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コンスタンティン シーズン1　第11話『理想の異世界』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

異世界の家

学生らしき4人は墓地で何かの儀式を始める。1人ずつロウソクに手をかざすと呪文を唱える。半信半疑でやっていたが気が付くと全く知らない場所にいた。4人は別々の場所に飛ばされどこか家のような所にいる。不安になってお互いを捜すがその時一人の女性が鏡の中で見知らぬ男の姿を見て悲鳴を上げる。すると4人は一斉に現実世界へと戻って来た。
その頃水車小屋では1人きりのコンスタンティンが”過去を映す鏡”に映るガリーに乾杯と言いながら一人で酒を飲んでいた。そこにマニーがやって来て「この近くの古い友人を助けてやれ」と言う。コンスタンティンは「町にいる友人は1人だけだ。」と不思議そうに言うとマニーは「彼にも君しかいない」と言った。コンスタンティンは「普段より分かりやすいな。翼の使者さんよ。」と言った。

異世界で殺された学生

コンスタンティンは大学で講義中の古い友人リッチーに茶々を入れた。リッチーはコンスタンティンを見て「僕自身ずっと心の平穏を保てていた。ついさっきまではね」と言いコンスタンティンの訪問を歓迎していない様子だった。
だがその頃キャンパスでは例の儀式に参加していた男子学生のカーターがガラス戸に映る奇妙な男に気付く。驚いて振り向くがそこには誰もいない。目を丸くしていると突然あの異世界へと移動していた。カーターはそこで何者かにビニールを顔に被せられ窒息させられた。そして現実世界でもカーターは倒れ彼は死んでいた。
そんな事件が起きていると知らないリッチーとコンスタンティンは教授室で話をしていた。二度と近づかないと約束してただろと怒るリッチー。コンスタンティンはガリーが死んだことも話し「突然きて悪いが邪悪なものがお前の近くにいると聞いた。黙って見過ごせない。大学周辺に怪しい動きはないか？」と聞いた。だがリッチーは毎日同じ繰り返しで特に変わったことはない感じだった。その時リッチーの手伝いをしているアダムと言う学生から連絡が入る。アダムは例の儀式を行った一人だった。アダムは「今日は休ませてください。友達のカーターが寮の外で倒れて亡くなったんです」と言った。

ジェイコブ・ショウという男

何かあるなと睨んだコンスタンティンはリッチーと共に探ることに。カーターを偲ぶ会が開かれる中コンスタンティンたちはアダムの友達で儀式を一緒に行っていた女子生徒リリーに「昨夜何があったのか知りたい」と話しかける。だがリリーは「墓地で楽しもうとしただけです。」と言うだけで部屋にいるアダムが心配だからと行ってしまった。コンスタンティンは1人で墓地へ向かうとそこにマニーもやって来る。なんだかんだと話をするがまたマニーは突然姿を消してしまう。コンスタンティンは「またか…時々本気で頭にくる」と文句を言った。そして墓地内で呪文を唱え儀式の痕跡を辿る。
リッチーの所に戻ったコンスタンティンは「蜜蝋のロウソクと象形文字と灰で何ができる？」と聞いた。リッチーは「エジプトの儀式だ」と答えた。「助手と友達が遊んでた墓地で見つけたんだ」とコンスタンティンが言うとリッチーは慌てた様子で何かを捜し出す。そして「ウソだろ…まさか…なくなってる。あのジェイコブ・ショウの日誌が…」と言う。ジェイコブ・ショウとは異世界へ行こうとした男で、古代エジプトの催眠療法を使って成功したということだった。「だけど弟子を撃った日で日誌も終わってる。彼は狩猟中の事故だと主張し裁判を待つ間に緊張病性昏迷に陥った。」とリッチーが言うとコンスタンティンは「カーターと同じか」と閃いたように言った。リッチーは「その通りだ。ショウは数週間後に死んだがある伝説が残った。ショウの意識は異次元へ行き、判決から逃れたと言われてる。」と話した。コンスタンティンは「アダムはまた試すぞ。俺たちが先にやろう。2人で。」と言った。

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現実に影響を及ぼす異世界の傷

儀式を行った一人ミランダがダンス室で1人レッスンをしていると鏡にあの男の姿が…。驚いて悲鳴を上げるミランダだがその瞬間異世界の部屋へと飛ばされていた。
ミランダと連絡が取れないことを心配しているリリーとアダム。アダムはミランダがもしかしてあそこに戻っているのではと心配する。リリーはまさかと言って自分はダンス室を見に行くと言う。アダムは儀式をやろうと言い出した自分に責任があると感じ再び異世界に行こうと一人で儀式を始めてしまう。呪文を唱えると上手く異世界へ行きミランダを見つける。だがミランダは横腹に太い鉄杭が刺さっていた。必死で男から隠れようとしているミランダ。アダムも近づく男の気配に息を潜めた。その頃ダンス室へやって来たリリーは横腹から血を流し倒れているミランダを発見。そして墓地へやって来たコンスタンティンとリッチーは異世界へ飛んでいて意識がないアダムを見つけた。その時異世界ではアダムたちが男に見つかってしまった。アダムは男を見て「ジェイコブ・ショウ…」と言う。男は「正解」と言ってアダムにナイフを振り下ろす。傷を負うアダムだがそれは現実世界でも起きていた。手に現れる傷をみてコンスタンティンは「防御創だ！起こさないと！目を覚ませ！」とアダムを起こそうとするが、アダムは喉を掻き切られ血を流し始めた…。

