ゲーム・オブ・スローンズ 最終章 第2話『A Knight of the Seven Kingdoms』
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実物を目にしデナーリスとサーセイは共に戦う事を約束。
しかしサーセイはその約束を守る気はなかった。
そんな中、殺したドラゴンを魔物に変えた夜の王はそれに乗り東の物見城を突破。
おびただしい数の魔物たちは南進を始めていた。
ジョンたちはこの戦いを制することができるのか?
そして恋仲になってしまったジョンとデナーリス。しかしジョンの出生の秘密がついに明かされる。
真の玉座の継承者であるジョン。この事実はデナーリスとの関係にどのような変化をもたらすのか…?
泣いても笑ってもこれが最後。ついに見納め最終章です!
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ゲーム・オブ・スローンズ 死因リスト① 第1章~第3章 はコチラ
ゲーム・オブ・スローンズ 死因リスト② 第4章~第6章 はコチラ
ゲーム・オブ・スローンズ 死因リスト③ 第7章 はコチラ
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
ウィンターフェルにやってきたジェイミー
広間には大勢の人たちが集まっていた。長テーブルの中心に座るのはデナーリス。デナーリスは前に立つジェイミーに幼い頃兄から聞かされた”父殺し”の人物について語っていた。そしてその父殺しの男を追い詰めた時あらゆる懲らしめ方を考えていたことを話していた。
それから「お前の姉は軍を北部に送ると誓った。軍はどこだ?」と聞く。ジェイミーは「(サーセイは)軍を北部に送る気なんてはなからなかった。ユーロン・グレイジョイの水軍と2万人の軍隊を持ってる。エッソスの黄金兵団(ゴールデン・カンパニー)を買収した。我々が死の軍団を打ち負かしても生き残った者は彼女に殺される。」と答えた。不満げにティリオンに視線を投げかけた後デナーリスは「”我々”?」とジェイミーに言う。ジェイミーは「生者のために戦うと固く誓った。」と言った。
ティリオンはたまらず「陛下。兄は…」と割って入ろうとするがデナーリスは即行で「信じられない。」と強く言う。
ティリオンは1人でここに来たのだから嘘をつく動機はないとデナーリスを説得しようとするがサンサも「信用できない。」と言う。街でネッドを襲い自分の家族を破壊しようとしたと非難する。
だがジェイミーは「謝れと?いたしません。戦中だった。すべては我が家と威光のためにしたこと。後悔などない。」と言い切った。すると横で静かに聞いていたブランが「愛のためなら何でもする。」と言った。何の事を示しているのか分からないサンサたちとは違いジェイミーにはそれが何のことを言っているのか良く分かる。しかしブランはそれ以上は何も言わなかった。
ジェイミーはなかなか信用してはもらえない。するとブライエニーが立ち上がった。「陛下は私を知りませんが私はサー・ジェイミーを知っています。信義を重んじる人です。かつて私の捕虜でした。でもお互い捕虜となり私が襲われそうになった時彼が守ってくれた。手を失ったのはそのせいです。彼がいなければあなた(サンサ)の命はありません。彼に武装され装甲も与えられあなたを連れ戻すために私を送りました。あなたのお母上に誓いを立てたからです。」と言う。それを聞いたサンサは「保証するのか?」と聞いた。ブライエニーは「保証します。」と答えた。サンサは「共に戦えるか?」と聞く。「戦えます。」とブライエニーは答えた。
サンサは「私はあなたを信じてる。あなたが信じるなら彼を迎え入れよう。」と言う。この言葉にデナーリスは”信じられない”という顔をサンサに向けた。デナーリスはジョンはどう思うのか聞く。ジョンは「できるだけ多くの人員が必要だ。」と言ったのでデナーリスは不服ながらもジェイミーを受け入れるしかなくなってしまった。
ジェイミーはその後ウィアウッドの前にいるブランと話をし「心から謝りたい。」と言う。ブランは「あの時は違った。自分の家族を守ったんだ。」と言った。ジェイミーが「俺は変わった。」と言うとブランは「僕を突き落とさなければ変わらなかった。僕もブランドン・スタークのままだった。」と言った。
ブランがもうブランではないのだとジェイミーはその時知った。ブランはもう誰も憎んでいないと言う。ジェイミーは「なぜあの時(突き落としたのは自分だと)明かさなかった?」と聞いた。ブランは「今殺されたらこの戦に協力できなくなる。」と答える。ジェイミーはなるほどな、という顔を見せた。そして「戦が終わったら?」と尋ねた。ブランは「終わる保証なんてない。」と言った。
