コンスタンティン シーズン1 第8話『闇の正体(前編)』
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過去の悲劇的な事件をきっかけに悪魔祓いから退いていたが再び彼をその道に戻す出来事が発生。力を強める闇の勢力にコンスタンティンは立ち向かっていく。自らの行動により地獄行きが決まっている彼に魂の救済はあるのか…?
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
実体なしで現れた旧友
一心不乱に絵を描き続けるゼッドにコンスタンティンはまた絵が描けるようになって良かったなと声を掛けた。ゼッドは「どうかな…前回の旅以来同じ悪夢ばかり見てる」と答えた。コンスタンティンが絵を見るとそこには気味の悪い生き物が描かれていた。「こいつは”インブンチェ”だ。天使の敵さ。聖書には出てこないがノアの時代に悪さをした。ヤバい連中だ。洪水に呑み込まれてよかった。もうやめてクロスワードパズルでも楽しめ」と言ってコンスタンティンは上の階に上がって行った。ゼッドも立ち上がるとそこに突然白いワンピースを着て、首から十字架を下げている女性が現れる。「ジョンはどこ?彼が必要なの。ジョン・コンスタンティン!!」と呼ぶ。ジョンは誰だよと言いながら降りて来るが女性を見た瞬間顔つきが変わる。「アン・マリー…元気なのか?今どこにいる?」とコンスタンティンが尋ねると「メキシコよ。助けて。何者かが赤ん坊をさらい母親の体を裂いた」と言った。ゼッドが慰めようとして体に手を触れようとするがすり抜けてしまう。驚くゼッドにコンスタンティンは「ここにはいない」と説明し、アン・マリーからさらに状況を聞き出す。「敵は人間かも」というコンスタンティンにアン・マリーはクビに下げた十字架をどかして見せる。そこには十字架の火傷跡がついていた。アン・マリーは「敵が人間なら他に助けを求めてたわ。あなた以外に。」と言うと住所を伝え消えてしまった。慌てて住所をメモするコンスタンティンにゼッドは「今のは何なの?」と聞く。
コンスタンティンは「バイロケーション。同時に2ヵ所に存在できる。一部の魂や聖人だけが持つ力だ。一体なぜアン・マリーが…彼女は俺を憎んでる。何かよっぽどの事態だ」と答えた。
人肉の果実のなる木
コンスタンティンはゼッドに聞かれアン・マリーがガリー同様アストラの時に一緒にいた仲間だと話した。しかも一度寝たこともあると言う。前回の天使の一件で本調子ではないゼッドに休めと言ったコンスタンティンはチャズと共にメキシコへと向かう。
教えられた住所に到着したコンスタンティンはそこが修道院だと知って驚く。一緒にやんちゃをしていたが今では修道女となったアン・マリーと再会し中へと案内してもらう。殺された女性の夫は警官で目撃者はいないということだった。親族が葬儀に出ている1時間の間に”何者の仕業”なのか探ろうとする。女性が殺された部屋へとやって来たコンスタンティンは壁の下の方に開いている小さな穴を見つける。「ネズミの穴よ」とアン・マリーは言うがコンスタンティンは「そうとは限らない。壁の住人はよく子供を襲う。まずカテゴリーを絞ろう。ルーンの石で犯人の素性を探る」と言った。いくつものルーンの石を手に持つとコンスタンティンは白目も剥きながら呪文を唱え始める。そしてテーブルの上に石を投げる。ルーンの石は赤く光ったかと思うと発火し始め、チャズたちも慌てて火を止めに入った。「敵は痕跡を隠してるな。ただの妖精じゃないぞ」とコンスタンティンが言うとチャズは「赤ん坊は無事かも」と言った。魂にリンクする手段はないかと考えているとアン・マリーが「庭に胎盤が埋めてあるわ。幸運を呼ぶとの伝承が」と言うのでコンスタンティンはアン・マリーと殺された女性の家の庭へと向かう。
木の根元辺りを掘り返しているとコンスタンティンはふと何かに気が付いた。その木に生っている果実をもぎ取ると「胎盤はこの中だ」と言ってナイフを刺した。すると中からは血が溢れ出しその瞬間木に生っていた同じような果実からも一斉に血が流れだす。2人が驚いていると異変を察知した家の住人ウーゴが銃を持って出て来る。「ウーゴ!私よ!」と言ってアン・マリーが止めに入った。
標的となった血筋
人肉フルーツを見て驚くウーゴに「息子さんは生きてる。犯人も分かった」とコンスタンティンは言った。