連れ去られたリリー

翌日ミランダも遺体で発見される。リッチーは自分を責め始めた。コンスタンティンはやったのはアダムだと言うがリッチーは「ガリーは飢餓の悪魔を放った。僕はアダムを巻き込んだ。分かるか？他の人にとって僕らはガンだ。病気をあちこちに広めてる。」と言う。だがそうも言っていられない。せめて一人を救おうと2人はリリーの部屋を訪ねた。リリーはアダムも亡くなったことを聞くと「だからあの家には戻るなと…」と悲しんだ。コンスタンティンたちはあの家とは？と驚いた。そしてリリーを守る為水車小屋に連れて行くが「母が迎えに来るはずだから電話するわ」と言ってスマホを覗き込んだ瞬間そこにショウが現れリリーは異世界へと連れて行かれる。ショウの姿を見たリリーは一生懸命逃げる。そこで死してなおショウに追われているアダムに会う。アダムは「何してる？ここは危険だから戻れ。僕らは狩られ生き返る終わらないゲームが続くんだ。だが君は捕まらなければここを出られる」と言った。

異世界への旅立ち

「連れ戻すぞ」と言ってコンスタンティンは儀式の準備を始めるがリッチーは嫌がる。それでも説得し何とかリッチーにイエスと言わせ二人でジェイコブ・ショウの異世界へと入って行く。見事成功し異世界にやって来た2人は作戦通り合流する。リリーを捜すため家の中を歩き出すが行き止まりに当たる。他を捜そうとするコンスタンティンだがリッチーは「僕に任せろ。異世界の原理は研究した。僕が世界を上書きする」と言うと壁に扉が現れた。2人はその扉から奥へと進んで行く。だがそこにジェイコブ・ショウが現れる。「伝説は本当か…ここへ逃げて来たんだな」とリッチーは驚く。コンスタンティンは生身の人間を殺しやがってと怒る。ショウは涼しい顔をして「君たちも私のルールに従ってもらう」と言った。リッチーが「あんたは天才でもなんでもない。ただのサイコパスか」と言うとショウは手を振り払うような仕草をした。するとリッチーの両手首にすぱっと傷が入り血が流れる。コンスタンティンも弾き飛ばされ手のひらに釘を打たれて磔にされる。コンスタンティンは「その傷は現実じゃない。お前の頭なら奴に勝てる。リッチー、お前がすべてを決めるんだ！」と声を掛ける。あふれ出て来る血に耐え切れずしゃがみ込んでいたリッチーだが立ち上がりカーテンを開けて外を見る。そこにはオーロラが広がっていた。リッチーは「お前はとんでもない神だ。ショウ。太陽を忘れるなんて」と言ってその世界に太陽を作り出す。ショウは「まさか…やめろ！」と言って怯えだす。リッチーはやめないさと太陽を照らし続け「ここなら何度でも自分の世界を築けたのに…命の創造主になれたのに…自分の弱さに負けて平凡な男に成り下がった」と言う。「ここは俺の世界だ！」とショウは言うがリッチーは「もう違う」と言った。ショウは太陽のまぶしい光を浴びて次第に姿が薄くなり消えてしまった。その後リリーを救い出したコンスタンティンだが、リリーは友人たちと悲しいお別れをしなければならなかった。

古い友人の一人リッチーと共に気味の悪い異世界へ旅立つのはなかなか怖かったですね。相手の世界だけに無双されたら困るなと思ったけど、そこは専門家wリッチーが上書きしたり足したりして見事に悪者を撃退してくれました！
頼もしい友人です。あの異世界にいたもう一人の男は誰なんでしょう？ショウに殺された弟子ってことなんでしょうか？
2人が異世界へ旅立つ時に白目剥き始めるのが笑えましたね～。呪文を唱える時コンスタンティンはよく白目になってますけど、今回は2人だからよりおもしろかったです！
とは言え残り2話なんですけど、ラスボスとかゼッドの父ちゃんのとかまとめきれるんでしょうかね？その辺りが気になってしまい何となく話に集中できなかったです(´･ω･｀)

今日の一枚

constantine season1 ep11