ジェイミーとブライエニー
ジェイミーが来たことをよく思わない者たちもいる中、ティリオンはジェイミーと話をする。
サーセイの話をあーだこーだとしながら歩廊にやって来るとティリオンは「俺たちはウィンターフェルで死ぬ。思い描いた死と違う。描いていたのは自分のベッドの上、80歳の俺は腹いっぱいワインを飲みかわいい娘が俺のナニをくわえてる。……少なくともサーセイには殺されない。彼女が不満を感じることに満足できるかも。死者たちに引き裂かれながら。」と話す。その最中にジェイミーはふと反対側を見て止まった。目線の先には訓練を行うブライエニーがいた。ジェイミーはブライエニーの所へ行く。腕を上げたポッドに感心しながらジェイミーは「左翼を率いると聞いた。」とブライエニーに言う。「そうだ。戦闘に適した土地だ。」とブライエニーは答えつつ「何を企んでる?」と聞いた。何もとジェイミーは答えるがブライエニーは「一回も侮辱されずに続いた会話はこれが初めてだ。」と言う。何となく意地の張り合いになりそうな展開だったがジェイミーは「ウィンターフェルに来たのは……もうかつての戦士ではない。あなたの指揮下で役に立てれば光栄です。」と言った。ブライエニーは返答に困ったような顔をすると「戻らねば。」と言って去って行った。
女同士の密談
デナーリスはサンサと所へ行き2人で話がしたいと言った。
デナーリスはジェイミーについては”同じ意見”だと思ったのにと遠回しに文句をつける。サンサは「ブライエニーは1度も私を裏切ったことはない。彼女を誰よりも信用する。」と言った。デナーリスは「私も信頼できる顧問たちに恵まれたい。」と言う。サーセイの一件でデナーリスはティリオンに腹を立てていた。
サンサは「ティリオンは良い人よ。常に誠実だった。」と擁護した。デナーリスは「彼を”手”に任命したのは良い人だったからじゃない。彼は良い人で聡明。その上必要であれば冷酷にもなれる。サーセイを信じたのは大失態。」と言う。サンサは「あなたも彼を信じた。」と言った。デナーリスは少し痛い所を突かれてしまうが「姉を良く知ってるとみなした。」と笑顔で取り繕った。サンサは「家族とは複雑なものだ。」と言いデナーリスは「それはお互いさまね。」と言った。
2人ともイスに座り、デナーリスは自分たちの対立の原因は何かとサンサに聞いた。サンサは「ジョンはあなたを愛してる。」と言う。「それが気に食わない?」とデナーリスは聞いた。サンサは「男は女のためにバカなマネをする。簡単に操れる。」と言った。
デナーリスは「この人生で狙いは一つ。”鉄の玉座”。私の家族を崩壊した者から奪い返す。あなたの家族も危なかった。私の戦は彼らに対するものだった。ジョンと出会うまでは。そして今遠く離れたここにいる。ジョンと共に彼の戦を戦ってる。それで誰が誰を操ったと?」と話す。サンサはデナーリスも本当にジョンを愛しているのだと分かりふっと笑った。そして「あなたが到着した時感謝するべきだった。私が間違ってた。」と言う。デナーリスはサンサの手の上に自分の手を重ね「ここにいるのはあなたの兄を愛してるから。彼を信頼してる。彼は約束を守る人。出会った男の中でそう言えるのは彼が2人目。」と言った。サンサは「1人目は?」と聞く。デナーリスは「もっと背の高い人。」と答え2人は笑った。
そしてサンサは「この先はどうなる?死者たちを倒しサーセイを倒す。そしたら?」と聞いた。デナーリスは「私が鉄の玉座にすわる。」と答える。サンサは「北部はどうなる?奪われたから奪い返した。他の誰にも忠誠を誓わないと断言した。北部はどうなる?」と聞く。デナーリスは何も答えずサンサの手に重ねた自分の手を離した。また女同士の間に緊張が走る。その時メイスターのウォルカンが二人を呼びに来た。広間に行くとそこにはシオンがいた。
シオンはヤーラはデナーリスの名義で鉄諸島を取り返しに向かったと説明し、自分はウィンターフェルのために戦いたいと申し出た。サンサは嬉しそうに涙ぐみ、シオンに抱き付いた。シオンもサンサをぎゅっと抱きしめた。
仲間の帰還、そして迫る死の軍団
角笛が響き渡るウィンターフェル。ジョンは急いで外へ出て来た。
