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Empire 成功の代償 シーズン1　第12話『孤高のライオン』(シーズン最終話)

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

息子たちへのプレゼント

ルシウス家のテーブルの上にはプレゼントの箱が置かれていた。箱の前にはそれぞれアンドレ、ジャマル、ハキームが座る。そこへ現れたのはルシウス・ライオン(やっぱり生きてた)。ルシウスは息子たちにALSではなかったと報告。死ぬことはないと伝えた。その上でのプレゼントだと言う。まずは3男ハキームにプレゼントを開けさせる。中には金ピカのゴツイネックレスが。ルシウスは「その翼は社用機のエンブレムだ。お前を操ろうとして悪かった。俺を含めてもう誰の指図も受けるな」と言う。続いて長男アンドレ。中には金ピカの十字架が。ルシウスは「ユダのライオンだ。俺はお前をミシェルから引き離そうとした。信仰を捨てさせるために。だが間違っていた。ライオン基金を設立する。1億ドルを自由に使っていい。」と言う。そして次男のジャマル。中にはライオンの装飾が施された金ピカの錫杖が入っていた。ルシウスは「エンパイアはお前のものだ。」と言った。その時「私を呼んだ？」とクッキーがやって来た。クッキーにも贈り物があると言う。席に着き箱を開けると顔をこわばらせるクッキー。中には小さな枕が…ルシウスはクッキーが枕で殺そうとしたことを知っていたのだ。

殺人未遂の真相

兄弟たちはよく話し合う。ハキームはジャマルが後継者に選ばれたことを怒ることはなかった。アンドレも以前のような野心はもう無くなったのもあり不満げではあるがジャマルに対して理解を示してくれた。
一方クッキーは再度ルシウスに呼び出される。ジャマルを含めて3人で話を始めていた。ジャマルは「クッキーを会社に戻してくれる約束だ」とルシウスに言うがルシウスは「状況が変わった」と言う。意味のわからないジャマルに「俺はこいつに殺されかけた。マルコムのおかげで証拠も残ってる。各部屋にカメラがあったからな」とクッキーがルシウスの顔に枕を当てて殺そうとしている姿が映っている映像を見せる。(実際は枕を当てようとした瞬間ルシウスは無意識にクッキーの腕を掴んだ為クッキーは断念という感じです)驚くジャマルにクッキーは慌てて「ルシウスはバンキーを殺したんだ」と言うがジャマルは状況を飲み込むのが精いっぱいだった。セキュリティによって連れて行かれるクッキーを横目にルシウスは「いいか、ゲームに勝つためには身内の犠牲も必要だ」とジャマルに言う。

芯の通った女

追い出された形になったクッキーは道でFBI捜査官に車に乗るように言われ連れ去られてしまう。そしてルシウスにバンキー殺害の疑いがかかっているので協力するよう言われる。ルシウスを恨むようになったクッキーは協力するかと思われたがそこはさすがの女。「絶対に協力はしない！」と言い切る。
その頃ルシウスは再びクスリに手を出して病院に入っていたヴァーノンを迎えに行っていた。そしてヴァーノンに「クッキーを見張れ」と命じる。そしてヴァーノンはFBIの者と会っていたクッキーを見るが以前その女性は保護観察官と紹介してあったのでそう思いルシウスに「クッキーは保護観察官に会っているぐらいで大きな動きはない」と報告する。

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動き出した家族たち

ハキームはアニカやクッキーに話をされ敵対的買収という手段も考え始める。それはアンドレにも話していた。
そしてアンドレは妻のロンダがミシェルに心を許した上にジャマルに会社を渡したことが納得できないと家出されてしまった。
ハキーム、アンドレ、クッキー、アニカの4人で話し合いの場所を持つがクッキーとアニカの確執はまだ続いていて見事なキャットファイトを披露。だがアンドレたちに止められてとりあえず打倒ルシウスで協力することになる。4人は敵対的買収のプロ・トリッキーにこの件を任せると言う方向で話を決める。

