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メンタリスト シーズン6　第18話『緑の森』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

成功者の為の男性専用クラブ

サム・ヒューストン国有林で女性の遺体が発見されたと連絡を受けたジェーンとリズボンは現地に行くことになるがパイクとディナーの約束をしているリズボンはフィッシャーに「遠いの？」と聞いた。すぐに察したジェーンは「今夜の予定が心配なんだね。FBIだからヘリぐらい飛ばせるでしょ？」とフィッシャーに言って二人はヘリで現地へ向かう事ができた。担当した森林局の女性が「転落かもと思ったんですが、どうもおかしい気がして…」と言う。ジェーンは遺体に顔を近づけてまじまじと見つめると「報告したのは正しかったよ。ハイキングに来た人ではないみたい。だって靴下も履いてないし足にマメもできてない」と言った。森林局員に聞くと近くにあるのは会員制の男性用クラブだけで他には何もないということだった。ジェーンはそのフォレンジャーズ・クラブに犯人がいると確信し、リズボンと共に向かうことにする。そのクラブの経営者ラッセルに話を聞くとそのクラブの会員は上院議員や判事、企業役員などの成功者ばかりで敷地内では携帯の使用は禁止。女性の客はなし。そしてスタッフもゲストも必ず胸にバッジをつける決まりがあると言う。リズボンは殺された女性の写真をラッセルに見せるが「知らない」という回答が返って来た。ジェーンは「知らない？ここで殺されたのに？」とカマをかけるようなことを言うがラッセルはそれは言いがかりに近いと答えた。とりあえずはリズボンたちが見て回るのを許可してもらい、ジェーンたちは分かれて色々と探ることにする。

被害者の正体

その頃フィッシャーたちが被害者の身元を判明させていた。彼女の名前はマディソン・プライスと言った。連絡を受けたリズボンはクラブのコンシェルジュ、キルガレンに顧客名簿をもらいに行き「マディソン・プライスさんを知っていますか？」と尋ねるが彼も「殺された女性ですか？知らないですね。」と答えた。
一方FBIにいるフィッシャーたちはマディソンの妹から話を聞いていた。マディソンは重役相手の話し方の先生をしていたそうで同性愛者であるということだった。そして今朝届いたというビデオメールを見せてくれた。それを見てチョウはキャビンの中だと言った。フィッシャーは「彼女がクラブにいた理由はわかる？」と聞くが妹は知らないと泣きながら言った。これらの情報をもらったジェーンはクラブのレストランで女性スタッフに「ミルクくれる？」「このフォーク汚れてるんだけど」などと理由をつけては女性の匂いを嗅いでいた。その不審な行動を見てリズボンは「何してるの？」と聞く。ジェーンは「マディソンが昨日キャビンに泊まったなら彼女にシャンプーを借りてるだろ？だから同じ匂いのする人を探してるんだよ」と答えた。そして見事同じ髪の匂いの女性を見つけ話を聞く。殺されたのがマディソンだと聞かされ従業員の女性は驚いた。そして恋人ではなくて、彼女が仕事でここに来てる時に会う仲だと言う。実はマディソンはエスコート嬢だと判明し尚且つ彼女がいた売春組織は”釣りクラブ”と呼ばれるものだという事がわかった。

クラブの中の秘密のクラブ

ラッセルから話を聞くとフォレンジャーズ・クラブは釣りクラブに客を紹介していたと分かる。そしてキルガレンの提案でクラブの敷地内に釣りクラブを移し、もめ事も無く順調に経営できていたということだった。そして釣りクラブを管理していたのはキルガレンだと言われた。
有力者からプレッシャーを掛けられた責任者のアボットはクラブにやって来てジェーンたちと共に事件解決を急ぐことになった。キルガレンがノートパソコンを持って失踪中だと聞かされすぐに手配する。そしてマディソンが使用していた釣りクラブのキャビンを捜索するとゴルフで使うボールマーカーを発見する。アボットはクラブの客でありプロゴルファーのグラント・キムラを呼んで話を聞く。初めは売春クラブの利用などしていないと言ったが「後からばれるとまずいことになりますよ」と言われ「僕は既婚者なんだ。子供も二人いる…」とマディソンの客であったことを認める発言をし始めた時に弁護士のグレッグ・ダイヤーが入って来て「弁護士も呼ばせないとはプロ意識に欠けるな」とアボットたちを責めた。ジェーンは「ダイヤーさんにはかなわないよ」と言ってそれ以上話を聞くことを諦めた。

