GRIMMグリムシーズン5　第15話『美の秘訣』

2017/08/27

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際

GRIMMグリムシーズン5のあらすじ

母親、そしてジュリエットも失ってしまったニック。更にはトラブルまで連れ去られる事態に…。
自分とアダリンドの子供も出産を迎えニックはアダリンドとの奇妙な生活を送ることになる。
さらに警部とアダリンドとの子供であるダイアナを巡って王家とレジスタンスの対立が強まる中、更なる強敵が現れる！

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

吸い取られるエキス

モールでカメラマンのマルコムに写真を撮らせてほしいと声を掛けられたサマー。モデルの卵であるサマーは後日マルコムのスタジオを訪ね写真を撮ってもらうことにした。
持参の服に着替えて沢山撮影してもらうが次第に体調が悪くなっていく。たくさんフラッシュを浴びたせいだと思いソファで休むが意識を失ってしまう。「サマー？」と言ってマルコムは彼女に近づくと呼吸を確認。するとスカラベのような姿にヴォーガした。そして触覚のような部分をサマーの顔に刺すと何かをグイグイ吸い出していた。
しばらくしてから「起きて、眠っていたよ。」と言われ目を覚ましたサマー。寝込んだ自分に驚きつつも出来上がった写真の美しさに喜び家へと帰った。そして同居人でもある友達に写真を見せるとすごくきれいだと褒めてもらえ満足するサマーだが友達から「シワが出来てる。」と言われ鏡を見た。すると目の横に明らかなシワが…。その後友達は彼氏の所へ行き家に一人になったサマーだがみるみるシワが増えて行き体中が老化し始めて倒れてしまった。
一方マルコムは人気のない場所に停まった車の中へ入ると瓶に入った白い物質を老齢の男性に渡していた。「どう作るんだ？」と聞かれるがマルコムは「それは明かせない。大事な企業秘密だ。」と答えるが老齢の男性の顔を見ると「使ったな。危険だ。甘くみるな。強力なんだ。命取りになる。」と警告しお金を受け取って去って行った。その後老齢の男性は受け取った白い物質を指に付けると目元に塗り込んでいた。
翌朝家に戻ったサマーの友人は部屋で倒れている”老婆”を見て悲鳴を上げた。
通報を受け現場にやって来たニックたち。遺体を発見したエイミーは老婆がサマーだとは気づいていないため、家でサマーの服を着た見知らぬ老婆が死んでいてサマーが行方不明ということになっているがニックたちは怪しんでいる。指紋を照合してみると間違いなく老婆は24歳のサマー本人であると判明。検視官は彼女がサマー本人だとしたら急激に進行した早老症だと言ったが1日でそんなに老け込むわけはなくニックとハンクはこれはヴェッセン絡みの事件だと感じ取ったようだった。

若返りクリーム

マルコムから白い物質を受け取っていた男性は美容クリニックを開くフォーブスと言う人物で白い物質と他のものを調合しクリームを作成、それを施術に使うと瞬く間に若返るためクリニックは大賑わいになっていた。更にフォーブスはそのクリームのテレビCMをうったがそれを見たマルコムは怒って「気は確かか？」とフォーブスに電話をかけた。フォーブスはすごい反響ですぐに”次”が欲しいと言う。「すぐに作れない。」と言うマルコムだがフォーブスは「共同経営者にする。儲けは折半だ。何百万ドルも稼げるぞ。約束する。」と持ち掛けた。するとマルコムは誘惑に負けたのか「何とかする。」と言った。
電話を切った後フォーブスはまたも白い物質を顔全体に塗り込んで若返る自分の姿を見てニヤニヤしていた。

謎の物質はヤンブワと呼ばれるもの

ニックはロザリーたちに協力を求める。話を聞いたロザリーは「スピナトッドかも。獲物を捕らえそびれ若さを失ったのよ。」と言う。だがニックは「どうかな…。それにしては老化が早すぎる。」と言った。ロザリーは本を見て「これは？エジプト人グリムの日記。翻訳したのがあったわ。”名前はムササット・アル・シャバブ。それをカイロで追うも7晩成果なし。奴の犠牲になった者たちは一様に老化していた。以前見かけた16歳ほどの少年もすっかり面影を失い数時間でシワだらけの老人に。襲撃現場を捉え若さの奪い方を見極めねば。8日目の夜、奴を追い狭い裏路地へ。そしてヴォーガした姿に驚嘆した。奴は下あごを弱った女性の顔に刺し頬を膨らませて何かを吸い取ると女性から離れヤンブワを吐き出した。ヤンブワは肌に塗ると若返るが依存性が高くやがて生気を失い怪物化する。強敵と悟り奴の部屋で寝首を掻く。だが壁裏に金を見つけ自らの過ちに気付いた。奴はヤンブワの供給者にすぎない。もはや買い手を追えなくなった。”」と言った。ハンクは「犯人は醜い虫野郎か。」と言う。ニックは「日記では８晩追ってた。犠牲者は多いぞ。」と言いハンクも「今回も犠牲者が増えそうだ。」と言った。

