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ブラックリスト シーズン3　第15話『ドレクセル』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

鋭意制作中

レッドはリズにネットにアップされ”ランディ・ブレナー新居で殺害”と書かかれた殺人現場の写真を見せる。そして「これには警察も困っていてね。この犯人は殺人を芸術と考える歪んだ性格の人物だ。みんなは”ドレクセル”と呼ぶ。自称パフォーマンス・アーティストで作品は社会への批判だと言ってる」と話した。”ドレクセル”は他にも数件同じような殺人を犯しておりそれを支持する者たちも少数ながらいると言うことだった。リズが「ドレクセルがやった証拠は？」と聞くとレッドは「自分で宣伝してる」と言ってランディ・ブレナーの遺体写真に”次作は鋭意制作中”と書かれた写真を渡す。それが出始めたのが遺体発見の2時間前だと言うことだった。レッドはこれをリグビーというアンダーグラウンド専門のサイトで発見。リモーナという記者がドレクセルの記事を書いたと分かっている。リズはこのことを仲間たちに報告。すぐに捜査に取り掛かる。レスラーはランディ・ブレナーの家へ行き遺体を確認。写真が撮られたと思われる方向へ行くとそこにはWEBカメラがあった。カメラをのぞき込むレスラーを見て「上出来だ。捜査官さん」と言う男の姿が…

遠隔操作

ランディのPCのWEBカメラを調べていたアラムはレスラーに「ネットにアップされた写真はランディのPCのカメラが撮ってた。ハードドライブにラットを発見。ウィルスのこと。遠隔操作で乗っ取る。すごいラットだ。人工知能を使って転送データを作成してる。非常に珍しいよ。僕もこういうのを見たのは一度だけ。国家安全保障局でね。」と電話した。レスラーは国家安全保障局の担当者に会いにいくことにした。国家安全保障局のマルグルーという男から話を聞こうとするが、マルグルーはレスラーたちを見るとすぐに逃げ出した。追いかけるレスラーはまかれそうになるが先回りしたナヴァービが捕まえた。
マルグルーを連れ帰り取り調べを始めるレスラーたち。マルグルーはプログラムを漏えいさせたが殺人のことは何も知らないと言う。だがこういう時の為にプログラムが使われたら使用者をたどれるようにしているらしい。早速使用者を調べることにした。

シェフ・ハンゾウ

レッドは怪しげな日本料理店に向かい「フグキモが欲しい」と言った。日本人ならお馴染みの食べてはいけないやつだが、それに挑戦するものがいてハンゾウというシェフが提供してくれるとアングラサイトリグビーに載っていた。レッドはハンゾウに会いデンベと二人で圧力をかけつつ「落ち着いてください。ハンゾウさん。情報が欲しいだけです。取材記者に連絡したい。彼女の電話番号を。」と言った。その後レッドはリモーナに会いに行くが彼女は「ドレクセルの情報は絶対に渡さない」と言う。だがレッドはリモーナの本名や父親の仕事のことを話し「選んでくれ。彼の匿名性を守るのか、君のか」と聞いた。

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監視されていた者たち

”ドレクセル”を特定したレスラーたちは自宅に乗り込む。だがそこには誰もいなかった。部屋にあったパソコンから間違いなくドレクセルであるとわかったがその時ナヴァービがレスラーを呼んだ。置かれたキャンバスには”レディントン”と描かれていた。
アラムの調べでこの部屋の借主はレジナルド・ターナー44歳で地元で個展も開いたことがある男だった。クーパーは「彼がドレクセルだ」と言った。そしてレジナルドの部屋にあった写真にランディ・ブレナーとビジネスパートナーのアデルソンの写真があったことから何等かのかかわりがあると考え再びアデルソンを訪ねる。だが彼は何も話さず次回来たときは弁護士を呼ぶと言い出した。その時ナヴァービの携帯にアラムから電話が入る。今はちょっとというナヴァービにアラムは分かってると言った。アデルソンのオフィスにあるWEBカメラから全てを見ていたといい犯人は全部別のサーバーに録画してるとわかった。