角笛はエッドたちが帰還した合図だった。無事に生きて再会できジョンはエッドにハグをしに行こうとする…が横からトアマンドがうりゃ~っと体当たり。エッドとの感動の再会は邪魔されてしまったが、生きて戻った仲間たちにジョンは嬉しそうだった。その後ちゃんとエッドともハグし、ベリックとも握手した。「よく互いを見つけあったな。」と言うジョンにエッドは「最後の炉端城(ラスト・ハース)で落ち合った。」と答える。トアマンドは「死者たちに先を越されていた。」と言う。ジョンは「アンバー家は?」と聞く。ベリックは「夜の王の下で戦ってる。」と答える。トアマンドも「奴らを避けてここへ来た。ここにいない者は死の軍団といる。」と話した。ジョンは「ここへはいつ?」と聞いた。トアマンドは「明日の夜明け前だ。」と答える。あまりにも時間がないことを知ったジョンはサムと目を合わせた。
そんな2人の心配をよそにトアマンドは「あのデカい女は生きてるか?」と聞いた。
ジョンたちはすぐにみんなを集め、戦闘の準備を整えさせる。あまりに多い敵、そして疲れず休まない敵。ジョンは主要人物たちに「正々堂々な戦いは通用しない。死の軍団は夜の王から生まれ奴だけに従う。もし没落すれば…奴を仕留めることが最善の策だ。」と話した。するとジェイミーが「それが事実なら身を隠すだろう。」と言う。ブランは「隠します。僕を狙ってきます。今まで何度も三つ目の鴉を狙ってきました。終わりのない夜のため。この世を消すために記憶である僕を消す。」と言った。サムは「それが”死”だろ。忘れて、忘れられること。今までの居場所やしてきたことを忘れたら俺らはもう人間じゃない。ただの動物だ。本から記憶は得られない。記憶は物語ではない。人間の世界を滅ぼすならまずは君から消すだろう。」と言う。「なぜ居場所が分かる?」とティリオンは聞いた。ブランは「印がついてる。」と言って以前緑視中に夜の王につけられた腕の”印”を見せた。「常に僕の居場所は把握されてる。」と言うブランにジョンは安全だから地下へ行けと言う。だがブランは「行かない。死の軍団に殺られる前に奴をおびき出す。神々の森で待機する。」と言った。アリアは「一人では行かせない。」と言う。するとシオンが「俺が行く。鉄の民と。お前からこの城を奪った。お前を守らせてくれ。」と言った。
その他の作戦についても話合いが行われた。溝を着火する合図を城壁からダヴォスが行うのだがティリオンも一緒に行くと言う。だがジョラーから色々アドバイスをもらい怒りを鎮めていたデナーリスは生き抜いたらお前の頭脳が必要になるから地下へ行けと命じていた。予想もつかない死者との戦い。皆不安を感じていた。
トアマンドは「我々は死ぬ。」と言う。そして横にいたブライエニーを見て「でも死ぬ時は皆一緒だ♡」とニヤッとした。ブライエニーは眉間にシワを寄せつつも一理あるなと言う表情を見せていた。
「休もう。」とジョンが言うと、それぞれ戦闘に備えるため部屋から出て行った。
戦い前夜:ジョンとサムとエッド
歩廊で外を眺める3人。エッドは「我々の務めが始まります。」と言いジョンは頷いた。
そして赤ちゃんのサムとジリは地下にいると聞きサムにお前も行きたければ地下へ行けと言った。サムはさも不満げに「ホワイト・ウォーカーを最初に殺した男は俺だ。ゼン族も殺した。」とまくしたてる。「一人な。」とエッドが茶々を入れるがサムは「ジリも何度も救った。知識の城の本を何冊も盗んだし、最初に人々の戦いも生き抜いた。戦場では俺が必要だ。」と言った。エッドは「サムウェル・ターリー。白き魔物退治のサム。色男。世界が終わる暗示はこれ以上いらない。」と言う。サムがフーッとため息を吐き「当初の日々を忘れるな。俺たち、グレン、ピップ。」と言うと続けてジョンは「残ってるのは俺たち3人。」と言った。エッドは「最後の男は殺られた仲間を焼け。」と言い3人は雪が積もる城の前を眺めた。
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戦い前夜:暖炉に集まる人々
暖炉の前でワインを飲むティリオンとジェイミー。ティリオンは「父上がいなくて残念だ。息子たちがウィンターフェルをを守るため死ぬ間際だと知ったらどんな顔をするだろう?」と言う。ジェイミーは「見る価値はある。」とティリオンの冗談に答えていた。2人は初めてこの城に来た時のことなどを話していた。そこへ温かい場所を求めてやって来たブライエニーとポッドが現れる。ティリオンはワインをすすめ、カップに溢れるほどのワインをポッドに渡した。その時ダヴォスとトアマンドもやって来る。背後から獲物を狙うようにじっと見つめるトアマンドの気配を感じまたブライエニーの眉間にはシワが寄った。トアマンドはブライエニーに「今夜が最後の夜かもしれない。」と言う。ブライエニーは引きつりながらも「あなたがいて良かった。共に戦えて。東の物見城も生き抜いて良かった。」と言う。社交辞令だがそんなことは分からないトアマンドは嬉しそうな顔をする。そしてジェイミーの顔を見ると「お前は”王殺し”と呼ばれてる。俺は”巨人殺し”と呼ばれてる。」と言ってなぜ自分がそう呼ばれるようになったか話し始めた。10歳の時に巨人を殺したトアマンドはその後その巨人の妻と寝た。起きた彼女はトアマンドに3か月間お乳を与えたらしい。トアマンドのことを赤ちゃんだと思い込んでいたのだ。しかしそのお乳のお陰でトアマンドは大きく育ったと”武勇伝”を語った。だがその微妙な武勇伝を聞き周りは気まずい空気となるがそんなことに気づきもしないトアマンドは持参した酒をびっちゃびちゃに垂らしながらグイグイと飲み干していた。