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新たな犠牲者

マルコムはヤンブワを作るため新たに若い男性に声を掛けていた。サマーの時と同様モデルにならないかと言い写真を撮ってからエキスを回収した。その後モデルとなったその19歳の男性ブライアンは90歳過ぎのようになり車で事故を起こして死亡。その一報を受けたニックたちはすぐに現場に向かった。車の中を確認するとマルコムの名刺を見つける。ニックは「前回も同居人から写真家の話が出た。話を聞こう。」と言ってマルコムのスタジオへと向かうが、まずは様子窺いだけにとどめることにする。マルコムは突然現れた刑事たちを前に「僕が何を？身に覚えはない。」と言っておどけてみせたが、撮影をしたサマーとブライアンが死亡したと聞きさも驚いたような顔をして残念がった。そして「僕が何かしたと？」と聞く。ニックは「2人の足取り調査です。」と言ってその場をあとにした。壁に貼られた”美形”たちの写真を見たニックたちはまるで”トロフィー”だ。と言った。もしかしたら彼らも犠牲者なのかもしれない。マルコムの通話履歴などを調べると共に監視することにした。
署に戻り通話履歴を調べるとフォーブスが浮上。美容クリニックを営むフォーブスのCMを見て「こいつが買い手だな。裏をとろう。」と言った。

若さへの執着

ロザリーたちに再度協力を依頼。お客としてフォーブスのクリニックへ行きサンプルを採取してくると言う作戦に。モンローは「絶対にクリームをつけるなよ。」とロザリーに言った。
上手くクリニックの予約を取り付けたロザリー。ニックたちは外の車で待機しながら盗聴器で様子を確認していた。最後の客として診察室へ入ったロザリーだがフォーブスの顔を見て驚く。フォーブスの顔は確実に怪物に近づいていたのだ。フォーブスはロザリーの顔を見ると「これはいけない。」と言ってクリームを塗ろうした。
その時クリニックの外に一台の車が着き、中からマルコムが出てきた。モンローは「よし、止めるぞ。」と言って3人はクリニックへ向かう。
一方クリームを拒むロザリーに「実演するから見てろ。」と言うフォーブス。顔にクリームを塗り紫外線を当ててセルフ施術し始めた。「失礼するわ。」と言って出て行こうとするロザリーを止めるフォーブスだがその時マルコムが入って来る。「使うなと言ったろ！」と怒りつつも新たなヤンブワをフォーブスに渡した。そしてモンローたちもやって来てフォーブスをもみ合いになりヤンブワが入った瓶は落ちて割れてしまった。ロザリーは「ムササット・アル・シャバブよ！」とマルコムを指さして言う。するとマルコムはヴォーガしニックに襲い掛かった。フォーブスは床に落ちたヤンブワを拾っては顔に塗りつけている。ニックたちはもみ合いの末マルコムに銃を向けるがその時背後からフォーブスがマルコムの首を刺して殺してしまった。「どうしてくれる！粉々だ！ヘマしおって！」とマルコムに怒鳴り、ロザリーの方を見ると「何歳に見える？私は69歳でこの若さだ。」と狂気じみた顔で言うが様子がおかしくなりそのまま倒れて死亡した。

とんでもない若返りクリームのお話でしたね。副作用がないなら欲しいです(笑)
10年後くらい、いや5年後くらいには必要になると思うのでそれまでにこんなクリーム開発してほしいw
フォーブスおじさんがもう恐ろしかったです。どっちがヴェッセンなのか分からなくなりますよね。今の時代男性も美を追求したい人多いですし？でも何か…口裂け女を連想してしまいました。
そしてイヴからディクソン暗殺は鉤爪の犯行ではないかと言うことや警部が市長選に立候補するみたいだから暗殺に関わっているのではと聞いたニック。とりあえず様子見でしたが警部は市長選に正式に立候補を表明しましたね。結局のるんですね～。
で、サイボーグイヴは警部に変身して色々探ろうって魂胆なんでしょうかね？

今日の一枚