12モンキーズシーズン1　第12話『パラドックス』

2015/05/22

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12モンキーズのあらすじ

2043年。人口の99%にのぼる約70億人がウイルスの蔓延により死亡し、何とか生き延びた人間たちは地下にもぐり暮らしていた。しかし、残った人間もいつ死ぬかわからない過酷な日々の中で科学者たちがすべての始まりの2015年に1人の男をタイムトラベルさせ、未来を変えようと画策する。送り込まれたコールはウイルスをばら撒いたとされる謎の組織12モンキーズを探っていく。

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

ジョーンズ博士の過去

2043年ではコールの信号が途絶えていた。他の博士がジョーンズ博士にコールは大丈夫か。死んでいるのでは？と心配するがジョーンズ博士は「大丈夫。生きているわ。でも戻らない」と何故か自信ありげに答える。
そして2015年。今よりずっと若いヤングジョーンズは父親と研究について話をしていた。スプリンターの話や元夫の話。普通に親子の会話をした後ヤングジョーンズは家に帰る。玄関の扉を開けようとすると声を掛けられた。「ジョーンズ博士？」暗がりから顔を出したのはキャシーだった。キャシーは「助けてください。私の、私たちの友人が死にかけているんです。」突然の話に訳が分からないヤングジョーンズは警戒しながら丁寧に断る。相手にしてもらえないと感じたキャシーはヤングジョーンズに銃を向ける。そして家の中へ一緒に入る。そこでキャシーはある資料を見せる。それを見たヤングジョーンズは「あり得ないわ。公表していないのよ？」と言う。その資料はジョーンズ博士が開発したスプリンター用の血清の写真だった。それでもなかなか信じてくれないがキャシーは必死に説得をした。

ヤングジョーンズとの対面

体調が整わないコールは危険な状態であったが何とか持ちこたえていた。そして目を覚ました時隠れ家にいたアーロンと話をしていた。そこにキャシーが帰宅。「あの紙を見て行って来たの。2017年の私があなたに渡したっていう例の紙」そうキャシーが言うとコールは「そこに何があったんだ？」と聞く。すると扉からヤングジョーンズが入って来る。その姿を見て驚くコール。「会ってたのか。俺を知っていた。」と言う。ヤングジョーンズはスプリンターが原因で生命の危機にさらされているコールの状態を調べてくれることになった。

マークリッジ

2043年のジョーンズたちはコールを失った今やれることをやろうとしていた。とりあえずみんなで資料を見直しどこかに何らかの見落としがないか確認をし始めた。そこで名前の挙がったマークリッジ社。このことを調べようとしていた。そして2015年マークリッジ社は新たなCEOを迎えたという新聞記事を見つける。
2015年マークリッジ社では会議が開かれていた。リーランドの死、トロイ作戦での失策と社の評判はガタ落ちとなりどのように対策するかが協議されていた。そこに突然現れたジェニファー。いつものようにキレっキレで机に上がり現CEOのスキャンダラスな写真を流したりしていた。そして「パパから大株主の座をもらったの。今日から私がCEOよ～♪」と高らかに宣言した。

コールを救う方法

コールの血液検査の結果かなり悪化していることが判明する。このままではコールは死んでしまうとヤングジョーンズは言った。悲しむキャシーにヤングジョーンズは「ただの友人ではないのね。出会った経緯は？」と聞く。キャシーはジョーンズがコールを送り込んだことや、キャシーの未来の時計を持ってきたコールが現在のキャシーの時計と合わせてパラドックスを起こしたことなどを話す。だがそれにヒントを得たヤングジョーンズは「彼は何年生まれ？」と聞く。キャシーは「たしか2009年生まれよ」と答える。そしてヤングジョーンズは「彼の遺伝子は分子レベルで損傷してる。でもDNAを元の分子構造に組み込めば回復するかも」と言う。キャシーは「パラドックスで助けると？」と聞くとヤングジョーンズは「可能よ」と言った。この時代に彼の血液があれば…と二人は今はまだ子供のコールを探すことにする。

