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スーパーナチュラル シーズン9　第18話『メタフィクション』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

謎のシンボルに導かれる天使

キャスは導かれるように音のする所へ向かっていた。途中でコートの内ポケットを引っ掛けて破いてしまうが、そのまま前へ進んだ。血の手形がついた扉を開け奥へ進むと沢山の死体が転がっている。その死体の横には翼が焼き付いたような跡があり、死体が天使たちであることがわかった。そして謎の音と共に壁に奇妙なシンボルを見つける。キャスはそれに近づくと写メを撮った。一体このシンボルが何なのか手を触れていると後ろから女性天使が剣で襲い掛かって来る。だがキャスは上手くかわす。女性は「やめて！殺さないで！」と怯えている。キャスは優しく「何もしない。君の名前は？」と聞いた。女性の名はハンナといい、謎のシンボルから聞こえて来る何だか懐かしい音に引き寄せられてここにやって来た天使だった。だがそれは罠で、新しい神に仕えているという知らない天使が現れたと言う。その新しい神とはメタトロンで天使は彼につけばいつの日か天界に戻れると言ったらしい。従う者もいたが、抵抗した者は殺されたということだった。キャスはハンナのおでこに触れ、彼女の傷を治した。するとハンナは「あなたカスティエルね。バーソロミューを倒した。みんなを導いてくれるの？」と聞いた。キャスは「君たちのリーダーにはなれない。でも必ずメタトロンに償いをさせると約束する。」と答えた。ハンナは「協力させて」と申し出るがキャスは「私といると危険だ」と言って断った。

殺戮を繰り返すガドリエル

キャスはサムたちに電話を入れ、シンボルの話をした。そしてハンナから聞いた「ガドリエルがメタトロンに仕えている」と言う話もした。それを聞いてサムたちも驚き「じゃあ、メタトロンがガドリエルに命令してケビンを殺させたってわけか」とディーンも言った。キャスは慣れない手つきでスマホを操作し「写真を送る。この印が天使たちを引き寄せた。天使たちを集めるサイレンのような呪文だろう。」と言った。写真を確認したサムが調べてみると、この印がついた場所でいくつかの多重殺人が行われていることがわかった。場所を分析してみるとガドリエルは北に向かっているとわかる。ディーンは「次の大きな町はどこだ？」と聞いた。「オーバーンかオグデン」とキャスが答えると「お前はオーバーン、俺たちはオグデン。中間で落ち合おう」という事になった。

エロスの館へようこそ

モーテルで出発の準備をしていたキャスだが、突然部屋のあかりが点滅を始める。そしてテレビが勝手につき”エロスの館　第14話”が流れ始める。セクシーなお姉ちゃんが出て来たかと思うと「ハロー♪俺のこと覚えてる？」とチョビ髭をつけたガブリエルが現れた。「ガブリエル…」とキャスがつぶやくと「覚えてくれてたのね♪ありがとさん♪」と言いテレビは消えた。そしてキャスの背後にガブリエルが現れる。キャスは驚いて振り向き「君は死んだ…」と言った。ガブリエルは「俺はトリックスターだぞ」と言った。天界に隠れてたのにキャスのせいで地上に堕ちて来たと文句を言い、そしてメタトロンが追って来るので隠れていたがそれをいいことにメタトロンが”ガブリエルの角笛”を吹いて天使を集めていると言う。”天使サイレン”と呼んでいたものはどうやらガブリエルの持ち物だったらしい。だから隠れるのをやめたと言った。「力を貸してくれ。メタトロン抹殺ツアーをするんだ。俺がリーダーになる」とガブリエルは言った。

