スコーピオン シーズン1 第21話『二度目の裏切り』
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最新のテクノロジーを駆使して様々な難事件に挑む!
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
難しい専門用語等が出てきますが私のIQはいたって普通なので適当に書いていきますw
乗っ取られた神経毒研究所
コンピューター制御の神経毒研究所が何者かに乗っ取られた。換気システムでガスが広がれば中にいる科学者23人は死んでしまう。犯人は”バグダッドの空爆について大統領から全て公表しろ、誤って市民2000人を殺しそれを隠したことを”という要求を出してきた。
スコーピオンは乗っ取られた建物を奪還し、中にいる科学者たちを助け出し外にサリンが漏れるのを防ぐため現地へ呼ばれる。ラボの監視映像を見ながら説明を受ける。換気システムはサーバーに繋がっていて犯人が操れるし扉等の制御も全て犯人ができるということだった。ハッピーが「私なら扉を開けられる」と言うが「突入すれば犯人にガスをまかれてしまう」と言われそのような作戦は無理だとわかる。コンピューターからの侵入も試みるが見たこともない障壁がありコントロールできないとシルヴェスターは言う。ウォルターは自分が作ったソフトで起こったバグダッドの空爆に責任を感じ、ケイブに「僕のソフトで大勢が死んだ。やっぱり気になるから処理能力が落ちてしまう」と言った。ケイブは「責任は私にあるから気にするな」と言うがその時犯人から再びメールが送られてくる。”要求は伝えた だが時間切れだ”と書かれていた。そしてサリンが充満する部屋にいた科学者の一人が防護服への酸素の供給を切られてしまい婚約者の目の前で死亡してしまった。
16年前の真実
建物の構造を調べたり、何とか中に侵入できないか考えたりするスコーピオンだがいい考えが思いつかなかった。その時ウォルターが思いつく。「外部ネットワークから収穫がないのは問題が中にあるからだ。建物内のサーバーとかね。犯人はここのシステムに不慣れで回路や配線を過負荷でダメにした。だからここからはシステムに入れない。」と言った。ハッピーは「つまり悪い部分を直せばシステムを制御し直せる」と言い皆は見取り図でサーバーへのハブを探し始めた。そんな中長官から”大統領は脅しに屈しないが、空爆に関する資料を公開するという代案で犯人に納得させる”と言われたケイブはもうウォルターには秘密にしておけないと腹をくくり彼を外に呼び出した。16年前ウォルターが作ったソフトはピンポイントで物資を供給する為に開発されたものだったが、それは空爆に使用され2000人もの市民が巻き添えになった。それについてケイブはウォルターに「私は作戦を聞かされていなかった」と言っていたのだが、実は空爆の3日前に聞かされていたという事実を話した。ウォルターは「知っていたのに僕に言わなかったと。」と顔を強張らせると「仕事があるから」と言って戻って行ってしまった。
爆発したウォルターの感情
対策室に戻ったウォルターはひどく動揺していたため皆は心配した。ウォルターは「大丈夫だ」と言って作戦を立て始める。ハブの場所がわかったが、近くにいるのは先ほど目の前で婚約者を亡くしたばかりのサラだった。ペイジが電話を掛けて彼女の感情を考慮しながらハブに行ってもらえないかとお願いする。サラは誘導に従いハブの場所へ向かう。スコーピオンはその様子を携帯の映像から確認していた。するとやはりケーブルの一部が切断されていた。サラの話から朝の時点では問題なかったことと、その後外出した者がいないことから犯人は建物内にいることがわかった。監視カメラでサラがハブを見ていたことが知られたらまずいのでスコーピオンはカメラの死角を使ってサラを元の部屋まで行かせようとするが、その話を聞いてパニックになったサラは近くの扉に向かい大声で助けを求め始める。それを落ち着かせようとケイブがサラに「必ず助け出すから信じてくれ」と話す。だがそれを聞いたウォルターは大声を上げて「黙れ!!!黙れ、ケイブ。二度と誰かに”信じてくれ”なんて言うな!」と怒鳴った。そして「長官、この件には全力を尽くします。解決後はガロ捜査官をチームから外してほしい」と言った。何も知らないみんなはただ驚くばかりだった。
丸焼き寸前のウォルターとケイブ
動揺は皆に広がってしまうが、まずは目の前にある問題を解決する為に動き始める。内部に残された科学者たちの中から、要求メールが届く前に必ず監視カメラの死角に入る男を発見。調べてみると神経生物学者のサイモン・ボイドという人物でバグダッドの空爆により婚約者が重傷を負い、後に死亡したということだった。犯人がわかったのでウォルターは何とかして建物へ入る方法を考えようとみんなに言った。監視カメラがなく侵入できる経路として焼却炉が上がった。だが中は高温で耐熱スーツと中を移動する為の強力な磁石が必要だった。それらを用意してもらいウォルターは1人で焼却炉へと入って行こうとするが、もし犯人に見つかった場合銃を使えるケイブが必要だとペイジに説得されて二人で高温の焼却炉を降り始めた。だがやはりそこでも口論になってしまう。そのうち90秒が経ってしまい焼却炉は再び点火されてしまう。点火による高熱で原子が加速して磁区数が減少し磁石の力が弱まってしまった。体重の重いケイブの方が少しずつ滑り落ちて行ってしまう。構造を調べるとウォルターたちのいる場所の近くに空洞が設けられていることがわかった。ウォルターはハッピーから渡されていたミニ・トーチを使って焼却炉の壁側に穴を開けた。そして何とか滑って行くケイブを捕まえ二人とも穴の中に避難。それを使って建物内へ侵入する事ができた。