家の中に入れてもらい説明をする。「息子さんの魂は黒魔術の存在を告げてる。”禁断の果実”と同じくらい古い魔術だ。」とコンスタンティンが言うと「じゃ、誘拐犯はイブか?」とウーゴは言った。コンスタンティンは「犯人はイブの姉妹の一人だ。イブより前にアダムをふった。従順な妻になるのを拒み地獄の女神になったんだ。イブのどの姉妹が犯人か突き止める」と話した。その時ウーゴの家の電話が鳴る。それはまた赤ん坊がさらわれたという電話だった。3人は急いで修道院へと向かう。
今度は母親は眠っていたため無事だった。うろたえ、悲しむ母親をアン・マリーがなだめていた。そこへさらわれた赤ん坊の父親だという若い青年がやって来るが、それはウーゴの息子だった。知らなかったウーゴは驚き叱りつける。それを聞いていたコンスタンティンは「ちょっと待て、つまりだ。ここにいる青年は君の息子さんでさらわれたのは孫娘ってわけか?昔魔術師を怒らせて呪われたとか?標的は君の一族だ。」と言った。そして邪悪な女神を捕まえる為噴水を使わせてくれとアン・マリーに言った。
地獄の女神の名前は…
コンスタンティンは呪文で顔を水面に映して敵の名前を突き止めようと噴水の周りにミミズをまき、呪文を唱え始める。そこにルイーサと言うシスターが走って来た。「すぐ来てください。みんなが混乱してます」とかなんとか言ってコンスタンティンを噴水から遠ざけようとする。手に持った器の中でウニウニと蠢くミミズの様子から彼女が”人間ではない”と察したコンスタンティンは上手いこと言って噴水にシスターの顔を映そうとするが呪文が途中だったためか正体が映らない。「失礼、シスター。君の名前は何だったかな?リリスかドゥルガーかナアマか…ラマシュトゥ…」と言うとそこでシスターは魔女のような姿になりコンスタンティンに牙を剥く。「赤ん坊はどこだ?!」とコンスタンティンは聞くがラマシュトゥのすごい力で噴水に押し付けられてしまう。もがき苦しみながらもナイフでラマシュトゥを刺すと、彼女は叫び声をあげ血を流し逃げて行った。助けにやって来たアン・マリーたちに「ルイーサの正体はラマシュトゥだ。イブの妹で吸血鬼。」と話した。アン・マリーは「ただ子供をさらうなんておかしいわ」と言うとウーゴがなぜだ?と聞く。「普段は赤ん坊を栄養源にしてる。今は食欲を抑えてるようだ」とコンスタンティンは言った。ウーゴの一族に何か秘密があるのではと考えたコンスタンティンはウーゴのチリ生まれの祖母に話を聞きに行くことにした。
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”台頭する闇”の黒幕
ウーゴは祖母に「うちの赤ん坊を狙う者がいる。人間じゃない。マルティーナも殺された。なぜうちが標的に?」と聞くと祖母は涙ぐみ「神よ、お助けを…奴らが再び…ブルヘリア(魔術使い)よ」と話した。その言葉を聞きコンスタンティンも「ブルヘリア?」とギョッとした。コンスタンティン曰くブルヘリアは大昔チリで勢力を振るっていてもう存在していないはずだということだが祖母はいると言う。そして「祖父も一味だった。まさに魔物だったよ。奴らは人間を苦しめる。父は私たちを連れて逃げた。」と教えてくれた。
外でタバコを吸いながらコンスタンティンはアン・マリーに「ブルヘリアは悪行の限りを尽くして神に葬り去れたはずだ。ブルヘリアを鎮める呪文など誰も知らない。戻って来たならもっと明確なサインが…」と言うと何かに気付く。そして「分かったぞ。”台頭する闇”…俺が戦ってる相手だ。黒幕はブルヘリアか…」と言った。アン・マリーは「あなたは冷たいんじゃなく必死で戦ってたのね。私は逃げて来た…でもダメだったわ。こんな格好をしても中身は同じ。」と言う。コンスタンティンは立ち上がると何か思いついたように「”中身”か…ウーゴの血が入った子が望みならくれてやる。」と言った。
鶏肉の新しい使い方
ウーゴの血を入れた鶏肉を特別な呪文で赤ん坊に見せ、ラマシュトゥをおびき出し隠れ家を探りだそうと考えたコンスタンティン。早速その偽赤ちゃんを用意するが、最後の呼び出しの呪文を唱える母親役をアン・マリーにやらせようとしていた。その意図に気付いたアン・マリーは「ガリーみたいに丸め込めると思わないで。私に母親役をやらせるつもりね?」と言われる。またガリーのように友人を人身御供にしようとするコンスタンティン。だが赤ん坊の命を救うため仕方なかった。アン・マリーも理解してくれていよいよ儀式が始まる。
