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12モンキーズ シーズン2　第9話『ハイエナ』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

2016年：ハイエナ結成

JD精神科治療センター。そこに現れた花びらおじさん(ドラマ中では長身の男)は中に入ると男にメモを渡される。そこには”裏で糸を引く長身さんへ”と書かれていた。花びらおじさんは立ち入り禁止の黄色いテープが張られた病院の中を歩いて行くと非常階段の所で立ち止まる。驚いた顔を見せたその時バンデラ医師からの着信が…。しかしそれはジェニファーからだった。ジェニファーは銃を使って治療センターで無双。他の入院患者たちを解放し女性だけでモンキーの天敵である”ハイエナ”という組織を作っていた。そして花びらおじさんにも協力していたであろうバンデラ医師を操り人形に見立てて非常階段の所に吊り下げていた。電話を受けながら花びらおじさんはバンデラ医師の死体を見ていた。そして振り向くと壁には”ハイエナ”の絵が描かれていた。

2044年→2016年：花びらおじさんを捜して

時の嵐のせいで混乱状態の2044年。ジョーンズ博士は「あと一人主要人物を救えば、外で起きてる破壊に終止符を打てる」と言った。コールは詳しい人に聞いてくると言ってジェニファーのキャンプへと向かう。するとジェニファーはなぜかカップの中に入れたボールを当てさせる手品を見せ始める。当たらないコールに「ボールばかり見てるでしょ。手を見ないといけない時に」とアドバイスした。そして「私は最後の主要人物の居場所はわからない。でも長身の男は知ってるわ。今じゃ彼が軍団を率いてる。」と言った。「捜す糸口は？」と聞くコールにジェニファーは「2016年の私とあなたよ」と答えた。コールは花びらおじさんを探すために2016年のジェニファーに会いに行くことにした。
2016年。ジェニファーは入院患者たちを率いてハイエナの活動をしていた。アジトにしている金物店に現れたコール。ジェニファーの仲間は敵だと思い襲い掛かるが簡単に返り討ちにあう。ジェニファーは大好きなコールの登場に喜んだ。コールは2044年に起こっている出来事を伝え、花びらおじさんから情報を聞き出したいと話す。だがコールを気に入らないバネッサは彼は部外者だと反抗。その様子を見たコールは「どこで集めたんだ？」と聞く。ジェニファーは「反社会的組織には反社会的人格が合うでしょ」と答えた。

2044年：情報保管者の存在

目撃者がいると思われる”タイタン”について探るキャシーとラムゼ。だがなかなか手掛かりを掴めずキャシーが「データベースがあれば…」と話しているとそこにジョーンズ博士の娘ハンナがやって来る。ハンナはデータベースって何？と聞きそれが情報を集めて保存してあるものだと聞くと「保管者とか？情報を集めてる人よ。災い後の歴史についてね。」と言い出した。キャシーたちはその人はどこにいるのかと聞くがハンナは彼は危険だし、”母”から彼とは取引するなと言われているけど居場所なら教えると言ってくれた。ラムゼが「取引の対価は？」と聞くと「真実よ」とハンナは答えた。ラムゼとキャシーは2人でその情報保管者の所へ向かうことにした。

2016年：ウイルスを作れる男

ジェニファーは花びらおじさんの会話が聞けるよう仕込んだ盗聴器のことをコールに話す。すると会話が聞こえてきてウイルスが破壊された今、ウイルスを作れる唯一の男ピーターズを捜していることがわかる。コールも以前この男に会ったことがあるがキャシーに言われてもうどこかに逃げているはずだと言った。ジェニファーはそれに関しても調べていて、ピーターズはハドソン大学病院の夜間管理人をしていると突き止めていた。
ピーターズは突然現れたコールとジェニファーに驚く。コールは「逃げて身を隠せって意味もわからないのか？」とピーターズに言った。そして花びらおじさんが捜していると言われると「ウソだ…ウイルスはもう渡した」と言う。ウイルスは破壊されたから、作れる君が必要になったとコールに教えられ驚くピーターズにバネッサが銃を向けるがそれをコールが止めた。「奴は切札だ。利用できる。餌として」と言った。

