Empire 成功の代償シーズン1　第10話『告白』

2015/05/14

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Empire 成功の代償のあらすじ

生きるため9歳でヤクの売人になったルシウス。しかし彼は類稀なる音楽の才能とカリスマ性で一躍ヒップホップ界の重鎮と呼ばれるようになり大手レコード会社「エンパイア社」のCEOへと成り上がった。
しかしルシウスは突然余命宣告を受ける。残された時間で彼は3人の息子からたった一人を後継者に選ぶことに決める。しかしそれは簡単ではなく様々な問題が立ちふさがるという音楽業界の裏側や人間関係を描いたドラマ

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

アンドレの治療

ルシウス以外の家族が集まる。精神科医のシラク、音楽療法士ミシェルが同席し長男アンドレの双極性障害について話し合っていた。落ち込みが激しいアンドレにクッキーは涙を流しながら言葉をかけ、弟のジャマルとハキームも一生懸命にアンドレのIPO(株式公開)への貢献を称えていた。音楽療法士を呼ぶなんて白人の考えだとアンドレの妻のロンダに文句をつけるクッキーだが、アンドレとロンダはこの症状が始まったのは大学3年生の時だったと当時を振り返りながら話す。
そんな時に側にいてやれなかったクッキーは余計に辛くなってしまった。

ストリートの流儀

その頃ルシウスはヴァーノンとIPOに向けて書類の準備をしていた。ヴァーノンは「株式をきちんとクッキーにやるんだな。」と言う。ルシウスは「株主にしてやれば、あいつも再婚に応じるだろう？俺は最後は家族に看取られたいんだ。そして孫のローラ(ジャマルの隠し子とされている女の子)と一緒にやり直す」と言う。またまた勝手な話を進めているルシウスw
そしてヴァーノンは「やっと俺たちの夢が叶うな。」と言うが「俺たち？俺のだ。」とルシウスは答える。ヴァーノンが裏で何かしらの動きをしていたことはルシウスはお見通しだったわけで…。ヴァーノンは「俺を疑ってるのか？代行CEOのことなら会社を思ってのことだ。」と言うがルシウスは「お前はストリート出身だ。流儀があるだろう。忘れたか？」とすごんだ。ヴァーノンは「わかった。会社はあんたの物だ。」と言うしかなかった。

ライオン家の女性問題

ジャマルは隠し子のローラを自分が引き取り育てようと決心する。だがその頃ローラの母親のオリビアに暴力を振るっていた彼氏レジーがオリビアを見つけ出し、「お前たち二人は俺のものなんだよ」と連れて行かれてしまう。そしてオリビアはヴァーノンと会いローラの話をすることに…。その頃ジャマルはルシウスにローラを自分の家に連れて行き育てたいと伝える。「子育て向きの環境じゃないだろ？」と反対するルシウス。このことをクッキーに相談する。するとそこに年上の彼女カミラを伴ってハキームが「新曲を聞いてくれ」とやって来た。カミラが気に入らないクッキーはルシウスに「あの女を追い払って」と言うが、ひとまずはハキームの歌を聞くことにする。カミラは「彼はラップだけじゃなくて歌も歌えるの。」と言うがルシウスは「冗談だろ？こいつはラッパーなんだぞ？」と少し声を荒げる。だがとにかく聞いてよというハキームの歌をみんなで聞くことにする。聞き終わった後にルシウスはカミラを連れて書斎に行く。「あいつがラブソングを歌えるなんてな。だが、目的があって来たんだろ？何が欲しいんだ？」そう聞くとカミラは「お金なんて…」と答えるが信用できないルシウスはカミラを追及する。そして「君の財政状況も調べたが借金で首が回らないようだな。」と調査していたことも言う。ルシウスはきつい口調でカミラを追い払おうとした。だがカミラも引き下がらず二人は険悪なムードでその場を去った。

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ローラの真実

ロンダとルシウスが株式の取り分で揉めているとゴキゲンのヴァーノンがオリビアとレジーを連れてやって来る。クスリでハイになっているヴァーノンにルシウスは「なんで俺の家に連れてきた？あのチンピラは誰だ？またクスリやってるのか。一体どうしたんだ！」と怒る。一方オリビアと話すジャマルはレジーのカラスのタトゥーとローラが怖い鳥と怯えるのが結びつきレジーがローラにも暴力を振るっていたことを知る。ジャマルはレジーに「暴力をふるったのか？」と詰め寄ろうとするとレジーは拳銃を抜きジャマルに向ける。その場にいた全員が慌てるがジャマルは「みんな黙って！いいぞやれよ！」とレジーに向かっていく。そしてレジーが発砲…と言う所で慌てたルシウスが「待て撃つな！俺なんだ。俺の子なんだ」と衝撃の発言をする。一同その場でハァッ？という顔になるがレジーの横に居たクッキーが拳銃を取ろうと掴みかかる。だが逆に捕まって銃を向けられてしまう。ルシウスは必死に「俺が全部企んだことだ。俺が悪い。撃つなら俺を撃て！」と説得すると銃口はルシウスに向けられる。その時バーンッという大きな銃声が鳴り響きレジーが倒れた。駆けつけた警備主任のマルコムがレジーに一発撃ち込んだのだった。

失った信用

ローラは結局オリビアが連れて帰ることになり、みんなはローラとの別れを惜しんだ。
一方ルシウスはローラが自分の子であると発覚したり、ハキームの彼女を追い払ったりと結局自分の都合で動いているとみんなが再確認。せっかく家族になってきていたのにすべてパーになってしまう。クッキーにも再婚しないかと持ち掛けるが「ルシウス、あんたは自分しか愛せない」と愛想をつかされてしまう。そして「一人で死にたくないだけなんだ」と痛い所を突かれてしまった。

結局ジャマルの子ではなかったけど、衝撃すぎましたね。まさかローラがルシウスの子だったとは。自分勝手な行動と言動で周囲から人が次々と去っていくのをルシウスはどう思うのでしょうか。そしてクッキーは警備主任のマルコムと深い関係に。これがルシウスにバレたら大変なことになりそうですが…ローラかわいかったけどもう見れないのかな～。残念です。