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幻のガブリエル

オグデンに着いたディーンとサムはハンターがやっている雑貨屋へと向かう。だがそこには目を焼かれて死んでいる店主の姿が…天使サイレンのまじないをするのに必要な材料を持ち出していることから、ガドリエルはまたやるつもりだと考え、ディーンたちは急いでガドリエルの居所を捜すことにした。そして見つけると罠にハメ聖なる炎で取り囲みガドリエルを捕らえることができた。
一方ガブリエルを連れてディーンたちの隠れ家に向かおうとしているキャス。途中でガソリンを入れようと言われスタンドに寄る。だが店内にいるとメタトロンの部下たちがやって来た。キャスは「2人で戦おう」と言うがガブリエルは「いや、俺一人で戦う。時間稼ぎは任せろ。お前がリーダーだ。天使には導く者が必要だ」と言う。キャスは「何を言ってるんだ」と断ろうとするが、ガブリエルに説得されてリーダーになる覚悟を決めた。ガブリエルとハグをかわし、この場を彼に任せようとコートの内ポケットに天使の剣をしまおうとした。が、その時今日破れたはずの内ポケットが破れていないことに気が付いた。「これは現実か？」と聞くキャスに「何言ってるんだ！？早く逃げろ！」と言うガブリエル。キャスは「いや、君は死んでいる」と言ってガブリエルの腹に天使の剣を刺した。剣はスーッと入って行きガブリエルは「バレたか…」と言った。そして指を鳴らすと襲ってくるはずの天使たちが消えた。「メタトロンの話を聞いてやれ。彼は君を助けようとしている」と言うガブリエルに「君は本当に死んだのか？」とキャスは聞いた。ガブリエルは意味深な笑みを浮かべると指を鳴らす。キャスが目を覚ますと天界のメタトロンの部屋だった。猿ぐつわをされ椅子に縛られていた。メタトロンは「物語をおもしろくする秘訣は？」と聞いた。

人質交換

メタトロンに捕まったキャスは彼から生き残りのハンナやガブリエルまでの一連の出来事は全て自分が仕組んだものだと教えられる。そして「君が天使を率いるんだよ」と言われたキャスは「断る。リーダーの資格はない」と言う。メタトロンは笑いながら「君は悪役になるんだ。英雄は私」と言った。
一方ガドリエルを捕まえ拷問にかけているディーンたちだがガドリエルは口を割らなかった。どうにもならずキャスに助けを求めようとするが電話がつながらないと言ってサムに探させる。ガドリエルと二人になったディーンは「オトシマエをつけてもらうか。弟とケビンの」と言い更なる拷問を加え始める。しかしガドリエルが捕まったことが天界に伝わりメタトロンがキャスとガドリエルを交換しようと持ち掛けて来た。翌日サムたちは指定された場所で待っていた。「遅いな…すっぽかされたんじゃねえの？」と言っているとそこにメタトロンが現れた。「すっぽかしたりしないさ。私にかける罠の準備をしてたから待ってたんだ」と言い、ディーンたちがまいた聖油の辺りに立つと「この辺でいいかな？」と聞いた。ディーンがライターを投げるとメタトロンを聖炎が囲った。メタトロンはわざとらしく苦しみ出しちらっちらっとディーンたちの方を見ると大きな声で笑い出した。そしてふうーっと息を吹きかけると聖炎は消えてしまった。ディーンたちが天使の剣を出すと「それは許さん！！！」と言って手をかざし剣を取り上げ、二人を後ろにやった。「約束は守ったぞ」と言ってメタトロンは人質を交換した。「君たちなんて怖くないから。賢人の英知をもっても止められない。だから君らの挑戦は楽しみだ。見ものだよ」というと去って行った。

尽きない心配

聖炎を吹き消し、天使避けさえも消してしまうメタトロンを「神のフリをしてるんじゃなくて、あれじゃまるで神だ」とディーンたちは話し合っていた。あれだけ強ければ倒す方法があるのかと心配していると、キャスも倒す為なら協力を惜しまないと言った。「お前大丈夫か？」とキャスを心配するディーンにだが逆に「君は前と何だか違う…」と言われてしまった。「同じだよ」と右手でキャスの肩を叩こうとするとキャスはその腕をつかみカインの刻印を見つけた。「なんてことを…正気か」と言った。ディーンは少し気まずそうにするが「また何か情報があったら教えろ」と言ってさっさと車に乗り込んでしまった。キャスはサムに「サム。兄さんから目を離すな」と言った。

メタトロンは自分が書いた筋書きに皆を従わせようと仕向けているわけなんですね～。ほんとにムカツクおっさんです。しかしパワーが天使の域を超えています。はたして奴を倒す方法は見つかるんでしょうか？
そしてキャスは地上にいる天使たちを率いる決心をしたようです。でもこれもメタトロンの筋書きなんですよね～。
て、そういえばキャスはまだディーンの刻印のこと知らなかったんですね…。大それたことを…みたいな顔してたから刻印の威力とか与える影響とかは想像以上っぽいですね。この辺りも気になります！
ガブリエル(トリックスター)が結構いいキャラなんで生きていたのかと喜んだけど、やっぱりお亡くなりになっていたっぽいですね…

今日の一枚

supernatural season9 ep18