しばらくするとしんみりし始める人々。スタークと一度は戦ったことのある人物たちがウィンターフェルを守るために集まると言う数奇な運命。でもティリオンは「生き延びると思う。」と言う。これにみんな笑った。いくつもの戦いから生き残って来た者ばかり。その時ティリオンは酔いのせいかブライエニーに「サー・ブライエニー」と言ってしまった。
騎士の資格は十分にあるが女性は伝統により騎士になれない。その事実を聞いたトアマンドは驚き「俺は王ではないが王だったら君を即座に騎士にする。」と言った。するとジェイミーが「王は必要ない。騎士がいれば可能なことだ。証明してやる。跪け、レディ・ブライエニー。」と言った。
戸惑うブライエニーだがポッドに促されジェイミーの前に跪いた。
ジェイミーは剣をブライエニーの肩に置き「戦士の名においてそなたを勇士とする。父の名においてそなたを公平な者とする。母の名において罪なき者を守る者とする。立て。タース家のブライエニー。七王国の騎士。」と言った。立ち上がったブライエニーの目には涙が浮かんでいた。するとトアマンドが大きな拍手を送る。皆も拍手を送りティリオンは「タース家のサー・ブライエニー!七王国の騎士!」と賛辞を送った。ブライエニーは堪え切れず涙を流しみんなに笑顔を向けていた。
戦い前夜:アリア
歩廊に座り酒を飲むハウンドの所へアリアがやって来る。アリアは酒を一口もらうが何も言わない。ハウンドは「信じられん。一切無駄口を叩かない。」と言う。アリアは「変わったの。」と答えた。そして「なぜここで戦う?兄弟団に入った?ジョンと壁の向こうへ行き今はここにいる。なぜだ?最後誰かのために戦ったのはいつだ?」と質問した。ハウンドは「お前のために戦った。」と答えた。そこにベリックもやって来て「レディ、またお会いできて光栄です。前回は大変お気の毒でした。」と挨拶する。ハウンドは「こいつも名簿に?」と聞いた。アリアは「少しの間だけ。」と答えた。
ベリックは光の王が私たちを引き合わせたのだ…と話をし始めるがハウンドがもうソロスはいないのだから説教はごめんだと止めた。アリアが立ち去ろうとするとハウンドは「どこへ行く?」と聞いた。アリアは「最後の時を年老いたお前たちと過ごす気はない。」と言い鍛冶場へ行って弓矢の練習をしていた。
そこへアリアに頼まれた武器を作ったジェンドリーがやって来る。武器を受け取り、その完成度にアリアは嬉しそうにしていた。アリアはジェンドリーと話をし、紅の女が何を欲しがっていたのか聞いた。ジェンドリーがロバートの落とし子であり裸にされて血をヒルで採られたと聞きアリアは驚いた。そこから何人の女と寝たのかという話になる。
適当に答えようとするジェンドリーだがアリアに詰められ3人だと正直に答えた。アリアは「きっと私たちは間もなく死ぬ。その前にどんな感じか知りたい。」と言う。少し困った様子のジェンドリー。「アリア、俺は…」と言いかけるがアリアはジェンドリーにキスをした。そしてジェンドリーの服を脱がし始めジェンドリーも応える。
アリアはジェンドリーを押し倒すと自分の服を脱ぎ捨てた。彼女の体に刻まれたいくつもの傷痕。ジェンドリーはそれを見て驚いた顔をした。「紅の女じゃない。自分で服を脱げ。」と言ってアリアはジェンドリーに覆いかぶさりまたキスをした…
戦い前夜:ハウス・モーモント&サム
サムが外に出ると何やら言い合う声が聞こえて来た。「男女と子供たちを鍛えた。戦った経験もあるしまた戦える。」「聞いてください。あなたはこの家の未来なんです。」「言われなくても分かってる。」「地下にいた方が安全です。今回の敵は…」「隠れてる場合じゃない。北部のために戦うと誓った。だから戦う。」それはジョラーとリアナのモーモント家の会話だった。サムが来ていることに気付くとリアナは「話は終わった。幸運を祈る。従兄。」と言いジョラーも「ありがとうございます。」と言いリアナは部下と共に去って行った。
