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GRIMMグリム シーズン4　第16話『ハートブレイカー』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

2週続けてのヌルヌル？！

山道をサイクリングして楽しむ集団。その中の女性ベラに思いを寄せるザックは他の男にからかわれて先に行ったベラを追いかける。ベラは転倒してしまい顔に傷を負う。ザックはベラに駆け寄り心配するがベラの様子が突然おかしくなる。「私から離れて、触らないで！」というベラを心配するザックだがベラに触れた彼の手には何かヌルヌルとしたものが…「だから言ったのに！」と振り向いたベラの顔はまるでカエルのようだった。一人取り残されたザックは苦しみ出し体中に発疹のような物が出て倒れ込んだ。

存在しない毒素

電話に出ないジュリエットを心配するニック。そんなニックを心配してくれるハンクにアダリンドの呪いの副作用でジュリエットがヘクセンビーストになったことを話した。ハンクは驚き「説明しろ」と言った。ニックは今までのことを話しどうしたらいいのか分からないと言った。そこへ事件の連絡が入る。2人はすぐに現場に向かった。
見つかったザックの遺体。それを見たニックたちは事件か事故か、はたまた例のものの仕業かを考えていた。一先ずザックの家へ向かうと一人の女性の写真や絵などがたくさん置いてある。彼女がどういう間柄の人であれ探してみようとハンクたちは言った。
ザックのPCのデータなどから写真の女性は同じサイクリングクラブにいることがわかり、そのクラブは今日も集まっていることを知りそこへ向かう。そこで写真の女性はベラで、ザックが片思いしていた相手だと教えてもらった。更にウーから連絡が入り「ザックの死因は毒素による急性心不全。つまり心臓が壊れた。だが原因の毒素は存在しない。コロンビアに棲むモウドクフキヤガエルの毒に近い。毒素名バトラコトキシン。珍種の動物しか持たない毒だ。ついでに言うとこの毒30グラムでネズミ1万匹、ヒト10～20人、アフリカゾウ2頭が殺せる。絶対ヴェッセン由来だ」と教えられた。

悲劇のヴェッセン

ベラの仕事先へ行き話を聞くニックとハンク。私は知らないというベラだが様子がおかしいことに気付いたニックは彼女が動揺してヴォーガするように話を持っていく。だがザックの遺体の写真を見せても彼女はヴォーガしなかった。
ニックたちはスパイス店へ行きロザリーたちに相談する。ロザリーは「フォルターゼーラじゃ？悲劇のヴェッセンよ。美しさに死がつきまとう。希少種でヴォーガの仕方が他と違う。心情でなく身体的、性的な反応でヴォーガする。自分がではなく相手の反応でよ。防衛機能なの。」と言った。ニックが「ヴォーガさせるにはこっちが向こうに欲情しろと？」と聞くとロザリーは「そうよ」と答えた。心底ほれる必要があるため、どうしようかと悩んでいるとモンローが彼女はわざと殺したわけじゃないから今回は見逃したら？と言うがニックはまた起こるからダメだと言う。するとロザリーが「彼女の毒を無力化するのはどう？分泌を止めるの」と言う。とにかくその方法が無いか調べてくれるということだった。

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繰り返される悲劇

ベラが店じまいをしている頃、サイクリンググループでベラをからかっていた男リックがやって来る。リックはベラに絡み始めるとヴォーガした。(恐らく猫型ヴェッセンクラウストライヒでしょうかね。クソ野郎で有名ですもんね)リックはベラを捕まえるがベラは「やめて！後悔するわよ！」と言う。だがリックはやめない。キスされたベラはカエルの姿にヴォーガ。キスしたせいでリックは苦しみ始めまたもや発疹だらけで死亡してしまった。
その頃家にジュリエットが戻って来るが私物を取りに来ただけだと言われる。ニックは自分は諦めていない、愛していると話すがジュリエットは自暴自棄になっているかのような、まるでグリムが敵であるかのような態度で接する。そこへ事件の連絡が入ってしまいニックは現場へ行かなくてはならなくなった。ジュリエットは「さあ、この街は怖いヴェッセンだらけよ。退治して。グリム。」と言った。
現場でリックの遺体を確認した後、店主から住所を聞いてベラの家へと向かう。だがベラはいなかった。家の中で写真を見つけニックたちは顔半分に火傷を負ったベラの母親についても調べると24年前レイプされた母親だが暴行犯がリックたちと全く同じ姿で死亡していることを知る。するとそこへロザリーから連絡が入る。「成功するかはわからなけど、方法が見つかったわ。彼女の皮膚を中和するの。テトロドトキシンかサキシトキシンなら彼女の毒に相反する効果があるはず。毒の分泌を阻止でき得る。」と言われニックは「わかった。進めてくれ」とお願いした。

