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GRIMMグリム シーズン5　第20話『運命の夜』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

アダリンドの家出後

アダリンドの置手紙を見たニックはそれを握りつぶすと「クソっ！認めてたまるか！」と怒りハンクに電話を掛ける。
だがハンクはズーリの家でラブラブ中で電話に出ない。ニックは一人で警部の家へ突撃訪問。だがそこはもぬけの殻になっていた。
ニックはモンローたちの家へと行きアダリンドとケリーがいなくなったことや警部が絡んでいること、家に行ったがもう誰もいなくなっていたことなどを話す。そして息子を取り返す！と言って興奮しているニックをモンローたちが止めた。「下手するとケリーに危険が。」となだめ、ひとまず落ち着かせることに。そしてそのまま攻め込んだとしても鉤爪の思うつぼだからとりあえずマイズナーに相談してみてはとアドバイスする。HWなら現状に詳しい。「本部に行くなら俺たちも。」とモンローは言ってくれた。ニックは最近ずっと尾行してくる鉤爪を上手く片付けモンローたちと合流。HWの本部へと向かった。
出迎えてくれたトラブルが鉤爪たちがポートランドに集結していると話す。そしてマイズナーは鉤爪の組織図を指し「レナードは今トップに近い。」と言った。ニックはイヴに「アダリンドの一大事とは？」と聞いた。イヴは「ダイアナが彼女に”交信”してきて私も傍受した。双子みたいに。アダリンドは家にいた？」と言う。ケリーを連れて出て行ったと話すとトラブルたちも驚く。そして恐らくアダリンドはレナードの所へ行ったと言い「レナードはどこだ？警備状況は？」と聞いた。トラブルが「鉤爪が北東部に重警備の家を提供した。」と答えるがマイズナーは「行けば確実に死ぬだろう。耐えろ。」と言った。イヴも「感情で行動すれば罠に陥る。」と言う。ニックが「冷静だな。自分の子じゃないから当然か。」と言うとイヴは「ええ、そうね。」と言った。ニックは怒りが収まらないまま出て行ってしまい、ニックに協力しないマイズナーたちにトラブルは不満を抱えていた。

盗まれる情報

ハンクが眠ったことを確認するとズーリはベッドから出てハンクのジャケットからスマホを取り出す。そして玄関で待っていた男に渡した。その男はロザリーにつきまとっていたトニーだった。寝室に戻ったズーリだがハンクが起きていて「何か音がしたけど大丈夫か？」と言われる。ズーリは「ごめんなさい。寒くて暖房を入れてきたの。」とごまかした。
ハンクのスマホを受け取ったトニーは車に行くとPCに繋ぎスマホの情報を盗み出していた。そして情報を盗み終えるとスマホを戻しにズーリの家へと入るが、扉が音を立てて閉まってしまう。気づいたハンクがトニーを取り押さえようとする。トニーはフンコロガシのような姿にヴォーガ。だがハンクの力に敵わず頭を打ち付け気絶した。ハンクはすぐに通報する。ズーリは見たことのない男だわと言って怯える演技をしてみせる。
駆けつけた警官にトニーを引き渡すとハンクは狙われているのは自分かもしれないとズーリに話した。それからフランコに案内されトニーの車を見てみた。ひどい悪臭のする車にはPCがありそれを押収することにした。

洗脳と勧誘

ニックは自宅に戻るが、そこへトラブルが訪ねてくる。「マイズナーに見張れと言われたか？」と聞くニックにトラブルは「半ば自分の意思で。私はあんたの味方だよ。できる限り助ける。」と言った。「息子を取り戻す。」と言うニック。トラブルは「今すぐレナードを倒そう。手伝うよ。私が殺してもいい。」と言ってくれた。その時警部から連絡が入る。サシで話しがしたいと言われ警察の警部のオフィスで会うことになった。
怒るニックをなだめる警部。「分かってるぞ。鉤爪と組んでるな。」と言うニック。警部は「言っておくがグリムも同類だぞ。世の中の実態を理解してる。人間は世界を腐らせた。我々は原始的で荒っぽいが真の進化が見込める。」と言った。ニックは「洗脳されたな。」と言う。警部は「機は熟した。ヴェッセンは表にでる。私の存否など関係ない。お前の存否もな。ヴェッセンを味方にした初のグリムを彼らは味方につけたい。」と言った。ニックは「鉤爪は独善的な人殺しの集団だ。」と反論するがそれでも警部は「これは革命だ。血を流さねば成されない。私と組め。流血を最小限に抑えるんだ。我々に加われば何でも思いのままだ。」と勧誘を続ける。ニックは首を横に振りオフィスから出て行った。