ラット牧場

カメラの録画先を調べているとランディの家やアデルソンのオフィス以外にも録画している場所があるとわかる。大金や銃を持った男がいるその場所を調べ乗り込むとそこは沢山の家や人の監視映像が並んでいた。「これは何なの…」とナヴァービは驚いた。その場にいたアデルソンを捕まえると「ラット牧場だ。遠隔操作の…ラットを増やして育て最終的に売る。表向きの事業に苦労してた頃あのプログラムを見つけた。女子寮をのぞき政治家の私生活を監視し商売の秘訣を知る。映像をテレビのように放送する。1チャンネル、5チャンネル、何件でも見放題。色々ある。ここを守るために嘘をついたがランディは殺してないし犯人も知らない」とアデルソンは言った。

レッドの敵

レッドとデンベは”ドレクセル”に質問があると言って接触することになったリモーナを尾行する。だが途中でリモーナを見失ってしまう。その頃リモーナは地下でドレクセルに会っていた。落ち着かない様子のリモーナに「何か隠し事があるのか？レディントン。彼を見た。連れて来たね。僕が何をしたか彼は知ってるのか？」と言ってドレクセルは詰め寄った。リモーナが首を絞められ苦しそうな声を上げている時レッドたちが駆けつける。レッドは銃を向けてドレクセルを座らせると自分も前にイスを持ってきて座る。芸術が何かとかうんちくを聞かせた後「私の敵が君に連絡した。作品を発注されただろ？パトロンが誰か教えろ」と聞く。ドレクセルは「知らない。寄付はすべて匿名だ。何をどう描くかは細かく指定された。送り先もだ」と答える。レッドは「では送り先を教えろ」と言った。
その後縛り付けられたドレクセルは逮捕され、レッドは送り先であるポール・アロンドを訪ねた。だがポール・アロンドは怯えた様子で送り先が自分なのはアート・ブローカーだからだと言い依頼主がレディントンが現れたらこれを見せるようにと一枚の大きな絵を見せた。それはレッドの墓の横で寂しそうな表情を浮かべるリズの絵だった。

トムとリズ

リズに友達のニックから電話がかかって来る。医者のニックは運び込まれたトムを見て驚きリズに電話をかけてきたのだが初めてトムがそんな状態になっていると知ったリズはもっと驚いた。更に強盗の容疑者で警察も来てると聞きすぐに病院に駆けつける。何とか手術は耐えたトムの姿を見たリズはレッドに会いに行き彼を責めた。トムがこうなったのも、強盗に関わったのも全てレッドのせいだと言った。レッドは「それは彼が悪い時、悪い場所に身を置いたせいだ。私のせいではない。」と言う。そして強盗の件には元カノのザネタコスがいたことも話した。レッドは再度リズにトムは夫にも父親にもふさわしくないと言った。
その後病院に戻ったリズは意識を戻したトムと少し話をするがそこに警察がやって来て部屋から出るように言われてしまった。その後警察は宝石店の警備責任者クラーケンを連れて来て面通しさせる。だがクラーケンはトムのことを犯人だと言わず自分が訓練した部下だと話した。トムとリズはレッドがクラーケンを脅したか買収したかに違いないと話していた。そこにニックがやって来て「僕がレディントンに話した。彼が撃たれた日から彼の下で働いている。緊急医療チームの一員だ」と言った。

自分の知らないうちに監視されてたらおちおち鼻くそもほじれませんね(笑)
でも現実的にもこういうのってあるんだろうなぁと思っちゃいます。
そしてずっとレッドに反発してたリズですが、トムの一件で2人のわだかまりは消えたように思います。でもその矢先にあのお墓の絵ですもんね。しかもロストヴァは？と聞いていたと言うことはロストヴァがリズママだとすると実はレッドとリズママは敵対関係だったり…？なんて考えてしまいました！もしそうだとしたらちょっとやだな～。こわいな～。

今日の一枚

BLACKLIST season3 ep15