副作用は必ず起こる

実家に戻り、倉庫で過ごすベラを心配する母親。何か食べ物を持って来るわと言って外に出た母親は煙突から煙が上がるのを見て走り出した。向かった先は自分の母親(ベラの祖母)の所。祖母はこれ以上何か起きないようにと暖炉で鉄の印のような物(烙印を押すやつ)を燃やしていた。そうはさせないはという母親だが祖母に頭を殴られ気絶してしまう。鉄の印棒を持った祖母の顔も母親と同様ヒドイ火傷を負っていた。(欲情させないために醜くするということでしょうね。)祖母は眠ってしまったベラに近づくと烙印を押そうとする。だが駆けつけたニックが止めに入りベラは無事だったが、祖母は「助けたつもり？これで終わりじゃないのよ！」と言う。ニックは「どうかな。一緒に来てくれ」と言ってスパイスショップへ連れて行く。効くかは分からないけれど、もう人を殺さなくてもすむかもしれないとベラに説明するとベラは「副作用があっても構わない」と言ってロザリーたちが作った薬を飲み干した。
そして3週間後。しゃれたレストランにて…。男性とデートし手を握られるベラ。(別人に見えるけどベラですよね？)彼女は触られても毒を出さずにすんでいたが皮膚の色は変色しカサカサになっていた。そんな姿になっていたが彼女は幸せそうだった。

恐ろしき王子

赤ん坊を見つけられないヴィクトル王子は見切りをつけられ、代わりにケネス王子がやってくる。強気な態度のケネス王子はアダリンドの妊娠を見破り「誰の子かな？」と言い動揺するアダリンドの顔を見て何か察したようだった。だがその察しは間違った方向でどうやらお腹の子はヴィクトル王子の子だと思ったらしい。アダリンドにとっては願ってもいない勘違い。話を合わせた。
そこへ2重スパイをしているサムがやってきてケネスに警部からもらった報告書を渡した。するとケネス王子は「二重スパイの問題は忠誠心が測れないことだ」と言うとサムを殴り始める。いきなりボコボコにするケネス王子に驚くアダリンド。更に王子は「ヴィクトルは無精子症だよ。父親候補を考え直すことだ」と言った。その後ケネスはサムにレナード警部を工場に呼び出させる。用が済むとあっさりサムを殺してしまう。
言われた時刻に言われた場所にやって来たレナード警部。そこでサムの死体を発見。ケネスと初対面した。ケネスは赤ん坊のことで王家に背いたレナードを殴りつけ2人は殴り合いに発展する。レナード警部も相当強いはずだがケネスは更に強かった。警部はヴォーガし本気を出すと物凄いパワーでケネスを殴った。警部は優勢になったがその時例の銃で撃たれた傷が痛みだした。ヴォーガは解けまたもケネスが優勢となってしまった。「こう言うのさ。王家に必要なのは僕だ。僕と組まなければダメロフ(サム)と同じ最期を迎えるぞ。考えておけ」と言って去って行った。

美しさで男を惹きつけるけど触っちゃいけない、触られちゃいけないってどんだけ悲しいでしょうかね～。だったら最初から近づいてこないように顔半分に火傷を負わせるっていうのは最終手段というか身を守るために仕方ないことだったんでしょうね…。
結局ロザリーの薬で毒を中和？したけれど皮膚に副作用が出ちゃったということでよろしいのかしら？w
最後のベラがまるで別人に見えてしまってw個性的な男性と幸せになれたらいいですよね♪
そしてジュリエットは完全に変わってしまいましたよね～。何か物凄くヴェッセン寄りになってません？しかもグリムの敵のヴェッセン寄り！イヤミな感じの物の言い方も気になるけど目つきとか話し方とか、もう以前のジュリエットではないですよね。警部にもブチ切れるし(笑)どうにかならんのかな～。ジュリエットが嫌な女に思えてくる…(´・ω・｀)
それから～！何といっても今回は新しい王子、ケネスさん登場！強すぎて怖いんですけど…？残忍過ぎて恐ろしいんですけど…？一体どこの家系の王子なんでしょうね。アダリンドでも太刀打ちできなさそうなこの強者。また厄介の種が増えてしまいましたね！

今日の一枚

GRIMM season4 ep16