アーロンの選択

アーロンはキャシーに「君はコールや人々の命を救うことで頭がいっぱいだ。でも誰が君を守るんだ？」と言い少し感情的になっていた。そしてアーロンは謎の女の誘いに乗ることにしてしまう。謎の女の元を訪れ自分やキャシーが生き残れるようにしてほしいと取引を持ち掛けた。アーロンが謎の女に話したこととは…

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2015年のコール少年

キャシーとヤングジョーンズはコールの父親が経営していると思われる修理工場に向かう。CDCという立場を生かして父親を説得して何とかコール少年の血液を頂戴しようという計画だったが、そこは馬鹿正直なキャシー。すべて話すわと父親に正直に話をしてしまう。するとショットガンを持ち出し帰れ！と怒り出す父親。慌ててキャシーは「でも本当のことなんです。ウイルスも。タイムトラベルも12モンキーズも」と言う。すると父親が「12モンキーズ？マリオン(コールの母親)がその軍団から息子を守れって話していた。あんたは何者だ？」と意外な反応を見せた。キャシーは「とりあえず、一緒に来てください。コールを見て息子さんではないと思えばあきらめますから」と言い、父親とミニコールを連れて隠れ家へ戻る。

親子の対面

寝込んでいるコールの顔を見た父親はすぐに息子だと確信したようだった。そしてコールも「親父」と感動の再会を果たす。納得した父親は大きくなった息子を助ける為小さな息子から血液を採取することを了承する。ミニコールが血液を採られている間父親とコールは母親の話などをしていた。そしてコールが眠りについたので父親は外へ出る。そこへ「大丈夫ですか？」とキャシーも出てくる。突然の話に困惑を隠しきれない父親は理解しつつも動揺していた。キャシーは父親の気持ちがわかるので何とか言葉をかけようとしていたその時電話が鳴る。アーロンからだった。「角の駐車場にすぐに来てくれ」と言われたので向かうキャシー。するとアーロンは「何も聞かずに車に乗ってくれ」と強引に車に乗せようとするのでパンチを入れて撃退するキャシー。隠れ家に帰ろうとすると一台の車が前を横切る。その車には花びらおじさんが乗っていた。それを見て慌てて家に戻りみんなに知らせる。キャシーとヤングジョーンズ、コールの父親とミニコールは外に置いてある車に走って向かっていた。その途中花びらおじさんとその部下に攻撃をされ戦ったコールの父親が銃で撃たれて死んでしまう。隠れ家に残っていたコールの所に花びらおじさんたちがやってくる。コールはミニコールの血液が入った注射を自分に刺す。するとパラドックスが起こりまぶしい光とともにものすごい衝撃波が起こる。窓ガラスは粉々になり花びらおじさんたちもふっとばされてしまう。収まってからキャシーがコールに近づく。コールは調子が良くなっていた。そしてキャシーに「アーロンが居場所を教えたみたい」と聞かされる。
ミニコールは保護施設に預けられることになる。キャシーは「本当に良いの？何なら私が…」と言うがコールは「良いんだ。友達ができる」と言う。コールとラムゼの出会いはそこからであった。

2043年　新たな敵

いつもコールが座っていたマシーンの椅子に突然現れた赤いツタのような植物。いつからかもどこからかも全く分からないので慎重に調べられていた。そしてその植物は薄暗い中にも関わらずどんどん成長を続けていた。分析の結果この時代の物ではないということで過去からなのか…未来からなのか…という話をしていると研究所のアラームが鳴りだす。どうしたのかと聞くと出て行ったはずのウィートリーが戻って来たとのことだった。ジョーンズ博士が向かうとそこには仲間の生首を持ち涙を流すウィートリーの姿が…「やつらがやって来る」と言い震えていた。
そして外には何やら顔に泥でも塗りたくったかのような灰色の気味の悪い者たちの姿が…そして彼らを連れてきたのはウエスト7のようだが…

ヤングジョーンズにミニコール、コールパパなんかも出てきて楽しかったですね。コールの体も修復されたけどもう未来には行けなくなってしまいました。2015年で何とか蔓延を防ぐことができるのでしょうか？
そして最後に出てきた灰色軍団は一体…？研究所にある物を(多分マシーンでしょうが)狙っているみたいですね。次回がシーズン1最終話となりますが今からこの軍団だしてきてどういうつもりなのぉ～！