12モンキーズ シーズン3 第6話『資質』
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目撃者を捜そうとするが12モンキーズの信者たちは彼は安全だとだけ言い他は何も話さない。
そんな矢先不穏な音が当たりに響き渡った。
ジョーンズ博士はタイタン自体がマシーンであると気づき、みんなは急いで脱出を図ろうとするが目撃者を殺そうと躍起になるラムゼ、敵に捕まったキャシーなど、仲間たちは別々になってしまう。
12モンキーズを脱し、サミュエルを保護しているというオリビアの元についたラムゼ。
1917年のフランスに飛ばされてしまったジェニファー。
そして12モンキーズに捕まり、お腹の子が”目撃者”だと告げられたキャシー。
コールは痕跡を辿りキャシーを助けるため2163年へと向かうのだが…
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
1953年:再会
FBI捜査官のゲイルは通報を受けエマーソン・ホテルの608号室へとやって来るが、そこにいたのはSMに興じる男女だった。コールたちと会って以来12モンキーズを追い続けているゲイルはガッカリし同僚にもバカにされるがチカチカする電気と共に目の前に再び現れたコールとキャシーに驚いた。「驚いたな。サンタの贈り物だ。」と言うゲイルにコールは「手伝ってくれ。」と言った。
自分たちを助けるために命を落としたゲイル。だが今はその”未来”の話ができる訳もない。そして目撃者と呼ばれる人物が自分たちの子供であることも話せない。ゲイルは「ずっと12モンキーズを追っている。だが見つからない。」と言う。コールは例の”地図”をゲイルに見せた。地図には”信奉者たちの初会合 1953年ホープバレー 灰と血の冬”と記されている。彼らの起源がこれではないかと考えたコールたち。始動するのを防ぐためゲイルに協力してもらい探ることとなった。「何を捜せば?」と聞くキャシーにゲイルは「いや、人を捜すんだ。思想を刷り込んだ人物がいるはず。ホープバレーでそいつを捜そう。」と言った。
1953年:灰の降る街
雪のちらつくホープバレーへとやって来た3人。コールとキャシーは1961年にゲイルに起こることについて話していたがその時地鳴りのような音が聞こえ遠くの方で爆発が起こった。大きな灰色の煙がもくもくと上がり人々は驚いていた。辺りにはサイレンが響き渡りコールたちの顔にも灰が降って来る。辺り一面が白くなり視界が悪くなった頃一人の男がフラフラと歩いている。コールとキャシーはその男に駆け寄るが男は大やけどしている。キャシーは「灰と血の冬だわ。」と言った。灰が降る中、じっとたたずむ帽子を被った老人。コールはその老人が気になった。
ホテルで合流したコールたち。ゲイルは爆発はガス漏れが原因らしく12モンキーズは無関係だろうがこれを知っていたはずだと話した。そして何枚かの新聞記事を持ってきて「もっと大きな災害もある。セントルイスの洪水、死者20人。アビリーンの竜巻、死者50人。サクラメントの地震、死者76人。そしてホープバレーの事故。12モンキーズはどの災害も発生前に知り得たんだろ。現地からの情報によるとどの被災地も失踪者が急増した。」と話す。キャシーは「遺族ね。連中は災害を利用したんだわ。残された人を信仰に引き込んだ。」と言った。新聞記事を見たコールはアビリーンの記事に先ほど見た帽子の老人を見つける。「爆発の際通りにいた。間違いない。街にいたのは偶然じゃない。」と言う。キャシーは「彼が信仰の勧誘者かも。」と言った。ゲイルは「この死神を待ち伏せして拠点まで尾行しよう」と言うがキャシーは「それじゃ不十分だわ。内側から倒すには潜入すべきよ。初会合に忍び込むなら他の人と同様勧誘されなきゃ。」と言った。
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1953年:初会合への潜入
