SCORPIONスコーピオン シーズン3 第13話『札束に埋もれて』
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プロポーズしたけれど既婚者だからと断られてしまったトビーとハッピーの愛の行方は…?
あらゆる難事件を独自の発想とテクノロジー、そしてトータルIQ700を駆使して解決する天才集団だが私生活も見事解決に導けるのか?
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
充満する甘い匂い
厳選した収穫機と選別機でブドウ栽培を改良する仕事を請けたスコーピオン。だが消えていたヴェロニカがまた現れたことでペイジは頭を抱えている。
ワインを試飲しながらワイナリーに向かうということで、忘れた機械を取りに行ったトビーとハッピー以外(ヴェロニカも)はリムジンに乗せてもらい現場に向かっていた。だが徐々にみんなの様子がおかしくなる。「薬を盛られた。睡眠ガスの甘い匂いだ!ケヴロチューレンだよ。」とウォルターが言う。今にも眠りそうな状態になりつつも何とか策を練る。車の窓も扉も開かない。ケイブは窓ガラスを銃で撃とうとするが引火性のガスだと止められた。もう寝る寸前のシルヴェスターだがワインのコルクを窓に当ててはどうかと提案。みんなでボトルを振って一斉に窓の角へコルクを当てることに。だが1…2…とカウントダウンしている間に全員眠りに落ちてしまった。
次に目を覚ました時はみんな作業場のような場所で倒れていた。扉には鍵がかかり閉じ込められている。所々書かれた文字を見てペイジは「スペイン語?国外に拉致された?」と言った。携帯や財布も取られていて一体何が起こっているのか困惑する一行。ウォルターは作業場にある機械を見て「高性能印刷機と最近刷られた米ドル紙幣だ。」と言った。ハメられたと分かった一行。ペイジはヴェロニカに関係してるのかと詰め寄った。「そんなわけない。たぶん…」と答えるヴェロニカ。シルヴェスターはここが中米としたらどこかと考える。「グアテマラか…まさかノルテグアイ?」と言う。ケイブは「中米の問題国家か…。前回の制裁措置以来アメリカを威嚇してる。独裁者デュランテは驚くべき報復になると。民を飢えさせ犬に敵を食わせるような男だ。」と難しい顔をした。
そこへ依頼者のルシンダが傭兵のような男たちを連れてやって来る。どうなってる?と聞くウォルターにルシンダは「我々の指導者に代わりノルテグアイに歓迎する。」と言う。一行は嫌な予感が的中してしまい困った顔をしていた。
リップクリームの伝言
ルシンダは「米国の制裁で被った損害を補填してもらう。」と話す。ルシンダはデュランテの妹ということだった。
断たれたドルを偽造させることが目的で「偽造紙幣5億ドル分の仕上げを頼むわ。済んだら解放する。」と言う。ケイブは「ここまでは誰が作ったんだ?」と聞いた。するとシルヴェスターが「まさかアンダース・ディートリヒ?」と言う。アンダース・ディートリヒとは偽造犯罪が専門の教授だった。一ヶ月前に大学で姿を消したとのこと。だがその彼は今ここにいない。ルシンダは「彼は偽造防止技術を再現できなかった。ホログラムのテープと紋章をね。彼を追悼するつもりで仕上げることね。できないなら容赦なく撃ち殺す。」と言った。
ベテラン犯罪者であるヴェロニカはペイジと共に違うフロアへ連れていかれ塗料の調合を。そしてウォルターたちはホログラムテープの作成をしていた。ヴェロニカは隙をついて外の様子を窺い近くに森があることに気付く。傭兵のルイスにカバンにあるリップクリームを持ってきてもらえないかと頼むと塗料を入れるケースの裏側に何やら伝言を書き始める。そして塗料ができたと言ってルイスに渡しルイスはウォルターたちに「両面確認しろとのことだ。」と言ってケースを渡した。この言葉に引っかかったウォルターたち。ケースの裏に何かあると気づきすぐに確認する。”印刷機側に森アリ。5キロ先に車”という伝言を受け取ったが壁に阻まれ窓もない。シルヴェスターは「印刷機の巻取り棒に鋭い先端をつければいい。」と言った。印刷の音で掘る音はかき消される。ウォルターたちは印刷を開始し、傭兵に印刷を始めたと報告した。傭兵が部屋から出て行くとカードキーのリーダーに鉄板を挟んで取り外す。そして赤いコードをシルヴェスターのSFGウォッチにつなげ、2時間ごとにチェックが入ることを知った。今から1時間59分以内に外へ出て助けを呼び戻って来なければペイジたちは殺されてしまう。「成功させるぞ。」とケイブは言った。
USA!
