーは「偽の証拠を提出しました」と証言をしていた…署に戻りゴードンはハービーに何故裏切ったのかを聞く。するとハービーには弱味があるらしく、それをネタに本部長に証言を強要されたということだった。

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ハメられる男たち

本部長のローブはあらゆる権力者の弱みを握っていて、それを元にのし上がったという事が分かる。デントとゴードンはどうすればローブを叩けるか考えていた。するとデントは何やら閃いた。そしてゴードンの前にローブが殺人課にいた時の相棒の男を連れて来る。その男にローブの20年前に亡くなった奥さんを殺したと言う疑惑について聞き出そうとするが、彼もまた弱味を握られている一人だった。元相棒は口を割らなかったが、ローブが隠したいものがある時に使っている男の名前を教えてくれた。中華料理店の地下にある部屋で仲間達と金を数える中華系の男を訪ねるがゴードンとデントは襲われてしまう。何とか店から逃げ出すが路地裏は行き止まりで困っているとハービーが車で突っ込んで来て間一髪で助けてくれた。そしてゴードンたちはローブの元相棒にハメられたというとハービーは「あいつは締め上げれば何でも話すぞ」と言って元相棒を脅しローブとファルコンはなにか極秘のものを隠しているということを聞き出す。真意を確かめる為ゴードンたちはペンギンを頼るのだが…

隠したいもの

ペンギンの案内でゴードンとハービーはとある家に着いた。車の中で3人でいると年老いた男性が話しかけて来た。ペンギンはとっさに「本部長に言われてきたんですが…」と言う。すると男性は家の中に入れてお茶を振舞ってくれた。話を聞くとこの家は20年位前にローブが買ってくれたものらしい。彼は妻のマージと一緒に暮らしていると言った。老夫婦はにこやかに招き入れてくれたが話している最中2階から足音が聞こえる。男性は「あー、アライグマですな」と言うが足音は大きくなった。ハービーが「おい、ゴードン。俺たちは調査に来たんだろ？2階から始めよう」と言うとマージが鍵を取って来ると言う。だが戻った彼女の手には鍵ではなくショットガンが握られていた…マージは躊躇なく発砲してきた。ゴードンたちも応戦し、何とか取り押さえると2階へ向かう。するとそこには中年の女性がいた。彼女は「私はミリアム・ローブよ」と言った。

交換条件で得た物

ミリアムはローブの娘だとわかる。だがちょっととんちんかんなところがあって、ローブの秘密の資料がどこにあるかなど知っていそうになかった。だがゴードンはハービーに「ローブの妻が死んだのは20年前で頭蓋骨骨折です。ミリアムは10代だったはず」と言った。そしてミリアムに話を聞くとゴードンの読み通り母親をキャンドル立てで殴ったという事だった。そしてそれをローブが隠しているということだった。ローブの弱みを握った形になったゴードンはローブの元を訪れた。ローブは「ミリアムは病んでいてね…公表したければすればいい」と言った。ゴードンが「あなたは娘をアーカム送りにしたくなかったんだ」というとローブは返す言葉もないといった顔をして「辞表を出すよ」と言ったが、ゴードンは「辞めなくていい。誰が本部長になっても同じだ。あなたなら利用できます。フラスは裁かれるべきだ。ハービーのファイルを渡してくれ。あとの警官のはデントへ。」と言う。だがローブは「ダメだ。ミリアムは大事だが、生活も大事だ。ブロックのは渡してやる。だが他はダメだ」と言った。ゴードンは「わかった。だがもう一つある」と言ってローブにマスコミの前で今度の警察官組合の会長選挙で全面的にゴードンを支援すると公表させた。

またペンギンに貸しを作ってしまいましたね～。あんまり頼ると大きなしっぺ返しが来そうですが…ゴードンは警察の闇に一つの切込みを入れられたような気がしますが、このことからすこしずつ良くなっていくのでしょうか？
そしてうまいことドルマーカーに取り入ったフィッシュですが、今いる場所が絶海の孤島に建てられた場所だと知って逃げられないとわかってしまったようです。今後どうやってゴッサムシティに戻って来るのか…いや戻ってこないのか？

今日の一枚