サムは家から持ち出したヴァリリア鋼の”心臓裂き(ハーツ・ベイン)”を出す。「家族をこの剣で守れればと…でも構えが…。あなたの父親に男はどうあるべきか教わった。正しい行いのやり方。これは正しい。ヴァリリア鋼です。受け取っていただければ光栄です。」と言ってハーツ・ベインをジョラーに渡した。ジョラーは戸惑いながら受け取ったが剣を眺め覚悟を決めたように「父と同じように人の領域を守る。」と言う。サムは「では終わった時にまた。勝利を願います。」と言った。
戦い前夜:ジョンとデナーリス
地下墓所にいるジョンの所にデナーリスがやって来た。ジョンの様子がおかしいことはデナーリスも気づいている。ジョンはデナーリスを見るとふっと寂し気に笑った。デナーリスはジョンの腕に手を絡ませ「この像は誰?」と聞いた。ジョンは「リアナ・スターク。」と答えた。デナーリスは「兄のレイガー。周りから彼はまともで優しい人だったと聞いた。でも彼女を犯した。」と言う。ジョンは「違う。彼女を愛していた。密かに結婚してたんだ。レイガーは敗れ彼女は息子を生んだ。真実を知れば息子はロバートに殺されると。リアナは分かってた。だから最後、血を流して死ぬ前に息子を兄に預けた。ネッド・スタークの落とし子として育てるために。俺の名は…本当の名は…エイゴン・ターガリエン。」と話す。突然の衝撃的な話を受け入れることができないデナーリスは「ありえない…」と否定する。ジョンは「でも事実なんだ。ブランが見た。そしてサムウェルが確認した。知識の城で結婚の記録を。それが何を意味するか知らず。」と言う。だがデナーリスは「あなたの弟と親友以外誰も知らない秘密。奇妙だと思わない?」とやはり受け入れられない様子。
ジョンは「事実だ。それは違いない。」と言う。デナーリスは「事実なら…あなたはターガリエン家の最後の嫡男。鉄の玉座の継承権がある。」と言った。
その時角笛が響き渡る。ホワイトウォーカーたちはもうウィンターフェルの間近に迫って来ていた…。
いよいよ戦いが始まりそうですね。
戦い前夜、色々ありましたね。てかありすぎ。もう誰も死んでほしくないけど全員死亡フラグに見えて仕方ありませんでした。
惜しみなくほとんどカバーしてくれるから順番に追っていきましょう(笑)
■とりあえずエッドやトアマンドが無事にウィンターフェルに到着して良かったですね。天然コンビが癒しなのでどちらも頑張ってもらいたいです。トアマンドはブライエニーのこと好きすぎだからもう受け入れてあげて欲しい…
巨人殺しの件はみんなドン引きしてたけどねw
■アリアちゃんのラブシーンではなぜか「ダメよ!お母さん許さないわ!」と謎の言葉を発していたボブ江です。
もう子供のころから見てるから成長の喜びよりもショックの方が大きかったわ…。世の親御さんってこんな気持ちなんでしょうか?お疲れさまです…
■サンサとシオンもアリですよね…?てかもう何なら好き同士やん…?
子供時代からは考えられない展開。シオンなんてクソ野郎以外の何者でもなかったし、サンサもめんどくさいこじらせ女子みたいだったし。そんな2人が大人になり。あ~こういう色々思い出すようにもっていかれるとまたウルッとするからやめてよね(笑)2人とも優しい顔つきになってました。
■ブライエニーが騎士となるシーン良かったですね~。騎士となったのはもちろんなんだけどポッドとブライエニーの関係性に感動しちゃいました。ポッドはブライエニーの心の内が分かっていたのですよね。すごく信頼し合ってるのが伝わってホロリですよ。ポッドすごく太った気がするけどw歌も上手でしたね。
ジェイミーもいい仕事したわ。
■ハーツ・ベインをジョラーに渡したサムグッジョブですよね。
なんかジョラーの父親がロング・クロウをジョンに渡し、本来ヴァリリア鋼を持つ権利のあるジョラーが持ってなくてってところに巡り巡ってサムから新たな剣が渡されるってステキ。ジオー・モーモントの意志が継がれて行ってるようでいいなぁ。サムはちびサムとジリと共に地下待機のようですし、第一線で戦うジョラーさんにヴァリリア鋼で目いっぱい戦ってもらいたいですね。
■炊き出ししている時に出会った顔に傷のある少女がシリーン姫のようでしたね~。ダヴォスもそりゃ一瞬固まるでしょう。なんか、勇敢な少女の言葉や姿にシリーン姫を思い出しウルッとしてしまいました。
その後のジリの返しもすごく良かったですよね。戦いたいと言う幼い少女に皆が避難する地下を守ってって。
否定せずちゃんと本人のやる気を折らない、ジリは良いお母さんになりそうだ。
なんかジリ太ったな~って思ったけどお腹大きくないですか?妊娠してたのかしら…?ただ太っただけ…?