「汝の子宮でこの子に永遠の命を」と呪文を唱えると異様な気配を感じ始める。ラマシュトゥが姿を現し偽の赤ん坊を手に取る。どうやらラマシュトゥには鶏が赤ん坊に見えているようだった。陰から見ていたチャズが「かかったな」と言い、コンスタンティンも「成功だ」と言うがその時ウーゴが暴走。ラマシュトゥに向かって発砲してしまった。逃げ出すラマシュトゥを追いかけるウーゴ。すると下水道に繋がる階段に出る。コンスタンティンたちはウーゴを何とかなだめ、赤ん坊を取り戻す為アン・マリー、チャズと共に下水道へと降りることにした。中でチャズと分かれてコンスタンティンはアン・マリーと共に奥へと進む。
高すぎる代償はない
赤ん坊の泣き声を聞きつけたコンスタンティンとアン・マリーは2人の赤ん坊を無事に発見。抱きかかえて連れて行こうとする。だがその時偽の赤ん坊だと気づいたラマシュトゥがやって来て本物の赤ん坊を持ち出したコンスタンティンたちを威嚇。コンスタンティンは「安心しろ。お前が届ける予定の赤ん坊は無事だ。なぜブルヘリアの手下に?答えないとお前の大事な赤ん坊の首をへし折る」などと脅すとラマシュトゥは「地上での私の勢力も増す。」と言うがその先をなかなか言わない。コンスタンティンは更に赤ん坊を水に沈めるぞと脅しをかけ「奴らの目的は何だ!?」と聞いた。「境界を壊すことさ!地獄と現世は一つになる。我々は堂々と地上で勢力を振るいお前らが日陰の身に。だが居場所はないぞ。我々が支配する。」と答えた。「そういう計画か…」とコンスタンティンは言うとラマシュトゥと犬猿の仲の夫パズズの護符を取り出して呪文を唱える。辺りには青い炎が巻き上がりラマシュトゥは苦しみ燃えて消えた。チャズと合流し、チャズが赤ん坊を持って地上へと上がって行く。その時奥から赤ん坊の泣き声が聞こえた。他にも赤ん坊がいるのかと思い辺りを確認するとそこには目が無くクニャクニャと動く”インブンチェ”の姿が…対抗手段がない為静かに隠れるしかない2人。音を立てればインブンチェに攻撃されてしまう。アン・マリーはウーゴから借りて来た銃を出す。「撃つな。襲われるぞ」とコンスタンティンが言うとアン・マリーは「いいえ、あなたを襲わせるの。子供の命よ。高すぎる代償はない」と言ってコンスタンティンの腹に一発撃ち込んだ。アン・マリーは地上へと逃げ下水道に残されたコンスタンティンにインブンチェが近づいて来た…。
襲われるゼッド
水車小屋で1人お留守番のゼッド。1人画材を買いに出かけるとそこで以前絵画教室でヌードモデルをしていたエディと会う。「モデルは仮の姿。夢は画家だ」と言う彼と飲みに行くことになり、ゼッドが離れた隙にエディは携帯から誰かに”彼女を捕らえた”とメールをしていた。
バーでお酒を飲み楽しく会話する2人。はずみでゼッドがエディの手に触れた瞬間ビジョンが見えてしまう。エディの背後に何やら銀行の金庫のような重厚で真っ白な扉が見えた。ゼッドは何かを察したのかエディを家(水車小屋)に誘った。家に入ったゼッドはエディにキスをするが素早く後ろに回り込むとエディを締め上げる。「早く友達に紹介したいわ。みんな尋問は得意よ。目的は何?」と聞く。エディは「父上が戻ってこいと…話を聞けよメアリー」と言う。「二度とその名前で呼ばないで!」とゼッドは怒りエディを殴りつけた。
「抵抗するな。我々の父上に任せておけ」と言うエディ。ゼッドは「そう。あなたも彼の子?変ね。子供時代に会った覚えがないわ。私が部屋に閉じ込められてたせい?」と言った。「君を守るためさ。君は我々の救い主だ」とエディは言う。そして我々は十字軍だから至る所にいてすぐゼッドの居場所がわかると話す。その時エディの仲間が2人やって来る。エディを人質にと思ったが敵の男は簡単にエディに銃弾を撃ち込んだ。家の仕掛けを使いながら逃げるゼッド。何とか異空間へ繋がるドアへ敵の一人を放り込むがもう一人に背後から注射を打たれ意識を亡くしてしまった。
おおぅ…せっかく台頭する闇の黒幕がわかったのに、こんな形でコンスタンティンが人身御供にされるとは!
大丈夫なんでしょうか?!きっとチャズが助けてくれると思うけど、アン・マリーもなかなかヒドイ女ですね!
そしてゼッドの隠された過去も少しだけわかってきたところですが、追手に連れ去られてしまいそうですね。
2人ともピンチを迎える中来週は後半ですね。早く続きが観たいです!
今回の人肉果実が結構すごいと思いました。皮の部分が皮膚なのかと思うと恐ろしいフルーツですね♪
それからインブンチェですが…。バイオハザード5(ゲームの)に出演してましたよね?(笑)似すぎてて笑えました。リッカーβとかいうクリーチャーだったと思うのですが…このインブンチェも恐ろしいようなのでワクワクしてしまいます!
constantine season1 ep8
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