GRIMMグリム シーズン5 第6話『魔の夜』
※この記事にはプロモーションが含まれています
自分とアダリンドの子供も出産を迎えニックはアダリンドとの奇妙な生活を送ることになる。
さらに警部とアダリンドとの子供であるダイアナを巡って王家とレジスタンスの対立が強まる中、更なる強敵が現れる!
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
ハドリアヌスの長城と呼ばれる組織
目が覚め、腹ペコのトラブルはご飯にがっつきながらニックにチャベスたちのことを話していた。チャベスたちの組織はニックの能力を知ってからずっと調べていたらしい。そのためこの場所もすでに分かっていた模様。
「組織はずっとあんたを監視してた。あんたが未知数だから。」というトラブル。ニックは「チャベスの組織が?」と聞いた。トラブルは「能力者を味方にしたがってる。」と答える。ニックは「お前も仲間に?」と聞いた。トラブルは「ジョシュを送った時彼らが私の前に現れた。」と説明。アダリンドが「彼らは何者なの?」と聞くとトラブルは「HW。”ハドリアヌスの長城”だったかな。そう自称を。政府の組織らしい。知る人は少なく極秘の存在だと。政府の人間を信用してない。水面下で戦争を続けてる。ヴェッセンとの。何でもヴェッセンが巨大なグループを作ってて国外にも広がってる。革命みたいに。倒さなきゃ。HWにはグリムの力が必要だ。他にも協力者がいる。HWの支部が各国にある。」と話した。「有償なの?」とアダリンドが聞くとトラブルは「報酬はあるよ。現金で。」と答えた。ニックが「マイズナーを?」と聞くとトラブルは「知ってる。あんたと会うべきだと勧めた。」と答える。ニックはトラブルを救う際に病院でマイズナーに会ったこと、そして彼のお陰で助かったことを話す。そしてジュリエットの遺体はどこにいったのかと尋ねる。トラブルは知らないと答えた。
その後ニックは例のバイクを見せてもらう。あらゆる装備を兼ね備えた高級改造車でネット接続とGPS機能もあるらしい。トラブルは「携帯の信号を追える。この家もこれで見つけた。」と説明した。2人は改めて再会できた喜びを分かち合い、絆の深さが垣間見れた。
黒の集団
町の時計台が真夜中を知らせる鐘を鳴らす頃。黒の服に身を包み黒の車に乗る集団がやってきて特定の店を襲い始める。そして襲われた男性のうち一人は黒い布を被せられ拉致。もう一人の男性は黒い服の者たちに囲まれトカゲのような姿にヴォーガした男に食い殺されてしまった。
その後ニックたちは現場にやって来る。ウーの説明を受けながら現場を確認。ウーは「ギャングかな。発生は真夜中頃。被害はここだけじゃない。通りの店や車を意図的に破壊。現在店主1人が死亡、もう1人は重傷。パン店のアリヴァカ氏は行方不明。遺体は花店のケン・ハニーカット。」と言った。「被害店には狙われる理由でも?」とニックが聞くとウーは「ある推測は立つ。パン店の中だ。」と言ってニックとハンクをパン店へ連れて行く。パン店の壁には4本爪のマークが描かれていた。
翌朝、この事件をニュースで見ていたモンローとロザリーはケン・ハニーカットが殺されたことやパン店のゼイヴィア・アリヴァカが連れ去られたことを聞き驚いていた。そこへもっと慌てた様子のバドがやって来ていつものように早口でまくしたてる。死んだケンはバドの同級生の弟らしい。モンローも拉致されたゼイヴィアは友達だと話した。バドは「誰の仕業だ?嫌な予感がする。すごく嫌な感じだ。あまりに嫌で意味のある気がする。悪い意味が。」と言った。
一方連れ去られたパン店のゼイヴィア。工場のような場所に連れて来られるとリーダーらしき男に写真を見せられ「知り合いだな。」と言われる。ゼイヴィアは知らないと答えるが男はスカレンゲックにヴォーガしゼイヴィアを掴むと「俺にウソをつくな」と言った。その写真に写っているのはモンローだった。
歴史は繰り返すの本当の理由
モンローたちから被害者が知り合いだと電話を受けたニックは合流し話を聞くことに。
ゼイヴィアは非常に大人しい人物らしくハエも殺せない性格らしい。モンローは「ゼイヴィアはハーゼンフーシグ・シュネッケ」と言った。バドは「彼のヴォーガは見たくない」と言っていた。ニックはヴェッセン絡みの印だと言ってバドにも4本爪の印を見せる。バドは「知る限り2人の被害者がヴェッセン。」と言いハンクが「殺し方から見て襲撃者もヴェッセンだな。」と言った。全員が黒のシャツを着ていたことから組織的な犯行と考えられモンローは「オックルタトゥム・リベラ」と言った。
その頃近隣の店主に聞き込みしていたウーだがなかなか有力な情報は得られない。もう一度パン店に戻って4本爪の印を見ていると物音に気付いた。銃を向けながら音のする方へ行くとそこには拉致されたはずのゼイヴィアがいた。
