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スーパーナチュラル シーズン9　第8話『純潔の誓い』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

青い光に包まれ連れ去られた女性

サムたちにミルズ保安官から連絡が入る。どうやら狩りっぽい事件が起きているという事なので二人は早速向かうことに。女性が行方不明になったのだが目撃者によると犯人は車を持ち上げて女性を拉致したとのこと。他にも数人の行方不明者がいるということだった。ミルズ保安官の調べによると行方不明になっている4人は同じ教会に通っていた。ディーンたちも目撃者のスリムという呼び名のホームレスから話を聞くが彼は青い光を見たと言った。天使の仕業ではないかと思っていたディーンたちはそれを聞いて犯人は天使じゃないと確信した。謎が多いこの事件。ディーンたちは調べ始めることにした。

純潔の会への参加

行方不明者たちが通っていた教会へ話を聞きに行ったディーンたちはそこでボニーと言う女性に案内してもらい話を聞いた。入会希望者のふりをして「行方不明者がいるんですよね…？」と聞くとボニーは「心配ありません。セキュリティを強化してます」と答えた。「いなくなった人たちとは親しかったんですか？」と質問をすると「ええ。私たちはAPUの絆で結ばれていたわ。禁欲をして純潔を守る会のことよ。」とボニーが言うのでサムは「その会を見てみたい」と言うと会員しか参加できないと言う。話の流れでサムたちは純潔の会の会員になってしまう。終始顔が引きつるディーンにサムは「被害者はAPUの会員だ。犯人は純潔を求めて彼らをさらったのかも」と話した。「じゃあスリムが見た青い炎はドラゴンってことか」とディーンも言った。
純潔に生まれ変わったサムとディーンは会に参加する。色々話を聞いていると会のカウンセラーのスージーをどこかで見たことがあるとディーンは言った。「それ口説き文句じゃない？」とサムに言われるが「いや、絶対見たことがある」と言う。ディーンはスージーと話をすると「禁欲にいい本を数冊持ってるから取って来るわ」と言われたので誘拐犯がいて危ないから俺がついていくと言ってまんまとスージーの自宅へ入りこんだ。

憧れだった女性

サムは会の女性からさらわれたオナーは純潔の誓いを牧師と破っていたと聞く。モーテルに帰りそのことをミルズ保安官に話すと他の失踪者も誓いを破っていたことが判明したと言う。犯人は純潔の者を狙っているわけではなく、純潔の誓いを破った者を狙っているのでは考えられた。となるとドラゴンが犯人ではない。ミルズ保安官はドラゴンが実際にいることを聞いてびっくりしていた。
一方スージーの家に入り込んだディーンはスージーが席を外してる時に偶然一本のDVDを見つける。それはディーンの大好きな有料アダルトチャンネル”エロスの館”のDVDだがパッケージにはセクシーなポーズを決めたスージーの姿が…ディーンは”どこ”でスージーを見たことがあったのか思い出した。スージーが戻るとディーンは緊張気味に「やあ。いやスペイン語の方がいいかな？オラ。カルメリータ」と言ってみた。エロスの館での自分の役名を言われた驚いたスージーだが「見たのね…私の”作品を”。でも私は変わったのよ。ここに来て名前も変えて…あんなヘボ女優…」と自分を卑下した。ディーンは「違う。君は伝説だ。スージー、俺は悪夢ばかり見て来た。だが君の夢が俺を癒してくれたんだ」と言った。二人は見つめ合いカルメリータお得意のスペイン語を交えながら二人して純潔の誓いを破ってしまった。

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古代の女神

失踪者たちが閉じ込められている地下に誓いを破り何者かに連れ去られたディーンとスージーも連れてこられてしまった。
その頃スージーの家から戻らないディーンを心配したサムとミルズ保安官はスージーの家へと向かう。家は荒らされて2人の姿はなかった。隣人が青い光を見たと言っていたので連れ去られたことが分かる。サムはスージーのDVDを見つけ「ディーンはヤリたい子リストの一人とやっちゃったみたいだ」と言った。二人は犯人の正体を突き止める為モーテルに帰り調べ始める。するとミルズ保安官がそれらしいものを見つける。そこには”ローマの炉の女神ウェスタ。古代ローマでは毎年6人の処女が捧げられ炉の火を見守った。ウェスタの炎がローマの繁栄を表す。巫女たちは30年の禁欲を誓う。誓いを破った者は生き埋めに。”という事だった。
一方ディーンは閉じ込められた場所から何とか出られないかと画策していた。予備の携帯を取りだし何とか電波のある所でサムに電話を掛ける。一応繋がったが「俺は今…地下に…」と言ったところで切れてしまった。サムは電話から汽笛の音が聞こえたので駅は無いかと調べる。その周辺に放置された古い農場を見つけそこへ向かうことにする。退治できる武器は”処女の血をつけたオークの木”だった。サムたちは純潔の会の女性から無理やり血をもらってディーンの救出へ向かう。

古代の女神も驚く体

古い農場へとやって来たサムたちは地下に閉じ込められたディーンたちを見つける。だが入り口になっているマンホールのようなものは固く閉ざされていて時間がかかりそうだった。必死で開けようとするサムの背後から女神ウェスタがやって来る。サムは投げ飛ばされ壁に当たると気絶してしまった。ミルズ保安官も戦おうとするが捕まってしまいウェスタは指先から青い炎を出した。ウェスタは純潔の会のボニーだった。ミルズ保安官は「へぇ、これが女神のやりかた？納屋に人を生き埋めにして～？何だかみじめよ」と悪態をつく。ウェスタは怒ってミルズ保安官を殴り「惨めなのは自分で生贄をとることよ！ベツレヘムで生まれたヒッピー(キリストのことですね)のせいよ。奴が来るまでは皆貢物をくれてたの」と言った。そしてミルズ保安官を台に乗せると頭や両手足を縛り付けた。ミルズ保安官も抵抗しようと持ってきたオークの杭を出すが取られてしまい逆に刺されそうになる。その時サムが目を覚まし止めようとするが杭は保安官の胸に刺さってしまった。サムはウェスタに襲われるが「おかしい…お前の肝臓はおかしい！壊れてる！体中をピンで留めてテープでぐるぐる巻きにしているようなもの。なぜ生きていられる！」と言われる。サム自身も意味が分からず困っていると拘束をほどいたミルズ保安官が背後からウェスタに処女の血の付いたオークの杭を刺してやっつけることができた。

ミルズ保安官大活躍でディーンを助けることができましたね～。だけどウェスタにおかしいと言われたことを気にしているサム。ディーンはサムが本当のことを知るべきだと思いエゼキエルを呼んだけどエゼキエルは「まだ早い。治ってない」的な感じでサムに伝えることを拒否しました。でもウェスタの言い方だとまだサムの体がボロボロなのでもうちょっと辛抱なのかな～。でもサムがこのことを知ったらどうなるんだろう…。

今日の一枚

supernatural season9 ep8