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チェルノブイリ シーズン1 第5話『真実』(最終話)

チェルノブイリのあらすじ
1986年4月26日未明、チェルノブイリ原子力発電所で起こった爆発事故。
事態を隠蔽しようとする旧ソビエト政府だが現場では被害の拡大を防ぐため奮闘し続ける者たちがいた。
あの日、そして事故後。一体何が起こっていたのか?
実話を元に作られた全5話の作品。

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
こちらは簡易版にてお届けします

第5話『真実』(最終話)

●1986年4月25日、プリピャチ。爆発の12時間前。フォーミン技師長はディアトロフにこの失敗続きの安全性実験が無事に完了したら所長はおそらく昇進する、そうすれば自分が次の所長になる。技師長は誰にしようと言う。ディアトロフは是非自分にと言った
●その時部屋に入って来た所長が実験は延期だと言う。キエフの電力局があと10時間は出力を下げるなと言って来たらしい
●予定していた実験は1600メガワットを維持し続けた状態で10時間後に行われることになる
●1987年3月、モスクワ。売店で新聞とタバコを買っていたレガソフの前に男が立つ。レガソフはKGBの第一副議長チャルコーフの車に連れて行かれた。チャルコーフはウィーンの新聞を見せ「”ソ連の科学者、やっと真実を語る”とある。」と切り出す。どうやらレガソフはウィーンの会議で”表向き”の話をしたようだった。チャルコーフは「上出来だった。」と言った
●レガソフにはその功績を称え”ソビエト連邦英雄”という最高の名誉称号が与えられた。そしてクルチャトフ研究所の所長に昇進と紙には書かれていた
●チャルコーフは「だが褒賞の前に裁判だ。」と言う。レガソフは「何を証言すべきかは分かってます。あなたは約束した。炉の欠陥は直すと。だがいまだに直す気配すらない。」と言った
●チャルコーフは「まずは裁判だ。それさえ終わればだれが悪者でだれが英雄か真実が明らかに。原子炉の件はそれからだ。」と言った
●レガソフの髪がごっそり抜け始める
●ウラナがレガソフの家を訪ねてくる。ウラナは「ウィーンの報告のことを咎めに来たんじゃない。」と言うが裁判では真実を語るようレガソフを説得しに来たと言った。中央委員会は専門家(クルチャトフ研究所や電力電化省の科学者たち)を招いて裁判を傍聴させる。彼らはレガソフの”証言”を聞き正しく理解する”陪審”なのだと言う
●事故の真相を知れば彼らは改良を求めるとウラナは言うがレガソフは「論文を書いたヴォルコフはどうなったと?いとも簡単に研究所を解雇されたよ。知り過ぎた罪でね。」と言った。そんな前例があるのに自分の証言を聞いて誰が行動を起こすというのだ?とも言った
●迷わず取るべき行動をとって亡くなった職員や消防士、看護師たち。彼らに報いるためにも真実を証言してほしいとウラナは言った
●1987年7月、チェルノブイリ市。裁判が始まった
●政府側としては悪いのは所長、技師長、ディアトロフの3名であり炉の欠陥は隠ぺいしレガソフらにそのように証言をさせるのが狙いだった
●原発の模型が運ばれシチェルビナが証言台に立つ。「事故の発端は安全性のための実験でした。なぜ実験の必要があったのか?立ち上げ直後でもなかったのに。4号炉が起動したのは1983年の12月20日です。その11日後の大晦日に所長のブリュハーノフはこの書類に署名しました。4号炉の建設が完了したことを証明する書類です。原子炉を年内に完成させた功績でブリュハーノフは”社会主義労働英雄”に。フォーミンは労働献身記章を、ディアトロフは赤旗勲章を受けました。しかし実は不備があった。この書類は嘘だったのです。本来は署名の前に安全性実験をすべて完了させねばなりません。だが一つ残っていた。」と言い模型の前に移動した