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2044年：暴かれる真実

保管者の所に到着したキャシーとラムゼ。逆さに吊るされ”メンダックス(ウソつき)”と書かれた死体を見ながら研究施設らしき建物へと向かう。銃を構え慎重に進むが、ラムゼの武器は保管者の銃弾で弾き飛ばされ、キャシーも武器を下ろすように言われた。それに従うと2人はイスに拘束されウソ発見器をつけられた。保管者は世界の混乱が始まってからどのように情報を集め出したのかを2人に聞かせる。そして「取引の条件はウソをつかないことだ。正直かどうか機械で確認する。」と言った。キャシーが「タイタンと言う町のことを知りたいの」と言うとラムゼは「正気か？」と言った。その様子を見ていた保管者は「なぜ嫌ってる？」と聞く。「何の話だ？」と言うラムゼだが、ウソ発見器の針が動いていた。するとびりびり棒を押し当てて「ウソつきが人を死なせた。”大丈夫、治療法を開発中だ”とか”隔離地帯は安全だ”とな。ウソのせいで滅亡を…」と言った。キャシーは「身勝手だから彼が嫌い。無数の人々の死で救おうとする。一人をね。」と話すがそれもウソだと判断された。「本当の理由は？」と保管者に聞かれキャシーは「それは…大切だった人のせい。私のすべてを犠牲にしたのに私より彼を選んだ。」と答えた。「君は？」と聞かれたラムゼは「同じだ」と答えた。ウソ発見器の針は振れず保管者は「真実だ」と言った。その後キャシーたちは保管者から唯一タイタンについて言及されているCIAの機密データをもらうことができた。

2016年：分裂

車イスのオリビアと話をする花びらおじさん。そこに”苦境に立たされているマークリッジ社ですが元社員のオリバー・ピーターズに不正を内部告発され、まだ姿を現さないものの会見を開く予定で…”と言うニュースが流れて来る。
それはコールが仕掛けた”罠”である。だがこのことでバネッサがまたコールにたてつき彼に銃を向けた。これに怒ったジェニファーはバネッサに電気ショックを与えてしまう。すると残りのハイエナのメンバーは一斉にコールに銃を向けた。バネッサは「長身の男が来たら死んでもらう。そして世界に真実を伝える。あとは任せて」と言った。そして防犯カメラの映像で花びらおじさんがエレベーターに乗り込むのを確認すると一人をコールとジェニファーの見張りにつけて他のメンバーは6階へと向かった。コールとジェニファーは目で合図するとケンカを始めその隙に見張りの女性を殴って気絶させ階段で追いかけることにした。エレベーターの到着を待ち構えるバネッサたちだが開いた扉から花びらおじさんは出てこなかった。それを無線で聞いたコールたちは「たぶん下の階だ」と言って階段を降りて行く。そして花びらおじさんを発見。「罠だったのか…私を撃つ為にここへ？」と聞くおじさんにコールは「助けるためだ」と言った。そしてハイエナ本部に連れて行き花びらおじさんを殴りまくるコール。それでも吐かないおじさんにコールは金槌で指を潰し始める。何度もそれを繰り返すとおじさんは観念したのか…「1957年…NY北部だ。時の構造を破壊するほど強力な爆発で少なくとも一定の範囲を永遠に様変わりさせる。真っ赤な森の誕生だ。…何時だ？8時の会見でピーターズにマズイ情報を暴露される」と言った。

2016年：おじさんはいつも帽子とコートを身につけている

その頃バネッサの考えで無理やり会見を開かされたピーターズ。コールは2044年のジェニファーに言われた「気を散らしてる。ボールを追ってるでしょ。手を見るべき時にね」と言う言葉を思い出した。そして花びらおじさんのコートがないことに気付く。おじさんはピーターズたちのいる大学病院に爆弾を設置していて、それをコートで隠していたのだった。それを発見した警備員がすぐに退去せよと連絡を入れ会見中のピーターズも連れて行かれる様子がテレビで流れていた。それを観ていたコールは無線でバネッサに罠だからすぐに逃げろと連絡を入れる。だが間に合わず大学病院は爆発してしまう。
すると花びらおじさんの携帯が鳴った。おじさんは「携帯は盗聴に使えるんだな。持ち主の位置確認もできると知ってたか？」と言った。その時おじさんの仲間たちが襲撃してきて銃撃戦となる。その隙におじさんは逃げてしまった。
ホテルに帰ると酒を何種類も混ぜて飲むジェニファー。仲間や病院にいた人々を何百人と死なせたのは自分のせいだと言って落ち込んでいた。励ますコールだがその時部屋の電気がチカチカし、コールは「またな」と言って消えた。するとすぐに部屋をノックする音が聞こえる。ジェニファーが扉を開くとそこにはボロボロになったコールの姿が…

あとあとよく考えてみると、実は今回は全然話が進んでいませんよね…(笑)
主要人物のことも1957年というのは分かったけどそれだけで、目撃者やタイタンについても微量の情報を得られた程度でしょうか。あ、あとコールとラムゼとキャシーはとっても複雑な三角関係ってことでしょうかねww
最後に花びらおじさんと話していたのって、ジョーンズ博士の旦那さんですか？写真の顔と喋っている顔がよくわからないと言うか、外国人の顔を見分けるのが苦手なので…確証が持てませんが、もしあれがジョーンズ博士の旦那さんだったら作ろうとしてるのはマシーンであってそれがタイタンに繋がる感じでしょうかね。それとも全く別の誰かなんでしょうかね。次回ではっきりすると思うのでじっと待つことにします(笑)

今日の一枚

12monkeys season2 ep9