印刷機の巻取り棒にとがった部品をつけ、壁を掘り始めた。すぐに外の光が見えウォルターたちはその穴を広げて脱出した。上からペイジたちもそれを確認し喜んでいた。森の中へと走り出すウォルター、シルヴェスター、ケイブ。だが犬の吠える声が聞こえ焦る。走っても逃げきれないと考え何か策を考える。するとケイブが持っていた唐辛子ジャーキーを使ってはどうかと言う。3人はジャーキーを”おとり”にして木の上に上り樹液とボールペンで作ったお手製の犬笛で何とか犬をやり過ごした。
一方印刷機が止まったと気づいたペイジたち。このままではウォルターたちが脱走したことがバレてしまう。天才のくせに何をやってるのと言い出すヴェロニカ。これを発端にペイジと親子げんかに発展してしまうが、ヴェロニカは突然苦しみだした。胸を押さえ苦しむ母親に焦ったペイジはすぐにルイスたちを呼ぶ。アスピリンが与えられるがそれ以上のことはせずルシンダはすぐに作業をすすめろと冷たく言って出て行った。だがヴェロニカの発作は芝居だった。薬を飲ませられるタイミングでルイスからカードキーを盗んでいた。閉じ込められた部屋から様子を窺いながら印刷機のある部屋へと向かうがルシンダたちが待ち伏せしていた。
その頃森を抜けたウォルターたち。目の前に出て来たのはアメリカ国旗が掲げられる”シミ・バレー酒場”だった。ここがアメリカだと分かり「USA!!」と両手を上げて喜ぶケイブ。だがウォルターは「アメリカから出てないのは良かったけど何が起きてるのか分からない…。」と困惑した。
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救出
その頃ワイナリーで男に追われ危険な目に遭いながらも何とか男を倒したトビーとハッピー。男の持っていたリモコンキーから何か情報を得られないかとガレージに戻り解読を行っていた。そこへ一本の電話が入る。電話には”シミ・バレー”と出ていた。訝しみながら「誰?」と電話をとると相手はウォルターだった。ウォルターはトビーたちに現状を報告。ペイジとヴェロニカがまだ捕まったままだと話した。そこへ電話を掛けに行っていたケイブが戻って来て「すぐに助けは来ない。ルシンダはデュランテの妹であるが4ヶ月前からノルテグアイの駐米大使でもある。だから外交特権がある。両国は緊張状態だ。危険な連鎖反応が起きかねず彼女を逮捕できない。国土安全保障省が手を尽くしてるが時間が要る。」と話した。ウォルターは「待てない。」と言う。ケイブは酒場の元海兵隊店主に「力を貸してくれるか?」と聞く。店主はグレーのトラックだと言って車のキーを渡してくれた。そして携帯と銃も貸してくれた。
借りたトラックを使いすぐに戻るウォルターたち。ペイジとヴェロニカは銃を向けられ外にいる。ルシンダたちは大量の米ドル札をトラックに積み込んでいた。トラックで近づき銃撃するケイブ。敵も発砲してくるため危険な状態であるがルシンダたちはトラックに乗り込んで逃走。しかしケイブのトラックはタイヤが撃たれてしまったので追いかけることができない。このままではルシンダは国境を越えてしまう。ウォルターはガレージと連絡を取る。するとハッピーが「奴らは逃亡しないよ。キーを使う場所が分かった。マデラ通り9891番地だよ。」と教えてくれた。ルシンダはそこにいるはず。だが移動手段がない。と思ったら車を探しに行っていたケイブがリムジンに乗ってやって来た。一行はそれに乗り込み悪者退治へと向かった。
札束が宙を舞う
着いた先は普通の倉庫だった。扉が開いていたので中に入るがガランとしていて何もない。ウォルターはハッピーたちと通信しながら辺りを確認するとキーを使う場所を発見。「トビー。リモコンキーのコードを送れるか?」と言った読み取り機にそのコードを送ると新たな扉が開く。そこには山のような札束ブロックが沢山積まれていた。ここは銀行に分配する前の現金を保管しておく場所だと分かる。「わざわざ偽造せずに盗めばいいのに。」とハッピーが言うとウォルターは「偽造した金を残したいからさ。ここにある本物の中にね。」と言う。ケイブは「制裁措置の報復として我々の経済を潰す気だ。」と言った。偽札が出ればドルの価値は下がる。さらに流通が発覚すれば皆が銀行に押し寄せる。混乱は世界へと発展してしまう。ケイブは「ここを封鎖し紙幣を焼却して刷り直す。偽札は出回らない。よくやった。」と言いウォルターは「チームワークだ。」と言っていると突然扉が閉められる。天井の換気扇からリムジンと同じガスが噴出された。だが今回はリムジンの時よりも濃度が濃い。ルシンダが自分たちを殺す気だとわかりウォルターたちはトビーとハッピーの助けを得ながら何とか脱出しようとする。だがガスの濃度から言ってあまり時間もない。
