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GRIMMグリム シーズン6(ファイナルシーズン)　第8話『命の日はまた昇る』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

再び鏡に浮かぶドクロ

スパイス店に泊めてもらい謎の模様について調べ続けるイヴ。ふとテーブルの上にある手鏡に手を伸ばし覗き込んだ。「私は誰だったの？今のあなたは？」と問いかけているとまたも鏡の中にあのドクロが浮かび上がった。驚いたイヴは手鏡を叩き割る。粉々になった手鏡の破片を片付けようとすると破片はひとりでに動き元に戻った。驚いたイヴが鏡を覗き込むと中からドクロの手が出て来た。真っ黒な腕に赤い筋がいくつも入った気味の悪い手はイヴの首をグッと掴む。イヴは苦しみながらその手を必死に剥がそうとするがなかなか剥がれない。するとイヴはヴォーガしその腕に噛みついた。血を流した腕は痛みに悶えるようにスルスルと鏡の中へと戻って行く。イヴはその衝撃で体を後ろにぶつけ床に転がった鏡の横に倒れて気絶してしまった。
翌朝店にやって来たロザリーとモンローが倒れているイヴを発見。すぐに救急車を呼んだ。
その頃事件の現場にやって来ていたニックたち。生化学と再生学が専門のハンプトン博士が研究室で惨殺されていたのだ。彼女の遺体の状況や荒らされた部屋を見ると怨恨によるものとしか考えられなかった。
捜査を進めているとニックの携帯にモンローから着信が。モンローはイヴが転んで頭を打ったようだから病院に運ぶと伝える。ニックもすぐに行くと言いハンクとウーに「ジュリエットがケガをしたから行く。」と言った。それを聞いてウーは「”ジュリエット”と言った。」と言う。ハンクも「確かに言った。」と言った。
病院についたニックはモンローとロザリーに状況を聞き、2人にロフトで起こったドクロの話をした。「イヴは”死の把捉”に似た光景だと。」と伝える。モンローは「それをゆうべも見たのかもな。」と言った。モンローとロザリーは店に戻ると血染めになっている鏡を拾い上げる。鏡は血がついているためちょうど”見えない”。2人はその鏡を鍵付きの引き出しにしまった。

現場に残された指紋

ニックはイヴに付き添うことになったため事件の捜査はウーとハンクで行うことに。まずはハンプトン博士が昨晩電話していたサンジ・ラジュー博士の所へ行き話を聞くことに。同僚の死に動揺しているように見えるラジュー博士だが何か隠しごとがあるようにハンクたちは感じた。2人はラジュー博士も含めハンプトン博士たちの研究チームのことなどを調べることに。そして犯行現場から指紋が採取されたことも分かりそれはロバート・ヨハンソンとマーティン・ドミンゲスと言う前科のある者たちの指紋だった。だがウーは嬉しそうにそれをハンクに話す。なぜならその二人は半年前に死んでいるからだった。
死んだはずの人間の指紋がなぜ犯行現場に…？ハンクは「切断した2人の腕で博士を殴り殺したと信じる奴もいるな。だがそうじゃなさそうだ。」と言った。この2人の死亡証明書には火葬と書かれていた。増々謎が膨らみテンションが上がったウーとハンクは二人が送られた墓地へ行くと共に葬儀屋に話を聞くことにした。
その頃死んだはずの犯罪者2人と”同じ”タトゥーを腕に持つ男が街をふらついていた。その男は電柱に張られた「尋ね人」のチラシに載る自分の写真を見て「ウソだ。違う。僕じゃない。」と言った。すると”彼の腕”はワニのような姿にヴォーガ。「僕じゃない。怪物だ！」と言って男は走り去って行った。
墓地に到着したウーとハンクは葬儀管理士のハロルドに話を聞く。なぜ火葬されたはずの人間の指紋が殺人現場に残っていたのか？軽く問い詰めるとハロルドはあっさり遺体を売り払ったと白状した。だが相手の名前は知らないと言う。「いつも現金払いで遺体はバンに…。」と言うがハンクは「いつも？」と聞く。どうやら遺体を売ったのは一度ではなく合計6体を売ったとのこと。ハンクたちは次にその男から連絡があったら自分たちに言うようにと言った。

