1. ホーム >
2. SCORPIONスコーピオン >
3. SCORPIONスコーピオン シーズン3 >

SCORPIONスコーピオン シーズン3　第24話『無人島のハネムーン』

※この記事にはプロモーションが含まれています

びょう

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

不時着

突然飛行機にトラブルが起こり墜落寸前のスコーピオン。何か策を練ろうにもタブレットや携帯は使えなくなっていた。ウォルターは「爆音がした。電磁パルスだろう。」と言った。ハッチを開けて荷物を確認してみると波力発電機のバッテリーが歪んでいた。どうやらこれが爆発したようなのだが乱気流の揺れを波と間違えて充電を始めたのではないかと考えられた。爆発の衝撃で機体に穴が開き油圧系統にも異変が…。確認すると破片がタンクに刺さって油が漏れていた。ハッピーたちはその場にあるジュースやガムを使って修理を始める。すると操縦可能な所まで持って行けた。しかし飛び続けることはできない。ウォルターたちは前方に見えた小さな島に不時着することにした。
シルヴェスターとラルフがどの角度とスピードで突っ込むのがいいか計算し、その通りに機長のスコッティはやろうとするが副操縦士をやっていたハッピーに「君は戻れ。コックピットが一番危ない。」と言って座席に戻るように言った。機長の命令だと言われたハッピーは心配しながらも座席に戻りその時を待った。
皆が怯える中、飛行機は島へと突っ込んで行った。
しばらくして目を覚ましたウォルターたち。どうやら20分ほど気絶していたようだが皆無事だった。ハッピーがコックピットの機長に向かって「見事な着陸だったよ。」と声を掛けるが反応がない。扉を開けるがそこにコックピットはなく遠くに飛ばされているのが見えた。

もぎ取られたコックピット

もぎ取られたコックピットに駆け寄ると機長のスコッティは腕が挟まれているものの話も出来て無事だった。
色々な破片が刺さった副操縦士席を見たハッピーはもしそのままそこに座っていたら死んでいたと思い言葉を失った。
命の恩人でもあるスコッティを助け出そうとするがトビーが「動かしちゃダメだ。治療が必要だ。」と言い少し離れた所に皆を集める。「腕の筋肉が圧迫されてるからミオグロビンなどの毒素が蓄積してる。腕を解放すれば全身に回り心不全に。だがそのままでもどのみち毒素は回る。」と言うトビー。スコッティを救うには透析が必要となる。それをしなければ彼は死んでしまう。スコーピオンはスコッティを救うため即席の透析装置を作ることになる。医療キットの針やコーヒーメーカー、そしてフィルター代わりの柑橘類の薄皮などを調達することに。
柑橘類を探しにジャングルへ向かったシルヴェスター、ウォルター、ペイジ。死を覚悟し恐れなくなったシルヴェスターはまるで別人のようにジャングルをガンガン進んでいくしウォルターは恋ボケしてペイジに花を渡したりしているが、そんな中危ない木の橋をもろともとせず渡るシルヴェスターがライムの木を見つけて実をもぎ取って行く。その時掩蔽合(バンカー)を見つけた。中に入ってみると第2次大戦時に日本軍が使用していたものだとわかる。ウォルターたちはそこで地図を見つけるが現在地がタヒチへの航路から大幅にずれていたことに気付く。ウォルターは「パルスが発生する前に電磁場で計器がやられたんだ。」と言う。このままでは捜索してもらっても見つけることはできない。ウォルターはバンカーで無線機を見つけ、それを修理することにした。

遠くに見える貨物船

無線機を修理したウォルター。それでSOSを送ることはできないが聞くことはできるとのこと。流れて来る日本語をシルヴェスターが訳した。その結果日本の貨物船が17分後に島に接近すると分かる。このことを皆に伝え船が見える8分間に合図が送れるように準備を始めることになる。これを逃せば次の船は数週間後か、数か月後…。または来ないということも考えられる。照明弾もどこかへ飛ばされたようで見つからない。銃も墜落の際になくなったとのこと。ラルフは針の消毒用に起こしていた火を大きくすればいいのではと言いペイジとケイブと共に火を大きくする材料を集め、トビーとハッピーはスコッティの透析の準備を始める。そしてウォルターは火を使いスコッティの腕を圧迫しているパネルを溶かすことになった。準備が整いウォルターがパネルを持ち上げている間にトビーたちがスコッティを外に連れ出し寝かせる。すぐに透析を始めるがスコッティは意識を失ったまま反応がない。トビーが必死に何度も呼びかけるとスコッティは意識を取り戻し皆は安心した。
しかしまた新たな問題が発生。風向きが変わり煙が横に流されるためこれでは低くて貨物船に発見してもらえない。バンカーにいたシルヴェスターも走って来て「海上に前線が迫ってる。船は荒波を避けて針路を変えた。計算だと90秒後には現れて2分しか見える範囲にいない。」と報告。とにかく煙を強く、濃くするため更なる材料を集めるスコーピオン。その時シルヴェスターが照明弾を発見。双眼鏡でラルフが確認すると遠くに船の姿も確認できた。見えているのは2分。ケイブは空に向けて照明弾を撃つ…がやはり壊れていて使えなかった。ケイブは「弾は無事だ。中身を出して点火しよう。」と言うが空中でないと船からは見えない。結婚祝いのトレーニング用バンドで道具を作ることにする。

弾薬の使い方

”打ち上げ用”の材料を準備しているとスコッティの容態が急変する。意識を失い脈も弱くなっていた。お腹を見ると大きな内出血があり重要な臓器がやられているのかもとトビーは言った。
するとウォルターは「照明弾の弾薬の硝酸ストロンチウムで止血できる。」と言う。だがそれを使っては船に合図を送ることはできない。選択に迷うスコーピオンだがウォルターが止血に必要な量だけ中身を取り出し、後は合図に使えばいいのだとひらめいた。治療に必要な分だけペイジに渡し残りはトレーニングバンドを使った打ち上げ用へと使う。
スコッティの腹を少し切開し、そこに金属ストローを挿す。そこからストロンチウムを流し込んだ。そして打ち上げも開始。スコッティの内出血は消えて行き無事に止血できた。スコッティも意識を取り戻しハッピーも安心した顔を見せた。
そして打ち上げ。船はきっと気付いたであろうと思い一行は海岸線で救助の時を待っていた。
しかしそれから3週間後…。一行はまだ無人島にいた。そしてシルヴェスターの様子がかなりおかしくなっていた…。

LOSTみたいな不時着シーンでしたね。いつものようにその場にあるもので即席で色々作ったり修理しながらうまいこと行ってるな～と思っていたのに、貨物船は気づかなかったのですね(;´･ω･)日本の船がすんません…w
あれから3週間の割にはみんなマトモな方だなと思ったけどシルヴェスターだけがかなりヤバいですよね(笑)
ほんとにケイブを食べようとして襲い掛かったらどうしましょ…。
そしてウォルター。完全に恋ボケやん。不整脈さんとか喘息さんとかw奥が深すぎて恋愛の表現もさすが天才ですねw
次回はシーズン3の最終話。スコーピオンは無事に無人島から脱出できるのか…？

今日の一枚

SCORPION season3 ep24