一方モンローは本を出してくると「大半の暴動はヴェッセンが扇動してる。1789年、パリで起こったレヴェイヨン事件。実はヴェッセンの工場主たちとレヴェイヨンとの対決だ。彼は人間だった。皮肉にも彼の工員の多数はヴェッセンで親身なボスを好いてた。そんなヴェッセンが狙われ殺された。工場の対立に見えて実はヴェッセンの争いだった。」と言う。こういった事件は歴史の影に隠れながらも幾度となく起こっているらしい。ロザリーは「”歴史は繰り返す”の本当の理由よ。」と言った。ヴェッセンとヴェッセンが揉めると言う状況は昨夜の事件も該当する。ニックはゼイヴィアは何か組織に入っていたのかと聞くがロザリーたちはそいういうことはないと思うと答えた。その時ウーから電話が入る。ゼイヴィアが発見され病院にいると言われる。すぐに向かって話を聞くニックたちだがゼイヴィアは「目隠しされてたし犯人の顔はよく見てない。見張りが居眠りをしている隙に急いで逃げて来た」と話した。ニックは現場に残された4本爪の印の写真を見せるが、ゼイヴィアは何かわからないと答える。「ゼイヴィア、ヴェッセンだから襲われたんだ。」とニックが言うとゼイヴィアはナメクジのようにヌメヌメとしたまるでフグのような深海魚のような姿にヴォーガした。そしてニックがグリムだと気づき「噂は聞いてる。」と言った。
犯人特定のため写真を見て協力してもらうことにする。すると「確信はないが…。この女がいた気がする」とゼイヴィアは教えてくれた。
スポンサーリンク
同胞の説得
ニックとハンクはこの4本爪の印の事件や、チャベスのことについて警部に話した。だが敵の正体はまだ分からない。その上でゼイヴィアが拉致現場にいたかもしれないと言った女性ビリー・トランプから何か辿れるかもしれないと言うことも説明。警部は「連行しろ。ゼイヴィアに面通しを」と言った。
ゼイヴィアを呼んで面通しをしてもらうが怯えているのかトランプを”この女だ”と言ってくれない。このままでは釈放するしかないがそうすれば逃げられる可能性もある。ニックはロザリーとモンローにゼイヴィアを説得してもらないかと電話をかけた。すぐに駆けつけてくれたロザリーたちはゼイヴィアと話をする。ニックは信用できると話すモンローだがゼイヴィアは「グリムだぞ。」という。それでも命を委ねることができる相手だと説得。渋るゼイヴィアだがモンローたちがかなりニックを信用していると分かりトランプが襲撃犯の一人であると証言してくれた。
すぐにトランプを取調室に入れ一味の情報を聞き出そうとするニックたち。ムスッとした表情や小バカにするような態度のトランプだがニックがグリムだとわかり怯え始める。ハンクは「執行猶予と証人保護を手配する」と交換条件を出し、首謀者がダラス・クルスという男だと聞き出した。
新たな戦士の登場
トランプにアジトを教えてもらう。ニックは「地図を描け。一緒に行く。」というがトランプは「なぜ?嫌よ。強制はできない。でしょ?」と言って隣に座っている警部に聞いた。すると警部は「できるんだ。」と言うとヴォーガして脅した。それを見て驚いたのはトランプよりもウーだった。
アジトの工場のドアの数や窓など詳しい情報を聞いたニックたちはトランプを連れて向かうことにする。モンローもヴェッセンが襲われているから一緒に行くと言う。そしてロザリーはゼイヴィアを送って行くことになった。
アジトに到着したニックたち。辺りを警戒しながら進んでいく。
その頃ゼイヴィアと話をしながら車を運転するロザリーだがゼイヴィアが漏らした「あんな恐ろしい企て…。」という言葉に反応する。「何か聞いたの?」と言うロザリー。だがゼイヴィアは「いや…忘れてくれ」とごまかす。ロザリーはおかしいと感じ何度も何があったのかと聞く。するとゼイヴィアが「なんでモンローをいかせたんだ…」と泣き出した。怒ったロザリーは「どうしたの?言って!教えて!何があるの?!言いなさい!何なの?!」と口調が荒くなる。ゼイヴィアは「仕方なかったんだ。やらなきゃ殺されるかと…。」と言った。ロザリーは車を停めると「ワナなの?このゲス野郎!」と言ってゼイヴィアを殴った。
一方静かにアジトに近づいているニックたち。だがニックはおとりにしているはずのトランプの足取りが軽いことに違和感を感じ、彼女を止める。怪しんでいるその時モンローの携帯にロザリーからの着信が。「ワナよ!」と言われモンローはニックたちに「ワナだ!」と言った。するとトランプが「バレた!」と言いアジトに向かって走り出す。するとアジトや後ろの建物から大勢の敵が現れニックたちは囲まれてしまった。5人で大勢の敵を相手にするが数が多すぎて危険になってきた為ニックたちは事務所の中に避難する。事務所を取り囲みドアをこじ開ける敵に何とかしようとしていると、突然敵の叫び声が聞こえた後静かになる。ニックは意を決し1人で事務所から出た。すると敵たちが倒れている。状況が分からず戸惑っているとそこにクルスが現れニックは襲われてしまう。クルスは倒れたニックを足でおさえ、鉄パイプで殴ろうとするがその瞬間すごいスピードでひとりでに上昇する。何者かが手を使いクルスを操っていた。クルスは今度は猛スピードで地面に落下し死亡。クルスを殺した者の方を見るニックたちは驚いた。そこには銀髪になったジュリエットの姿があったのだ…
ジュリエット キタ――(゚∀゚)――!!