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グリムとグリムの秘密

自宅に戻ったニックは待っていたトラブルに警部から勧誘された話をした。そして例の”棒きれ”についてトラブルに話をすることに決めた。ちょっと待ってろと言ってニックは隠し扉から降りて行くとレンガの奥に隠してあった箱を持ってきた。隠し扉の存在をしったトラブルはワクワクした顔を見せている。ニックはこの棒が一体何なのか分からないがモンローの傷を治したと言う話を聞かせた。棒を持ったトラブル。ニックは「”奇跡”と書かれていた。それに”危険、威嚇的、有害”を表す言葉も。」と言う。驚いたトラブルはすぐに棒をテーブルに戻した。そして「傷を癒す以外の力も？その力はどこから？」と質問していた。だがニックにも答えは分からない。ニックはとりあえず棒を箱に戻すとトラブルに「隠し場所を教える」と言って隠し通路へと連れて行く。「鉤爪には渡せない。絶対に。HWにも知られたくない。知ってるのはハンクとウーとモンローとロザリー。アダリンドには話してない。お前はグリムだ。俺に何かあれば在りかを知るのはお前だけだ。」と言ってレンガの奥に箱をしまった。

鉤爪のメンバーたち

指紋から侵入者はトニーと言う男だと知ったハンク。だがなぜ、何も取らず家から出て行こうとしていたのかが気になって仕方ない。翌朝ニックにこのことを話す。「トニーは鉤爪で俺が狙いじゃないかと。」と言うハンク。ニックはアダリンドが出て行って警部の所にいることなどを手短に話した後で「とりあえずトニーが鉤爪かどうか確かめよう。ヴォーガするか見よう。俺がグリムだと知らなければヴォーガする。でも鉤爪なら正体を隠すはず。」と言う。ハンクは「裏の裏をかくのか」と感心した。
その作戦通りニックはトニーを挑発してみるがヴォーガしない。彼が鉤爪のメンバーであると確信したニックたち。まずはトニーの種族を調べるためスパイス店へ行くことにした。ヴォーガを見たハンクの話を聞きながらみんなで本を読み該当するヴェッセンを探しているとそれらしきものが見つかる。”カッケンコプフ”。ロザリーは「大嫌いよ。」と言った。本を見たハンクは「まさにトニーだ。」と言う。するとロザリーが「トニーって名でカッケンコプフなの？」と聞く。ハンクがそうだと言うとロザリーは「あのトニーだわ…」とため息交じりに言った。そして以前店にやって来てアダリンドに左手の指を折られた人物だと話す。ニックは「たぶん鉤爪の一員だ。」と言う。その時トニーのPCを調べてくれていたウーから連絡が入り、トニーがハンクのスマホの情報を盗み出していたと言われる。これでトニーの目的は分かった。だが家への侵入方法が分からない。鍵はこじ開けられていなかった。ハンクたちはズーリが引き入れたのではと気づく。モンローは「それが再会の目的？」と驚いた。ロザリーは「ただの偶然かも。」と言うがハンクは「偶然は信じない。」と言う。「鉤爪の一員だと認めないかも。」とニックが言うとハンクは「なら認めさせるまでだ。」と言った。

悲しみの夜

ニックはズーリを訪ね家に入れてもらう。そして「ハンクは君に隠れ家の用意をしてる。黒き鉤爪を？とても危険な組織だ。昨夜の侵入犯も一員でハンクを狙ってる。ハンクと関わりのある君も危ない。1週間分の荷物を準備しろ。ここは安全じゃない。ハンクが30分で迎えに来る。俺は外に。」と言って一旦家から出て行く。慌てたズーリはボナパルトに電話し「マズいわ。隠れ家に連れていかれそう。トニーの狙いがバレた。」と話している。その背後にハンクが現れズーリの会話を一部始終聞いていた。驚いて振り向くズーリにハンクは「本気だったのに。玄関を開けたな。」と言う。ごまかそうとするズーリに「よせ。トニーに携帯を渡したろ？」と言うがそれでもズーリは無理強いされただのと言い訳を始める。そしてごめんなさいと言うとヴォーガして襲い掛かる。そんなズーリをハンクは殴り倒し「残念だよ。」と言った。ズーリは気絶するが目が覚めると目の前にはマイズナーとトラブルとイヴがいる。話そうとしないズーリにイヴは「話したくない？なら口は必要ないわね。」と言って手でズーリの口を覆った。ズーリの口は塞がれてしまう。トラブルは「まだ序の口だよ。」と言った。
一方市長選の開票結果をテレビで観ていたニックたち。警部の当選が確定となり勝利宣言を行っている。壇上にはアダリンドとダイアナ、ケリーも一緒に上がっていた。そんな”家族”の姿を見たニックは「殺してやる…」と言った。

鉤爪のメンバーが多すぎて、ほとんど敵と言う感じなんでしょうかね。
とりあえずトニーやズーリは捕まったから良かったけれど警部も当選してしまったし、いよいよ戦争に突入しそうな…。
でもズーリが連れていかれたのを監視役が見ていたようでHWのアジトがバレてしまったかもしれませんね。先手を打たれるとマズいかも。イヴ先輩がいるから乗り切れるか？ww
ニックもかな～りご立腹ですしね。警部があんなに洗脳されているとは気づきませんでした。もしかして潜入捜査官的なことしてくれているのかもとかギリギリで踏みとどまってくれるのではないかと期待していたのですがそれは無さそうですね。距離はありつつも色々一緒に乗り越えて来た警部だから残念でなりません。
ダイアナちゃんはレイチェルと警部の関係が分かってるようですね。そのうちレイチェルもポキッとやられるのでしょうか。やられてしまえばいいんだわ(´・ω・｀)
そして…ウーさん。がんばれ…w

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GRIMM season5 ep20