墓地でキャシーは夫を亡くし悲しむ女性を演じていた。するとそこへ例の帽子の老人が近づいてくる。老人は少年を連れていた。「時が全てを癒すそうだ。話してくれ。誰を悼んでいるんだ?」とキャシーに聞く老人。キャシーは鉱山で死んだ夫だと答える。老人と一緒にいた少年は手に持っていた小さな花束をキャシーの”夫”の墓前に置いた。キャシーはその少年が”幼い日の花びらおじさん”であると気づくがそれには触れず涙の未亡人を演じる。だが老人のお眼鏡にはかなわない。近くの車から会話を盗聴していたコールが「逃げられる」と言って銃を持って向かおうとするがそれをゲイルが止めた。キャシーは老人に夫について新たな話を始めるがそれはコールと二人で過ごした日々のことであった。しかしそれには心がこもり現実味がある。涙ぐみ語るキャシーに老人は「弔いの会に参加を。チャンスをあげよう。」と言って赤い封蝋が付けられた黒い封筒を渡した。
”招待状”を手にしたキャシーはそこに書かれていた場所へと向かう。大きなテントが張られ中には沢山の鉱山の爆発事故の遺族たちがいた。ゲイルの助けで無理やり招待状を手に入れたコールもテントへ向かいキャシーの隣へ行く。
舞台には老人そして少年(花びらおじさん)、それから花びらおじさんの母親である使者の女がいた。
1953年:選ばれた12番目
”時”について遺族に語り始める使者の女と老人。「無限の永遠!」「生も死もない。”永遠の今”だけになるのよ!」と言われ遺族たちは引き込まれて行っている。コールは「ここであの2人を殺せば軍団は存在しない。」とキャシーに言い銃の準備を始めた。老人は「今夜一人だけが選ばれる。」と言い、続けて使者の女も「一人だけが愛する者と再会できる。」と言った。するとテントの中の電灯がチカチカし始めた。入り口の扉が開き少年を連れたマグダレーナが現れる。2人は舞台に上がった。老人は「諸君に紹介しよう。目撃者だ。」と言った。
そして目撃者の守護者たちも舞台に現れる。突然現れる人々に驚く遺族たち。目撃者は”一人を選ぶ”ために机に用意された紙とペンで何かを描き始めた。ブツブツと言いながら描く様はジェニファーと全く一緒であった。それを見たコールたちは目撃者は主要人物であることを知った。女性の顔を描いた目撃者。そして会場にいた一人の女性を指さし「彼女が12番目だ。」と言った。その女性はベストマシンを着けた守護者の男と共にその場から瞬間移動をして消えて行った。「信奉者は選ばれた。」と目撃者が言うと渡されたガスマスクを着ける。そしてマグダレーナが「犠牲に感謝する。」と言うと目撃者はスモーク弾のピンを抜いて下に落とした。マグダレーナと守護者の男、そして目撃者はベストマシンによりその場から姿を消す。スモークが広がり始めパニックとなる会場。守護者の女は会場にコールを見つけ近づいてきていた。毒ガスが広がるが扉には外から鍵がかけられ出られない。ゲイルも外から何とかしようとするが上手くいかない。
キャシーとコールも逃げ場を捜していたが守護者が近づきそれに気づいたキャシーが撃ち殺した。次々に人が倒れて行く中コールはキャシーに掴まれ!と言って守護者の死体にしがみつきベストマシンによって外に瞬間移動をした。逃げていく目撃者たちを見つけるがコールは守護者のベストマシンを奪って「戦う態勢を整えてこの瞬間に戻ってこよう。」と言い2人は一旦2046年に戻ることにした。
久々登場のゲイルさん。自身がいつどのように死ぬかを知った上でもコールたちに協力してくれるとは…。いい人ですね。
死体の絵はゲイルさんぽいかなと思ったのですがどうもその様ですね。ジェニファーが彼を救うべきだみたいなこと言ってましたがゲイルさんを死なないようにすることで何かが大きく変わったりするということでしょうかね。
そしてあのジェニファーの前に現れたのは誰ですの?最初目撃者?って思ったけど違うみたいですね。ジェニファーは”死婦人さん”って呼んでたから女性であり入れ物に入った死体とか大きなヘビとか一体どんなことにつながるのでしょうか。
この辺り展開が読めな過ぎて面白いですよね。コールたちはとりあえず目の前の事を片付けて行ってるけどジェニファーはもっと大局を見てるって感じかな。
息子である目撃者が主要人物であったと言う事実も判明し、目撃者らしく振舞っている姿を見てキャシーはだいぶ落ちてましたよね。やはり女性は自分のお腹に入れてたわけだし思い入れは違いますよね。
そして地図に載っていないディーコン。彼はただの駒にすぎないのかそれともキーマンとなり得るのか…彼の存在価値もいかほどなのか気になります。
12monkeys season3 ep6
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