コンスタンティン シーズン1 第7話『奇跡の代償』
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過去の悲劇的な事件をきっかけに悪魔祓いから退いていたが再び彼をその道に戻す出来事が発生。力を強める闇の勢力にコンスタンティンは立ち向かっていく。自らの行動により地獄行きが決まっている彼に魂の救済はあるのか…?
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
死の淵からの生還
ザックは亡き父親から教会を引き継ぐが、信者たちを前に上手く話せず教会も傾き始めていた。何か手を打とうと考え捕獲してきたガラガラヘビを説教に使うことにした。集まった信者の前で「今日私は”死”から逃げません!」と言って箱に入ったガラガラヘビを手に取り説教を始める。だが蛇に手を噛まれてしまう。毒は即座に体を巡りザックは倒れ死の淵をさまようがその瞬間ザックの手の中に光る羽のような物が出現。するとザックは息を吹き返し羽をポケットにしまって「私は見た。神を称えよ。私は神を見た!」と両手をあげ、信者たちも大喜びで手を上げた。その時松葉杖をついた信者の男性が「牧師様!私に力を!」と寄って来た。彼の片足は膝から下が無かったがザックが胸に手を置くとなかったはずの足が生えていた!「足が元通りに!治ったぞ!」と喜ぶ男性。近くで見ていた女性はあまりのミラクルに卒倒してしまった。
奇跡の牧師が話す言葉
絵画教室に行っていたゼッドは何もしていないのに突然自分の足に蛇が絡みつく”ビジョン”を見て、大慌てでコンスタンティンに報告しにくる。コンスタンティンは「ヘビだと?訓練で霊感が強くなったな。見ろ」と言って”血痕災いマップ”を見せる。マップ上でケンタッキー州の血が濡れていた。「何もない田舎町の牧師が毒蛇にかまれたらしい。だが生還して奇跡を起こし始め今や超人気」とコンスタンティンは言いチャズは娘に会いに行っていないからゼッドと二人でその牧師の所へ行くことにした。
以前とはうってかわり人でごった返す教会。奇跡の牧師となったザックはノリノリでお説教をすると盲目の男性の目を見えるようにしたり歩行器が必要な人の足を治したりしていた。それを見ていたゼッドは「こんなの食い物にしてるだけよ」と信じなかった。だが顔や体に湿疹(火傷かもしれないです)がある男性を治す瞬間を見てザックの力を信じる他なくなってしまう。
ザックは跪き手を合わせると何やら歌のような言葉を発し始める。それを聞いたコンスタンティンは「エノク語だ…天使どもの言葉だ」と言った。「天使は実在するの?」と聞くゼッドに「残念ながらな。問題は牧師だな。ああいう力には代償が伴う」とコンスタンティンは答えた。
エコーロケーション
列に並び順番を待っていたゼッドたちの番が来た。ザックに手を取るよう言われたゼッド。触れば色々な物が見えてしまうため躊躇するがザックの手に自分の手を重ねる。途端にまぶしい光に包まれた。伸びる手、そして羽を持つ者の影。ゼッドはビジョンでそれを確認し呆然とした。
「彼に悪意はないわ」と言うゼッドに「そうだな。だがあの癒しの力は強すぎる。奴自身の力じゃない。過去の例からするともう地上に害が出てるだろう。ついてこい」とコンスタンティンは言って近くの川へ行く。するとそこには沢山の魚の死骸が浮いていた。「教会の奇跡の裏で闇と害悪がうごめいてる。毒が広がる前に突き止めよう」と言ってコンスタンティンは天使のマニーを呼び出そうとする。だが名前を呼んでも現れない為まじないを使い呼び出す。するとマニーはゼッドに乗り移った。
