コンスタンティンシーズン1　第10話『俺の流儀』

2016/04/29

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コンスタンティンシーズン1のあらすじ

黒魔術の達人であり悪魔祓い師のジョン・コンスタンティン。
過去の悲劇的な事件をきっかけに悪魔祓いから退いていたが再び彼をその道に戻す出来事が発生。力を強める闇の勢力にコンスタンティンは立ち向かっていく。自らの行動により地獄行きが決まっている彼に魂の救済はあるのか…？

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

昏睡状態に陥らせる者

ゼッドは追われる身のため迷惑がかかるといけないからと水車小屋を出ようとしていたが、コンスタンティンはここほど隠れるのに適してるところはないと言ってまだいてもいいと言った。
だがゼッドを追っている者たちが何者なのか聞いた。ゼッドは「彼らは”復活十字軍”。イカれた連中なの。指導者が未来を予言するために私が必要だって。その指導者は私の父親よ」と答えた。コンスタンティンは「どんなオヤジだろうと任せろ」とゼッドを守ってくれると言った。その時ゼッドは血痕災いマップが濡れていることに気付く。今度はニューヨークだった。「チャズが娘に会いにブルックリンに行ってる」とコンスタンティンは言った。ゼッドはニュースでブルックリンで昏睡状態の人が10人以上も出てると言う。コンスタンティンは「闇が迫ってる。これは手始めだ」と言って支度をするとニューヨークへ向かった。

盗まれた魂

チャズは娘に会うためブルックリンの家へと来たが、娘にお土産を渡そうと部屋に入るとそこに幼い娘ジェラルディンが倒れていた。病院に来てくれと言われたコンスタンティンとゼッドも急いで駆けつける。そこにはジェラルディンと同じ症状の人たちが何人も運び込まれていた。ジェラルディンが一体どうなっているのかを調べてみると魂が抜かれているとわかる。「魂が悪用されていたら、肉体は二日以内に死んでしまう」と言ってコンスタンティンは知り合いの霊媒師にジェラルディンの魂を呼び出してもらい探ろうとする。
コンスタンティン、ゼッド、チャズの3人は軍の放出品を売っている店へとやって来る。そこの店主フェネルはコンスタンティンを見るなり銃を向けて来るがチャズが銃を奪いフェネルを殴りつけ「早くやれ」と言った。そして降霊が始まる。合図された時にジェラルディンの人形を渡すとフェネルは少女の声で「パパ、どうなってるの？」と言った。コンスタンティンたちは話しかけ何が見えるかや誰かいるかなどと聞き出そうとするがその時ロウソクの炎が激しく燃え上がりフェネルが宙に浮き始める。そして男の声に変わり「私の魂に話しかけるな！」と言った。コンスタンティンが「何者かに乗っ取られたようだな」と言うと相手は「ジョン・コンスタンティン。久しぶりだ」と言った。コンスタンティンは正体を現せと言うが相手は誰かを言わず呪文を唱え出し、フェネルの体は炎に包まれてしまった。

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交換条件

相手が唱えた呪文をヒントに正体を探り始めたコンスタンティン。ゼッドにもビジョンで手伝ってもらうと”ハスキンズ操車場”が出て来たと言う。3人は早速そこへ向かうことにした。到着すると建物は呪文で隠されていたがコンスタンティンはそれを暴いた。そして中へと入って行く。するとそこにはフードを目深にかぶった男が「待っていたよ…」と言いフードを取った。コンスタンティンは”あんたか！”という顔をすると「こいつはフェリックス・ファウスト。黒魔術師らに仕える”第2バイオリン奏者”だ。」と言った。ファウストは「もう人には仕えん。身心分離の呪文を成功させたのは私だけだ。集めた数々の魂が私に魔術師以上のパワーを与えた。」と言う。「一つは娘の魂だ！」と怒ったチャズがファウストに向かって行くがファウストは手をかざすとひねりつぶすような仕草を始める。するとチャズはものすごい苦痛に顔を歪め叫んだ。「もうやめろ！」とコンスタンティンは止めに入り、ファウストの今の力に勝てないと分かると「言えよ。望みは？」と聞いた。ファウストは「手伝ってほしい。悪霊カラバサンが私の魂たちを食い、私のパワーを奪っている。寄生虫を地獄に送れ。そうすれば少女を返す」と言い出した。信用できないと言うチャズだがコンスタンティンは呪文でファウストと”血の契”を結び、カラバサンが潜んでいるレッドフック地区の倉庫跡へと向かった。