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容疑者死亡

アボットたちが外で話していると宿泊客のマーヴィン・グリスカが「アボットさん？」と話しかけて来る。彼は証券詐欺などの嫌疑がかけられている人物でジェーンから「僕は殺人の嫌疑をもみ消してもらったよ。コネで」と聞いたことから自分も便宜を図ってもらおうと声をかけてきた。アボットは「考えておくよ」と答えてその場を去った。
衛星画像から失踪中のキルガレンを発見したリズボンたちだが彼は胸に銃弾を浴びて死亡していた。本部に戻り調べた結果凶器はクラブ所有のクレー射撃用。指紋は無し。キルガレンが持ち出したノートパソコンも無し。犯人が持ち去ったと考えられた。「きっとキルガレンはマディソン殺害の犯人をしっていたのね」と言った。ジェーンが「彼が殺されたこと言わない方が良い。死人が増えたら皆帰ってしまう」と言うと皆納得した。そしてアボットがグリスカから買収の話が出たことを話すとジェーンはソファから起き上がり「で？」と嬉しそうな顔をする。アボットは「グリスカは必死だな。資産の凍結が解けたら高跳びする気だろうな。一応”考えておく”と言っておいたが」と答えた。ジェーンは何か作戦を思いついたようで「マディソンの携帯から何か出た？出てないか…クラブの封鎖は可能？」とアボットに聞いた。アボットは「捜査の為だと言って数時間ならできるだろうが…」と答えた。

ジェーンのマジックショー

翌朝チョウはワイリーに「資産の凍結が解けたようにみせかけてくれ」という指示を出し、アボットはマディソンの使っていたキャビンでグリスカに「例の件、検討したよ。謝礼は資産の3割だ」と言ってグリスカの罪を帳消しにする偽の約束を交わした。一方クラブを封鎖され、今日行われる講演会の講師が入れないと困っているラッセルに「僕はマジシャンだったんだ。かわりに僕がショーをするよ」と持ち掛けるジェーン。乗り気でないラッセルだったがジェーンの見事な腕前を見て「会員の暇つぶしにはなる」とショーを開かせてくれることになる。マディソンのキャビンに集まったアボット、リズボン、ジェーン。ジェーンはマディソンの壊れた携帯を見ながら「殺害時刻くらいに何か録音されているの」「犯人との会話かもな」「損傷がひどいから復元には時間がかかるそうよ」と会話をする。そして「僕のマジックショーでこの携帯を使う。4つの物を当てるというマジックでね。その一つとして。犯人が見ればマディソンのだと分かる。FBIの証拠だと知らずショーの後で回収しに来るだろうからそこで逮捕する。」と作戦を話した。そして午後。ジェーンのマジックショーが始まる。カードを使ったものなどをやり会員たちは楽しそうにしていた。そしてリズボンに協力してもらい会員が落し物の中から選んだ4つの物を箱に入れ、それを目隠ししたジェーンが当てるというショーを始める。リズボンはジェーンに目隠しして後ろ向きにイスに座らせると封がされた箱を開け、中身を一つずつ取り出す。次々に当てるジェーンに会員たちは大喜び。そして最後。それはマディソンの携帯だった。無事ショーも終わり犯人が携帯を取りに来るのを待つが誰も現れなかった。

おびき寄せられた真犯人

最後まで待っていたアボットだが諦めたような顔をすると箱の中から携帯電話を取り出した。そしてマディソンのキャビンへ行くと「私のことを見てるはずだ。カメラを設置したな。マディソンの顧客を脅す為だ。カメラで話を聞いたから携帯も取りに来ない。まだ持ってるぞ」と置時計に仕込まれたカメラに近づきマディソンの携帯を見せた。そして「この携帯にはまだ君を指す証拠が眠ってる。君はここでの取引も見てたろ？私とグリスカのな。君もきっと私と取引したいはずだ。10分だけ待つ」と言った。しばらく待つと誰かがドアを開ける音がする。現れたのは弁護士のダイヤーだった。「どんな取引だ？」と聞くダイヤーにアボットは「そんなものはない」と冷たく言い放つ。逃げようとするダイヤーだが待ち構えていた捜査官に捕まった。ジェーンは「ほら、罠にかかったでしょ？」と満面の笑みを浮かべた。ダイヤーは金をゆすり取ろうとキルガレンを買収してマディソンのキャビンにカメラを設置することにした。だが設置している最中にマディソンが来てしまい追いかけて捕まえたはずみに殺してしまった。そしてダイヤーがやったと思ったキルガレンが脅してきたので殺したということだった。

いつものように何重にも仕込まれた罠に感心しちゃいます。ジェーンのマジックショーもかわいかったです。
そしてリズボン姉さんパイクが昇進してDCに移動することになったのですが「一緒に来ないか？」と誘われていました。それってプロポーズか！！と思いながらも姉さんどのような答えをだすのでしょうねぇ。ジェーンを置いて遠くへ行ってしまうのでしょうか…？

今日の一枚

mentalist season6 ep18