引火性のガスと言う特性を生かして持っていたマッチで火をつけ、火災報知機を鳴らそうと考えるがそのままマッチを擦れば建物が爆発してしまう。ウォルターは報知器をタイマー代わりに使い火が付くまでの数秒の間で金庫に隠れようと言い出した。これにはハッピーもイカれてると言う。”貝を持った人に発言権がある”というウォルターの作った意味不明のルールによりトビー、ハッピー、シルヴェスターは「貝を持ったつもりで言うけど…」とみんな一斉に反論を始める。そんな彼らにイラついたのか、ウォルターはエア貝を地面に叩きつけると踏み潰し「今から僕が貝だ!民主制ではなく独裁制をとる!」とジャイアン発言。そして「爆発前に金庫室へ隠れろ。誰にも反論はさせない!」と強く言った。みんな金庫室へ避難する中、ウォルターは報知器の電池にマッチを接続する。時間は5秒。その間に金庫室へ避難しなければウォルターは爆死してしまう。セットするとダッシュで金庫室へ。すぐに大きな爆発が起こり扉の向こうにいたルシンダや傭兵たちは吹き飛ばされる。金庫室の一行は無事で扉を開けると燃えた札束が宙を舞っていた。ルシンダたちは起訴されることになった。証拠があるため外交特権は適用されないと言うことで無事に一件落着した。
貝を持った人が発言権があるってなんやねん(笑)しかも自分でルールを作っておいてエア貝を踏み潰すってもっとなんやねんww
最近意味不明の小ネタを仕込んでくるので、色々笑えてしまいますね。
さて、国内の悪党にはとどまらず緊張関係にある国家にも利用されるスコーピオン。本当にノルテグアイに連れていかれなくて良かったですね。色々とハラハラするけれど、一番大丈夫かと思うのはやっぱりヴェロニカさんですね。
上手いこと立ち回ってくれてるけれども、何かやらかすんではないか?そもそも彼女が元凶なんじゃ?と疑ってしまいます。
相変わらず反省する気もなく、ペイジをまだ利用する辺り…。もうなんも言えねぇ…状態ですね。
偽札を作ってそれを利用し経済を混乱させようとは敵も考えたモノですが、天才たちによって今回も阻止出来て良かったです。
そして酒場の店主とのよくある同じ海兵隊にいたもの同士…っていうの。あれ、好きなんだけどその後シルヴェスターが「海兵隊じゃないけど生徒会に…」って言った所で声出して笑ってしまいました。シルヴェスターよ…。生徒会なら私もいたわw
SCORPION season3 ep13
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Comment
ボブ江さんこんにちは!
今シーズンは謎の小ネタ多めですよね 笑
これもウォルターが成長している証なんでしょうか…。
なんだかペイジにイライラしてしまうのは私だけでしょうか?
もう少しウォルターに優しくしてくれ!と思いますが、実際にウォルターいたらイライラするか。笑
早く2人どうにかなってくれ!と思う反面、どうにかなったらスコーピオン終わってしまうのかなぁと思うとまだまだどうにもなりそうにないですね。ヤキモキ!
今回の絵も素晴らしいです!
コニーさん
コメントありがとうございます!
こんにちは~♪
ほんと、謎の小ネタを仕込んできますよね(笑)おもしろいからいいんですけどねw
ウォルター、シーズン2の辺りではかなりEQ上がってましたよね。なのにシーズン3に入ったらまた初期のウォルターに戻ってる…w
ペイジもイライラするのかもしれませんが、もうちょっと接し方ありますよね。好きの裏返しかな…?
この2人のネタもいつまでも引きずらずさっさと決着つけて欲しいです~。
似顔絵褒めてくださってありがとうございます♡嬉しいです!