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撒かれてしまったサリン
建物内に入ったウォルターはケーブルの補修を始めた。そしてケイブに人質の誘導を頼んだ。「私が異常者に対応する」と言うケイブに「あんたの方が避難手順に詳しい」と言い人質救助に行かせるウォルター。ウォルターは修復を完了させると建物をコントロールできるようにした。そしてケイブが他の科学者たちを避難させている間に自分はサイモンの所へ向かって「SWATだ」と話しかけ気を逸らした。だが一人でやって来たウォルターを不信に思ったサイモンは監視カメラの映像を確認。科学者たちが逃げ出すのを見てサリンを強制作動させてしまった。空爆は自分のせいだと話すウォルターだがサイモンは「違う。俺が欲しいのはダリアの為の正義だ。お前からは得られない」と言って銃を向けた。その頃無事に科学者たちを避難させたケイブだが、長官に「焼却炉に開けた穴のせいで第1ゾーンにサリンが来るとそこから周囲に漏れてしまう」と聞かされた。そして監視カメラを見ていたシルヴェスターは学校抜け出しチームの一員として仕事をやろうとするラルフが建物内に侵入したことに気が付いた。どうやらラルフはウォルターたちが入って来た通気口から焼却炉へと向かっているようだった。トビーは「穴からガスが漏れだすと気づき街を救おうとしてるのか…!」と言った。シルヴェスターは急いで炉を停止させる。その時メリック長官がやって来て「第1ゾーンにサリンが到達した。早く避難しろ」と言うが、シルヴェスターは「僕はここに残る」と言った。
ラルフィー・ボーイの日曜大工
焼却炉の穴に着いたラルフは残された磁石や耐熱グローブを使い焼却炉側へと降りた。そして「ごめんね、シルヴェスター」と言うとシルヴェスターからもらった貴重なシリコン製のスーパー・ファン・ガイのフィギュアを取り出すと穴の隙間に押し付け始めた。高温で溶けるシリコンは穴を塞ぐにはもってこいだったようだ。屋上に着いたトビーは「シリコンで穴を塞いでる!天才だ!」と感心するが、50度以上もある炉内に危険を感じるペイジは「早く上がってきなさい!!!」と声を掛ける。
一方サイモンに銃を突き付けられたまま出口までやってきたウォルターはサイモンを突き飛ばし扉のスイッチを押すと近くにあったケーブルを切断。自分は外へ出るがサイモンは再び建物内に閉じ込められることになる。サイモンは扉に何度も発砲するが防弾ガラスのため穴をあけることはできない。そのうち撒かれたサリンがサイモンの所まで到達し彼はウォルターの目の前で命を落としてしまった。
そしてウォルターがケーブルを切断したことにより焼却炉が再稼働してしまう。磁石が滑り落ちてしまいピンチになるラルフだがペイジが身をギリギリまで乗り出して何とかラルフを掴む。そしてトビーとハッピーに引き上げてもらうとペイジは「一体何をしてるの!!」と怒る。ラルフは「正義の為だよ。僕だってチームの一員だ」と言った。ペイジはラルフをぎゅっと抱きしめた。
訪れる別れ
ケイブはウォルターに「よくやった」と声を掛けるがウォルターは「そうか?二人犠牲者が増えた。もう終わりだ」と言った。ケイブは「そうか。なら私はスコーピオンから去るよ。」と言って二人は別れた。
その晩ペイジがウォルターに話があるとやって来る。ウォルターは「ケイブがチームから抜けるのは心配だろうけど…」と話すがペイジは「私は抜けるわ」と言う。突然の申し出に驚いたウォルターは「もう一度言って」と言う。ペイジは「ラルフはあなたを崇拝してるから何でもマネして危ない橋も渡るわ。ここはあの子には危ない。ドリューがメイン州でコーチを頼まれたから3人で引っ越す」と言った。納得いかないウォルターは「繭に入れて育てるつもりか?昔君を置き去りにした男を追う姿をラルフに見せるつもりか?」と食って掛かる。ペイジは「彼はラルフの父親なのよ!私…もう行くわ」と二人は口論になったままペイジは去ってしまった。やけになったウォルターは「ケイブもペイジもいらない」と仲間たちに言った後エリア(ハイテク界の大物 参照:シーズン1第17話『国境を越えて』)から借りていたスポーツカーに乗り込むと猛スピードで山道を走った。そして制御しきれずガードレールを突き破り…
大切な人を一度に二人も無くしたウォルターがやけになってしまうのはわかりますが…ガードレールを突き破ったウォルターは一体どうなっているのでしょうか…
次回はついにシーズン最終話。ほぼ解体してしまったチーム・スコーピオンにどのような運命が待っているのでしょうね。
↓英語のみですが…
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