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12モンキーズ シーズン3　第5話『因果関係』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

”目撃者の言葉”を求めて

キャシーはさらわれていた間に起こったことなどをジョーンズに話すが、コールとの相談の結果目撃者が自分たちの息子であることは内緒にしておくことにしていた。
オリビアと話したコールとキャシーは目撃者を捜すために”目撃者の言葉”と言う目撃者の日記のようなものを見つけることになった。ジェニファーが主導し計画が練られる。
歴史と予言の盛り合わせである”目撃者の言葉”。以前コールたちは幼少期のオリビアが小部屋に閉じ込められていた時にその端キレを破って来ていた。目撃者を捜し出すにはその全部が必要となる。
軍団はドイツを去る時”要綱”を持ち出した。でも公式ルートは回避し、絵画”コンスタンス”の額縁に忍ばせてドイツから密輸出したとのこと。しかし絵は盗まれ30年近く行方が謎だった。その後1989年、競売会社の手に渡りそれをオリビアが購入して持ち帰ったということだった。
因果関係を混乱させないために、ジェニファーたちは1989年に行きコンスタンスから何とか目撃者の言葉を入手するという作戦を考えた。
お金持ちばかりが集まる競売場。ジェニファーは自分の母親キャロライン・マークリッジに成り済ますことにした。コール、キャシー、そしてディーコンもそれぞれの役割を与えられ4人で1989年へと向かう。

トロイの木馬作戦

計画としてはこうだ。保管所に入り込みコンスタンスを見つけたらそれを”拝借”。コールとキャシーが注射で帰還して目撃者の言葉のコピーをとる。そしてジェニファーとディーコンはその間絵の紛失がバレないように何とかする。その後コールたちが再び1989年に。絵は戻されてオリビアに買われる。そうすれば因果関係に支障が出ない。
4人は準備をして1989年へと向かうことになるがコールはキャシーに「杉と松の家と1957年の俺たちが地図に記されてる。見られたら…」と言う。キャシーは「大丈夫。その部分は破棄すればいい。私たちが絵を見つける。」と言った。
1989年に到着し、競売場の保管所をキャロライン・マークリッジとその助手に成り済まして視察するジェニファーとキャシー。だがそこで問題発生。”コンスタンス”は空輸中でまた会場に届いていないとのこと。オークション前に到着するらしいのでそのタイミングに合わせなくてはならなくなってしまった。
何とか良い方法を考えようとしているとジェニファーが「トロイの木馬よ！」と言う。あらかじめ保管所に忍び込んでおけば朝絵が着いた時に居合わせることができる。
ジェニファーの父親のコレクションであるクラシックカーを盗み出し、それを出品予定だったものだと偽って保管所に置かせる。その中にはコールとジェニファーが身を潜めていた。

2人のジェニファー

ジェニファーは母親に成り済ましてオークション会場へ。ディーコンはそれに付き添った。だが会場には現れないはずのオリビアが来てしまい焦るが、向こうがジェニファーのことを知らないため素知らぬフリでやり過ごすことに。
オークションが始まり買占めの勢いで次々に落札していくジェニファー。限度額を超えたため競売会社が確認のためジェニファーの父親に連絡してしまう。
一方保管所にコンスタンスが到着。コールたちは警備員の気を逸らし絵を”拝借”。キャシーが絵の裏から”目撃者の言葉”を取り出そうとしていたがその時絵を奪いに来たオリビアの手下にコールが襲われてしまい、キャシーはコールを助けに向かう。2人で敵を倒すことはできたのだが戻ると絵が消えていた。
その頃ディーコンは強盗のフリをして会場にいる人々の気を逸らしていた。ジェニファーはその辺をフラフラしているとコンスタンスを持った競売場の女性と鉢合わせする。「会場に野蛮人が！」と言って助けを求めるフリをして女性を殴って気絶させると意図せず手に入った”目撃者の言葉”を事務所のコピー機でコピーし始めた。だがジェニファーは”1957年～1959年　時を逸脱　ジェームズ・コール　カサンドラ・ライリー”と言う記述を見つけてしまった。自分のヴィジョンにも出て来た杉と松の家が2人に関係していることを知ったのだがとにかくコピーをとって”目撃者の言葉”を元に戻した。
そこへ都合悪く”妻”を捜しに来たジェニファーの父親と幼いジェニファーが来てしまう。”妻”にそっくりなジェニファーを見て怪しみ近づく。だが父親がジェニファーの腕を掴むとパラドックスのような状態が起きてしまった。ミニジェニファーが父親の手を噛んだためジェニファーと手が離れそれはおさまった。そして駆けつけたディーコンがジェニファーの父親に銃を向け部屋に押し込めてくれる。ジェニファーはミニジェニファーに「卵さん、聞いて。妙なものを見ても怖がっちゃダメよ。」と言う。するとミニジェニファーは「うん。ニワトリさん。」と答えた。ディーコンとジェニファーは注射を使って未来へ帰還。コールとキャシーも時の鎖を操作され強制的に帰還となった。

ジェニファーの計らい

研究所に戻ると”目撃者の言葉(以下地図)”のコピーをジェニファーが取って来たと知り焦るコールとキャシー。
ジョーンズは興味深く一枚一枚を調べている。コールとキャシーはもうバレてしまうから話そうと決めたその時ジョーンズが「これは何？」と言って地図の一部を取り上げた。それはジェニファーの手が一緒コピーされた物だった。手が邪魔して肝心な部分が読めないようになっているのだが、それはコールとキャシーについて記述されている箇所だったのだ。ジェニファーはわざと手を入れて読めないようにしてくれていたのだが「ごめんなさい。ヘマしたわ。」と言う。ジョーンズは「期待した以上の情報が得られた。よくやったわ。」とジェニファーを褒めた。事なきを得たコールとキャシーだがジェニファーが自分たちをかばってくれたことには気づいていた。3人は目を合わせ頷き合っていた。
1989年のオリビアは予定通りに地図を手に入れ、因果関係の危機は回避。周期は維持された。
一先ずの大仕事をこなしたコールたち。だが1953年ではかなり成長した目撃者が信者たちにお披露目されていたのだった…。

今回は珍しくコミカル路線でしたね。たまにはこういうの良いな。
オリビアがジェニファー化したところが特に面白かったです。そしてミニジェニファーがめちゃめちゃ可愛かったですね♡
ジェニファーとミニジェニファーの掛け合いはずっと見ていられそうなぐらいかわいい！
そしてコールの服装…。もうバック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティみたいだったというかマーティだったw
すったもんだありつつも目撃者の言葉が記された地図を入手。ジェニファーの粋な計らいもあったりで事なきを得た訳ですが…。コールたち目撃者は自分たちの息子であるといつ言うのでしょうかね。後々わかったらややこしいことになりそうだけど…。杉と松の家の時に戻って子供出来ないように対策すればいいんじゃ？と思っちゃうけどそれじゃ話にならないですもんねw
目撃者も成長し、軍団の動きはジワリジワリと進行中。コールたちはこの先どのように追いかけて行くのでしょうか。全然先が読めないので楽しみです。

今日の一枚

12monkeys season3 ep5