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12モンキーズ シーズン2　第4話『救出作戦』

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

※前回2044年の所をずっと2016年と間違えて書いていたので訂正しておきました。ごめんなさい(´・ω・｀)

2044年：救世主

ディーコンを救ったラムゼは基地に帰っていた。ジョーンズ博士はラムゼに助けてほしいと言う。「コールさんを過去に送ったけど時空の鎖が切れてしまい帰還させられないの。1944年に行ってちょうだい。2人を無事に連れ帰って。危険な状態よ。パラドックスが起こったから。その発生時より前へあなたを送るわ。2人を助け出して一緒に帰還してちょうだい。その後あなたは自由よ。息子とここを出て行っていいわ」と言った。ラムゼはその申し出を受け1944年に向かうことになる。

2044年：赤く染まる森にて

ジョーンズ博士たちは赤く染まった森を調べに来ていた。「原因は？」と聞くウィートリーに「”時”よ。1944年の大惨事で時空の構造が乱されたの。そして時の異変が現れた。時が不安定なの。致命的な現象が広がってるのよ。解決策を探し出さなければ数ヵ月で世界が朽ち果てる。」とジョーンズ博士は言った。そんな博士たちの様子を遠くから見ている”娘たち”の姿があった。
ジョーンズ博士はこちらの様子を伺う娘たちのキャンプへと一人で向かった。ジェニファーと話をすると相変わらず彼女は訳のわからないことを言っている。ジョーンズ博士は「何が異変を招いたか知ってる？」と聞いた。ジェニファーは「モンキーズがやった。でも誰の仕業かは重要じゃない。肝心なのは方法や理由よ」と言って石を並べそれをアリさんに例えて話を始める。一列に並んでいては自分とその前後のアリしか知らない。でも列を外れれば全体が見渡せる、見方を誤ってると言った。そして真っ赤に染まった葉をジョーンズに渡した。ジョーンズが「この葉は時空の乱れによって赤くなったんでしょ？ビジョンだけじゃなく死もあなたにもたらすはず。コールさんだけじゃなくこの異変でみんな危険なのよ」と言うとジェニファーは「ジム・モリソン。主要人物よ」と言うがジョーンズ博士は出て行ってしまった。

1944年：思わぬハプニング

無事に1944年に送られたラムゼだが着地点に不運にも車が突っ込んで来て彼ははねられてしまう。目覚めると病院にいた。看護師に今日は9月1日だと聞いて「明日に迫ってる…」とラムゼは起き上がろうとするが看護師に大事故に遭ったんですよと止められてしまう。その後ラムゼは何とかコールと連絡を取ろうと看護師の目を盗み電話をかける。前回ホテルでコールにかかってきた電話はラムゼからだったのだ。だが看護師に見つかり切られてしまったラムゼ。手術は明日ですよと言われて鎮静剤を打たれ眠ってしまった。翌日目を覚ましたラムゼは隣のベッドにお見舞に来た男性を襲って服を奪い、何とか病院から逃げ出すことができた。だがその頃コールたちはすでにミッション・クロス精神科病院に到着していた。ラムゼも病院に到着。トミーの部屋へと向かうがそこにコールたちはいなかった。その時使者の女がやって来てラムゼを見ると「旅人ね。なぜいる？もういないはず」と言ってラムゼを掴んだ。ラムゼはコールを捜してる、計画はつまずいたと話し仲間のふりをしようとするが女は信じない。そこへ使者の男もやって来るとラムゼに手錠をかけてパイプに繋いでしまった。そして男は「奴らが2階にいる」と言って女と向かってしまった。ラムゼが身動きが取れない状態のまま使者の女はトミーを殺しパラドックスが起こってしまった。ラムゼは何とかパイプを壊し手錠を外したがコールとキャシーは警察に連行されて行った。

