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スーパーナチュラル シーズン9　第17話『ジョシーの過去』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

様子がおかしいディーン

教師をしている女性が突然キレて夫を撲殺すると言う事件が起こる。”狩り”ではないかと考えたサムは現場に向かおうとしディーンを誘う。だが元始の剣を手にして以来その力を目の当たりにしてしまったディーンは「アバドンを捜すから行かない」と言って隠れ家に残ると言う。サムは「大丈夫か？マグナスを殺してから憑りつかれたようにアバドンを捜してるけど」と心配する。ディーンは「さっさと終わらせたいだけだ」と言うがサムが出て行った後酒を飲み、普通の状態ではないようだった。

突如変貌する住民たち

1人で現地入りしたサムはFBI捜査官になりすまし警察で話を聞いていた。温厚な教師カレンが突然キレたが特に変わったことはなかったと言われる。そのカレンに話を聞こうと留置場に行くと彼女は首を吊り自殺を図っていた。そして壁には血文字で”地獄！死！”などと書かれていた。保安官はどうして…と首をかしげるが、サムは悪魔の仕業ではないと考えそのことをディーンに報告した。単なる衝動殺人の可能性もある為一日様子を見てみようと考えたサムは地元のダイナーで食事を摂っていた。だがそこへ入って来た青年ビリーがウェイトレスの中年女性に悪態をついた。ビリーの母親の知り合いらしく「ママに連絡するわ」と言われるとナイフをウェイトレスの手に突き刺した。サムは慌ててビリーに殴り掛かり彼を止めた。そして彼は留置場へ入れられるがそこで保安官に「どうなってるんだ…」と言われる。留置場にはビリーの他に突然暴力的になった人たちが3人入れられていたのだ。保安官が席を外した時にサムはビリーに聖水を掛けてみるが反応は得られず。悪魔憑きではないと考えられた。

過去を知る女性

保安官事務所で調べ物をさせてもらっていたサムはディーンに電話して相談する。「今仕事してる」と言うディーンだが、バーで酒を飲んでいた。しかもクラウリーと一緒だった。
そんなことは知らないサムはその後も調査を続けていると一人の老齢の女性がやって来た。その女性は若い保安官に「悪魔が戻って来たのよ！」と言っている。サムは驚いてその女性を見るが彼女は真面目に話している。若い保安官は相手にもせず適当にあしらうが、サムがきちんと話を聞くことにした。すると「こんな話をしてもあなた驚かないのね？もしかして彼らの仲間？賢人よ。」と驚きの発言が飛び出した。女性はジュリアと言う名前で若い時に修道女をやっていてその時賢人たちがこの町へ来たと言う。
1958年―ジュリアがピチピチだった頃。1人のシスターが2人も殺害し投身自殺を図ると言う事件が起こった。その件で異端審問所からやって来たと言う若い神父とシスターがいた。それはサムの祖父ヘンリーとアバドンの器になる前のジョシーだった。その名前を聞いてサムは驚いてしまった。

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ジョシーがアバドンになった理由

ヘンリーとジョシーは調べる許可をもらいジュリアの案内の元事件を起こしたシスターの部屋へと向かっていた。その時ジョシーはヘンリーに「正式なメンバーになる為の最後の試練よ。」と話していた。そして部屋に入ると掃除しきれなかったと言う言葉通り壁には血文字の後が残されていた。そして彫られた謎のシンボルが…ジョシーは「エノク語の原型かしら…目、騎士…地獄の騎士？」と言いそれを聞いたヘンリーは「まずいな…」と言った。そしてその晩ジュリアは部屋の外で物音が聞こえ覗いてみた。するとシスターが縄で縛った女性を引き摺っていた。驚き振り返るとそこには別のシスターがいてジュリアは殴られ気絶してしまった。
目を覚ますと椅子に縛られていて、周りを見ると他にも拉致された人々がいた。真っ黒の目をしたシスターが一人、また一人と奥の部屋に連れて行っては何やら叫び声と共に青い光が光っていた。ジュリアは怯え何とか拘束を解こうとするがその時ヘンリーたちが助けに入って来る。2人は悪魔払いをしながら聖水を振りかけたりして悪魔たちを追い払ってくれたが奥から出て来たボスシスターに吹っ飛ばされてヘンリーは気を失ってしまう。ボスシスターともう一人のシスターはジョシーが賢人であると聞き「女でも賢人になれるの。それはいいことを聞いた」とニヤリとした。そして「この男に乗り移ってお前たちを近くで観察するとしようか」と言ってボスシスターがヘンリーに憑依しようとした時ジョシーは「やめて！彼の代わりに私を使って。女は軽視されるから使いやすいわ！」と言う。ボスシスターは「ヘンリーを愛してるんだね…。でも許可なんていらないんだよ。アバドンは欲しい物を手に入れる」と言ってアバドンはジョシーに憑依した。
その後偽装工作をしてヘンリーに自分たちが悪魔を倒したと思わせたアバドンだった。

魂の光

ジュリアは「ボナベントゥラで始まったのよ」と話してくれた。サムは「聖ボナベントゥラ？」と聞き返しボナベントゥラと書かれたバンにビリーが乗ってからおかしくなったことを思い出した。サムはジュリアに今は閉鎖されているボナベントゥラの場所を聞き向かった。だがそこでシスターの格好をした悪魔に出くわしてしまう。悪魔たちはアバドンの軍団を作る為に人間から魂を抜いて一から汚れた者を作ろうとしていたのだ。瓶の中には青白く光る玉のようなものがふわふわと漂い、それがいくつか並べられていた。悪魔シスターに殺されそうになって危険な状態になったサムだが、ボイスメモに入れていおいた悪魔払いの呪文を流し形勢を逆転。悪魔を殺せるナイフで刺殺し悪魔シスターを仕留めた。
そして瓶のふたを開けると中に入っていた玉のようなもの(魂)はスウーツと外に出て行き、留置場の中にいる元の持ち主へと帰って行った。

アバドンがどのようにして今の”姿”になったのかわかりましたね～。しかもサムたちのお爺ちゃんを愛するがゆえにとは…因縁です。
そして魂を抜いて抜け殻を作りそれで軍隊を作ろうとしているアバドンに怒りを感じたサムは隠れ家に戻りディーンとアバドンを見つけようと机に向かいました。ですがすっかり元始の剣やカインの刻印の力に魅入られているディーンが心配です。でもやることはただ一つ。アバドンを始末すること！あれ、メタトロンてどうしてるんだっけ…w

今日の一枚

supernatural season9 ep17