母の愛と新たな問題

クッキーはヴァーノンに会いバンキーがルシウスをゆすった為に殺されたと言うことを聞かされる。ずっと家族として暮らしてきたものにも銃を向けるルシウスにクッキーは「ジャマルまで失ったら…」と涙を流す。そしてクッキーはジャマルに会いに行く。ジャマルは「母さん、俺は…」と言いかけるとクッキーは「わかってる。父さんに愛されたかったんだろ。ジャマル、昔刑務所に来た時に言った言葉を忘れないで。」と言う。それは何があってもお前の味方だという言葉だった。クッキーはもう一度「ルシウスと何があろうとも私はあんたの味方だからね。」と伝える。
一方アンドレに会いに行ったヴァーノン。アンドレはヴァーノンに裏切られたと感じていたため二人は口論になってしまう。何とか落ち着かせようとするヴァーノンだがアンドレはヒートアップ。「あんたは親父の犬だ！これからはジャマルの犬になるがな！」と言うとさすがのヴァーノンもブチ切れ。二人は殴り合いになってしまう。そこへ帰って来たロンダが止めに入ろうとするが男二人のケンカを止める事ができるわけもない。ロンダは手に取った燭台(だと思う)でヴァーノンの頭を殴る。するとヴァーノンは血を流して反応がなくなってしまった。「脈がない…」アンドレは警察に電話をかけようとするがロンダは「駄目よ。私が疑われるわ！正当防衛も認めてもらえないかもしれない！」と言うがアンドレはそんなことは言っていられないと電話をかけようとする。ロンダは「私妊娠したの…」と言う。それを聞いて固まってしまったアンドレ。警察に電話を掛けるのを止める。

ついに迎えた上場とルシウスのコンサート

「待ってくれ。まだ創業者の一人が来ていないんだ。」そういうルシウスにアンドレは「ハイになってるんじゃないか？」と言う。それはヴァーノンのことだった。ヴァーノンの一件を知っているのはアンドレとロンダだけだ。何も知らないルシウスはあいつ何やってんだぐらいに思っていたのだろう。そしていよいよ上場開始のボタンを押す。エンパイア社の新たなスタートだった。
上場日に合わせて開催されるルシウスの一夜限りのコンサート。会場ではハキームとジャマルや所属するアーティストたちが盛り上げてくれていた。自分のステージを終えたジャマルは控室にいるルシウスの所へ行き「準備はいい？」と話しかける。ルシウスは「ドワイト・ウォーカー」と言う。ジャマルが誰？と聞くと「俺の本名だ。クッキーも知らない」と言う。9歳で両親を亡くしたルシウスは弱いドワイト・ウォーカーを捨てルシウス・ライオンになったのだとジャマルに話す。そして「お前を愛している。ずっと愛してきた。だが黒人は生きにくい。それに加えて…ゲイのお前はもっと生きにくいと思った。」となぜ冷たく当たって来たのかを告白したルシウス。長年のわだかまりが解消し感動のシーン…その時ノックが聞こえた。入って来たのはFBI。「バンキー殺害容疑で逮捕する」と言ってきた。そう言った女性がクッキーの保護観察官ではなくFBIだと知ったルシウスはその場に来たクッキーに「お前か…」と言う。否定するクッキーに「お前はクズだ！」と言い放ち手錠を掛けられて連行されるルシウス。コンサートに出られなくなったルシウスはジャマルに「家族の歌を歌え」と託す。

それぞれの生活

ルシウス逮捕後家族はそれぞれの生活を楽しんでいるようなシーンが流れる。
だが檻の中のルシウスだけは復讐に燃えていた。「ルシウス・ライオンは必ず復活する。ゲームはこれからだ。」と言う。

より一層深い問題に発展したところでシーズン1が終了です。すでにシーズン2は制作が開始されていて18話になる予定のようですね。すべての問題はルシウスにあるとは思うのですはそれをややこしくさせる家族たちもまたDNAの成せる技と言ったところでしょうか。シーズン2からは音楽の制作にティンバーランドに加えて私も好きなNe-Yoが参加するそうなので益々音楽の面でも楽しくなりそうです。早く放映されることを願って…

今日の一枚