コンスタンティンはマニーに今起こっていることを説明する。そして彼がエノク語を話していたというとマニーの顔つきが変わる。「太陽に向き合えば意味をなすだろう」とまたもやヒントを寄越すのでコンスタンティンが怒る。マニーは「私は物事の結末に干渉できないんだ。」と言ってまたふと消えゼッドに戻っていた。コンスタンティンはゼッドに「あのエノク語をハミングしてくれ」と頼む。ゼッドが仕方なくふんふんふん♪とハミングするとどこからか同じハミングが聞こえて来る。コンスタンティンとゼッドは音のする方へ向かう。そこには落ち葉に埋もれた翼を持つ者が…。そしてその天使は立ち上がり姿を見せるがかなり衰弱していたためコンスタンティンは抱えて近くの廃屋に連れて行った。
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翼をむしり取られたエンジェル
真っ白なドレスを身に纏い、真っ白な羽を持ち不思議な瞳の色をしているきれいな女性の天使を前にしてゼッドは嬉しそうな顔をした。「イモジェンよ」と名乗った天使。コンスタンティンは「何があった?」と聞く。イモジェンは「人間を天国に送る途中どういうわけか羽を1本抜かれたの。彼は蘇り私は地上へ…」と答えた。コンスタンティンが言うには翼を傷めた天使だけが肉体を持ち地上へ降りられる。その為ゼッドにも姿が見えると言うことだった。「ザックが持っていたのは天使の羽ね」とゼッドが言う。その時マニーも降り立つがゼッドには姿が見えない。マニーはイモジェンに大丈夫かと聞くがイモジェンは何もかもが痛むと言った。マニーは「羽を抜いた人間は初めてだ。彼女は地上では長くもたない。魂が消えれば同時に存在も滅びる」とコンスタンティンに言った。コンスタンティンは「羽を取り戻す」と言いイモジェンのいる廃屋を悪い物から守るため呪文をかけた。
魔術の失敗で生まれし者
コンスタンティンはザックの元を訪ね”天使の羽”について話しをする。「あんたの行為は災いを招くだけだ。よそ様のものを使い続けると代償を払うことに。何より天使が死ぬ」と言う。ザックは「君が羽を天使に返さず力を自分のものにするかも」と言った。コンスタンティンは先に謝っとくよと言って羽に手を伸ばすが見えない強い力で吹っ飛ばされてしまった。ザックは「今のは羽がやったことだ。でもこれで確信に変わった。君は悪の手先だ。出て行け!二度と来るな」と言ってコンスタンティンは追い出される。
一方ザックに足を生やしてもらったネイト(奇跡の力で治してもらった第1号)に異変が起こっていた。目の色が赤くなり狂暴化していた。ネイトは診察してくれた医師、そして道で出会った保安官をなぐり殺しにして4つ足で走って行った。
このネイトが教会の外でテントを張って寝ていたゼッドに襲い掛かる。駆けつけたコンスタンティンと揉み合いになるがコンスタンティンは”死神から奪った鎌”で何とかネイトを仕留めることができた。
「食屍鬼(グール)だ。魔術の失敗で生まれる。ゼッドを襲ったのは牧師が脚を治した男だ。」とマニーとイモジェンに話す。イモジェンは「ネイトの他にも大勢出て来るわ」と言った。とにかく羽を取り返せば他の者がグールになることは防げるとコンスタンティンは考えた。
大罪を犯していた牧師
ゼッドはザックに「過ちを犯しました。友人のジョンを信じたのは間違いでした。」とすり寄る。ザックはゼッドが改心し神に傾倒し始めたと感じ洗礼を受けることをすすめた。
川で行われる洗礼式。ゼッドは洗礼を受けるふりをしザックに近づくと彼が首からぶら下げていた羽を盗んだ。うろたえるザック。その時グールになってしまった住民たちが襲い掛かろうとする。コンスタンティンとゼッドとザックは急いで教会へと逃げ込んだ。コンスタンティンがドアを押さえている間にゼッドは羽を持って裏口からイモジェンの所へと急ぐ。一方ザックは僕のせいだ…と落ち込むばかり。コンスタンティンは今にもドアを突き破ってきそうなグールに必死で抵抗しながら「ゼッドが天使に羽を返せば一件落着だ。とりあえず目の前の扉を押さえてくれ」と言った。だがザックはとんでもない告白を始める。「罪を犯した。これは罰なんだ…。飲み過ぎたんだ…シカだと自分に言い聞かせ確認もせずそのまま逃げた。でもシカじゃなかった…」と言い出すザックにコンスタンティンは「人を殺した?!」と驚いた。そして「あんたは大罪を犯して死を迎えた。つまり天使に出会ったのは地獄への道中だ」と話すとザックは「僕は地獄へ?」と聞いた。コンスタンティンは「羽を返したらダメだ。ゼッドを止めなくては」と言った。