●シチェルビナは模型の前に立つとそれを使い説明を始める。「原子炉では炉心で熱を発生させます。これらのポンプは絶えず炉心に冷却水を送っている。熱は水を蒸気に変え、蒸気がタービンを回して電力を生み出す。だがもし原発が電源を失ったら?原発を動かす電力が断たれたら?停電や機器の故障や他国からの攻撃などで電源を失えばポンプは炉心に水を送れません。炉心の温度は上がって燃料が溶融し核災害が起きます。予防策として非常用のディーゼル発電機が3台。だがこれだけでは不十分です。ブリュハーノフは知っていました。非常用発電機が起動しポンプに電力を送るまで約1分かかるのです。それでは手遅れになる。そこで今回の実験です。仮説としては原発が停電した時タービンは少しの間慣性で回り続ける。その回転で発生した電力をポンプに送ったら?タービンの静止までに発生する電力で非常用発電機が動くまでもたせられないか?」と話すと少し咳込んだ。だが平静を装い「ご質問は?」と聞く。「ない。続けてください。」と言われた
●少し具合が悪そうなシチェルビナだが説明を続ける。「仮説の検証は停電時を模した環境で行います。炉の出力を700メガワットに下げてタービンを切る。慣性回転による発電量を測りポンプへの給電に十分か調べます。科学は強い。しかし実験はそれを行う者の能力次第。最初の実験は失敗しました。2度目も失敗しました。3度目も。そして4度目が1986年4月26日でした。」と言って席に戻った
●続いてウラナが証言台に立つ。「本来実験は事故が起きる10時間前4月25日に行われる予定でした。午後2時までに炉の出力は普段の半分に下げられ1600メガワットで安定してました。700メガワットまで下げたら実験開始です。しかしキエフの電力局からこれ以上電力を減らすなと言われた。”実験を10時間延期しろ”と。ここから惨劇の連鎖は始まりました。この時実験は中止すべきだったのに所長たち3人はそうしなかった。実験の延期は2つの問題を生みました。科学的な問題と人的な問題です。後者から説明します。午前0時。職員の交代の時間です。」と話し始める
●場面はあの日の原発内へ移る。深夜0時シフト交代と共に出勤してきたトプトゥーノフは着替えていると同僚からアキーモフが呼んでいると声を掛けられた
●制御室にいるアキーモフの所へ行くと「日勤組が実験すると言ってたろ?タービンの実験だよ。夜勤組がやることになった。」と言われる。トプトゥーノフは「でも…僕らは何も知らない。」と言った。アキーモフは「平気だ。700に落として保てばあとはタービン係がやる。ディアトロフが監督する。心配するな。一緒にやる。」と言い手順書を確認するが手順書には線が引かれた項目がたくさんあった
●確認すると消された手順に従えとの返答がきた
●アキーモフ始め4号炉の職員たちは実験のことをほとんど知らない。全員不安を抱えるがディアトロフの圧力に誰もがそれを言い出せず強引に実験は始まってしまう
●トプトゥーノフはディアトロフに出力を700に落とすよう言われる。ウラナは裁判でこの時のことについて「ガガーリンが宇宙飛行の任務のことを発射台で知らされたら?初めて見る指示書を渡され指示のいくつかが線で消してあったら?4号炉の制御室はそういう状態でした。彼らは予告もなしに未経験のことをやらされた。」と表現した
●そしてウラナはこれが人的な問題であり、これが起こっている頃炉心では原子と原子がぶつかりあい危険な”毒”が生成されていた。それは0時28分のことだと言って席に戻っていった
●続いてレガソフが数枚の赤色と青色のプレートを持って証言台に立つ。みんなに分かりやすいように炉で何が起こっているのか説明するための物であった。赤色は反応度が”上がる”状態。青色は反応が”下がる”状態として使う。その上下する反応度の均衡を保つのが技師の仕事であると紹介した
●まずは赤色のプレートを持ち「まずウラン燃料。ウランが核分裂することで反応度は上がります。でも均衡をとらないと上がり続けるのでホウ素の制御棒(青プレート)。これが反応度を下げます。いわば車のブレーキ。ただ3つ目の要素もある。水(青プレート)です。水は炉を冷却します。その時熱で蒸気の泡(ボイド)ができます。チェルノブイリのRBMK炉には”正のボイド反応度係数”というものがある。どういうことか?炉内の蒸気の泡が増えれば増えるほど反応度が上がる。するとさらに熱が出てその熱で蒸気ができ、手に負えない悪循環に陥るのです。しかしそれに反して幸いにもこれがある。負の温度計数(青プレート)です。燃料の温度が上昇すると反応度が下がるのです。ですから燃料は反応度を上げ、制御棒と水は下げる。蒸気は反応度を上げ温度上昇は下げます。これが炎や煙を出さずに大量の電力を生むカラクリです。実に見事なものです。うまくいってれば。ウランが核分裂する時キセノンという物質が生じます。キセノンは反応度を下げる。先ほど博士が言った”毒”です。通常運転中の炉ではキセノンはすぐ消滅します。しかし実験の延期により4号炉は50%の出力で10時間運転された。キセノンは消えずに蓄積し炉心を毒してました。均衡は崩れ始めた。午前0時28分。炉の出力は落ち始める寸前です。しかし1時間以内に爆発します。原発職員でない皆さんにはなぜか分からないと思います。しかし実は原発職員も分かっていなかった。」と言った
