12モンキーズ シーズン3 第9話『泥棒』
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目撃者を捜そうとするが12モンキーズの信者たちは彼は安全だとだけ言い他は何も話さない。
そんな矢先不穏な音が当たりに響き渡った。
ジョーンズ博士はタイタン自体がマシーンであると気づき、みんなは急いで脱出を図ろうとするが目撃者を殺そうと躍起になるラムゼ、敵に捕まったキャシーなど、仲間たちは別々になってしまう。
12モンキーズを脱し、サミュエルを保護しているというオリビアの元についたラムゼ。
1917年のフランスに飛ばされてしまったジェニファー。
そして12モンキーズに捕まり、お腹の子が”目撃者”だと告げられたキャシー。
コールは痕跡を辿りキャシーを助けるため2163年へと向かうのだが…
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
目撃者の旅
守護者のセバスチャンに言われた場所にやって来たコールとキャシー。そこには目撃者のマスクらしきものが置いてあった。「これか?」とコールが聞くとキャシーは「いいえ、別物だわ…」と答える。「ここに答えがあるんだろ?」と言うコール。キャシーは「探しましょ。」と言った。部屋の壁一面は本棚になっていてそこには目撃者の旅の記録が並んでいる。2人はそれを1つずつ読んでいく。
ベストマシンを使って時の旅を繰り返していたエイサン。だが先が読めることの虚しさ、世の儚さや不安定さを嘆いていたが彼を一番苦しめるのはやはりビジョンだった。その苦痛から救ってくれるのは自由な時の旅だった。
そんなある日いつものようにベストマシンを起動するエイサンだが、マシンは壊れてしまった…。
1891年ロンドン:ある女性との出会い
1891年で足止めを食ってしまったエイサンは部品の修理を時計職人に依頼する。時計職人は「こんな部品は見たことがない。数週間かかります。高額ですよ。」と言うがエイサンは「気になるのは完成度だけだ。」と言った。その時店にマスクを着けた女強盗が現れた。女強盗は銃を出し「カーバーが持ち込む物をよこせ。盗品をな。今朝受け取っただろう!」と言う。職人は「カーバーから盗む気か?」と言うが頭を吹っ飛ばすぞと言われ仕方なく品物をテーブルの上に出した。女強盗はそれを持って店から出て行くがエイサンの持ち込んだ部品も持って行ってしまったので慌てて追いかけることに。
しばらく追うと診療所のような場所へとやって来た。病気に苦しむ人々が力なく横たわっている。一人の少年がか細い声でエイサンに「水をください…」と声を掛けた。エイサンはベッドにいる少年に近づくが頭の中ではその少年は亡くなると響いている。「苦痛はじき消えるよ。」と少年の頭を撫でていると背後から「見当違いだわ。」と銃を突き付けられた。振り向くと美しい女性がいた。その女性は先ほどの強盗でかなり気が強そうに思えた。エイサンは自分の物を返して欲しいと言いアッと言う間に銃を奪い女性に突きつけた。部品を返してもらい女性と話をする。「なぜマスクを?」と聞くと女性は「死の約束に最適でしょ。」と答えた。女性は診療所で医者をしていたのだがなぜ強盗なんかしているのかとエイサンは尋ねた。女性は貧しい人を救うためにやっているのだった。
1891年ロンドン:惹かれ合う2人
ベストマシンの部品を時計職人に造らせているエイサンだが強度が足りず作り直しをさせることに。エイサンは再び例の女医を訪ねた。しかし彼女はいきなり倒れてしまう。エイサンはブドウ球菌感染症にかかっていた女医イライザに適切な薬を与えたようだった。エイサンの家で目を覚ましたイライザは戸惑うが寝込みを襲わず看病だけしたと言うエイサンに少し心を許した。
ベストマシンの部品もまた強度が足らず作り直しとなったエイサンは1891年から動けずイライザを食事に誘った。彼女の代わりにと5人の優秀な看護師を連れて来る。飾らず機転の利くエイサンにイライザも惹かれ、そして何故か未来が見えないイライザにエイサンもどんどん惹かれ2人は恋仲となった。
自分が恐ろしい”怪物”となるビジョンが止まらないエイサンだが実は時の旅の際にコールとは2回会っていた。生きるため物資を奪い生活するコールの元へ缶詰と引き換えに会話を要求するエイサン。もちろんコールはこの男が息子だとは知る訳もない。「たとえ1分でも幸せが得られるなら他の人生は捨ててもいい。」と言うコールの言葉を考えていたエイサンはイライザにどこか違う所へ行かないかと話すが時間旅行などできる訳がないと思っているイライザは現実しかないのよと言った。そんなある日、夜間一人で歩いていたイライザは男たちに囲まれてしまう。盗賊のカーバーが現れ「こそ泥の時は見逃してやってたが俺から盗み始めただろう。」と言いイライザの喉を切り裂いてしまった。