カイヤかと思ったわ!やっぱり独房でどっかんどっかんやってたのはジュリエットだったんですね!
生きてて良かったって思うけどサイボーグみたいになってたし、人造人間ぽいなら複雑ですよね。能力はかなり凄そうなのは分かったけど内面はどうなったんでしょうねぇ。ダークサイドジュリエットのままではなさそうだけど…。ニックの記憶とかもあるんでしょうか…。今後が楽しみですね!
そしてそもそもそんな真夜中に店で何してたのと言うツッコミを入れたい所なんですけど、パン屋さんだとか花屋さんだから…。いや、ちょっと無理あるなと思いながらの始まりでしたが、徐々に組織などのことが分かってきましたね!
トラブルはシーズン4で戻って来た時点ですでにHWに協力してたってことですよね。シーズン4の最終話だったかな?でバドと車に乗ってたトラブルが電話を受けててバドはニックだろみたいなこと言ってたけどトラブルの様子がちょっとおかしい時ありましたよね。あれはHWからの電話だったのかなと思うと納得のいく態度でしたね。
HWがダイアナを匿ってるわけで、それを知ってるトラブルはアダリンドがダイアナの話をした時に心苦しそうな表情してましたよね。そう言えばアダリンドはダイアナが王家に連れて行かれたと思ってるんだったと思い出しましたけどw
こう考えるとサイボーグジュリエットとかパープルアイダイアナとかグリム2名とか一般人のはずなのに強いマイズナーとか結構組織としては強い駒がそろってるんでは?みんなで力を合わせて戦いに備えてほしいですね。
あ~。今回はヴォーガした警部を見て目を丸くして怯えるウーさんがかわい過ぎでしたね♡
記事下広告PC用336
PC用個別記事の最下部
関連記事
-
GRIMMグリム シーズン5 第7話『再会』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
-
GRIMMグリム シーズン5 第17話『イヌガミ』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
-
GRIMMグリム シーズン5 第21話『終わりの始まり(前編)』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
-
GRIMMグリム シーズン5 第1話『グリム・アイデンティティー』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
-
GRIMMグリム シーズン5 第15話『美の秘訣』
※この記事にはプロモーションが含まれています際 GRIMMグリム シーズン5のあ …
Comment
今回のヴェッセンは気持ち悪かったですね(ハーゼンフーシグ・シュネッケ(臆病なナメクジ)。おまけに、ハエが好物だとか。モンローやロザリー、バドも「ヴォーガはやめて」と言っていましたし、ニックは顔を背けていました。まあ、当然と言えば当然の気持ち悪さですけど。でも、一番許せないのは根性のないことですね。バドはヴェッセンラインに捕らわれたとき、勇敢でしたものね。
グリムはグリム童話をベースにしていてドイツ語が頻繁に出てきますが、ヴェッセンはドイツ語でヴェーゼンで、存在とか本質の意味もあります。名前が表す通り、ゼイヴィアの本質も臆病で卑怯で、バドのような気骨はなかったようですね。
何だか、トラブルが前のシーズンでチャベスに拉致されてから、静かに事が進んでいたようですね。それならば、拉致したり、あんな独房に閉じ込めておかなくてもいいのにという気はします。まあ、ホテルに泊めてくれとは言いませんけどね。『オックルタトゥム・リベラ』は魔物が蘇るのではなく、『ヴェッセンよ蜂起しろ』という意味なのかも知れないと思い始めました。
それから、誰も口にしませんけど、グリムママの生首はどうなったんでしょう?弔うために持ち去ったとも思えませんが、アダリンドママが秘薬を作るための調味料にされていましたが、そんなようなことなんでしょうか?
