GOTHAM ゴッサム シーズン1 第5話『負の遺産』
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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
学び続けるブルース
両親の事件とゴッサムシティでの出来事を関連付け、どうにか真犯人をあぶりだしたいブルース・ウェインは相変わらず資料を読みふけり、色々な事を知ろうとしていた。心配する執事のアルフレッドの話もまともに聞かず壁に資料を貼ってはぶつぶつと独り言をつぶやき考え込んでいた。ブルースは「どうしてマローニやファルコンのようなマフィアが仕事をもらえるんだろう?市長たちが腐敗しているのは知っているけど、ウェイン産業も何かできたはずだ…」と言った。
謎のドラッグ
「ドラッグの金をくれ」と書かれた紙を横に置き街でギターを弾くホームレスの若者。その若者に男が近づき、そっとギターケースに緑色の液体の入った小瓶を置いていった。ホームレスの男はその小瓶をマジマジと見つめる。するとそこには”吸引しろ”と書かれていた。男は早速瓶の中身を嗅いでみる。するとみるみる力がみなぎり始めた。男はコンビニに入ると勝手に牛乳をがぶがぶと飲み始めそれを止めに入った店員のバットも簡単に奪い取るとまるで小枝でも折るかのようにポキッと折ってしまった。
その頃近くのスタンドでハンバーガーを買っていたハービーとゴードン。鳴り響く警報装置の音に気付きすぐさまコンビニに向かう。中に入ると店員が奥から助けてくれと出てきて、話を聞けば突然入って来て勝手に牛乳を飲んだ男がATMの機械を持ち去ったと言うのだ。ゴードンは「特徴を覚えてます?車は?車種とかナンバーとか」と聞くが店員は「車なんてないよ」と言う。ハービーは「車がないのにATMを運んだって言うのか?」と驚く。店員は「ああ。だからヤバイっていったんだ」と言った。
溺れる者はATMを掴み…
防犯カメラの映像から男の顔がわかる。それを元にゴードンたちは街で聞き込みをする。すると娼婦からあっさりと情報を得られた。ホームレスでギター弾きの男の名はベニー。教えてもらった居場所へ行くと辺りには牛乳のボトルが散乱していた。ハービーは「どうして乳製品ばかり…」と呟いた。奥へ進むとベニーがいた。ベニーは座り込み震えながら「助けてくれ。」とゴードンたちに言う。そして「あれが…あれが欲しいんだ。さっきまでいい気分だったのに今は最悪だ…男を捜して…耳のつぶれた男だ…」と言う。ハービーは落ち着いてとなだめながら拘束しようとするが押し返されてしまった。ゴードンも一緒に二人で何とか取り押さえようとするが男一人に警官2人が跳ね飛ばされてしまう。そしてベニーは取って来たATMの大きな機械を両手で高く持ち上げる。そして「やめろと言っただろ~!!」と叫び今にもその鉄の塊をこちらに投げてきそう…と思ったら突然メキッ!メキッ!と腕や足が崩れて行きベニーはATMの機械の下敷きになって死亡してしまった。
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ドラッグの蔓延と製造元
耳のつぶれた男は街を歩きながら例の緑の液体ドラッグを配っていた。それを吸引した者たちが次々に暴力化。警察署も大忙しになっていた。科学捜査官のエドは緑のドラッグ”ヴァイパー”の分析を進めていた。その結果ヴァイパーは普段使われていないDNAを活性化し高揚感や力を生み出すが尋常ではない量のカルシウムを消費するので乳製品が欲しくなる。だがそれでは補いきれないためやがては骨が粉々に砕けてしまい窒息して死亡する。と言うことだった。警察署で暴れていた娼婦も目の前で崩れていく。それを見てエドは「素晴らしい…」と呟いた。ゴードンはこのヴァイパーを作るのは技術が必要なのかとエドに尋ねる。エドは「それはそれは高度な技術が必要です。それに最新の研究施設も。この街でこの薬が作れるレベルはウェルザインです。」と答えた。ウェルザインはウェイン産業の子会社だからそんなことに加担するかしらと上司は言うが、とりあえずウェルザインの者を呼んで話を聞くことにする。署にやって来たウェルザインの法務顧問に話を聞くともちろんヴァイパーとの関連は否定。だが耳のつぶれた男を知っていた。その男はスタン・ポトルスキーという優秀な研究員だったが上司との意見が合わず自分の耳を切り落とそうとしたということだった。そしてそれが原因で解雇になったらしい。ゴードンは法務顧問の女性に「あなたはポトルスキーが犯人だとわかっていたからここへ来た。」と言い研究施設を調べる事を要求した。