●あの日の制御室。ディアトロフに言われたようにトプトゥーノフとアキーモフは手順がよく分かっていない状態であるが慎重に出力を落として行った
●ディアトロフに急かされつつも手順通り慎重にそして順調に出力を落としていった2人
●ディアトロフは待ちきれず制御室から出てタバコを吸いに行った
●しかしその後出力が730ほどになった時、何も操作していないのに出力はどんどん下がり始めあっという間に500台に入りその後も下がって行く。アキーモフは廊下でタバコを吸うディアトロフを呼びに行き、恐らく毒が出ているのではと言うがディアトロフは「正しくやって毒作用が出るもんか。早く上げろ!」と言った
●アキーモフは「局所自動出力制御(LAC)を切れば上がる可能性が。」と言いディアトロフはやれと言った。アキーモフはすぐにLACをオフにするが直後に出力低下はひどくなりあっという間に30ほどまで落ちてしまった
●「お前らのせいで停止寸前だ!それでも技師か?」とアキーモフとトプトゥーノフを責めるディアトロフ。アキーモフは謝罪し炉を停止させようとする。何してると言うディアトロフに「毒が消えるまで24時間待たないと…」とアキーモフは言うがディアトロフは「すぐ700まで上げろ」と命じた
●アキーモフは安全ではないと拒否するがディアトロフに「私の意見に反対ならもうここで働かなくていい。それにどこの原発でも二度と働けなくしてやる。」と脅され仕方なく出力を上げることになった
●裁判でこの話が出るとディアトロフは「私は制御室にいなかった」と言い出す。だが集めた多くの証言は全て一致しておりディアトロフがその場にいて命令したことは間違いなかった
●レガソフは「30メガワットでキセノンは蓄積される一方です。炉は毒されてます。更に悪いことに炉の温度が低下し十分な蒸気が作れません。ここから安全に出力を上げるには24時間かけてゆっくりやるしかない。しかし”すぐやれ”と言われアキーモフたちにできることは1つです。彼らは制御棒を何十本も抜き始めた。3分の2まで抜いても出力が上がらないので完全に引き抜きました。制御棒は全部で211本ありましたがアキーモフたちは205本を引き抜いた。制御棒は車のブレーキと言いましたね。211本の制御棒のうち今や炉内に残るのは6本のみ。燃料の温度は下がりもはや反応度を下げる負の温度係数はない。しかしキセノンの毒作用が強力なので200メガワットまでしか出力はあがりません。制御棒が抜かれ、緊急システムも解除され反応度を抑えているものは水とキセノンのみ。午前1時。実験開始の数分前です。」と話した
●ここで場面は制御室に戻る。レガソフの説明の通り出力は204までしか上がっていなかった。アキーモフはディアトロフに「もう上がりません。200メガワットが限界です。」と報告。アキーモフが止めるがディアトロフは「第4ポンプをつなげ。」と指示を出した
●気水分離機の圧力が低下し制御室にブザーが鳴り響く。他の職員も中止すべきだと思っていた。だがディアトロフは続けるよう言う
●「15分でやれ。」とディアトロフは命じたがこれについてレガソフは「むしろ15日必要でした。彼らにはなす術はない。出力は低すぎ、水は多すぎでした。実験は台無しで結果は無意味。だがディアトロフはただ実験完了と報告したかったのです。」と言った
●午前1時22分。事故発生の2分前。機械技師のユフチェンコは事務室にいた。原子炉の現場責任者ペレボズチェンコは炉の1000トンの蓋のはるか上にいた。循環担当のデグチャレンコとホデムチュクはポンプ室に。だが彼らは誰も実験のことを聞いていなかった
●午前1時22分30秒。SKALAコンピューターの報告を確認したトプトゥーノフ。そこには有効な制御棒の数が少ないため炉を停止すべきと書かれていた。とうぜんディアトロフにそれを見せるが彼は「実験だから関係ない。」と言った