沙羅樹さん
コメントありがとうございます!
今回のヴェッセンをかわいいと思った私は変態でしょうか(笑)
最初はあの子を描こうとおもったんですが、みんなが見たがらないヴェッセンなのでやめておいたんですよね~。
仰る通り根性無しでしたね。ロザリーがパンチをしてくれてスカッとしました。
トレーラーがあるころはモンローがドイツ語の翻訳してくれたりしてましたよね。あの頃の雰囲気とか挿絵とか好きだったんですよ。
ほんとトレーラーがなくなってしまい残念です。
トラブルはかなり前からHWに協力してたようですが、言い出せなかったでしょうかね。でもまぁ良い組織のようだから一安心ですよね。
「オックルタトゥム・リベラ」は私はとんでもないのが蘇るのではと今でも思ってるんですが、たしかに合言葉のように使っているあたりを考えると蜂起せよと言うニュアンスで使われている可能性もありますね~。
ニックママの生首はジュリエットがおいしくいただいちゃったかもしれませんよね…。
ジュリエットを”作る”ための材料とかにされてたらイヤですね…。
OH! NO!!
でもナメクジヴェッセンでもボブ江さんなら、アンパンマン風に可愛くなってしまうかもしれないですね。ヴェッテン・オーゲンも可愛かったですからね。
それから、ナメクジさんも、もうちょっと勇気を出して、ロザリーの車に乗り込む時とかに打ち明けていれば、騙された振りをして倉庫に行き、周りは秘密裏にパトカーで取り囲んでいるとか、何か方法があったはずだと思います。鬼平犯科帳でもよく見るシーンですが、御用提灯が(何故か提灯なのに)一斉に明るくともって『御用だ!』となるんですよね。でも、そうしたら、ニックたちは窮地に陥らず、サイボーグ?ジュリエットの出番はもうちょっと先になってしまったかもしれませんね。
沙羅樹さん
コメントありがとうございます!
Oh…
アメリカ人みたいになってるww
ええ、お察しの通りアンパンマンになるでしょうね。その自信があります(笑)かわいいかは別として…。
そうですよね、こっそりロザリーに話してくれてればよかったんですよね。
鬼平犯科帳の提灯なのに一斉に灯ると言う所がツボりました。火打石使わなきゃなのに?と。鬼平犯科帳をまともに観たことないんですけど、気になります(笑)
イラストありがとうございます!
(^-^)/
沙羅樹さん
( *´艸`)
カイヤ(笑)
やっとジュリエット登場ですね〜楽しみです(^^)
あんなに髪型と化粧濃くなっても一目でジュリエットてわかるんですね〜
ヘクセンビーストの能力を良い方に利用?マイズナー達の強力な助っ人になったんですかね〜
記憶とかはどーなってるのか気になりますよね、生き返らせて別人、的なんはどっかのゴッサムで十分ですが^^;
結構設定適当?なので、ビミョーだなと思いつつ^^;
ニックの方がグリムなのはレジスタンスでケリーかあさんとも繋がりあるはずのマイズナーは知ってるのでは?
知らなかったんかい∑(゚Д゚)てツッコミたいですけど、繋がりなかったんですかね?
一時期グリムの能力無くしてたけど、その経緯も知ってるようだし^^;
なんでトラブルから引き抜きしたんだろーというのがビミョー^^;
ここは突っ込んではダメなとこなのか?
ニックに連絡取れなかったけど、ニック達の動向は把握してたとかとかもビミョー^^;
人間に隠れて暮らしてるはずのヴェッセンもたくさん居て、もしかしたらほとんどヴェッセンなんじゃ?^^;
くらいの人口ですよねポートランド、もう細かいとこは突っ込んではいけないな、と思って、楽しみたいと思います〜^^;
さくやさん
コメントありがとうございます!
やっぱりジュリエットは死んでいなくてホッとしましたが、まだどんな存在か分からないので安心していいのか悪いのか…という所ですね。
大人しくマイズナーの言うこと聞いているようなら大丈夫そうですけど。
マイズナーさんの立ち位置がイマイチ謎なので、そういうのもすこしずつわかっていくのか?
元々レジスタンスだけどHWに声を掛けられて協力することになったのか、元々HWの人間でレジスタンスとしても活動していたのかでしょうかね。
まぁニックも塗装工場に身を隠した所でバレバレだったというのも何とも脇があまいですね。
ポートランドは大変なことに巻き込まれてしまったようなので、今後が楽しみです。