■ミッサンディとグレイワームの会話も意味深な物でしたよね。
たしかにミッサンディにはこちらの土地はなじまないかもしれませんね。
2人ともデナーリスが玉座に座った後というか戦いの後のこと考えて不安に思っていたのですね。ナースに帰るのも良いと思う。2人には温かい土地で幸せに暮らしてもらいたいな。その前に生き残って欲しいですね。
■そしてついにジョンの出自を知ったデナちゃん。やっぱり簡単には受け入れられないですよね。
言うタイミングはあそこしかなかったけど、大きな戦いを前に姐さんのメンタル大丈夫かしら…?
嵐が去った後の2人の関係がちょっと心配ですよね。
とは言え、今はそんなことを言っている場合じゃないですよね。ついに白き魔物たちがウィンターフェルまでやって来てしまいました。誰も死んでほしくないけど、絶対誰かは死ぬのだろう…。はぁ…来週観るの怖いですね。
GAME OF THRONES season8 ep2
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Comment
ブライエニの騎士拝命の場面…これまでの長い物語の中でいちばん感動したかもしれません
ホントこのドラマを観てきてよかったと心から思いました。
と同時にここでもう見るのやめようか?と思うほどこれからの展開がコワいです
サーセイ以外みんな生き残って欲しいけど
ボブ江さん。
こんにちは。今回はこちらにコメント書かせていただきました。
さすがボブ江さんの感想、もれなくいろいろフォローされていて、読み応えあります!
そして、例のシーン。僕は、
「アリア!!お父さんは、お父さんは、許さないぞー!!誰だその男は、紹介も無しにーー!!」
と、叫んでました。
でも、仕方なし、ですかね。
大人ですもの。
たしかに、ハウンドよりはまだ・・(笑)。
このコメントは、第3話を観た後に書いています。衝撃に震えながら。
ボブ江さんの感想、お待ちしております。全世界のボブ江ファンが待ってます。
なが
ながさん
コメントありがとうございます!
色々あり過ぎて、感想もいっぱいになっちゃいますよね~。
読んで、俺はこー思ったとか俺もそう思ったとか思っていただければ幸いです。
やっぱりアリアちゃんの所変な親心出ちゃいましたよね!(笑)
そうなんですよ。なんかね、ショックなの…。
でも、ハウンドじゃなかっただけ…w
生き残って本当の意味でジェンドリーと結ばれてくれたらお母さんもお父さんも嬉しいですわよね?(笑)
あ、3話アップしました。もうちょっと…色々疲れました…w
ボブ江様、早々の返事ありがとうございまいた。
今は夜中に仕事されるのですね。
朝起きると返事が来ていてうれしいです。
さて、ポッドの歌った曲はJenny of old stoneと言うのですね。
歌詞のNever wanted to leaveで引っ張ったら出て来ました。
ストレイトにPodrick’s songで検索しても良かったみたいです。笑
GOTバー行きたい!
壁には登場人物の写真と名前を飾ってください。
でないと会話が成立しません。笑
では、ボブ江様には10連休も関係ないかもしれませんが、
お体をご自愛ください。
南の野人さん
コメントありがとうございます!
本業の合間になってしまうので、夜中に活動している時が多いです~。朝は苦手ですし( ;∀;)
GOTバーいいですよね。たしかに、壁には登場人物の名前入り写真飾らないとw
そしてテーブルには名鑑も必要ですね(笑)
推し家対抗ゲームとかしたいです。
10連休は全くの無縁ですが、お気遣いありがとうございます。
南の野人さんもゆっくり過ごされてくださいね。
濃密な空気感に心が落ち着きました。
くどいようですがオープンカフェでサンサとデートしてるみたいなシオン君、ちゃんとブランをナイトキングから守ってね。死んでもいいから。
ところで夜の王はどこに行ったのですかね。
最後に映ってませんでした。
「ビーちゃんに乗って大はしゃぎ」でどこか遠くまで行ってしまったのでしょうか?