●そしてディアトロフは実験開始だと言う。オシログラフをオン、タービン絞り弁を閉止、発電機回転低下。午前1時23分4秒。炉はいわばパチンコのゴムを最大限に引いた状態だった。実験開始によりポンプを止めたことでゴムは放たれてしまう
●炉内に水が回らなくなり燃料と釣り合う冷却水と制御棒がなくなれば天秤は一気に逆側に傾く。一瞬のうちに反応度は上昇。炉心内に残っていた水がたちまち蒸気になるが新しい水はこない。蒸気は反応度を上げていく。すると熱が上がりさらに蒸気ができて増々反応度が上がる。残っていたキセノンも消滅し出力はひたすら上がることになる
●午前1時23分35秒。一気に上がる出力計を見てトプトゥーノフは「サージだ!」とアキーモフに言う。ディアトロフは「何をした?!」と怒った
●午前1時23分40秒。緊急停止ボタンであるAZ5ボタン。これを押すとすべての制御棒が炉に入り核反応が止まる仕組みだった。レガソフはこれを説明し「しかし…」と次の”真実”の言葉を言おうとするが止まってしまう
●「さっさと言えよ。嘘を。」と言うディアトロフ。発言しないよう言われてもヤジを飛ばしていた
●裁判長のカドニコフ判事は「ここまでで十分。被告人は拘置所に戻します。」と言う。レガソフは「まだ続きが。話すことがあります。」と言うが検事に「必要ない。証言は終わった。」と言われる
●判事もそれを受け「これにて閉廷します。次回は明日…」と言うがそこにシチェルビナが「話をさせてやれ」と割って入った
●このお陰でレガソフは話の続きができるようになる
●意を決したレガソフは「ディアトロフは規則を破り炉を極限状態に陥らせました。AZ5を押しさえすればすべて止まると彼は信じていた。しかしこの状態の炉にそれは効かない。致命的な欠陥があったのです。午前1時23分40秒。アキーモフはAZ5を押します。引き抜かれた制御棒が炉に戻されます。ホウ素の制御棒は反応を下げますが先端には反応度を上げる黒鉛が使われている。なぜか?安価だから。制御棒の先端の黒鉛が炉心に入ると炉心の反応度が急激に跳ね上がります。残っていた水のすべてが一瞬で蒸気になり膨張によって圧力管が壊れます。すると制御棒はそこで引っかかる。黒鉛は炉心に留まり延々と核反応を促進します。4号炉はいまや核爆弾になったのです。午前1時23分42秒。炉の蓋のはるか上にいたペレボズチェンコはあり得ない光景を目にします。圧力管の1つ350キロの蓋が次々に跳ね上がっていました。彼は制御室に走ります。しかしもう誰にも止められません。午前1時23分44秒。蒸気で圧力管がさらに破損。出力はどこまであがったのか…。4号炉は3200メガワットで運転する設計です。それが3万3000メガワット以上に。高まる圧力にもはや炉は耐えられない。そしてついに午前1時23分45秒。爆発した。炉の蓋が吹っ飛び、酸素が流れ込みます。酸素と水素と熱された黒鉛が化合し惨劇の連鎖は整いました。AZ5ボタンが起爆ボタンになることは誰も知りませんでした。なぜなら隠されていたから。」と真実を話した
●判事は「ウィーンで話した内容と食い違ってますよ。」と言う。レガソフは「あれはウソでした。私は世界にウソをついた。大勢がこの秘密を隠していました。KGBや中央委員会の命令に従ったのです。同じ欠陥を抱えた原子炉が連邦に16基ありそのうち3基はチェルノブイリで稼働中です。」と言った
●判事は「事故の責任が連邦にあると主張するつもりならそれは”危ない橋”ですよ。」と言う。レガソフは「危ない橋を渡っているのは連邦です。秘密とウソばかり。それが我々の姿です。でも真実は消えない。ウソをつくたびに真実へのツケがたまる。ツケは必ず払わされる。RBMK炉の爆発を招いた本当の原因は”ウソ”だ。」と訴えた
●裁判後、真実を話したレガソフはとある部屋で待たされる。やって来たKGBの第一副議長チャルコーフは「君の運命は私の手中だ。君を撃ったりしない。世界的に有名になった君を殺せば恥になる。殺す必要もない。君の証言は連邦に認められず報道も一切されない。なかったことになる。君はあの2人(シチェルビナとウラナ)と二度と接触できない。事故に関する表現も一切できない。全く重要でない存在として生き続け死後には生きた痕跡も残らない。」と言った