反故された約束

熱くなっているチャズは置いてゼッドと二人でカラバサンを捜しに行くコンスタンティン。寝てる相手を金縛りにかけ内臓ごと魂を吸い取ると言う悪霊を捜し何とか見つけるがなかなか捕まえることができない。ゼッドが囮になってくれると言うので仕掛けを作るがいざその円陣にライターを投げ込もうとした瞬間、ライターの火がつかない…。このままではゼッドがやられてしまうためコンスタンティンは牛追い棒でカラバサンを倒した。病院にいるチャズを迎えに行き、ファウストの所へ報告へ行く。ゼッドはチャズの元嫁(なんですかね？元々未婚なんでしょかね？)でジェラルディンの母親であるルネに付き添うことにした。
カラバサンを倒したからジェラルディンの魂を返してくれと言うがファウストは「地獄に送れと言ったのにエネルギー分散で終わりか？条件を変える」と言って約束を守らず更なる条件を突き付けて来た。

特異体質の生かし方

ファウストに従おうとするコンスタンティンにチャズは激怒する。このまま言いなりになっていてはいつまで経ってもジェラルディンの魂が返ってこない。チャズは「俺の流儀でやる」と言うとコンスタンティンを思い切り殴り気絶させてタクシーの中に入れた。そして一人ファウストに交渉しに行く。チャズの体の中には不死身になった時の火事により32人分の魂が入っている。それと引き換えに娘の魂を返してくれと言った。だがファウストはチャズの特異体質や、ましてや32人分の魂が体に宿っているなど信じられるわけがなかった。チャズは証明するために「残りは31人分だ」と言って自分の首をナイフで切って死亡した。
そしていつも通り時間が経つと生き返る。ファウストはそれを見て驚き「信頼に足る男だな。」と言った。そしてチャズの魂を含む31人分の魂と引き換えに娘の魂を返してもらおうとするが、そこに目を覚ましたコンスタンティンがやって来て止めに入る。だがチャズはファウストと握手をする。「やめろ！！」とコンスタンティンが叫ぶがその瞬間チャズは”アキレスのアキレス腱(魔術を封じ、どの金属よりも強い)”でファウストと自分を縛り付ける。そして「条件を変更する。お前と心中さ。生き返るのは1人だけ」と言うとフェネルの店で盗んできた手榴弾のピンを抜いた。どいてろ！と声を掛けるチャズにコンスタンティンは「お前の流儀に従う」と言った。そこへゼッドのメモを見て居場所を知ったルネがやって来てしまうがコンスタンティンが爆発から守った。目の前でチャズを亡くしたルネは取り乱すが、コンスタンティンはチャズの特異体質を説明した。
その後ファウストは死亡。チャズは生き返りジェラルディンも元気になった。

チャズの機転で上手い事収まって良かったですね～。しかしチャズの特異体質は酔っぱらったコンスタンティンが適当にかけた呪文でなったものとは…。しかも元々は47人の魂も体に入っていたなんて。ビックリでしたね。もっとお互い同意の上での特異体質かと思ってたんで…。ゼッドの過去もまた小出しになってましたが、父親というのは本当の父親なんですね。娘の特殊能力を利用して信者を増やすカルトの長ということですか！めんどくさそうな相手であります！
残り3話となりましたが、台頭する闇との戦いもそろそろ本格化してきそうですね。残り少ないと思うと寂しいです…。