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1891年ロンドン:607回もの旅をしても
全てを打ち明けようとイライザへ手紙を書いていたエイサンだがイライザが喉を切られたその時何かに弾かれたような感覚を覚えた。エイサンは慌てて外へ行き倒れているイライザを見つけた。
悲しみのどん底でイライザの葬式をするエイサン。彼は時計職人の所へ行き金目当てでわざと何度も作り直しているんだな!と怒り銃で脅した。時計職人は本当は出来上がっていた部品が台の下にあると白状した。部品を手に入れたエイサンはそれをベストマシンにセット。再び時の旅ができるようになりイライザの暗殺を阻止しすることに。だがイライザは目の前でカーバーたちを殺すエイサンを恐れ、更には本当の事を話すエイサンを理解してくれなかった。「時を操ることはできない。」と言うイライザにエイサンは「君のためなら何でもする。」と言った。するとイライザは「ならもうしないで。」と時の旅をすることを止めるように言う。エイサンは意を決しベストマシンをハンマーで壊そうとする。「イライザ、見ててくれ。」と声を掛けるが反応がない。イライザはベッドで眠ったまま息を引き取っていた。数日前から足が痛むと言っていたがどうやらそれが原因で病死したらしい。エイサンはイライザを救うため607回も時の旅を繰り返す。だが何をしてもイライザは決まった日に死亡してしまうのだった。
1899年→1891年:親子の再会
そしてその記録を読んでいたキャシーの手が止まる。キャシーの患者が亡くなった日、エイサンはキャシーと会い話をしていた。休職していた医者を装いキャシーと話をするエイサンは患者を亡くし落ち込むキャシーに自分も救いたくても救えなかった人がいると話す。キャシーも「たくさんの患者が来てあんなふうに忙しいとまるで時が逃げてるように感じる。だから止めなきゃいけないの。すべてをよ。出血もせきも止めなきゃいけないし肺に水が溜まるのも泣きわめくのも止めなきゃ。でもムリ…止められない。泥棒みたい。私たちは医者と言えるけど時間と闘ってるだけだわ。いつも時が勝つ。」と話した。この言葉がエイサンを動かした。エイサンは「すべきことをついに理解した。誕生の地に戻り恐れて来た悪魔になるのだ。そして仲間を作る。12モンキーズだ。疫病を起こし時を破壊してやる。永遠を手に入れる。真っ赤な森でな。」と記していた。自分の言葉が”目撃者”を作り出したと知りキャシーは驚いた顔を見せるがコールは「君のせいじゃない。防げはしない。」と言い「あいつを捜せる。」とも言った。コールとキャシーはイライザの棺を前に悲しむエイサンの前に現れた。エイサンは2人が来ることを知っていたかのように振り向くと「母さん、父さん。ついに再会した。最後にね。」と言った。
セバスチャンが教えてくれた場所はエイサンが長年過ごした場所なんですね。そしてそこにはエイサンの記録がびっしりとあるから彼がどんな人生を歩んでいつどこへ行ったのかがよくわかると。
それを読んだコールたちはエイサンがなぜ目撃者になる決意をしたのかまでを知った訳ですがトドメの一言はキャシーの言葉だったのか…。
イライザと出会い愛し合い、一度は時の旅をすることをやめようとしたエイサンだけれどイライザがどうやっても亡くなってしまうことでエイサンも”時”を敵対視し始め、そしてそこへキャシーの言葉。もう目撃者にはなるべくしてなったと言う感じですね。
最後に親子再会となりましたがコールとキャシーはどう出るのか…。エイサンを説得することはできるのでしょうかね?
でもエイサンは”最後にね”って言ってたしもう先を読んでる感じかな~。
そしてジェニファーちゃんはお家に帰るってことだけど…。どの時代からどう動くのでしょうか?
次回はついにシーズン最終話。シーズン4への更新が決定していますしそのシーズン4が最終となるらしいのでシーズン3は気になる感じで終わりそうですよね。
12monkeys season3 ep9
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