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1944年：捕まったその後

コールとキャシーは部屋の一室に連れていかれ捜査官たちに尋問される。アップルバウム夫妻やクロフォード殺害などの容疑者となっていた。その時「NY市警だ」と扉をノックする音が聞こえた。だがそれはラムゼだった。ラムゼは捜査官たちを蹴散らしキャシーとコールもそれに反応。どうしてここに？と驚く二人に「送られた。鎖が損傷したからこっちはピンチだろうって」とラムゼは言った。手錠を外し銃を奪った3人。コールは「犯人の女を捜す」と言うがキャシーは「2044年に戻らなきゃ」と怒った。それを聞いていた捜査官は「2044年…？」と困惑。コールは「お勤めご苦労さま、シャーリー」と言うと捜査官を殴って気絶させた。
エマーソン・ホテルに戻った3人。キャシーはどうやって戻るのかと聞くとラムゼは「新聞広告にだす。正確な時と場所を伝えるんだ。ジョーンズが未来で読み俺たちをロックする。」と言った。コールはあの女を見つけるまで帰らないと言い一人部屋に戻ると新聞に”精神科病院で爆発後謎の生存者が入院”と言う記事を見つけすぐに病院へと向かった。だが女の病室の前には警官がいる。他の方法を考えようとするとコールを捕まえた捜査官と鉢合わせする。コールは銃を向ける。だが捜査官はコールを捕まえるつもりもなく、容疑は晴れたと言う。それにコール達が”不可解”なことに関係していることも何となく理解しているようだった。コールは「正義の味方なんだろ？ここに入院した女が世界の破滅を企ててる。将来彼女の仲間が実行するんだ。その理由を突き止めたい。」と言って捜査官と共に女の病室へと入る。女はコールを見ると「与えられた役目は果たした。」と言った。捜査官が「殺害の動機は何だ？」と聞くと女は「お前にはわからない。彼ならわかる」とコールの方を見た。続けて「クロフォードは主要人物だ。」と言った。コールが「目的は何だ？」と聞くと「時の残酷な破壊を止め無限の時を放つ。」と言うと女はベッドから飛び出しコールと捜査官に襲い掛かる。銃を奪われ向けられるコール。だが女は「私にコールは殺せない。目撃者が言ってた」と言い病院から逃げ出してしまった。

2044年：幻覚と帰還

ジョーンズ博士は再びジェニファーを訪ねていた。「何としても答えが必要なの」と言うジョーンズ博士にジェニファーは赤いお茶を飲ませた。するとジョーンズ博士は幻覚を見始める。ジェニファーは「時と人は共に成長した。依存し合ってる。」と言う。「時の方が昔からあって無限なのよ」とジョーンズ博士は言った。するとジェニファーが「でも今、ここでは人が時の頭脳。頼られてる。特にある人たちはね。主要人物よ。私たちは時の腕時計を構成する歯車なの。息を合わせ絶え間なくチクタクと針を動かす。過去、現在、未来。もし私たちが葬られたら…」と言うとジョーンズ博士は「パラドックスね」と言った。ジェニファーは「歯車が壊れる。そして時が止まり破綻するわ。過去、現在、未来はなく今だけになる。生と死が共にある無限の今。始まりも終わりもない。全人類が消えて存在しなくなる。」と言いジョーンズ博士の目の前には燃えるような赤い世界が広がっていた。
一方帰る時間を迎えた1944年のコールたちと共に例の捜査官がいた。コールは捜査官に「見て行くか？」と言った。チカチカとライトが点滅するとフッとラムゼの姿が消える。続いてキャシー。最後にコール。目の当たりにした捜査官は「たまげたな…」と口が開いたままになっていた。その後彼はキャシーとコールが写った写真の裏に”1944年9月1日　T･Hクロフォード”と書いていた。
そして無事に2044年に帰還した3人。コールが「連中のたくらみが分かった」と言うとジョーンズ博士は「時の破壊でしょ」と言った。そしてジョーンズ博士たちは話し合う。キャシーとジョーンズ博士はまだラムゼに反感を持っていた。言い合いが始まるがコールが止める。「重大な危機なんだぞ。団結すべきだろ！使者たちは時を破壊してる。連中を追わないと。一歩ずつ進む。過去は忘れよう。未来を救うためにな。」と言った。

1971年：女の息子

年老いた使者の女はベッドに横たわり息子に「時が来たわ。息子よ。私の旅は終わるけどあなたの旅は始まる。12モンキーズが導いてくれるわ。目撃者の言葉を信じなさい。そして胸に刻むのよ。あなたがいつの日か道を正す」と言うと手に握っていた花びらが落ち彼女は命の旅を終えた。
そして2016年。頭の中の”声”を止めようと病院にやって来たジェニファー。外には”花びらおじさん”の姿が…

1944年の感じ好きだからもうちょっと長くやってもらっても良かったな～。
でもラムゼが助けに来てくれて無事に2044年に帰還のコールたち。
”主要人物”と呼ばれる人間の命が何人か奪われると時が破綻し12モンキーズはそれが狙いだということなんですね～。当然ジェニファーちゃんも主要人物の一人だから命を狙われるってことでしょうか？
そしてシーズン1でよく出て来た通称”花びらおじさん”。彼は使者の女の息子ってことでよろしいでしょうか？
ビックリするくらい数字に弱い私がちょっと計算してみたのですが、1944年に助かった使者の女はその後子供を設けたとして1971年の段階で彼女の息子は25、6歳というところでしょうか。そして2016年は45年後ですから息子は70歳くらいですね～。ちょうど花びらおじさんの年頃でしょうか…。色々なものが巡りに巡って訳がわからなくなってきてますがどうなるんでしょうね？この先…。

今日の一枚

12monkeys season2 ep4