Empire 成功の代償シーズン1　第4話『陣地争い』

2015/04/01

※この記事にはプロモーションが含まれています

Empire 成功の代償のあらすじ

生きるため9歳でヤクの売人になったルシウス。しかし彼は類稀なる音楽の才能とカリスマ性で一躍ヒップホップ界の重鎮と呼ばれるようになり大手レコード会社「エンパイア社」のCEOへと成り上がった。
しかしルシウスは突然余命宣告を受ける。残された時間で彼は3人の息子からたった一人を後継者に選ぶことに決める。しかしそれは簡単ではなく様々な問題が立ちふさがるという音楽業界の裏側や人間関係を描いたドラマ

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

引き抜きはゲームのようなもの

エンパイア社は相変わらずゴタゴタしていた。ハキームのデビュー、株式上場、そして社の中にオフィスを構えるクッキーとアニカの女の戦い。ルシウスは色々な問題に頭を抱える。そんな中超売れっ子のラッパータイタンが対立するギャングに発砲する事件を起こし逮捕される。前々からタイタンをエンパイアに入れたかったルシウスたちは動き出すことに。なんとかタイタンを引き抜いてライバルのベレッティに一泡吹かせたいと思う。

悪化する病状

ALS(筋萎縮性側索硬化症)で余命3年と宣告されているルシウス。薬を飲んで症状を抑えてはいたが、最近は自覚症状が出ていた。朝、ひげを剃ろうとするがカミソリを持つ手が震え、止まらない。パートナーであるアニカについにALSで余命が短いことを告白する。目に涙を溜めるアニカ。落ち込むアニカにルシウスは強くいてほしいと言う。

抜け駆けするクッキー?

ハキームの彼女でもありエンパイア社のアーティストでもあるティアナ。そのティアナがクッキーのオフィスを訪れ自分の曲に何かが足りない。その何かを教えてもらえないかと言う。そのことがきっかけでティアナの担当がアニカからクッキーに代わることになる。ジャマルとティアナ二人のマネジメントを手掛けることになるクッキー。だが、彼女の野望はそれでけでは満足できず、会社で場所を整えアニカが交渉に入るはずだったタイタンの母親に会いに行き≪母親≫同士の会話をする。ベレッティに好意を抱いていない母親に「ルシウスならうまくやってくれる」と話す。

ルシウスに伸びる捜査の手

バンキーの殺人事件を捜査していたウォーカー刑事がルシウスの所へやってきた。ウォーカー刑事は犯行を目撃したホームレスの話からルシウスが犯人だと確信していた。だが、それとなくやってきてバンキーの車が見つかったことや犯行時刻のルシウスのアリバイなどを聞きにくる。
たぶん家にいたと答えるルシウスだったが同席していた息子のアンドレが「僕と一緒にいました。」と父親をかばい刑事にうその証言をする。

危険な交渉

ルシウスとアニカはタイタンのイトコという人物の元を訪れ、タイタンの交渉に入ろうとする。イトコもタイタンもルシウスに憧れていたという話から始まり、いざ交渉を進めようとすると店の外から銃撃が。やはりギャング絡みの一件だけにアニカには危険だと身をもってわかったルシウスはアニカを交渉から外れるように指示する。
会社に戻ったルシウスはクッキーからタイタンの母親に会ってきたと言われる。昔話などにも花が咲き、和んだ雰囲気になる二人。そしてクッキーは「タイタンの母親を説得できる。でもあんたの父親を殺したNOI(ネーション・オブ・イスラム)と再び関わる。どうしたいか考えて」と伝える。

ルシウスから息子たちへの教え

小さかったので母親の愛情を知らずに育った3男ハキームはクッキーへの愛情を持てず憎まれ口をたたくだけだった。だがルシウスは好きになれなかったとしても尊敬しろ。彼女は音楽の事をよく知っている。と伝える。
そして父親からの援助を嫌がり高級アパートを飛び出した2男ジャマルはルシウスの家にやってきてこの間のライブのギャラを返して来た。「お前はうちに所属しているから金は払う。お前の才能を信じているし、援助したいと思っている」とルシウスは伝えるがジャマルは自分の才能はこんなもんじゃない。と態度を軟化させることはなかった。そんな息子の態度にふっと笑顔を見せるルシウスだった。

そして機転をきかせたルシウスの交渉によりタイタンとの契約を取ったエンパイア社。ハキームもイベントが上手く行き名前を広めることに成功する。
ハキームの年上の訳ありそうな彼女との関係をティアナに見られてしまい今後そのあたりもどうなるのか気になりますが、まずはルシウスとクッキーの関係が少しよくなってきたことが良かったなと思いました。