次回の戦いは北アイルランドで55日間の夜の撮影だったそうです。
期待します。
PS今回は2度も途中で文書が飛んで行ってしまいました。
よろしく訂正お願いします。
夢は口に出した途端消える。
グレーンワームも当選確実に。
おいおい、シオン君。お姉さんにはスタークス家の為に戦うと言っておいてやっぱり
サンサがお目当てだったんだ。サンサにハグされてもう満足でしょう。
君はもう死んでもいいです。
わたくし最近はデナーレスより聡明で戦闘服も決まっているサンサに乗り換えました。
先回ではデナーレスは民の為に王座を捨てられるかとサムにクイーンの資質を疑問視されたばかりです。それが出だしではジェイミーにお前は父親を殺しだの、場違いの発言。今はサーセイのように利用できる人間は利用すべきでしょう。
サンサはジョンのカリスマ性を使って北部同盟を束ねて来たので、サンサの政治センスと聡明さが判って来ました。
そころでサム君。なんで今になってヴァリリア鋼の剣をジョラーに渡すの?
父君にはお世話になりましたと剣を渡すべきだったのはジョラーが知識の城を発つ
時だったでしょうが。お陰でサムがデナーレスを殺すのでなないかと言って恥を
かきましたよ。
アリアの件はパス。なんでもありのGOTですから。
アリアもヴァリリア鋼のナイフいるのでナイトキングを倒せる重要な
戦闘員です。個人の問題は「戦いの後ですよね。ですよね。」です。
ジョンデナの関係はまだ不明ですね。
デナ―レスは長年の夢の喪失の後でもまだモチベーション下がってないみたいだし。まあいつでもジョンをドラカリス出来ますもんね。ボブ江案の②の殺したる
です。
最後にポッドの歌に感動しました。
生か死か最後の夜を過ごす人々の間を流れて
ボブ江様、インド映画のバーフバリを映画館で見てGOTも映画館の大画面で大音響で
楽しめたらと思ってしまいまいた。
しかし今回の第2話のように戦い前夜のウインターフェルだけを58分もかけて濃密に
描かれてしまうとGOTはテレビドラマだからこそ成立したのだと再認識しました。
今回は心に訴えかけてくる場面ばかりでしたね。
ジェイミーとブライエニーの男女の関係を超えた絆。デナーレスやサンサの前で必
死でジェイミーをかばうブライエニー。もう自分は嘗てのような戦士ではない。片手しかない。と弱気を素直にブライエニーに見せるジェイミー。最後の夜かもしれ
ないときにブライエニーに騎士の称号を与えるジェイミー。美しい愛を感じました。
でもなんにか、七大国の騎士サーブラエニーで死なせてやろうという配慮か?
イカン!ブライエニーに死亡フラグが立ってしまった。
グレーンワームはミッサンディにこの戦いが終わってデナーレスが王座に就いたら
暖かい故郷に帰ろうなんて甘いこと言って。
それは戦いの前は禁句でしょう。
南の野人さん
コメントありがとうございます!
戦い前夜の様子が、ほとんど全員描かれて全員死んでもおかしくないような状況になってきましたね…。
GOTのCMで戦いの後のような静かなウィンターフェルにロング・クロウとジェイミーの”手”が落ちているシーンがありますが、これもイヤな想像をさせる演出ですよね…。
全員死ぬわけはないけれど、もしかして半分くらい死んじゃうんじゃという心配があります。
希望としては何とか誰も死なずに持ちこたえて欲しいのですけどもね。
GOTの映画版とかあっても良いなと思うのですが、やっぱりこれだけの物語を描くにはドラマじゃないとダメですよね~。
私はGOTバーみたいなの経営したいですwみんなで飲みながらGOTを観てワーワーしたいのです。
土曜の夜は堅牢の家か落とし子の戦いを流したい…(笑)
夜の王は身を隠しつつブランを狙ってくる感じでしょうかねぇ。
ドラゴンに乗ってくるならば空も注意しないとですよね。鉄の民にはしっかり守ってもらわないと…。
ジョンと姐さんの関係がちょっと怪しくなってきたところですがそうも言ってられません。
しっかり戦ってもらわないとですね。
ほんと、次回観るの楽しみだけど怖い…。涙でテレビが歪んでしまうかも…(´・ω・`)
とは言え、どのような展開になっても1話1話かみしめて行きたいと思います!次回も楽しみましょうね。
アリアちゃんが結ばれて私はすごく嬉しかったです。
たしかにあのアリアちゃんがという気もしなくもないのですが。
ジョンとデナの関係どうなるかも気になりますね。
ジリが太ったのは私も気になりました。
もしかしてサムとの子供ができた?と思いました。
次回が楽しみです。
まみりんさん
コメントありがとうございます!