その後

●レガソフはその後KGB監視の元に生活を送り事故から2年後の1988年4月26日に自殺してしまった。彼の残した回想録はソ連の科学館で広く共有された。彼が自殺したことで回想録は黙殺できないものとなったのだった。結果的にソビエト政府はRBMK炉の設計上の欠陥を認めることとなった。チェルノブイリのような事故の再発を防ぐため原子炉には改良が施された
●シチェルビナは1990年8月22日に亡くなった
●所長のブリュハーノフ、技師長のフォーミン、そしてディアトロフは10年の強制労働に処された。フォーミンは出所後ロシアにあるカリーニン原発で働いた。ディアトロフは放射線関連の病気で1995年に64歳で亡くなった
●ポンプ室にいたホデムチュクの遺体は回収されず今でも4号炉の下に横たわっている
●消防士たちが来ていた衣服は今もプリピャチ病院の地下にあり危険な量の放射線を放っている
●リュドミラ・イグナテンコは夫と娘を亡くした後、数回発作で倒れ二度と子供は産めないと言われたが現在キエフで息子と暮らしている
●鉄橋に集まった見物人たちは全員が亡くなったらしい。現在この鉄橋は”死の橋”と呼ばれている
●400人の炭鉱夫は1ヵ月の間昼夜問わず働き続けた。そのうち100人は40歳になる前に亡くなった
●貯水槽の水を抜いた3人の勇敢な職員は死亡したと報じられたが、実際は入院後全員生き延びた。そのうち2人は現在も存命である
●事故処理のために60万人が徴用された。大勢が放射線障害で死亡したがソ連政府は公式記録を残していなかった
●ウクライナとベラルーシにまたがる立ち入り禁止の放射線汚染エリアは2600平方キロメートルに及ぶ
●4号炉を覆う新しい構造物が総工費約20億ドルで2017年に完成。100年間は放射性物質を閉じ込める
●ウクライナとベラルーシでは事故後ガンの罹患率が急上昇。最も高かったのは子供だった
●事故での実際の犠牲者数は永遠に分からない。概算では4000人から9万3000人。しかしソ連の公式発表の事故死亡者数は1987年から変わらず31人のままである


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ボブ江の感想

コムラッドの皆さま~お疲れさまでした~。アっと言う間の5話。たった5話のドラマなのにぎゅっと濃くて重かったですね。
目をそむけたくなるシーンもありましたが、日本も原発事故を起こしている国。目を逸らさずしっかりと観なくてはという思いもありしっかり観させてもらいました。
原発のことを全然知らなくても丁寧な説明が入るので構造とか分かりやすくて良かったです。
そして何が起こり何が真実でその後どうなったか…。そこまで知れて本当に大満足のドラマでした。
人為的なミスが大半でありディアトロフの行動や命令には腹が立ちました。彼の出世欲のために職員たちは殺されたようなものではと思いました。訳が分からずいきなり難しい実験をさせられる職員たち。彼らが亡くなりディアトロフが長生きしたのは納得がいかない。彼は死ぬまでに反省してくれたのでしょうか?重い十字架を背負って生き続けていたのならまだ少しは許せるかもしれませんが…。
ウラナさんはレガソフを支えた大勢の科学者を元に作られた架空の人物でありますが、実際政府に意を唱え収監された科学者もいたということで存在の大きさが分かりますよね。ドラマ内ではウラナの正義感がレガソフを動かしたこともあり、実際もそうだったのかなと思うとより感慨深いですね。多くの人々の正しい心が政府を動かしたのではないでしょうか。
シチェルビナさんも同じく。最初は軽く考えていたけれど実際現場を目にし、レガソフの話を聞いていち早くことの重大さに気付いてくれて良かったです。レガソフとの会話で一番の重要人物だったと出てましたがほんとにそうですよね。彼がいて政府と話してくれて物資も用意してくれる。彼がいてレガソフがいてこそだったのだと思います。あの2人の会話はグッときてしまいました。
2人とも命をかけて現場で頑張り続けて本当に観てると胸が熱くなりました。
ラストにその後のお話が流れましたが色々考えてしまいますよね。早死にしてしまった人もいれば長生きしてる人もいる。
一番びっくりしたのは水を抜きに行った若者3名が生き延びていたこと!さらにそのうち2名が現在も存命って…!どうなってるのって驚きましたわ~。分からないものですね。もう1週間以内に死ぬって言われてた気がするんでとっくにお亡くなりになられてるのかと思ってました。存命と聞いてすごく嬉しかったです。
未だに公式な事故の犠牲者は31人って最後に開いた口が塞がりませんでした。
しかしあのソ連が欠陥を認め炉を直しただけでもマシだと思わなければならないでしょうか?
でも公式に認められないってことは放射線関連で苦しんでいる人は補償とか受けられていないのかな?と思うといたたまれないです…。
このドラマはお年寄りから若者まですべての人に観てもらいたい。普段海外ドラマを観ない方にも観てもらいたい。
決して他人事ではない真実がここにはあります。
ドラマよりも現実の方がもっともっとひどいものだったと思うけれど、少しでもチェルノブイリのことが知れて私は良かったと思いました。

