GRIMMグリム シーズン5 第4話『乙女の祈り』
※この記事にはプロモーションが含まれています
自分とアダリンドの子供も出産を迎えニックはアダリンドとの奇妙な生活を送ることになる。
さらに警部とアダリンドとの子供であるダイアナを巡って王家とレジスタンスの対立が強まる中、更なる強敵が現れる!
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
伝統の儀式
3人の男の前に立つ老齢の男性。男性は「最も重要な伝統は”マハツ・ズークトート”。奪われた息子の血が墓の下から私を呼ぶ。私の後継者たる息子を失った時男が頼るのは伝統だ。今や娘だけが私のすべて。マハツ・ズークトートにより娘が心を捧げるに値する男か証明してもらいたい。」と言った。そして娘のエミリーが金のグリフィンの像を3人の男の前へ持って行く。男たちはヤマネコのような姿にヴォーガすると一枚ずつ金の羽をとった。老齢の男性は「アイザックの羽が最も長いな。最初の挑戦者だ。」と言った。アイザックは「任務は?」と聞いた。老齢の男性は「息子の死に責任のある男を殺せ。フランキー・アドキンズの首が欲しい。」と答える。アイザックはエミリーに「やっと長年の愛を証明できる。」と言って彼女の頬にキスをすると部屋から出て行った。
同族の争い?
クラブを経営するフランキー。自宅に戻るため裏口から出て車に乗ろうとした所にアイザックが現れフランキーを襲うおうとするが横から飛びかかって来た同じ種族と思われるヴェッセンにアイザックが襲われてしまった。フランキーは車の下に隠れ一部始終を見てしまう。
通報を受けたニックたちが現場にやって来てウーから説明を受ける。アイザック・プロクターは弁護士のアマンダ・プロクターの息子でありアマンダは多くの悪人を無罪にしている悪名高き弁護士らしい。アイザックの横には凶器が落ちていてハンクは「剣か。古風な凶器だな。」と言った。ウーは「目撃者はフランキーと恋人のローラ。フランキーは”アイザックが襲って来た”と。そして獣のマスクの男がアイザックを殺したと言ってた。俺は誘導尋問してないぞ。」と言った。
その後ニックたちはフランキーに話を聞くが彼は獣のマスクの奴に救われたと話した。ニックたちはフランキーとアイザックの接点を探ることにする。2人とも前科がある者。もしかしたら弁護士の母親と何か関係があるのではと考え警部に相談することに。
すると警部は「アイザックはヴェッセンだ。母親を知ってるが仲間のガラが悪い。ヴェッテン・オーゲンと言う種だ。」と言い一緒にアマンダに話を聞きに行ってくれることになる。
アマンダにフランキーとアイザックの接点を尋ねるが彼女も分からないと答える。被害者ではあるが加害者でもあるアイザックなのでニックたちは犯人扱いで話をするがアマンダはそれに反発した。すると警部は「彼はグリムだ。」と話す。アマンダは「グリムを私のオフィスに?」と怒りヴォーガして見せる。「これで満足?グリム?」とニックに言った。ニックは冷静に「殺人の捜査です。」と話した。警部はアイザックがフランキーの店に行く前にどこに行っていたか知っているかと聞いた。アマンダは「ダニエル・トロイヤーの家よ。夕食に招かれたかと。」と答える。トロイヤーもヴェッテン・オーゲンということだった。
2人目の挑戦者
ニックとハンクはトロイヤーの家へ話を聞きに行く。トロイヤーとエミリーに昨晩アイザックが来た件などを聞くがエミリーは自分に会いに来たと言い、彼は幼馴染だったと涙を見せた。
ニックたちはフランキーを知っているかと尋ねたがトロイヤーもエミリーも知らないと答えた。だがニックたちは全部が繋がっていると確信し更なる捜査を進めることにする。するとウーから電話が掛かって来た。「アイザックの検視で何が出たと思う?羽だ。しかも金の羽。致命傷とは関係ないし検視官は羽だけに軽く見てたが経験豊富なウー様は今や卓越した洞察力がある。」とウーは言いつつもこの金の羽が一体何かはさっぱりわからないと言った。「どう思う?」とニックはハンクに聞いた。ハンクは「羽をも掴む気分。つかみどころがない。」と言った。
だがこの晩、更に事件が起こってしまう。2人目の挑戦者イーライがフランキーの新たな護衛の一人として潜入していた。彼はフランキーを守るフリをしながら自宅にも行き、手下たちを倒してフランキーの寝室へと入り込む。斧でフランキーに襲い掛かるがまたもや別のヴェッテン・オーゲンが現れイーライに襲い掛かった。フランキーはベッドの下に隠れ一度ならず2度までも”獣のマスク”の襲撃を目の前でみるはめになってしまった。
