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GRIMM　グリムシーズン1第11話　『悲しき性』

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第11話『悲しき性』あらすじ

ミイラのように干からびてしまった男の死体が発見される。
検死によると死体には高腐食性の液体が注がれたのち内臓も液状化して全て吸い取られているという。
捜査の結果前日に男が防犯カメラに映っていることから1日でミイラになったことがわかり、ニックはさらなる捜査をすすめていく。

このミイラになった男ライアンはキツネのヴェッセンであり、ナンパして家に連れ込んだ女性を襲ったわけですが実は相手の女性もヴェッセンで返り討ちにあう！
というところから話ははじまります。

この女性はスピナトッドという蜘蛛のヴェッセンですが、女性のスピナトッドは定期的に男の臓器を吸い取らないと急激に老化してしまうという性があります。
そしてこのスピナトッドの女性はライアンを殺害した時に指を食いちぎられてしまい、それが捜査の始まりとなるわけですが同時にライアンの付けていた金ピカロレックスを盗ったことが事件解決への重要なポイントとなっていきます。
蜘蛛は金ピカを集めるのが好きという悲しい性がここでも出てしまうわけです。
本来ならば交尾の後にオスを食い殺してしまうスピナトッドが、何故か旦那さんには愛を感じ家庭を持って子供までもこさえているという幸せがあるけれど、性には勝てず…というちょっと悲しいお話でありました。
ラストもちょっと切ない感じでしたね。
でもかなり蜘蛛女さん怖い…

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アイスビーバーのクソガキに卵を投げられる

以前からニックとジュリエットが住む家を偵察していた輩がエスカレート？
伝説と化してもはや作り話とさえ思っていたグリムが実在することが知れ渡り、見に来るアイスビーバーたち。
そしてアイスビーバーの子供がニックの家の窓に卵をぶつける始末…
堪忍袋の緒が切れたニックはアイスビーバーの家に突撃訪問して、もうするんじゃねぇ！と怒りにいきます。
噂を広めた張本人もわかったようで、これから偵察されずにゆっくりできるといいですねニックさん。
アイスビーバーは子供たちもかわいかったw

今回のヴェッセンとモチーフ

スピナトッドという蜘蛛型のヴェッセンでした。
モニーフは化け蜘蛛らしいのですが、こちらは小泉八雲さんの作品らしいですね。

あれ？グリム童話関係ないの？

ミイラになった男の部屋にもたくさんの日本風の絵が飾られていたり、ニックが読んでいるグリム一族の手記にも日本の書物のようなページが出てきたりと今回は日本のファンにも嬉しい感じになってました。
やっぱり日本の画は不気味な感じしますね。

今日の一枚