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買った遺体の使い道

ハンクたちは遺体の買い手は犯人と繋がり、そして被害者とも繋がるはずだと考えハロルドに署に来てもらって写真を見てもらった。するとハンプトンの同僚のリーヴィが遺体を買った男と似ていると言う。
早速リーヴィに話を聞くことに。ウーはハンクに「ロフトの”鉤爪”の死体だが…。全員ヴェッセンで多くがあの墓地に。指紋の主がヴェッセンならリーヴィはその遺体をヴェッセンと知らずに購入したのでは。」と言った。
リーヴィを署に呼びウーたちは話をする。遺体購入の件や、殺害現場に遺体の指紋が残っていたことを話して詰め寄るとリーヴィは信じないだろう…と言いながら正体不明の不可解な物を見たと話す。そして車の事故で同僚のシェリーは両足が不自由になり息子を亡くしたことを話し始めるがハンクは「遺体で何を？ヴェッセンだったのか？」と聞いた。だがリーヴィはヴェッセンのことを知らなかった。遺体がヴォーガするはずもないから彼が見たものは何だったのかよく分からないが彼らが”畑違い”の研究をしていたことは間違いないらしい。実験とは何だったのか、そしてシェリーの亡くなった息子が鍵ではと考えその線で探ることにした。
そこへラジュー博士の遺体が大学のオフィスで発見されたと一報が入る。現場を調べるとラジューは何やら書類の処分で忙しそうだったのがうかがえる。ウーたちはそこでUSBメモリを発見。中身を確認するとそこに映っていたのは事故で亡くなったシェリーの息子が両腕や両足をつぎはぎにされ実験されている姿だった。シェリーやハンプトン、ラジュー、リーヴィたちは葬儀屋から買った遺体をシェリーの息子に移植し彼を生き返らせる実験を行っていたのだ。電気ショックにより息を吹き返したシェリーの息子だが四肢が別々にヴォーガし暴れ回っていた。鎮静剤を打たれると大人しくなりヴォーガも収まったが危険だから殺さなくてはと言う所でカメラは止められていた。

愚行の後始末

尋ね人のチラシに似た人物を見たと言う連絡を受けたシェリーはすぐに行くと言って準備をしていた。そこへリーヴィがやって来て遺体の件がバレたことや息子を処分しなかったことを責めた。2人は大声で言い合いを始めたがそこへウーとハンクがやって来る。「ここで死体をよみがえらせたのか。」と言うハンクにリーヴィは何のことだととぼけるがウーは「ビデオを見た。芝居はやめろ。」と言った。
ラジューも死んだことを伝えるとリーヴィは「息子を生き返らせるなどイカれてる。手伝った我々もな。愚かな実験だ。だが僕は誰も殺していない。怪物はシェリーの責任だ。」と言いガレージから出て行った。ハンクたちがシェリーと話していると外からリーヴィの叫び声が聞こえてきたのですぐに向かう。外にはシェリーの息子がいてリーヴィを襲っていた。ウーとハンクが止めに入るがいとも簡単に吹っ飛ばされてしまう。ヴォーガした腕でリーヴィに襲い掛かろうとしたその時、息子の胸を銃で撃ちぬいたのはシェリーだった。「無念だ。息子よ。」と言うシェリーに息子は「僕もだよ。」と悲しげな顔を見せた。シェリーはもう一発息子の胸に銃弾を撃ち込む。息子は地面に倒れ死亡。シェリーも自分のこめかみに拳銃を当てるがハンクが止め「バカめ！させるか！何をやらかしたか己の口で説明しろ！」と言った。

今回はウーとハンクが大活躍のエピソードでしたね。ちゃんと警官っぽかったw
にしてもつぎはぎヴェッセンフランケンはイヤですね～。あんな体にされて生きていたくないでしょうに…。
完全に生きて欲しいっていうシェリーのエゴ。そして博士たちの興味本位の実験の結果ですよね。
息子さんが哀れでした。
そしてダイアナの描いた”お絵かき”を専門家？らしき女性ダーシャに見せて調べてもらったレナード。
ダーシャもイマイチ分からないけれど何か凶事が起こるのではと言っていましたね。さらにはダイアナがこれを見たということは繋がりがあると。イヴも何らかの繋がりがあるということですよね～。ヘクセンビーストに関係あるのか？と思ったけれどアダちゃんは見えないし…。何かが来るって感じでしたが、来るのはあのドクロ？
やはり棒はあのドクロを封じているとか？何だかとんでもないことが起こりそうでワクワクしますね！
で、ニックがイヴのことジュリエットって言いだしたしもしかして～？もしかすると…。最後の最後に元サヤの可能性もあるのでしょうかね。それはそれで嬉しいけれど…。
モンローのロザリーが出産する夢は何だったのでしょうか？w後々関係あるの？それともただの不安の表れ？実は三つ子どころじゃなかったらビックリしますけどもねw
産んでも産んでも次から次へと赤ちゃんが出てきたらそりゃモンローみたいに「もういいよ！」ってなりますよね。

今日の一枚

GRIMM season6(Final Season) ep8