ニックたちが現場にやって来るとフランキーは鎮静剤を酒で飲んでいた。「今度は新しい用心棒が斧で襲ってきたぞ。なんで剣とか斧なんだ?銃がどこでも買えるご時世に。で、また獣のマスクをした変人に助けられた。するどい牙に黄色い目、とがった耳、ふさふさで縞模様の毛。そいつはただ殺して去って行った。」と話すが、あれはマスクだと自分に言い聞かせているようだった。
スポンサーリンク
3人目の挑戦者
2人目の遺体イーライからも金の羽を見つけたハンクたちは剣や斧、そして金の羽などが一体何に関係しているのか疑問に思いモンローとロザリーに助けを求めた。モンローは「被害者2人にサイズの違う金の羽。鋭い牙や黄色い目か。ヴェッテン・オーゲンだな。」と言う。ニックは「そうだ。昨日会った。被害者の母親だ。」と話す。するとモンローが「襲撃者も被害者もヴェッテン・オーゲン?」と言う。ロザリーは「マハツ・ズークトートかも。彼らの古い伝統よ。いわば竜を倒し姫を得る儀式。3人の独身男性が任務に挑んで乙女を得るにふさわしいと証明する。」と言う。通常は挑戦者が死ぬことはないらしい。「フランキーとやらの首狙いなら斧や剣の説明もつく。」とモンローは言った。ニックたちはアイザックとイーライが挑戦者であり、姫はトロイヤーの娘エミリーだと気づいた。モンローから「3人目の求婚者がおそらく殺害犯だ。」と言われ、ロザリーからもきっとトロイヤーは羽を持つ求婚者を激励するはずだと言われたニックたちはトロイヤーの家を張り込みすることにした。
読み通り3人目の挑戦者エイモスがトロイヤーに激励された後、家から出て来る。ニックたちはウーたちと協力しエイモスの車をはさみうち。署に連行して話を聞く。最初は何を聞いてもとぼけていたエイモスだがニックが「儀式のことは知ってる。俺はグリムだ。」と言うとヴォーガし諦めたようにすべてを話し始める。儀式のことを認めるが殺したのは自分ではないと言い「トロイヤーに聞け。黒幕は彼だ。」と言った。
だがその頃フランキーの元にアマンダが来ていた。アマンダは「あなたを狙ってるのはトロイヤーよ。あなたの用心棒が彼の息子を殺した。」と言う。フランキーは「あれか…あんた奴の弁護士だろ?なんで俺に言う?」と聞いた。アマンダは「奴のせいで息子が死んだから。殺してやりたい。」と答えた。
儀式の本当の目的
トロイヤーの元にフランキーが現れる。「お邪魔してますよ。普段はそう無礼じゃないが怒ってるんでね。」と言うフランキーはトロイヤーに銃を向ける。「俺を2度も殺そうと。次は銃を使え。簡単だぞ。獣のマスクに助けられたよ。」と言うとトロイヤーは「こんな奴か?」と言ってヴォーガして見せた。驚いたフランキーを背後から別のヴェッテン・オーゲンが襲う。フランキーに馬乗りになり殺そうとした瞬間ニックたちが駆けつけ止めに入る。襲われたはずみで発砲したフランキーの弾はトロイヤーに当たっていて倒れいる。「エミリー…」とトロイヤーが言うとフランキーに馬乗りになっていたヴェッテン・オーゲンはエミリーの姿に戻った。ケガした父親に駆け寄ったエミリーは「あんな儀式なんて最低。何が伝統よ。」と言う。するとトロイヤーは「任務は3人のためじゃない。跡継ぎの強さを見たかったんだ。お前自身の探求だった。お前は誰より私の跡継ぎにふさわしい。」と言った。2人の挑戦者を殺したのはエミリーだった。だが彼女は毎回フランキーを救った形になるため訴追が複雑になるとハンクは言った。だがトロイヤーは殺人教唆で逮捕されることに。そしてフランキーは3回もヴェッセンを目撃したことで完全に壊れてしまった。「あの目は嫌だ…もう見たくないよ…」と言って部屋の隅でうずくまっていた。
事件を解決したニックは家へと戻る。するとアダリンドが「心配したのよ。あなたを。いろいろ起こったし。」と言った。ニックはアダリンドをハグする。その時車か何かが突っ込んでくる音がした。銃を構えニックは外を見に行くと家の壁にバイクが突っ込んでいた。警戒しながら辺りを探ると傷だらけのトラブルが現れた。トラブルは「ニック…」と言うと苦しそうに寄りかかって来る。そして気を失ってしまった。
ヴェッセンの儀式的なものって度々出てきますよね~。今回のはそう人間に迷惑をかけるものでもなかったけれどまさか殺してたのがエミリーだったとは…。何かイーライとかと良い感じに話してたけど結婚はしたくないという感じだったのでしょうかね?
