12モンキーズシーズン1　第4話『アタリ』

2015/03/27

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12モンキーズのあらすじ

2043年。人口の99%にのぼる約70億人がウイルスの蔓延により死亡し、何とか生き延びた人間たちは地下にもぐり暮らしていた。しかし、残った人間もいつ死ぬかわからない過酷な日々の中で科学者たちがすべての始まりの2015年に1人の男をタイムトラベルさせ、未来を変えようと画策する。送り込まれたコールはウイルスをばら撒いたとされる謎の組織12モンキーズを探っていく。

ネタバレしていますのでまだの方はお気を付けください。

スカベンジャーの王

2015年ではキャシーが≪ナイトルーム≫について様々な方向からの調査を進めていた。だが依然その所在地は掴めない。一緒に居たコールだが予定よりも早く2043年に戻されてしまう。戻ったコールは親友ラムゼからマックスに会ったことを聞き、「ディーコンがここを知ったらまずいな」と話をする。どうやら以前属していた組織ウエスト7で何らかの出来事があり、コールは追われる身ではないかと思われる。そして2043年に戻されたのもこのことが理由で科学者からも「ここが襲われるかもしれない」と言われる。ウエスト7のリーダーディーコンは相当凶暴な人物らしい。科学者は今いる場所を守るためコールや腕の立つ者をウエスト7からの襲撃に備えさせる。だがディーコンたちは巧妙におとりを使い排気トンネルから侵入しようとする。

2032年　ウエスト7との関係の始まり

食べるものにも困り、犬をも殺せぬコールとラムゼは日々命の危険を感じながら転々と暮らしていた。そこに現れたウエスト7。リーダーのディーコンは雑魚二人を殺したコールとラムゼに「200人いるが誰も飢えていない。仲間にならないか？」と誘う。断ろうとするラムゼだがコールは宜しく頼むと言い二人は仲間入りしてしまう。略奪した物資で潤っているキャンプに驚く二人。ディーコンの残虐なやり方に徐々に染まっていくコールと不快感を露わにするラムゼ。ラムゼが気に入らないディーコンはコールに遠まわしにラムゼを殺すように命じる。しかし親友を殺すことなどできないコールはラムゼと逃げることにした。このことで二人はディーコンから追われる身となる。

親友の死

侵入を許してしまい、激しい襲撃に抵抗するコール達。「マシンの部屋を見られたら電源があることがバレる」なんとかしてマシンを守ろうとするがコールはディーコンと鉢合わせてしまう。銃で何とか切り抜けようとするが中枢部に着いたラムゼが囲まれてしまい無線で「俺はアタリだ…」の声に続き銃声が響いた。応答の無いラムゼ。目に涙を浮かべるコールはディーコンたちを始末しに行こうとするが科学者に「あなたが死んだら彼の死は無駄になるわよ！」と引き留められる。「2015年に戻って何とかして。キャシーが頼りなのよ。」とコールは2015年に送られることに。しかし着いたのは二日前だった…ディーコンたちに見つかりコールは拘束されてしまう。

拷問の果てに

拘束されたコールは拷問を受ける。建物への侵入方法を吐かせようとするディーコンはコールの体に切り傷を付けそこに何やら怪しいクスリをすり込む。幻覚が見え始めるコール。必死にマックに助けを求めようとして「建物の外にトンネルが通っている」と言ってしまう。侵入された排気トンネルの存在を知らせたのは実は自分だったとわかったコールは愕然とする。だがその後助けてくれたマックス。過去にちょっといい関係だったこの二人。情が残っているマックスは敵になり切れずにいた。そしてコールは過去にマックスを置いて逃げ出したことをあやまり理由を話す。一緒にディーコンを倒そうと自分たちの拠点に向かう。もう一人の自分に近すぎてかなり危険だがラムゼの命を救うため先回りをした。そしてラムゼの命を何とか守り、科学者の命も救いに向かう。マックスの援護で科学者ジョーンズの命は救えたがディーコンは逃がしてしまった。

コールの気持ち

襲撃時に援護してくれたマックスはコール達の拠点に残ることになった。コールは「ヨリを戻すのか？」と聞くラムゼに首を振る。
「そうか。キャシーだもんな。ちゃんと彼女に話せよ。」とラムゼはキャシーに気持ちを伝えるようにアドバイスする。そして2015年に来たコールは今まで隠してきた自分の生い立ちをキャシーに話そうとするが、キャシーは「見つけたの。コール…見つけたのよ…ナイトルームを」と言う。

とうとう見つけたナイトルーム。今回はコールやラムゼの過去を追いウエスト7との戦いを描いてました。次回はいよいよ見つけたナイトルームへ向かうのでしょうか？
そしてラムゼの言うアタリとは(囲碁ゲームで大ピンチの意)だそうです。ラムゼの”アタリ”を救ったコール。ラムゼは善人なので今後も活躍してほしいものです。