今日の一枚
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Comment

  1. 冬来たる より:

    ボブ江さんこんにちは!お体の調子はいかがですか?
    チェルノブイリの記事、よくまとめてくださいましたー!パチパチパチ!
    すごくお時間かかったのでは?こんなに詳しく、大変でしたよね?
    似顔絵が高レベルすぎて最高です!4話の青年の似顔絵が一番お気にです。

    5話通して流れていた不快で緊張感あおる怖い音楽というか音が、普段ホラー系は避けて通る私には、それだけで十分怖くて、ベッドに入ってもあの変な音が頭に流れるのでした。
    4話のワンコのところは、嫌で早送りしちゃいましたよー。
    でも10秒づつやっていると、全部分かっちゃうんですけどね。
    福島でのあの後のワンコや猫のことを考えずにはいられないですよね(涙)

    レガソフが自殺することは1話で分かっているのですけど、やっぱりやりきれなかったですね。
    実際でも、体調もすぐれなかったでしょうし、最後の日まで見張られて、辛い日々をずっと送っていたのかと思うと、胸が苦しくなります。

    水に入った3人のシーン、怖かったですね~!あのピリピリピリっていう音!
    私閉所も暗所も苦手なので、あの状況ならパニックですぐ死ぬと思います。
    3人が生きていたというのは本当に驚き!

    シチェルビナとレガソフと青虫wの友情シーン、良かったです。
    ウラナと車の陰から見送るシーンは胸がキュッとなりました。

    東海村臨界事故の本を10年前くらいに読んでいたのですけど、その時の手が震えるほどの強烈な印象がよみがえりました。
    (題名忘れたので調べたら「朽ちていった命」という本です。アマゾンでたくさんレビューがあるので、未読でしたらおすすめです。)
    このドラマ、多くの日本人に観てもらいたいですね。本当に。

  2. achiko より:

    ずいぶん前からこちらのページを参考に、数々の海外ドラマを楽しませていただいてます。
    私もたった今、チェルノブイリ5話まで見切った勢いで初コメント失礼します!

    重くて辛かったけど、私も見てよかったと思います。後世に残してほしいですね。

    不謹慎かつ、どうでもいい話ですが…
    法廷のシーンにGOTのルース・ボルトン役のマイケル・マケルハットンを発見し、「ディアトロフの皮を剥いでくれ…」と念じておりました。(つい先日GOT一気見したので)

    • ボブ江 ボブ江 より:

      achikoさん
      コメントありがとうございます!

      私のブログなんかを参考にして下ってありがとうございます。分かりにくくないでしょうか?少しでも復習などのお役に立ててると良いのですが…

      チェルノブイリ、すごかったですね~。魂が震えました。
      学校の授業で子供たちに見せてほしいし、デイサービスとかのお年寄りにも観てもらいたい!そう思う作品でした。
      全国民に観てもらいたい~。それくらいでしたね。

      あはは!ほんと、ディアトロフの皮を剥いでくれたらよかったですね!
      うっかり鬼畜ラムジーとか混ざっててほしかった(笑)
      GOT出演俳優さんを探すのがちょっとしたはやりになってましたね。たくさんのドラマを観てるとそういう楽しみ方もあるからいいですよね~。
      GOT一気見はお疲れさまでした!ぐったりされたのではw

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