ペンギンの問題
警察署にやってきたマローニの手下。「ゴードン刑事だな?一緒に来てもらえないか?」とゴードンに話しかける。ゴードンが突然何だ?という感じでいると男は続けて言う「俺たちには共通の友達がいるだろ。オズワルド・コブルポット。もし一緒に来てくれないなら、奴の生首をファルコンに送ってもいいんだぜ。そうしたらあんた困るだろ?」
それを聞いて仕方なくついて行く事にする。そしてマローニのレストランに連れてこられるとそこには血だらけのペンギンもいた。マローニは「こいつのいうことがちょっと信じられなくてね。あんたからも話を聞きたいんだ。もし話が食い違えばこいつもあんたも殺す」と言われる。ゴードンはペンギン殺害偽装の一部始終を素直に話す。するとマローニは「そうか。面白い!ペンギンの言ったことは本当だったんだ。俺は打倒ファルコンの最新兵器を手に入れたわけか」と喜んだ。用が済み帰ろうとするゴードンにマローニは「これからは何かあったら連絡する」と言った。ゴードンは「わかった」と言うしかなかった。
ウェルザインの真実
警察に送られてきたポトルスキーの私物の中に写真が入っていた。そこには大学教授とポトルスキーが写っていた。他に家族も友人も居なさそうだったのでその大学教授の元を訪れることに。ポトルスキーの事を聞いてみると「彼は優秀な生徒だったよ。だが会社で道徳的ジレンマにかられてね」という教授にハービーは「シャンプー作りになんで道徳的ジレンマが?」と聞く。すると教授は「シャンプー?ウェルザインがそう言ったのか?」と笑った。そして「スタンは兵士用の薬物兵器を作っていたんだよ。それを使えば素手で人間を引きちぎれるほどの力を生むやつをね。」と続けた。更に「ヴァイパーは失敗作でその次がもう作られている。」とも言う。
ポトルスキーはこのことについて計画中止をウェイン夫妻に申し出てウェイン夫妻は承認してくれたが、夫妻の死後また計画が再開されたということだった。そして計画を止める為にやむなく強硬手段に出たということで、今から大きな計画が用意されていると教授は言う。そして教授も共犯者でありヴァイパーをその場で吸ってハービーに襲い掛かる。何とかゴードンが銃で撃って助ける。ゴードンたちはポトルスキーが”何か”を起こす場所を考えているとゴードンは今日ウェイン産業の昼食会が行われることを思い出し「場所がわかった」と言う。
ポトルスキーの結末
ブルースも参加しているウェイン産業の昼食会に紛れ込んだポトルスキーは屋上の換気システムへ向かいそこからヴァイパーを流そうとしていた。会場のテレビにはポトルスキーの姿が映し出され「ヴァイパーは私がウェルザインに作らされたものだ!街での犠牲で充分だと思っていたが、足りないようだ…もっと重要な人たちに犠牲になってもらう!」とヴァイパーを流し込んだ。アルフレッドは自分のスーツを脱ぎブルースにかぶせ守ろうとした。そこへやって来たゴードンたちは急いで屋上のポトルスキーの所へ行く。ポトルスキーは説得に応じないためゴードンはヴァイパーの缶を撃つ。するとポトルスキーは大量のヴァイパーを浴びてそのまま「39番倉庫を調べろ!」と言って屋上から飛び降り死亡してしまった。
ゴッサムのやり方
ゴードンたちはポトルスキーの言った39番倉庫を調べに行くが中には何もなかった。ハービーは「思った通りだ。ここはゴッサムだからな。」と言った。そんな二人の姿を遠くから見るウェルザイン関係者の姿があった。
今回の件で更なる疑い持ったブルースは前以上に資料を読み漁っていた。いつもなら「この資料を暖炉で燃やしてしまいたいです」と言っていたアルフレッドだが、一緒になって調べ始める。それをみてブルースは微笑んだ。
今回はペンギンがマローニに正体を話してしまいゴードンもダークサイドに片足を突っ込まざるをえない感じになってしまいましたね。今後はこのペンギンが悪さをしてファルコンをつぶしにかかるのでしょうか。ファルコンは内部にも敵がいますしね。フィッシュが用意した兵器(若い女性)がとうとう接触開始。息の根を止めにかかりましたね。
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