結局は花婿選びのためではなくエミリーが跡継ぎにふさわしいかどうか見極めるテストになってたけど、合格もらってもなんだかな~。フランキーは壊れちゃいましたしね。
ウーさんのひょうひょうとした感じに磨きがかかってて笑ってしまいます。得意げな感じもいいですよね。前シーズンの怯えたウーさんはどこへ行ったのやら(笑)
そしてもう完全に家族やんと言う状態のニックとアダリンド。やっぱりもう一人子供が生まれそうだとドキドキしてたらトラブルが登場!あの傷は爪軍団と戦ったものなんでしょうかね~。
しかしトラブル…なんでニックの居場所わかったんだ…。すごいな…。
記事下広告PC用336
PC用個別記事の最下部
関連記事
-
GRIMMグリム シーズン5 第3話『ロストボーイズ』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
-
GRIMMグリム シーズン5 第9話『古代の儀式』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
-
GRIMMグリム シーズン5 第11話『鍵の目印』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
-
GRIMMグリム シーズン5 第2話『今そこにある危機』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
-
GRIMMグリム シーズン5 第19話『忍び寄る影』
※この記事にはプロモーションが含まれていますGRIMMグリム シーズン5のあらす …
Comment
似顔絵のヴェッテン・オーゲンが、何だかとても可愛くて、あれならうちで一匹飼ってもいいかなあ、という感じです。ww…
今回は娘さんの描き方が今一つだったと思います。彼女が花婿候補を殺しているという意味付けも良く分からなかったし…。ただ、古い習慣に縛られるのが嫌だってことですか?
善人アダ(呼び捨て)はやはり、曲者ではないでしょうか。明らかにニックを誘惑してますよね。感じ悪いなあ、と思います。
それから、トラブルはニックの要塞のような新居の前に、意図的に捨てられたのではないですか?よく、殺人者が死体を捨てる時に使う手、死体遺棄ってやつです。そうだとしたら、『敵』はニックの新居を知っているということですよね。最悪の場合、洗脳されたトラブルはニック暗殺のために、アサシンとして送り込まれたとか。痛めつけられて、助けを求めに来たトラブルに対しては、当然ガードが緩くなりますからね。まあ、トラブルが洗脳に屈せず、使い物にならないということで、捨てられた可能性もありますけどね。
とにかく、レジスタンスだか何だかが良く分からないです。これから、徐々に明らかになるのでしょうけれど。
沙羅樹さん
コメントありがとうございます!
ヤマネコさん、怖く描こうと思っても何だかかわいく描いてしまうのは猫好きの性でしょうか…(笑)
でも飼ってもいいくらい可愛いと思っていただけたなら嬉しいです♪
今回は一体誰に焦点を合わせているのかという点ではブレていましたよね。
フランキーに気をとられ、本題の儀式は全く入って来なかったです。エミリーよりに描かれるとまた違った感じになるのでしょうね~。
善人アダちゃんはもうニックに頼ってる感じで、ニックもまんざらじゃないみたいなというかジュリエットを亡くした寂しさみたいなのが出ちゃってますよね。
アダちゃんが善人のままであれば、ケリーのためにも家族でいてもらってもいいのかなと思うけどいつまたヘクセンビッチになるかと思うとそれもむずかしいのかな~と思いました。
まだジュリエットが死んだと確定してないんで、その辺りもどうなるやらって感じですね!
トラブルは意図的に捨てられたとかだったら怖いですね!それは思いもよりませんでした!
もしそうだったらめちゃめちゃ怖いですよね。塗装工場を新居にしてる場合じゃないし…。
そしてもしトラブルが洗脳されたアサシンだとしたらなんてもっと怖いんですけど~!
もし、爪軍団と戦うのにグリムの力が必要だとしたら1人より2人いた方がいいだろうからニックを殺さないだろうなと思っていましたが、レジスタンスがどう立ち回る気なのかって所が大事なんでしょうね。
グリムは敵ではなく味方にしたい存在だと信じているので、単純にトラブルは爪軍団と戦ってやられてしまっただったらいいのにな~。
そしてグリム同士の能力で居場所を突き止めたぜ!とか実はニックが前の家にトラブルにだけ分かるように印みたいのを残しておいた的な感じがいいです~。