掟を破った天使
だがその頃ゼッドはイモジェンとマニーのいる場所に着きイモジェンに羽を返してしまった。その瞬間コンスタンティンを襲っていたグールは元の人間に戻るがイモジェンはとんでもない姿に変身した。羽もドレスも真っ黒に染まり「完璧よ」と言った。マニーは「堕天使か…」と驚いた。「グールに期待してたけど。ありがとうゼッド。」と言ってイモジェンは飛び立とうとするがコンスタンティンの”悪を封じ込める呪文”により外へと出られない。そこへコンスタンティンもやって来た。「堕天使が哀れな男を操り地獄を天国と勘違いさせた。地上に降りるために奴の手に羽を持たせたな。」とイモジェンを責める。イモジェンは「確かにだましたけど、痛みは本物だった。地獄には戻らないわ」と言ってゼッドの首を強く握り呪文を解かなければゼッドを殺すと言い出す。イモジェンはどれほど簡単か確かめたくて人間を殺し天国を追放されたということだった。コンスタンティンはマニーに止めてくれと頼むがマニーは出来ないと言う。「俺と一緒に戦うか、戦わないかだ。頼む」とコンスタンティンが懇願するがマニーは掟があると言って姿を消してしまった。イモジェンは「天使はいつだって何もしない」と言った瞬間マニーはゼッドに乗り移り「まったくだ」と言ってイモジェンの体に手を突き刺して心臓を取り出した。
ゼッドに戻った瞬間手にしたモノを見て「これは何…?」とゼッドは固まる。コンスタンティンは急いで袋に心臓を入れた。
水車小屋に戻ったコンスタンティンはマニーに「どうやってイモジェンは地獄を抜けたんだ?」と聞いた。マニーは「人間界と地獄の境界は今までになく薄くなってる。」と答える。コンスタンティンは「闇の台頭か…。でも助けてくれた。それは信じられる」とマニーに言った。
キレイな天使さん出て来たと思ったらとんでもない性悪女でしたね!あの白い姿が黒に変わるシーンかっこよかったです。
何だかんだでマニーが助けてくれてコンスタンティンとの絆も深くなってきてますよね。
スパナチュのお陰ですっかり天使ネタは慣れっこなものですからエノク語と聞いてすぐに「あぁ、天使の言葉でしょ」と思ってしまう自分になんだかなぁでした(笑)予想外の展開で今回も楽しかったです。
そしてゼッドに忍び寄る何者かが…悪い奴らなのでしょうか?今後が気になりますね。
constantine season1 ep7
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Comment
ボブ江さん、こんにちは!
今回は、私的にはかなり面白く感じたエピでした~。
堕天使だったとは・・・。そういえば映画でも堕天使がカギでしたね。
マニーが何かと力になってくれてうれしいです。
ボブ江さんの仰るように「スーパーナチュラル」の影響で
随分天使に関する認識が刷り込まれてきた気がします。
昔は天使と言えば、森永の金のエンゼルだったのに・・・(笑)。
しかし・・・天使の羽って、たった一本でもすごい効力があるんですね!!
小一時間貸して欲しいです。
pyonさん
コメントありがとうございます!
毎回地味に面白いコンスタンティンですが今回は私も特に面白く感じました~♥
堕天使の描き方が映画同様かっこいいですよね。
ほんとにスパナチュのせいで(笑)天使の正しいかどうかもわからない知識を身につけ、天使に期待しない人間になってしまいました~(´・ω・`)(笑)
たった一本の天使の羽があの威力だとはビックリでしたね。
金のエンゼルって懐かしいですね!チョコボールですよね。今でも金のエンゼル、銀のエンゼルってあるのかなぁ~。
チョコボールが大して好きではなかったのに必死で集めていた覚えがあります♪