アリアのことはもう親の気持ちで観てました。(親になったことないけどw)
いや、喜ばしいことなんですよ。でもなんか複雑な心境でしたね。
状況が状況だし、お互い好きあってと言う訳でもないし…。2人とも生き残って本当の意味で結ばれたら大喜びします(笑)
ジリ太りましたよね~。あごとかヤバかった…。
サムとの子供できてたらいつの間に?!ですよね。でもそれもアリですよね~。
あっちもこっちも心配ですし次回は大変なことになりそうな予感ですが楽しみましょうね♪
ボブ江さん
こんにちは
もうね、胸熱、
どの場面を切り取っても。
運命に導かれ、
闘った者同士、共通の敵を倒すため
終結し、命をかけて戦う
決戦前夜
来週が待ちきれません!
ふぅ
おかずさん
コメントありがとうございます!
ほんと、みんな丁寧に描いてくれるもんだから胸熱状態がずっと続いてましたよね~。
これだけ登場人物が多くても、あらゆる人物と関係を丁寧に描き視聴者が見ても無駄と思えるシーンがないってのは稀なドラマですよね。
散り散りになっていた者たちが、同じ敵を倒すために集結。それだけでも胸熱なのに来週はついに戦いが始まる…?
涙なしでは観れない予感ですが、怖さと共にワクワク感もありますね。
悪い方向だけ考えず、敵をなぎ倒して行くという良いことも考えて楽しみに待ちたいと思います。
来週も楽しみましょうね♪
ボブ江さま
第二話。しっかり見ました。
来週が楽しみだわー。
しかし、アーヤはあれでよいのかしら?
ゲンドリのこと好きだったのかな?
まあ、死ぬかもしんないからあれはあれでよかったのかも。
ジョンがついに姐さんに真実を暴露。
姐さん困惑ちう。そうこうしているうちにナイツキングたち到着。困惑したまま戦に突入して大丈夫なのか?
まあ、とりあえず一致団結して今は戦う以外道はないし。。。
ジョラーとリアナちゃんの場面も印象的。
リアナちゃんは頑固なコですね〜。大分成長したとはいえまだ小ちゃいのに、「地下に隠れるつもりはない。戦う!」なんてさ。従兄弟のおっちゃん相手に。
ま、ジョラーもハーツベイン片手に戦闘力アップしましたね。リーチが長くなった分、前回のドラゴングラスナイフのときより活躍してくれるでしょう。
さあ、来週は誰がお亡くなりになっちゃうのでしょうか。。。
楽しみであり、怖くもあり。。。
Yoshiさん
コメントありがとうございます!
第2話も色々ありましたね~。
アリアちゃんね、ほんとおばちゃんショックだった(笑)
うちのおじちゃん(夫)もショック受けてたw
ただ、相手がハウンドじゃなくて良かった(笑)ジェンドリーとならファンも納得の相手…かもしれませんね。
ジョンと姐さんがちょっと微妙になってしまいましたが、戦闘に影響が出ないことを祈ります。
リアナちゃんもその下がいないからモーモント家の命運がかかってますもんね。
名家がまた一つ失われてしまうかもしれない危機。ジョラーさんの気持ちもわかりますよね。
でもリアナちゃんは女傑ですね~。部下からするとすごく頼もしい。一体誰が教育したのか知りたいです。
ジョラーさんも新たな武器を手にし、活躍に期待ですよね。
ほんと、誰も死なないわけないだろうっていう戦闘になりそうだから来週怖い…(>_<)
でもしかと見届けますか…。
こんにちは。ボブ江さん。ブライエニーの騎士のシーンで泣いてしまいました。トアマンド可愛い!天然まっしぐらですね!生き残ってほしい。アリアのラブシーン・・えー(゚Д゚)て声が出ちゃいました。あの幼かったアリーが・・まあ、いいかな。次回が楽しみ過ぎます。
ミトンさん
コメントありがとうございます!
ブライエニーの所泣きましたよね~。
いや、今回所々泣かせにかかって来てたけど…。
もう全員死亡フラグだけど全員生き残ってほしい!あ、サーセイは死んでもいい!(笑)
あの幼かったアリアちゃんが…男性を押し倒すほどの年齢に育ったのですよ…。
なんかショックでしたね。
うちの夫なんて数時間後に「アリアのことショックなんだけど…」って言ってました。
数時間考えてもまだショックだったのでしょうねw
次回、壮絶な戦いが始まりそうで怖いですが楽しみましょうね♪